警察官の犯罪は ほとんどもみ消されている

警察官の犯罪はほとんどもみ消されている 寝る警官

ライター:fffaaammmiiiさん(最終更新日時:2014/2/13)投稿日:2012/8/27


アドバイスへの回答は最後と別記にあります

●警察官の犯罪が報道されると、警察擁護派と警察批判派でこのような意見が出てきます。


警察擁護派

▲がんばっている警察官もいる「それは一部」だ
▲警察官「だから」マスコミが報道するだけで、一般市民のほう多い


警察批判派

▲またか!
▲隠蔽しきれなかった結果でこれです。

警察官の犯罪はほとんどもみ消されています。
そのシステムは他の知恵袋に掲載していますが

 事件発覚、逮捕、送検、起訴、裁判 といったそれぞれの局面において、警察がなかったことにするように動きます。

それが、なぜできるのかというと、
▲「事件発覚、逮捕、送検」までは、逮捕するのが「警官自身」だからで、
▲「起訴、裁判」については、検察、裁判所に対しても警察が力をもっているからです。

ときに、警察官は一般市民の犯罪逮捕はなにがなんでも有罪をと、めざしますが、警察官の犯罪については「犯罪」を「不祥事」と変名しますし、ひどいことに、被害者の落ち度を責めるなどしてなんとしても犯罪を「なかったこと」にします。


●警察官だから社員割引みたいに、罪状は値引きされる

交通違反も警察官だとわかると、「あ、気をつけて」でおわりです。

刑事事件もその調子です。
刑事事件と交通違反は同じじゃないでしょ、思うかもしれませんが、体質がそうしたものなのです。それは
「スーパーマンは万引きしてでもきれいなS字Tシャツを着てなければいけない」と思っているからです。

新聞で報道されるに至っても、事件を追っていくと警察官の場合はなにかと理由をつけて「不起訴」になります。

「デスノート」の夜神月(やがみらい)となら、まず「父親(警視庁幹部)」の名前書きますよ。

「夜神総一郎(父)は警察OBなどによる警察の腐敗体制にかかわるすべての人間を殺傷したあと、何月何日に夜神月におこづかいをくれたあとに死亡」と、書けばオワリです。

裁判所にいくまでに警察は圧力をかけることができるからです。

ひどいのは、性的被害者に、相手が警察官であると、被害者の非をせめられ、なんとか事件性なしにして告訴をとりさげさせます。
二次レイプが実際に行われています。
(警察官による海岸での未成年レイプ事件など)


●一般市民からはその分、きびしくとりたてる

一方で、市民に対しては、なにかと理由をつけて、逆に、罪を重くします。
効率よくポイントをあげるために「余罪」として、なるべくつけ加えます。

実際には、犯罪性がなくても、軽犯罪に他のことをまとめることで「大きな罪」にしたてあげます。
小売り業でいえば、
「売り上げ単価をあげる」
というようなことをやります。

ひとりのお客さんに関連商品を売りつけて売り上げを伸ばす方法です。

そこらへんの被害者がおそらくは遠隔ウィルス事件の片山氏でしょう。

彼を最初に逮捕したのは、彼の住んでいる場所ではなく仙台です。
おまけに、逮捕した仙台南署というのが問題のある署であって、彼の書き込みをしたとされている小学校の所轄が「仙台南署」であったことが、彼の人生を壊しました。

仙台南署は、ネットでも、仙台のやくざとの交流が暴露されています。

古くは、国分町という歓楽街の北端にあった4つのやくざの事務所に、仙台南署の刑事が出入りしていましたし、国分町のまんなかのビル4Fにあった組事務所で刀を使った殺傷事件があったのですがそのときも仙台南署の刑事が現場にいたといううわさが現在でもあります。

怖い話では、国分町の南のほうにあるビルの地下で自殺として片付けられた、違法賭博ネットの店の店主がなぜ不完全な密室状態で首吊りで死んだ事件にも、仙台南署がすぐに自殺だとするようにと働きかけたといううわさがあります。

仙台南署は十得ナイフ事件などをおこしている署です
>十得ナイフという缶切とかドライバとかナイフのついている便利グッズをもっているからというのを事件化しようとして大騒ぎになった署です。

たかだか、便所のらくがきとしか思われていなかった時代の2ちゃんねるが片山氏の事件の舞台です。

書込みには「ガクブル:」「WWW:」で返してあそぶくだんないところに
警察が入り込んで来て、

「実行性がある!タイホだ!」とやったわけです

(この2ちゃんなどのくだんない掲示板にまで警察が目をつけはじめるようにしてしまったのは「加藤智大の罪」であると思います。)

>2008年(平成20年)6月8日(日)12時30分過ぎ、
>元自動車工場派遣社員である加藤智大(かとう ともひろ、当時25歳)
>がネットでの書き込みをしながら、現場に向かい、秋葉原で殺傷事件を起こした。

まあとにかく、警察は、身内は未成年を強姦しても、警察署内で裸を盗撮しても、殺人さえおこしても無罪なのに、
ポイントかぜぐためには、お賽銭10円ぬすんでもタイホ、自転車から紙袋ぱくってきたらたまたま新品のチョコがはいってたから550円相等のチョコをバレンタインデーにぬすんだとして
実名報道、メンヘラの女に痴漢だと指をさされればやってなくてもその場で逮捕です。
それが警察です。


大阪高裁「お賽銭10円」事件

>今年5月、和歌山県高野町高野山の金剛峯寺で地蔵の前に供えられた賽銭(さ いせん)10円を盗んだとして、窃盗罪に問われた大阪府の無職男(66)に対する控訴審の判決公判が20日、大阪高裁で開かれた。
>裁判長は、懲役1年8月(求刑懲役2年6月)とした1審和歌山地裁判決を「10円の窃盗でこの量刑は重すぎる」と破棄。
>その上で「10円とはいえ現金。刑事責任は軽視できない」として、改めて懲役1年の実刑判決を言い渡した。
>弁護側は1審段階から、「賽銭で遊んでいただけ」と無罪を主張。
>これに対し、裁判長は判決理由で「弁解は不合理で信用できない」と窃盗の故意を認定した。

>他人のチョコ盗んだ44歳男「ほしかった」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

>宮城県警仙台東署は16日、自称仙台市青葉区小田原、無職佐藤勝也容疑者(44)を窃盗の疑いで現行犯逮捕した。

>大阪府警布施署地域課 巡査長 永田昌也
>未成年の専門学校生少女を泥酔させ、ゴムボートで準強姦。
 永田はそれほど酔っていない警察官4人中2人も、ゴムボートで沖合いに連れて行きわいせつ行為
 (約300人の海水浴客がいる中、堂々と)

 午後3時30分頃から未成年の少女と飲酒・バーベキュー

 少女と泡盛や梅酒、カクテル、リキュールなどを持ち込み。一気飲み
 もはや、30分後の午後4時頃 被害者が立てなくなる
    ↓
 永田がゴムボートに連れて行き犯行
 警察がかけつけたとき、永田はそれほど酔っていなかった
    ↓
 書類送検→不起訴
 地検は近く準強姦罪について嫌疑不十分で不起訴処分。
 心神喪失や抵抗できないことに乗じた」ことを構成要件とする同罪の適用は困難と判断
 どこが「困難」???

>【神奈川県警警部補】
 警部補、署内で盗撮容疑=トイレに侵入、書類送検-神奈川県警
>警察署内の女子トイレや更衣室に侵入し、盗撮を繰り返したとして、神奈川県警は25日、
  県迷惑行為防止条例違反容疑などで、大和署刑事2課の男性警部補(46)=川崎市高津区=を書類送検した。
>県警は停職6カ月とし、警部補は同日付で退職した。
>県警監察官室によると、「女性の下着に興味があった」と容疑を認めているという。
>書類送検容疑は7月13日~10月22日、大和署内の女子トイレや女子更衣室に13回侵入し、 置いてあった下着や洗髪中の20代の女性警察官の上半身を携帯電話で計15枚盗撮した疑い。

>【兵庫巡査部長】 警察署内の女子トイレを盗撮、巡査部長(41)を送検 洋式を使用禁止にし和式で狙う


●警察内部の事件は無罪

下記の事件、市民であればせめて「暴行罪」で有罪とれる話です。
しかし、無罪です。

【大阪府警巡査長】
>巡査長の少女暴行事件 同僚警官「やりすぎるな」 ― スポニチ Sponichi ...
>2012年8月2日 - 少女への準強姦の疑いで大阪府警の巡査長永田昌也容疑者(27)が逮捕された事件 で、一緒に海水浴場を訪れていた男性巡査(23)が「巡査長に『やりすぎないように』と声 を掛けたが、聞いていなかった」と供述していることが2日、府警への ..
なぜ?「だって、警察だもん」です。


●そのもみけしの意味

 これは、「警察が正義であるという神話を守ることこそが正しい」といういかれた発想にあります。
 警察が正義であることが、
>警察が正しくあること
ではなく、錯覚でも、
>警察が正しいと見られること
つまり、
「治安の維持」がされているという「感覚・イメージ」を国民が持つ、
それがGOODということです。
偽装牛肉です。

たとえるならば、甲子園球児は純粋であるという神話に似ています。
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●アドバイスを受けて

kgkfilgonさん
秋葉原事件もほぼ捏造の意味合いが強いようです。単なる腐敗でなく国民統制システムとしての意味合いが少なくとも警察上層部にはあります。その目的での活動が市井の警察ではどう行なわれているのか気になりました。
送信日時:2013/10/14 22:49:08

というアドバイスをいただきました

■捏造というのは、このことのようですね
>毎日新聞の11日の記事「東京・秋葉原通り魔:凶器購入時の様子、警視庁が捜査 店長、店員ショック」を読むと、これはナイフを刺す仕草などではないようだ。「さらに、店員が「青森は雪が多いですよね」と返すと、加藤容疑者は「雪かきが大変なんですよ」と言って、笑顔を見せながらシャベルで雪かきをする仕草を見せたという。」と記されている。

■「国民統制システムとしての意味合い」とありますね。それはあると思います。

そのときに、ときの権力者の思惑でうごくのは、当選しなかった議員がコテンパンにやられ、当選した議員はOKという現実が象徴的ですね。

「国民統制」の理想の姿をだれがどんなビジョンをたてているかによります。
「哲人政治」というのを調べてみてください。
よきリーダーならば、そこに権力があってもよいのですが、問題は権力は2年もあれば腐敗を始めるということなのです。

ビジョンが、往々にして「みんなが平和」ではなく、「上層部仲間の利益にその一番大事」というビジョンになっていくのだと思います。

秘密保護法案が通りましたが、警察の持っている捜査上の秘密というブラックボックスが警察の犯罪の隠れ蓑になっていることを考えると、「保護法案」を運営する国家が、もはや中国や韓国、北朝鮮的に上層部権力腐敗しまくりの状態でははないの?ほんとに「いいのか?」とは思います。

(また、その秘密保護法案アンチだと、なぜか在日だとか、反日だとかというレッテルになるものなんとも理解しがたい。)

「夕焼け小焼け」とか「子守唄」とかそういう日本の叙情感による愛国と、右翼的な愛国とはちがうんですがね。なんか愛国=軍国とするのは、あまりに筋肉脳みそすぎます。
すくなくとも、今の警察は、昔の平和な日本を作り出すものとはほんとに反対のことをしていると思います。

> 警察が行動する場合、上からの指示(思惑)が絡んでいるということは多いでしょうか。その統制を彼らが自覚的に感じることはよくあるのでしょうか。もし時間があればお願いします。質問欄ではないのに失礼しました。
というアドバイスをいただきました


●警察は、上からの指示というものがほとんどです

警察学校以来、警官は上のものの言うことを「その意味する真実を検証することなく」従います。
北朝鮮のひと文字や、北朝鮮の軍人の行進と同じです。
金将軍がなにをどう考えているかなんて考える頭がないのです。

企業研修に出てくる「ガルシアの手紙」というものがあります。
それはガルシアさんが上の命令をただただ遂行する美談なのですが、そのときの戦争がスペイン内乱で、実際にはどれが正義か非常に複雑な戦争での話しでした。
ですから、ガルシアがやったことがはたして、オウムの麻原からのメッセージを平田に届けるのか、神からのメッセージをイエスが民衆に届けるのか、どっちに近いかは曖昧です。

警察官は、上に不正をみつけても、ジャーナリストの黒木さんの言うとおりに、出世(というよりも昇進制度)のため上の顔色をみないといけない(所詮欲と、保身ですが)ので、どうしても、普通の風通しのいい会社のようには、上に異を唱えることができません。

上にいるのは、
>上司であったり、
>古参のなかでも武闘派とよばれるたたきあげというかかなり荒いことをやってきた耳のつぶれた連中、また、
>警察OB,そしてこまったことに
>やくざです。

市民は、まったく上にはいません。

そうしたことで、警察には警察OBを介してほんとにあやしい話が持ち込まれていますし、それを無思慮に警察官は指示通り動きます。
オウムの平田をせめることはできないです。

その光景は、「北芝健」さんの原作の刑事もののまんがのように、警察官にとっては武勇伝でも、現実には違法なことばかりのものです。

こうした「上」が困ったことに、ほとんどがばかです。
そして、なぜかヘビースモーカー、中学時代からタバコすっているような連中たちです

そうした ばかの指示(思惑)は絡むというよりも、下が気を遣って絡ませる、指示を仰ぎます
「だ、か、ら」警察官がくるって行くのです。

まともな人間は、警察官になってもほどなく警察をやめます。
ほんとに、正義感のある人間は、警察をやめるのです。

いいでしょうか、警察官にはまず普通の人間がいません
 乱暴モノかばかです
そして、警察のあとにひかえる検察、裁判所も普通の人間ではなく
 エリート意識の高い、勉強ばっかりの実体験のない人間ばかりです。

まんなかがすっぽりぬけているのです。

> ネットの予告にいちいち反応し同時に報道が取り上げるのは何か作為があるのでしょうか?

■ネット犯罪は有罪をとりやすいからです。
IPアドレスをテコにして自供をとって有罪にするなんてのは簡単なのです。そして多くは、その書き込みに犯罪性の意識も意図もなく「バクサイ」や「2チャンネル」に書き込みます。住所氏名の記載された免許証をおとして、便所の落書きで「ころす」と書いたのを、警察が「犯罪性がある」と言って逮捕しているだけです。

いっつまでーも、加藤智大をネタにしてです。


■報道がとりあげるのは、警察が警察の発表のままを積極的に報道することを暗に指示しているからです。

逆に言えば、「遠隔操作ウィルス事件」は片山氏逮捕のあとはそれを報道しないことを暗に指示してます。
アゲハのモデルの万引きが大々的に報道されてましたが、そんなことより、片山氏がこんないいかげんな捜査で1年以上も勾留されている異常をマスコミが報道しなくてどうするんですか?です。

実際には、くだらない「DQN」のいたずらであり、(秋葉原事件みたいに、ストーリーのあるものならいざしらず、自殺中継のように時間をかけてのものならいざしらず)、便所の落書きを対象にポイントをかせぐ(これだけ警察は活躍しました→だから税金頂戴(警察OBがほしがってるから))のです。

ネットの大掛かりな詐欺とかほおっておいてです。
(オールインの事件はどうなったんですか170億円集めてそのまんまです。)

まあ、せめて、犯罪は犯罪とか言うなら、まず、「警官のレイプくらい極刑にしろや」 です。

>要は一部の警察官の行動は警察全体って思ってる人間でしょw」
というアドバイスをいただきました

そうではありません。
警察は警察学校の時期から
▲「上の命令は絶対」
▲「勝手に判断しない」
という[洗脳]をされます
みっちりと1年間も隔離されたところでの洗脳です。
研修じゃないです。洗脳です。

法律もよく理解できないきちがいが1年後に出てくるのです。

>「警察 洗脳」と検索すればいろいろな記事をひろうことができます。


警察官としての日々~回顧録~真実

黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」
(小原勝幸を容疑者とするこの事件は、言いようのない不正義な社会構造を見せつける事になった。遺作小説『神様でも間違う』)

高卒ならば10ケ月も
異常な空間に押し込められます
これは、他の研修では見られません

 そしてさぞ法律にくわしい警察官ができるかといえば
 そうではなく、法律をまったく勝手に解釈している警官ばかりが実情ですし

 さぞ体力重視の組織ができあがるかと思いきや
 しごかれるのは洗脳のために疲れ果てさせられるだけで
 いざ配置されれば、朝のマラソンすらないほどに
 ほとんどの警官はぶくぶく太っていきます

軍隊がどういう方向にあるかと同じで
「個々の問題」というよりも「組織全体のこと」なんですよ。

警察は自衛隊や消防隊よりも「上下関係がきびしい」というハナシを聞いたことがありませんか?
上がくさった上で、「組織は1色」というのが警察です。

「一部の警察官の行動は警察全体って」というアドバイスですが
ではなく、
一部の上層部が腐ると、全体にその命令系統が発揮されるのが警察なのです。

北朝鮮やオウムと同じなんですよ。
金将軍や麻原を、アップルのスティーブジョブスと同じに考えてはいけません。

>警察は汚い。身内は(犯罪も含めて)隠しますね。県警本部とか警視庁に云ってもだめ。 「相棒」はそういう警察の汚さを描いていますよ。それも書いておいてとアドバイスがありました。

「相棒」だけでなく、「(映画)麒麟の翼」も警察の汚さを描いたところがあります。

[いいから犯人にしちゃえ]というやつです。
(容疑者死亡で、死人を犯人として送検し、かたづけようとした)

0:45のところです。

でも、ドラマ、探偵もの、刑事ものはほんとにフィクションです。

「仁義にあついやくざ」なんかいないのに存在する「やくざ映画」みたいなもので
ああしたものを見て
一所懸命事件解決に向かって警官が働いていると思ってしまうのは
どうかと思います。

あんなに調べて、あんなに名推理をする刑事はいません。
いないから映画になるんですよ。
ドキュメントじゃなく。

実際の刑事は、「警察24時」にもときおりこのセリフがでてくるんですけど「長年の感が光った」というやつが、ほとんどあてずっぽうに働いているのが現実です。

まあ、それが「あたったやつだけ番組にとりあげる」んだから、困ったもんです。

あてづっぽうを底辺校出身者のあほや、武闘派の耳のつぶれたばかがやって、それを4コマ漫画みたいなストーリーをつくって、それにあてはめて、容疑者にサイン押印をせまります。それに了解を出さないと、家宅捜査や長期勾留でめちゃくちゃにするというのが警察の手法です。

おさかなくわえたどらねこおいかけてったサザエさんがいつのまにか財布を忘れて、スーパーからおさかなくわえて、ゆかいに万引きしてったサザエさんにされるんです。

それを認めないと、マスオさんの会社とかになんか隠してないかとか言って、警察がどやどやとおしかけて家宅捜査です。
逮捕から翌日からサザエさん登場しません、翌週は番組終了です。

世の中の刑事もののテレビや映画は、どんなに絵空事かです。

こんなの、探偵もののテレビや映画と、同じなのですがね。。。
探偵も、現実には、事件解決なんてまれもまれで、実際は浮気調査や金銭の貸し借りにからんだトラブル調査です。

現実は間逆ですから。。。
小説や映画とかを離れてそれを指摘すると
ジャーナリスト黒木昭雄さんのような
こともあるのが警察です

※黒木昭雄というジャーナリストが自殺として警察に処理されましたが彼が追っていた小原勝幸の事件この彼のポスターはこちらの交番でも無意味に張られています。
(注:息子さんがあれは自殺であったろうというコメントを出しています)
その中を見ると警官が寝てます。

だれも注意しない。
ねっぱです。
大分県警 隠しカメラ設置 “質問拒む”本部長に 県民から批判も

TBS系(JNN) 9月8日(木)0時30分配信

 大分県警の隠しカメラ設置事件をめぐり、6日、テレビカメラの前で初めて陳謝した県警本部長。しかし、この定例会見は、記者からの質問を一切、受け付けないという条件で行われたものでした。こうした県警の姿勢に対し、県民からは批判の声が上がっています。

 「県民の皆様に大変申し訳なく感じているしだいであります」(大分県警 松坂規生 本部長)

 事件発覚から1か月以上が過ぎた6日。初めてテレビカメラの前で陳謝した大分県警のトップ、松坂規生本部長。

 この事件は、大分県警別府警察署の捜査員2人が、参議院選挙の公示前、野党候補を支援する団体の敷地内に不法侵入し、隠しカメラ2台を設置していたものです。

 県警は先月26日、隠しカメラの設置に関わった別府警察署の刑事官ら4人を建造物侵入の疑いで書類送検するとともに、署長ら6人を処分しました。

 これまでテレビカメラの前での説明を拒否してきた松坂本部長は、この時も文書でのコメントを発表しただけでした。

 記者クラブは9月の定例会見で、松坂本部長が書類送検や処分をどう考えるか、ビデオカメラを使った捜査のあり方への見解などについて、テレビカメラの前で記者の質問に答えるよう要請。しかし県警側は、「既に発表しているコメントと重複する」として再び拒否します。

 松坂本部長がテレビカメラの前で説明を行わない中、警察庁長官は今月1日の記者会見で・・・

 「このような不適正な捜査が行われたことは誠に遺憾」(警察庁 坂口正芳 長官)

 そして6日の定例会見。県警は、再三にわたる記者クラブの抗議を受け、方針を一転。松坂本部長がカメラの前で「所感」を述べることには応じました。しかし、記者からの質疑応答については、「カメラが入る会見では、県民に真意が正しく伝わらない回答になるおそれがある」との理由で受け付けませんでした。

 「(県警は)みんなの前で堂々と言った方が・・・」
 「しっかり説明できないというのは、普段、県民を守る立場なのにどうなのかなと」(大分県民)

 ジャーナリストの大谷昭宏氏は、本部長が記者からの質問を受け付けなかったことについて・・・

 「(会見場に)県民はいるのかと、県民は質問できるんですかと。『質問を控えてくれ』というのは、『県民の質問には一切答えません』と言っていることに等しい。それが謝罪と言えるのかという問題があると思う」(ジャーナリスト 大谷昭宏氏)


(07日23:23)
最終更新:9月8日(木)12時25分TBS News i

身内の不祥事だから?
 被告人質問ユルユルの警察官ハレンチ事件


 フリーライターの北尾トロ氏が、強制わいせつ事件の公判を傍聴。結審までたったの40分、という異例な事件から私たちが学ぶべきこととは…?
*  *  *
 強制わいせつ事件の初公判。法廷前の廊下に見慣れぬ顔ぶれが揃っていた。たぶん警察関係者だろう。この事件は被告も被害者も警官なのだ。同僚の応援? まさかね。被告がヤケになって下手なことを口走らないようプレッシャーを与えるためだろう。

 事件はたいへんショボい。50歳にもなる警視が、飲み会で一緒だった部下の女性巡査に、冷酒4合の勢いを借りて言い寄ったのだ。被告は巡査に前々から好意を寄せていたらしい。同僚と別れて帰りの電車内でたまたまふたりになったとき、抑えていた欲望がむっくり起き上がった。

 車内で頬に手を触れたりして反応をうかがい、乗換駅の西日暮里で、巡査の荷物を持って降りてしまうのだ。返してほしけりゃ僕についておいでよ子猫ちゃん……、気になる同級生の女子をからかう小学生かよ。

 こんなことをされたら、次の駅まで行くつもりだった巡査も途中下車して被告の後を追うよなあ。が、すでに被告は警官から恋に狂う男に変身していた。乗り換えてもついてくるようなら脈あり。なぜかそう考え、地下鉄で北千住まで行くのである。

 酔っぱらいの悪ふざけ。巡査はそう思うしかなかった。なぜなら彼女には恋人がおり、被告は家庭持ちの上司に過ぎない。しかも、ふたりが所属していたのは生活安全課の少年事件・防犯関係。被告は今回のような事件を取り締まる立場である。そんな上司に、まさか自分が狙われるとは思わないよなあ。子どもじみた真似にムカつきながら仕方なくついていった。

 ところが、被告は巡査がついてきたことで「OK出た」と早合点。自分の勘が正しいのかそうでないのか確かめることもせず勝負に出る。北千住駅構内の通路で、巡査の髪を掴み、あごを押し上げて強引にキス。さらにホーム上でも、公衆の面前で嫌がる相手を抱きしめ、キスをしたのだ。抑えが全然利かない暴走状態。この模様は防犯カメラに映り、動かぬ証拠となっている。

 被告は罪を認め、停職3カ月の懲戒処分中に自ら辞職。男らしくけじめをつけたと捉えることもできる。でも、そうではないところがこの事件に奥行きを与えているのだ。

 警官だって恋をする。妻子がいたとしても誰かを好きになることはあるだろう。人の気持ちは止められないし、警官だってそれくらいの自由はある。

「(自分は)あってはならないことをしました」

 反省だってしている。受け取ってはもらえなかったが、被害弁償として200万円提示もした。

 強制わいせつとは言うものの、被告は胸や尻を触ったり、性器露出をしたのではない。告白もなく駅構内で犯行に及んだ警官らしからぬマヌケさからは、それまで自分の気持ちを表現できなかった被告の熱い思いが感じられなくもない。

 抵抗されたが、その場では騒ぎにならなかった。つぎは唇を奪うだけじゃ済まないよ子猫ちゃん(くどい)。まさか職を辞すことになるとは想像しなかっただろう。

 巡査が被告を許す気になれなかったのはなぜか? 決定的だったのは、事件当日よりも翌日なのだ。被告は巡査に対し、何事もなかったかのような態度で接したのである。

 忘れているのか?

 いや、忘れたふりだ。酔って覚えていないことを暗に示そうとしている。まさか騒ぎ立てる気じゃないよなと、無言の圧力をかけているのだ。キスで済んだんだし、大目に見ろよ……。

 相手を甘く見た態度が巡査の怒りに火をつけた。この事件の罪状は強制わいせつだが、訴え出た動機としてはパワハラの部分が大きいのだ。供述調書には巡査のことばが残されている。

「課長(被告のこと)はチカン事件の時には捕まえるチームのトップです。ストーカー事件の被害者たちには、泣き寝入りするなと言ってきた人です」

 その人が、自分にチカンのような行為をし、謝りもせず平然としているのを見て、巡査は心を決めた。

「いま訴えないと(私は)今後警察官としてやっていけないと思いました」

 部下が上司を告発。しかも強制わいせつの犯人として。警察という特殊な組織で、よくぞやってくれた!

 しかし、巡査の行動に感激するぼくをよそに、裁判は淡々と進むのだった。証人として出廷した被告の妻は夫婦のコミュニケーション不足を反省し、これからは夫を支えていきたいと型通りのことを言い、検察からのツッコミはなし。

 被告人質問もユルユルだ。弁護人は、全国紙で実名報道されたことや退職手当の一部または全額が支払われない可能性を示唆してあっさり終了。検察も事件の概略をなぞるだけで、通常の事件で見られるような、被害者の立場から責め立てるシーンなどなく、ハレンチという単語を使ったのが目立ったくらいだった。身内の不祥事だけに、一刻も早く終わらせたいのだろう。
 求刑は2年で、裁判長からの追加質問もゼロ。執行猶予付き判決がミエミエだとしても、証人ありで結審まで40分しかかからないのは意図的に短くしたとしか思えない。

 それでいいんだろうか。事件の本質は、被告が事をうやむやにできると考えた点にある。そのことは、日常的なパワハラの存在を意味しないだろうか。強制わいせつで起訴して個人の責任で終わらせ、組織ごと注目されるパワハラ問題を抑え込む。邪推かもしれないけれど、うまいこと逃げられた感じがするなあ。

 ぼくたちはこの事件を記憶にとどめるべきだ。泣き寝入りはいけないということ。まっすぐな気持ちを忘れたら自分が自分でいられなくなること。

 そして、警察による不祥事の芽は摘み取られていないことも。

※週刊朝日  2014年3月14日号

日本の警察不祥事(Wikipedia)

 日本では最も問題となる警察不祥事に、警察組織すべてが関わっているとみられている『捜査報償費の私的流用等』に代表される裏金・不正経理問題がある。なお、過酷な検挙ノルマ(警視庁では「活動目標」と表記している)に原因する、検挙報告捏造や裏金作りの問題は、1980年代から指摘され続けている。退職した元・警察官による告発本も著され(松本均、幕田敏夫など。第三書館による)、果ては現職の警察官が告発したところ、問題の表面化を恐れた上層部によって閑職に追いやられ、訴訟を起こす事態になった(愛媛県警察の仙波敏郎による体験)。


不祥事の傾向

 警察の不祥事とよばれるものは多様である。単純なものとしては警察官個人が窃盗や暴行・傷害などの明確な犯罪行為を行うものがある。
犯罪者や暴力団員、酔っ払いや不良少年や暴走族などの不道徳者と日常的に接するため、ストレスが溜まりやすい(職務の性格上、私生活にも様々な制限や不利益が加えられる)ことに加えて、教員などと同様に『市民の模範』たる行動を求められるなど一般人よりも高い道徳性が要求されるため、不倫など非社会的行為を行えば、たとえ違法でなくても強く非難されやすい。
 また、警察組織も一種の行政機関・官僚機構であることから、他の組織と同じような不正も当然起こしうる。例えば、許認可権限や利権をめぐる汚職、裏金問題や不正経理、不都合な事例の隠蔽、本庁や警察署内での上下関係を盾に取ったパワーハラスメントなどである。1988年(昭和63年)に大阪府で発生した警察官ネコババ事件や1997年(平成9年)から2000年(平成12年)に相次いだ神奈川県警察の不祥事に見られるように、組織の保身のため不正に不正を重ねることもあった。
 過失などにより市民の通報に適切に対処できずみすみす犯罪を見逃すようなこと、果ては容疑者確保失敗など、職務怠慢による事件や、検挙実績を挙げんがための犯罪捏造が発生している(グリコ・森永事件、足利事件、桶川ストーカー殺人事件、栃木県警察#不祥事 ・冤罪、志布志事件、神戸大学院生リンチ殺人事件、氷見事件、世田谷一家殺害事件、リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件、東電OL殺人事件、長崎ストーカー殺人事件、パソコン遠隔操作事件、熊谷連続殺人事件)。捜査の誤り・事件の長期化から生じる捜査部門の焦りが原因で起きる誤認逮捕や冤罪事件も不祥事とされる(政治的な理由によるものはここでは除く)。
 また、一般的に警察官の特権として拳銃・警棒・手錠などで武装しているが、本来、治安を守るための武器が奪われ、犯罪に使われるのは大変な失態であるとされる。1974年に韓国の大統領に向けられた銃は日本の派出所から盗みだされたものであった(文世光事件)。


対処
 不祥事事件の際は各都道府県警察本部の警務部にある監察官室が速やかに事態収拾を図る。当該警察官に懲戒処分の可能性がある場合、監察官と部下にあたる監察席付調査官で構成された班員で事実関係を調査する。この時点で監察事案となり、調査中は機密扱いとなる。
 処分については、調査内容を元に内部の幹部で行う懲戒審査委員会と、公安委員が呼ばれる会議が行われ、その上で警察庁に上げ、処分にばらつきが出ないように全国の警察での懲戒処分との調整を行い処罰を決定する。この警察官の懲戒処分については「懲戒処分の指針」である程度決まっている。
 しかし、警察官の不正を調査する立場である監察官自らが不祥事を起こす事件も発生している。また、監察自体が警察の内部機構であり、監察官自体も内部の警察官であるために絶対に不祥事を起こさないとはいえないうえに、不祥事を起こした当該警察官と知り合いである可能性も少なくはない。監察官も通常の事件捜査と同様3人一組等の班員と共に行動をするが、これも通常の警察業務と同じで、監察官は多くが警視で最も高い階級であり、次いで監察調査官である班員は警部・警部補と階級が下であるがゆえに、監察官に最も裁量権が与えられており、監察官自身が不祥事や不正を犯した場合、それを関知することは難しい。
 また、やはり国の管轄機関であるため、たとえ組織的な関わりがあったとしても当の警察組織の方は、組織的な関わりはなしとして直接的に関わっていることが明るみになった者を懲戒処分にして不祥事の解決を図ろうとするいわゆる「トカゲの尻尾切り」のようなことが行われることがある。


発砲事件

 警察官職務執行法に定められた要件を守らずに発砲を行うという不適正な武器の使用や、手入れ中の誤射や暴発、および他の警察官に拳銃を突きつけることなどについては不祥事として扱われることが多い。
処分の不透明性と監視体制の問題
 現在、確認されている不祥事において、一般の公務員や一般人なら確実に逮捕される事件で逮捕されず任意調べに留められ懲戒処分のみとなったり、不祥事を起こした警察官の氏名や年齢、所属先や処分内容など通常の刑事事件などで公表されるべき情報が公表されなかったりするケースが多く(もっとも処分を受けた警察官のほとんどが直後に依願退職し、降格や懲戒免職の処分にされることは少ない。処分された以上昇進などは困難なため)、「身内に甘い」という批判の声もある。
 報道関係者の間で警察不祥事などを報道することは「桜タブー」とも呼ばれ、大々的に批判すると、事件取材の際や別の事件の取材などで取材拒否・記者クラブの出入り差し止め・嫌がらせを受けることがあると指摘される。あまりのひどさに記者が記事にしようにも、編集デスクが記事にさせないこともあるといわれている。
 もっとも、マスコミの警察攻撃が多いと感じるか少ないと感じるかはもっぱら視聴者個人の主観と思想によるところが大きく、一概にはいえない。「タブー」の存在を疑う声もある。2007年には冤罪事件が連続して2件発覚するという事態が起こったため、報道も比較的行われている。現役の警察官が顔を出さず、音声を変えてテレビ朝日の『スーパーモーニング』や『ザ・スクープ』へと不祥事を匿名で内部告発することがあり、また元・警察官がテレビの取材に顔出しで出ることもある。
 2013年5月にはNHKが『クローズアップ現代』中で、大阪府警察警察学校での教育における対策例を採り上げたが(2013年5月16日放送「揺らぐ警察」)、弁護士の清水勉はブログで「真に必要なのは警察がノルマ主義をやめることだ、自分も取材を受けたが焦点が意図的に外されているとしか思えない」とこの内容を批判している。


裏金問題

 警察の組織的不正経理については、元警視監の松橋忠光が1984年に著書『わが罪はつねにわが前にあり』で初めて告発したものの、警察庁は「コメントする内容のものではない」と無視した。また、1987年にも、元兵庫県警巡査・松本均が、著書『交番のウラは闇』などで、同県警における組織的な裏金作りや、超過勤務手当の不払い等の不正を告発していた。裏金など、金がからむ不祥事については、責任者が自殺することや告発者が逆に抑圧されることがあり(愛媛県警察での事例)、真相の究明を困難にしている。2000年前後の不祥事発覚後に国家公安委員会が設置した警察刷新会議も、少なくとも裏金問題への対応は消極的である。
 2003年には北海道警察での裏金事件が発覚(北海道警裏金事件)し、2004年には埼玉県警で警察学校校長と副校長が業務上横領 、2008年には岩手県警・千葉県警で、2009年には滋賀県警で、2010年には福井県警・広島県警・山形県警で不正経理が発覚した。


公文書偽造・廃棄など

 捜査書類や交通切符などを偽造・捏造したり、正当な手続きによらず廃棄したりする事案が発生している(先述の“検挙ノルマ”に起因する)。


収賄

 捜査に手心を加える、捜査情報を事前に提供するなどの見返りとして金品などの提供を受ける事案が発生している。


わいせつ事件

 警察官によるわいせつ行為(未成年者へのわいせつ行為を含む)やセクシャルハラスメント、買春、性器露出などのわいせつ事案が発生している(1978年に発生した警視庁北沢警察署経堂駅前派出所の巡査による制服警官女子大生殺人事件。“お巡りさん”に寄せられる信頼を悪用したもので、警視庁始まって以来の汚点と評され、時の警視総監土田國保が引責辞任した。警察内部でのセクハラが訴訟に発展したケースもある(愛媛県警察#最近の主な事件)。


殺人事件

 2007年8月、警視庁立川署の巡査長によるストーカー殺人事件が発生。巡査長は女性を殺害後に自殺した(立川警察署#巡査長による女性射殺事件)。
2015年1月、大阪府警阿倍野署の巡査長(逮捕後に懲戒免職)が不倫相手の社会福祉士の女性を殺害。懲役18年の判決。
 2015年9月、埼玉県警浦和署の現役巡査部長(逮捕後に懲戒免職)が、遺体の検視で訪れた家の住人を殺害し、現金を奪う強盗殺人事件が起きた。


違法とまではいかない不祥事

 2015年11月11日、埼玉県草加市内の男性に振り込め詐欺の電話があり、それに気づいた男性の息子が「父親が被害に遭いそうだ」と埼玉県警に110番通報し、草加署の交番勤務の巡査が男性宅へ向かうこととなったが、この巡査が署にいる警部補に無線で「ミニパトで行ってもいいか?」と聞くと「(ミニパトで行っても)大丈夫」と言われ、巡査はこれを「現場に向かわなくて大丈夫」との意味だと誤解し対応せず、男性は息子の同僚を装って自宅に来た人物に200万円をだまし取られた。


日本以外の国の警察不祥事

 アメリカ合衆国の警察ではロス暴動、ゴードン・ノースコット事件など処理の不手際、初動の失敗と隠蔽が問題になっている。
イギリスでは2005年7月、ロンドン同時爆破事件で過剰反応状態になっていた私服の対テロ要員が、地下鉄駅で全く無関係のブラジル人男性乗客をテロリストと勘違いして射殺する事件が起きた。ロンドン同時爆破事件#誤射事件を参照。


警察不祥事に対する報道と世論

 警察の不祥事は他の役所に増してマスコミや世論の強い反感をかいやすい。日本の第22次西成暴動では1人の警察官の不祥事が明らかになったことをきっかけとして、それまでの警察に対する不信感が噴出した。1978年(昭和53年)に日本で起きた制服警官女子大生殺人事件では当時の警視総監が減給処分となり、その直後に引責辞任している。
 イギリスではマクニー元警視総監が、「二万数千人の警察官がいるのだから、ある程度非行警察官が出るのは当然だ。警察官に二十年間の訓練を施そうと、二ヵ月間訓練を施そうと、悪いことをする奴は出てきてしまうものだ」と言明しているという。

被害者が激白 大阪府警は「裏でこんなことをやっていた」

 一連の検察不祥事に続き、大阪府警でも虚偽の供述調書を作成したことが発覚し、大問題になった。悪質なのは、関与した警官らが裁判でも偽証したことだ。審理がやり直される異例の事態になった。“被害者”となった男性被告(40)は本誌に「おかしいと思っていたら、裏でこんなことをやっていた」と激白した。ジャーナリストの今西憲之氏が事件を取材した。

『虚偽の供述調書を作成した上、法廷でも偽証とは、信じられません』と本誌にその胸中を訴えた男性被告は、現在も拘置所に勾留されたままだ。便せん計11枚にも及ぶ手紙などを本誌に託した男性被告は、逮捕当時から大阪府警堺署の対応には、ずっと疑問を抱いていたという。

 男性被告は昨年10月、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。そして堺署に収容された昨年12月2日――。
 男性が同午後6時20分ごろ、留置場で大声をあげて騒ぎだしたため、堺署の巡査長(33)が制止したが、従わなかったので、保護室に収容しようとした。

 しかし、男性が騒ぎ続けたため、同僚の巡査(25)と上司の警部補(50)が駆けつけ、男性を公務執行妨害容疑で逮捕した。問題の供述調書は、その場面を巡って作成されたものだった。
 捜査関係者によると、「当初、巡査長が判断し、男性を保護室へ収容しようとした際、顔面を殴られ、暴行を受けたという内容の供述調書が作成された」という。

 通常、保護室へ留置者を収容する場合、署長の命令が必要だが、自傷や同室者に危害を加える可能性があるなど、緊急性があるときは、現場の判断で収容できるという。

 だが、理解不足なのか、巡査長の独断で保護室収容を決めた手続きを問題視した警部補が、「全員、処分されるぞ」と言いだした。そして供述調書を作成していた同署員のパソコンを勝手に起動させた警部補が、「(その場にいなかった)巡査部長の判断で保護室に収容した」という内容の調書に作りかえた。

 だが、12月6日の実況見分で辻褄が合わなくなり、調書を作りかえたことがバレてしまったのだ。捜査関係者が言う。「警部補が責任回避のため、巡査長と巡査が口裏を合わせて虚偽の供述詞書を作成したことにしろ、と強く迫ったようです」
 こうして警部補の指示による作りかえは隠されたまま、「巡査長が独断で男性を収容したことを上司に怒られるのが嫌で(巡査部長の判断と)巡査と口裏を合わせた」と嘘を塗り重ねた2通目の調書が作成された。
 12月21日、男性は起訴され、裁判が始まった。男性は警官らが先に手を出したと正当防衛を主張し、公務執行妨害事件については一貫して否認。今年3月1日、男性の公判に巡査長と巡査が証人として出廷し、2通目の調書内容に合わせ、偽証をした。男性はそのときの心境をこう綴っている。

『1通目と2通目の供述調書がおかしいことはわかっていた。だが、虚偽まで書いているとは知らなかった』

 この日、法廷で最初に質問したのは、検察側だ。『巡査が巡査長と二人で口裏合わせをした、と証言しはじめた時、私は弁護士と顔を見合わせた。何か裏があると思った』。

 次に弁護士からの質問を受けた巡査は、「収容しようとして、手続きミスがあり、2通目の供述調書のようになった。巡査長とは堺署3階のトイレで事件から2、3時間後に口裏合わせをし、巡査部長の指揮がないと、ダメだと思ったので、調書内容を変えた」などと生々しく証言した。

 弁護人質問が終わると、検事が再質問した。男性はそのときの様子をこう綴っている。『(巡査の口から)口裏合わせ、ミスなどという言葉が出ると、(検事は)予期しなかったことか、書類をめくるなどそわそわと落ちつきない。弁護士の質問が終わり、再度、検事が立ち上がると「非常にまずいのですが、まずいことになりました」ととりつくろうような質問を警官にして、なんとか挽回しようとしていた』

 だが、疑念を抱いた裁判官が最後に質問し、何度も口裏合わせをした様子などを巡査や巡査長に確認した。結局、巡査と巡査長は2人だけでやったこととし、最後まで、警部補の名前を出すことはなかった。虚偽調書を取り繕うため、致命的となる偽証までやってのけたのだ。

※週刊朝日 2013年6月28日号


中途半端な形で終わった刑事司法制度改革 議論の発端となった張本人として思うこと

前田恒彦 | 元特捜部主任検事  2016年6月4日 7時0分配信


(写真:アフロ)

2010年に表面化した大阪地検特捜部の証拠改ざん・犯人隠避事件を契機として、5年超にわたって議論が進められてきた刑事司法制度の抜本改革。

通常国会で可決成立した改革関連法は、起訴前の被疑者国選弁護制度を現在の比較的重い犯罪から勾留された全事件に拡大するなど、一部で前進も見られる。

しかし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のことわざどおり、全体としては当初の反省から程遠い、中途半端な改革で終わったと評価せざるを得ない。


【続発する不祥事、空文と化しつつある「検察の理念」】

過去、検察では、ストーリーどおりの供述獲得を強く指示する上司からの重圧に負け、意に沿わない参考人を蹴るなどして負傷させた検事や、未処理事件の早期処理に向けた上司からの重圧に負け、告訴取下げ書や不起訴裁定書をねつ造した検事らが起訴され、有罪判決を受けてきた。

しかし、検察はそのたびにその検事や上司固有の問題として片付け、組織やシステムの欠陥を省みることなく推移した。

その後、検察の信頼を地に落とす証拠改ざん・犯人隠避事件により、ようやく抜本的な検察改革の方向性が打ち立てられ、2011年に以下のような「検察の理念」が策定された。

権限行使の在り方が、独善に陥ることなく、真に国民の利益にかなうものとなっているかを常に内省しつつ行動する、謙虚な姿勢を保つべきである。

法令を遵守し、厳正公平、不偏不党を旨として、公正誠実に職務を行う。

被疑者・被告人等の主張に耳を傾け、積極・消極を問わず十分な証拠の収集・把握に努め、冷静かつ多角的にその評価を行う。

このように、犯罪という表に出にくい水面下の不正行為を暴き出して国家の治安を維持するのはほかならぬ我々であり、その判断や権限行使には絶対に間違いなどあり得ないという無謬(むびゅう)神話に酔いしれ、謙虚さを欠いた独善的な正義感に対する反省こそが、刑事司法制度の抜本改革を目指した原点だった。

にもかかわらず、その後、2012年のPC遠隔操作事件では、真犯人の登場に至るまで全く無関係の人物を次々と4人も逮捕・勾留し、そのうち2人を虚偽自白に追い込み、否認のままだった者を含め、起訴や家裁送致を行った。

2013年には、大阪のガソリン窃盗事件で、アリバイのある無関係の人物を否認のまま誤認逮捕・勾留、起訴した後、起訴を取り消すに至った。

このほか、佐賀の検事が取調べ室で否認する被疑者に対してカッターナイフを示した件や、東京の検事が同じく取調べ室で被疑者に対して犯行を認めれば軽い処分にすると発言して自白を迫り、弁護人を解任すれば接見禁止を請求しないと発言した件なども表面化した。

痴漢や盗撮、捜査情報の漏えい、窃盗などで検事や検察事務官が次々と逮捕された件などは論外だが、それこそ陸山会事件に起因した担当検事らの虚偽捜査報告書事件やこれに対する最高検のデタラメな対応など、その後の推移を見る限り、「検察の理念」は浸透し切っておらず、これに沿った真の検察改革も進んでいないと言わざるを得ない。

むしろ、時の経過とともに、検察が再び証拠や事実に対する誠実さや、強大な権力に対する謙虚さを失いつつあるように思えてならない。

警察の不祥事に目を向けても、大阪・堺警察署の組織的な調書ねつ造・偽証事件など枚挙にいとまがないが、やはりこれらに対する検察の対応は身内に甘いものとなっている。


【証拠改ざん・犯人隠避事件の根底にあった検察独特の発想】

そもそも、証拠改ざん・犯人隠避事件の根底には、検察にとって不利な証拠や事実を検察の領域から出すなどし、組織的に隠ぺいすることで、公判の紛糾を避け、迅速かつ強固な有罪判決を得たいとの検察独特の発想があった。

しかし、そうした心情は特捜部や大阪地検に限った話ではなかった。

立証責任を負担し、無罪判決などの問題判決が出るとマスコミを含めて組織内外で厳しい非難にさらされる検察官にとって、誰でも抱く考え方と言える。

現に一般の刑事事件でも、公判の紛糾を避けるため、捜査段階で警察が作成した捜査報告書から被告人に有利となる記載を起訴後に削除させ、新たにバックデート、すなわち作成日付を捜査当時の過去の日付に遡らせて作成させた書面と差し替える、といったケースも見られた。

被疑者や参考人(被害者、目撃者、関係者など)に対する取調べの中で捜査当局の見立てに沿わない事実や被疑者に有利となる事実を供述調書の記載から落とす一方、有罪立証に向けてプラスとなる事実のみを「つまみ食い」して残すといったやり方も、全く同じ発想に基づく。


【公判に向け選別される証拠、「証拠は誰のものか」】

また、検察では、仮に10の証拠のうち7つまでが有罪を基礎づける証拠で、残り3つが被告人に有利となり、あるいは事実認定や情状面で公判紛糾の原因となる証拠だった場合、この3つを自ら進んで公判に提出するといった馬鹿なことはしない。

2005年から第1回公判前に争点整理などを行う公判前整理手続制度が導入されたが、それ以前の検察は、被告・弁護側の証拠開示請求に対して真摯に応じず、手の内を明かさないようにしてきた。

公判前整理手続制度が導入された後も、大部分の事件ではこの手続が実施されておらず、検察にとって害にならない証拠を小出しに開示する程度で、基本的な姿勢は2005年以前と変わらなかった。

むしろ、法律が定める開示要件を充たさないなどと理屈を並べ立て、ダラダラと手続を引き伸ばし、極力手の内をさらさないようにしてきた。

検察がいくつかの証拠を任意に開示すれば、早く裁判を始めたい裁判所も弁護人に対して「もうこのあたりでいいのでは」などと述べ、折れるように説得してくれるからだ。

元を正せば、「我々の手の内にある証拠は我々のもの」「被告人や弁護人には好意で見せてやっているだけ」「事件に関する情報コントロールは我々が主導して行う」といった根強い意識が問題の根底にある。

捜査の過程で判明した事件関係者の供述内容などをマスコミにリークし、広く報道させている事実からも明らかだろう。

現に最近でも、甘利明前経済再生担当相の現金授受問題において、捜査上の秘密であるはずの関係者の処分内容や証拠上の難点などが「検察幹部」なる者によって処分前にマスコミに漏らされ、既成事実として大々的に報じられた。

こうした姿勢は警察も同様だ。いや、むしろ検察以上に「証拠は我々のもの」という意識が強いように思う。

警察が捜査によって判明した事実(及びそれをまとめた供述調書や捜査報告書など)を全て検察に送ってこない、という事態もままあったからだ。


【期待された抜本的改革の2つの柱】

このように、密室である取調べ室で関係者から得た供述や当局にとってプラスとなる証拠物を金科玉条のものとし、いったん組み立てた事件のストーリーに組織を挙げて固執し、不都合な事実や証拠に目をつぶり、あるいはできる限り表に出さないように努め、他方で当局にとって都合の良い捜査情報をリークし、報道させることでマスコミをもコントロールし、「起訴=有罪」という風を吹かせ、有罪獲得に向けて猛進するという姿勢こそが、諸悪の根源だった。

この姿勢はあらゆる事件に当てはまるもので、長年にわたって蓄積されてきた刑事司法制度の歪みとも言える。

そのため、こうした事態を根底から正し、えん罪防止に向けた抜本的改革の柱として期待されたのが、次の2点だった。

(1) 検察の手中にある全ての証拠を起訴後速やかに被告・弁護側にオープンにし、その手の内をさらすことで、プラス・マイナスを問わず、異なった立場から複眼的な視点で謙虚に証拠を見ようという「全面証拠開示制度」の導入

(2) 取調べ室で被疑者に虚偽自白を強いることを防止し、併せて被疑者以外の全ての関係者の供述経過を逐一記録として残すことで、後日の検証に耐えられるようにするという「全面可視化(録音録画)制度」の導入

特に(1)の全面証拠開示制度は極めて効果的であり、不可欠なものだった。

事後的とは言え、外部、とりわけ相手方である被告・弁護側に対して彼らに有利となり得る証拠を入手・検討する余地を与えることになるからだ。

外部のチェックが入ることで、マイナス証拠の存在を隠せなくなり、捜査段階で積極・消極いずれの証拠も十二分に検討し、問題があれば必ず上司らに報告するといった姿勢にもつながる。

全く同じ証拠でも、違った立場や角度から見ることで、違った姿、違った事実を浮かび上がらせることができるからだ。

「検察官は全ての関連証拠を被告に開示する法的義務がある。検察官の手中にある捜査の成果は、有罪獲得のための検察官の財産ではなく、正義がなされることを確保するために用いられる公共の財産(the property of the public)である」

これは、1991年にカナダの最高裁が検察官に対して手持ち証拠の全面証拠開示義務を認めた有名な「スティンチコム判決」の一節だが、刑事司法制度における証拠の位置づけを端的にわかりやすく説明している。


【見送られてしまった全面証拠開示制度】

にもかかわらず、改革に向けた議論はもっぱら取調べの可視化と司法取引の是非に集中してしまった。

不都合な証拠や事実を隠すという悪弊の末に起きた証拠改ざん・犯人隠避事件の反省から制度改革を行うということであれば、何よりも真っ先に全面証拠開示制度を導入すべき、という話になるはずだったが、残念ながらその議論は深まらなかった。

改革を求める側がその要求を全面証拠開示制度1本に絞らず、むしろ可視化実現の方を前に出し、これを目的化してしまい、議論が拡散してしまったことも一因だ。

刑事司法制度改革に向けた叩き台づくりは、法務省特別部会において、様々な利害関係者の綱引きを背景とし、特にできるだけ現状を変えずに新たな武器だけは欲しいという警察や法務検察、これを応援する学者らのリードで進められていた。

当然の展開として、捜査当局の側からは、「可視化すると関係者から供述を得にくくなり、真相解明が進まず、治安も悪化する」と言い返された。

その上で、“バーター”として司法取引制度の導入や通信傍受(盗聴)の拡大といった、およそ証拠改ざん・犯人隠避事件とは何の関係もなく、しかも意見が多岐に分かれる難しい土俵に引きずり込まれることとなってしまった。

この結果、検察の手の内にある証拠の一覧表(リスト)を被告・弁護側の請求に基づいて開示することまでは義務付けられたものの、証拠の現物そのものをオープンにするという全面証拠開示制度の導入は見送られた。

しかも、開示義務付けの対象は、事実関係に争いがあるなどの理由から、公判前整理手続など争点を明確にするための手続に移された事件だけに限定された。

しかし、一覧表といっても、供述調書や捜査報告書といった書面であれば、単に作成日や作成者名、官職名、取調べを受けた供述者名などが羅列されているだけだし、証拠物も、「ハードディスク 3点」「紙ファイル 5点」などと、その品名と数量が記載されているだけだ。

これでは、それぞれの証拠の内容、例えば「X」という人物の供述調書にどのようなことが書かれているのかといったことを想像するほかないし、特に証拠物だとその想像すら不可能だ。

せめて各証拠ごとに、内容をコンパクトにまとめた要旨の記載を義務付けるべきではなかったか。


【過去の事件の蒸し返しを恐れる捜査当局】

では、なぜ捜査当局は全面証拠開示制度に徹底抗戦するのか。

表向きの理由としては、新たな弁解の構築や口裏合わせ、証人に対する脅迫、関係者のプライバシー侵害などに対する懸念が挙げられている。

しかし、それらは建前にすぎない。

本音の部分で最も懸念しているのは、現在進行中ないし将来の事件に対する影響ではなく、既に判決が確定し、刑の執行や服役まで終わり、あるいは現在も服役中といった過去の事件まで蒸し返され、法的安定性が損なわれるのではないかという点だ。

取調べの可視化のように「これからの事件」を対象とした制度改革と異なり、全面証拠開示制度だけは過去の事件にまで広く影響が及ぶからだ。

例えば、歴史的な再審開始決定に対して検察が直ちに抗告を申し立てた袴田事件でも、再審請求審では、静岡地裁の勧告で検察から約600点にも上る証拠開示が行われた。

その結果、真犯人が履いたものだとされるズボンの「B」という表記は、死刑判決を下した裁判所が認定する“サイズ”ではなく、“布地の色”を示すもので、もともとY体(細身用)のズボンであって、袴田氏には履けないものだったといった、検察にとってマイナスに傾く様々な事実が明るみに出た。

高裁で審理が続いているが、なかったはずの衣類のネガや取調べ録音テープが警察の手の内で隠されていた事実も明らかになっているし、警察が袴田氏と弁護人との接見を盗聴録音したと思われるテープの存在までもが明るみに出ている。

こうした過去の蒸し返しこそが、捜査当局の最も恐れる事態にほかならない。


【ごく一部にとどまった可視化義務付け

取調べの可視化も、本質的には「捜査の結果判明した事実や証拠は誰のものか」という証拠開示の議論と重なる話だ。

その意味で、本来は在宅・身柄拘束段階を問わず、被疑者・参考人を問わず、検察が公判前に証人と打ち合わせる手続や裁判官による勾留質問をも含め、およそ事情聴取の形式をとる手続では、全面的な可視化を原則とすべきだった。

しかし、今回の改正法では、逮捕勾留された被疑者の取調べの全ての過程を録音録画して記録に残すことまでは義務付けられたものの、逮捕に至っていない在宅段階での取調べ(事件捜査の大半を占める「書類送検」のケースを含む)や、被疑者以外の参考人の取調べは除外された。

しかも、義務付けの対象は、裁判員裁判が行われる殺人や傷害致死といった重大事件のほか、特捜部のように検察が警察を使わず自ら独自に捜査を行う事件だけに限定された。

これらは全事件の3%にすぎず、いずれも既に捜査当局において全面可視化が試行されているものばかりだし、先に挙げたPC遠隔操作事件などは対象外となるわけで、現状を大きく変えるものではない。

また、可視化が義務付けられた事件であっても、被疑者が十分な供述をし得ない場合などには、捜査官の判断で録音録画の見送りを可能とする例外規定も置かれ、運用次第では「ザル法」ともなる。

現に逮捕勾留された被疑者のうち、2015年度中に警察が取調べの全ての過程を録音録画した件数は、裁判員裁判対象事件全体の約48%にすぎない。

機材不足という事情もあるが、被疑者から供述を得にくくなるといった理由から、捜査官が全面可視化を実施しようとしなかったことも原因だ。

2014年度がわずか17%だったことと比べると大幅に増加してはいるが、完全実施が当たり前でなければならない。


【捜査当局が可視化に抵抗感を抱く背景】

では、なぜ捜査当局は取調べの可視化に抵抗感を抱くのか。

この点は、取調べをガラス張りにすることで供述を渋る関係者が出てくるといった理由が挙げられている。

しかし、むしろ懸念されているのは、取調べを担当する捜査官の方がカメラを意識しすぎ、言葉尻を捉えられて批判されることをおそれ、萎縮し、形だけの深みがない取調べになってしまうのではないか、という点だ。

また、本音の部分では、全てではないにしても、取調べ室の中で第三者に見せられないようなやりとりが現に行われている面もあるからだ。

例えば、机を叩いて大声で怒鳴ったり、捜査官が把握している事実の方に巧みに誘導するといったものだ。

余罪の立件見送りや早期保釈、求刑の軽重などをチラつかせ、被疑者を「あきらめ」の心境に陥らせるとともに損得計算をさせ、共犯者の関与状況などを含めて事件の全貌(らしきもの)を語らせ、これを供述調書に記録してサインさせるといったやり方もある。


【発想の転換、可視化は被疑者だけでなく捜査官も守る】

ただし、先に挙げた全面証拠開示制度と比べると、捜査当局も可視化についてはやや前向きな姿勢に変わりつつある。

すなわち、もともと可視化は警察や検察を縛るためのものであり、可視化が叫ばれ始めた当初も、そうした狙いがあった。

しかし、可視化の流れが避けられないことを悟った捜査当局は、むしろこれをより強固な有罪立証のための“有効な武器”として使おうと、発想の転換を図った。

2014年には、最高検も、各高検や地検に対し、被疑者を逮捕する事件全般に可視化試行の対象を広げ、供述調書の任意性・信用性が裁判で争いになりそうな場合には録音録画を実施すべし、といった通知を出すに至っている。

改正法で可視化が義務付けられなかった事件の取調べでも録音録画を行うこと自体は可能であり、いつ、誰の、どのような取調べについて、どのタイミングで、どの部分を切り取って記録化し、それをどのような目的で使うのかといったことについては、全て捜査当局の広範な裁量に委ねられているからだ。

可視化は被疑者を守るだけでなく、取調べを担当する捜査官を守ることにもなる。

「捜査官の作文だ」と揶揄(やゆ)されてきた供述調書に代え、あるいは被告人が法廷で捜査段階と異なる供述を始めた事案などについて、取調べ室でのナマの供述内容や態度、表情、口ぶりなどを客観的に証明する動かぬ証拠として、録音録画を積極的に使っていこうというわけだ(これを「実質証拠としての利用」と呼ぶ)。

記憶に新しい栃木女児殺害事件でも、検察は禁断の「Nシステム」まで証拠として使わざるを得ないほど追い込まれた状況だったが、捜査段階における被告人の自白状況を記録した録音録画が決め手となり、一審で有罪を得ることができた。

一番最初に自白した場面が全く記録されていない上、法廷に出された録音録画はごく一部であり、記録された検事の取調べは相当強引で誘導も目立ち、しかも自白と現場や遺体の状況には食い違いがあるなど、この事件の捜査には問題点も多々あった。

それでも、裁判官は自白調書を証拠から排除せず、裁判員らも有罪という方向で検察を救済しており、録音録画が捜査当局の武器にもなるという事実を改めて示した。

「自白は証拠の王」と言われる。

取調べや自白調書への過度の依存から脱却するための刑事司法制度改革だったが、可視化により得られた録音録画の使い方次第で、かえって自白に価値が置かれる結果となってしまっているのは皮肉な話だ。


【司法取引という捜査当局の「新たな武器」】

むしろ、今回の改正法を見ると、捜査当局の手足を縛るはずが、かえって権限拡大に繋がるような「焼け太り」の状態になっているように思える。

その一つが、司法取引という新しい制度の導入だ。

この制度にも様々なパターンがあるが、改正法では、検察官と被疑者・被告人側が交渉をし、組織の幹部など共犯者の関与状況に関する供述をしたり、物証を提供するなど協力者となった場合、その見返りとして不起訴や求刑引下げ、起訴取消しなどを行うといった「合意制度」が採用されている。

取引に応じる被疑者・被告人の弁護人と検察官とが合意をし、合意書を作成することが条件だ。

窃盗や強盗、殺人や強姦といった事件は対象外だが、贈収賄や談合、脱税、詐欺、横領といった財政経済事件や、薬物事件、銃器事件は取引の対象となっている。

ただ、検察では、司法取引を決するに際し、間違いなく地検、高検、最高検と何重もの幹部決裁を要するはずであり、とりわけ制度開始からしばらくの間は絶対に失敗が許されないので、起訴取消し並みの慎重さが要求されるだろう。

諸外国のように現場の検察官だけの判断でフットワーク軽く使えず、むしろ「武器」どころか「重すぎて抜くに抜けない刀」に成り下がる可能性もある。

取調べの全面可視化が導入されていない以上、今までどおり密室の取調べ室で利益供与をほのめかし、供述を得たほうが手軽だからだ。

【えん罪の温床にもなり得る、リスク高い司法取引】
こうした司法取引制度にはメリットもあるが、デメリットも多い。

刑事責任を軽くするため、自分の行為を共犯者がやったことだと嘘をついたり、全く無関係の者に罪を被せて引きずり込むなど、えん罪の温床ともなり得るからだ。

また、最初に司法取引に応じた者の供述によって事件のストーリーが組み立てられ、固められるので、かえって流動的な捜査がしにくくなるし、真相から遠くなるおそれもある。

そればかりか、弁護人はろくに証拠を見ていない段階であるにもかかわらず、依頼者が求めている以上、依頼者の利益のために取引に同意するというリスクを負うことになる。

取調べの全面可視化による取引過程の透明化すら全く図られていないにもかかわらずだ。

もしこの依頼者の証言が事実に反するものであれば、司法取引に同意した弁護人もえん罪被害者らから攻撃される結果となる。

これはかなり危うい話だ。

法務省特別部会のメンバーになっていた日弁連などの委員は、最終的には一部可視化実現の見返りとしてこの「毒」を飲んだが、本来はこうした司法取引制度の話が出てきた段階で会議の席を立つという勇断も求められた。

このあたりは、日弁連と各地の弁護士会との間に微妙な温度差があった点だ。

やはり、当初から最終的な着地点を見据えた上で、委員の人選や議題設定、議事進行を進めてきた法務検察官僚の方が、一枚も二枚も上手だった。


【刑事司法制度改革の今後、重要なのは裁判所の意識改革】

本来であれば、全面証拠開示や取調べの可視化、司法取引の導入など、それぞれ完全に切り分け、全く独立して別個に議論すべきテーマだった。

にもかかわらず、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会の開催に向け、2013年に閣議決定された「世界一安全な日本」創造戦略が最優先された結果、治安維持の観点から、各制度を一体のものとして整備する、という方針が既定路線となってしまった。

これも、証拠改ざん・犯人隠避事件への反省から捜査当局を縛ろうとしたはずの改革議論の原点を忘れ、改革が中途半端な形で終わることになった大きな要因と言える。

もちろん、今回の改革はあくまで最低ラインにすぎず、今後の運用で証拠開示や可視化の範囲が拡大していくことを期待したい。

特に裁判所の意識が変わることが重要だ。

例えば、袴田事件のように死刑再審請求事件を契機として証拠開示の範囲が広がっていくことが考えられるが、これも結局のところ、検察に証拠開示の勧告や命令を出す裁判所の対応次第だ。

同様に、裁判所が取調べの録音録画を当然のこととして捉え、もし可視化が行われていなければ供述の任意性や信用性に疑念を持つといった強い態度に出れば、可視化の範囲も自ずと広がっていくことだろう。

他方で、今後は捜査当局の権限拡大も一層進められるはずだ。

1999年に「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律」が制定された際、通信の秘密やプライバシー保護との調整を図るため、捜査当局が電話等の通信傍受(盗聴)を行うことに対し、厳しい縛りがかけられた。

しかし、今回の改正法では、いとも簡単に対象犯罪が広げられ、電話会社社員らによる立会いも一定の条件の下で不要となるなど、捜査当局にとって一層使い勝手のよいものに変更された。

今回導入された司法取引制度も、いずれもっと捜査当局にとって使いやすい形に改められることは間違いないだろう。


【議論の発端となった張本人として】

7年前、僕は何よりも法と証拠を重視すべきプロの法律家である検察官として、絶対にやってはならない罪を犯した。

事実や証拠に対する謙虚さを欠いた卑劣な行いであり、検察官である前に一人の人間としても、万死に値する。

人生を狂わせてしまった厚労省担当課の元課長やそのご家族をはじめ、郵便不正事件に関わった全ての関係者の皆さまに対し、衷心より深くお詫び申し上げます。

その後、古巣である検察は、抜本的な改革を目指して「検察の理念」を策定したが、冒頭で述べたとおり、なおも信じがたい不祥事が続発している。

権限行使の在り方も、公平さや公正さを欠き、独善に陥っており、今やその崇高な理念も時の経過とともに空文と化しつつある。

これでは、いつかどこかで、様々な重圧を受けた検察官らが、再び全く違った形で、同じような過ちを犯すに違いない。

改めて多くの方々に刑事司法制度改革の原点が何だったのかを思い起こしていただくためにも、また、警察・検察を問わず僕のような人間を二度と出さないようにしていただくためにも、中途半端な改革で終わった現状を踏まえ、今回、恥を忍んでこの問題を語る意義は大きいのではないかと思い至った次第だ。

刑事司法制度の「あるべき姿」とは何か――

証拠開示や取調べの可視化、司法取引など、あくまで方法論にしかすぎない。

制度改革にあたっては、各制度のメリットやデメリットを踏まえ、わが国におけるこれからの刑事司法制度の「あるべき姿」まで見据えた議論を行う必要がある。

結局のところ、その方向性を決めるのは、熱心に活動する一部の法曹関係者や学者、ジャーナリストではなく、読者を含めた国民一人ひとりにほかならない。

刑事司法制度は、地味だが国民の生活に重大な影響を与えるものだし、何よりも国民のためにあるものだから。(了)


前田恒彦
元特捜部主任検事
1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信。唎酒師、日本酒品質鑑定士でもある。

日本の警察不祥事(Wikipedia)

 日本では最も問題となる警察不祥事に、警察組織すべてが関わっているとみられている『捜査報償費の私的流用等』に代表される裏金・不正経理問題がある。なお、過酷な検挙ノルマ(警視庁では「活動目標」と表記している)に原因する、検挙報告捏造や裏金作りの問題は、1980年代から指摘され続けている。退職した元・警察官による告発本も著され(松本均、幕田敏夫など。第三書館による)、果ては現職の警察官が告発したところ、問題の表面化を恐れた上層部によって閑職に追いやられ、訴訟を起こす事態になった(愛媛県警察の仙波敏郎による体験)。


不祥事の傾向

 警察の不祥事とよばれるものは多様である。単純なものとしては警察官個人が窃盗や暴行・傷害などの明確な犯罪行為を行うものがある。
犯罪者や暴力団員、酔っ払いや不良少年や暴走族などの不道徳者と日常的に接するため、ストレスが溜まりやすい(職務の性格上、私生活にも様々な制限や不利益が加えられる)ことに加えて、教員などと同様に『市民の模範』たる行動を求められるなど一般人よりも高い道徳性が要求されるため、不倫など非社会的行為を行えば、たとえ違法でなくても強く非難されやすい。
 また、警察組織も一種の行政機関・官僚機構であることから、他の組織と同じような不正も当然起こしうる。例えば、許認可権限や利権をめぐる汚職、裏金問題や不正経理、不都合な事例の隠蔽、本庁や警察署内での上下関係を盾に取ったパワーハラスメントなどである。1988年(昭和63年)に大阪府で発生した警察官ネコババ事件や1997年(平成9年)から2000年(平成12年)に相次いだ神奈川県警察の不祥事に見られるように、組織の保身のため不正に不正を重ねることもあった。
 過失などにより市民の通報に適切に対処できずみすみす犯罪を見逃すようなこと、果ては容疑者確保失敗など、職務怠慢による事件や、検挙実績を挙げんがための犯罪捏造が発生している(グリコ・森永事件、足利事件、桶川ストーカー殺人事件、栃木県警察#不祥事 ・冤罪、志布志事件、神戸大学院生リンチ殺人事件、氷見事件、世田谷一家殺害事件、リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件、東電OL殺人事件、長崎ストーカー殺人事件、パソコン遠隔操作事件、熊谷連続殺人事件)。捜査の誤り・事件の長期化から生じる捜査部門の焦りが原因で起きる誤認逮捕や冤罪事件も不祥事とされる(政治的な理由によるものはここでは除く)。
 また、一般的に警察官の特権として拳銃・警棒・手錠などで武装しているが、本来、治安を守るための武器が奪われ、犯罪に使われるのは大変な失態であるとされる。1974年に韓国の大統領に向けられた銃は日本の派出所から盗みだされたものであった(文世光事件)。


対処
 不祥事事件の際は各都道府県警察本部の警務部にある監察官室が速やかに事態収拾を図る。当該警察官に懲戒処分の可能性がある場合、監察官と部下にあたる監察席付調査官で構成された班員で事実関係を調査する。この時点で監察事案となり、調査中は機密扱いとなる。
 処分については、調査内容を元に内部の幹部で行う懲戒審査委員会と、公安委員が呼ばれる会議が行われ、その上で警察庁に上げ、処分にばらつきが出ないように全国の警察での懲戒処分との調整を行い処罰を決定する。この警察官の懲戒処分については「懲戒処分の指針」である程度決まっている。
 しかし、警察官の不正を調査する立場である監察官自らが不祥事を起こす事件も発生している。また、監察自体が警察の内部機構であり、監察官自体も内部の警察官であるために絶対に不祥事を起こさないとはいえないうえに、不祥事を起こした当該警察官と知り合いである可能性も少なくはない。監察官も通常の事件捜査と同様3人一組等の班員と共に行動をするが、これも通常の警察業務と同じで、監察官は多くが警視で最も高い階級であり、次いで監察調査官である班員は警部・警部補と階級が下であるがゆえに、監察官に最も裁量権が与えられており、監察官自身が不祥事や不正を犯した場合、それを関知することは難しい。
 また、やはり国の管轄機関であるため、たとえ組織的な関わりがあったとしても当の警察組織の方は、組織的な関わりはなしとして直接的に関わっていることが明るみになった者を懲戒処分にして不祥事の解決を図ろうとするいわゆる「トカゲの尻尾切り」のようなことが行われることがある。


発砲事件

 警察官職務執行法に定められた要件を守らずに発砲を行うという不適正な武器の使用や、手入れ中の誤射や暴発、および他の警察官に拳銃を突きつけることなどについては不祥事として扱われることが多い。
処分の不透明性と監視体制の問題
 現在、確認されている不祥事において、一般の公務員や一般人なら確実に逮捕される事件で逮捕されず任意調べに留められ懲戒処分のみとなったり、不祥事を起こした警察官の氏名や年齢、所属先や処分内容など通常の刑事事件などで公表されるべき情報が公表されなかったりするケースが多く(もっとも処分を受けた警察官のほとんどが直後に依願退職し、降格や懲戒免職の処分にされることは少ない。処分された以上昇進などは困難なため)、「身内に甘い」という批判の声もある。
 報道関係者の間で警察不祥事などを報道することは「桜タブー」とも呼ばれ、大々的に批判すると、事件取材の際や別の事件の取材などで取材拒否・記者クラブの出入り差し止め・嫌がらせを受けることがあると指摘される。あまりのひどさに記者が記事にしようにも、編集デスクが記事にさせないこともあるといわれている。
 もっとも、マスコミの警察攻撃が多いと感じるか少ないと感じるかはもっぱら視聴者個人の主観と思想によるところが大きく、一概にはいえない。「タブー」の存在を疑う声もある。2007年には冤罪事件が連続して2件発覚するという事態が起こったため、報道も比較的行われている。現役の警察官が顔を出さず、音声を変えてテレビ朝日の『スーパーモーニング』や『ザ・スクープ』へと不祥事を匿名で内部告発することがあり、また元・警察官がテレビの取材に顔出しで出ることもある。
 2013年5月にはNHKが『クローズアップ現代』中で、大阪府警察警察学校での教育における対策例を採り上げたが(2013年5月16日放送「揺らぐ警察」)、弁護士の清水勉はブログで「真に必要なのは警察がノルマ主義をやめることだ、自分も取材を受けたが焦点が意図的に外されているとしか思えない」とこの内容を批判している。


裏金問題

 警察の組織的不正経理については、元警視監の松橋忠光が1984年に著書『わが罪はつねにわが前にあり』で初めて告発したものの、警察庁は「コメントする内容のものではない」と無視した。また、1987年にも、元兵庫県警巡査・松本均が、著書『交番のウラは闇』などで、同県警における組織的な裏金作りや、超過勤務手当の不払い等の不正を告発していた。裏金など、金がからむ不祥事については、責任者が自殺することや告発者が逆に抑圧されることがあり(愛媛県警察での事例)、真相の究明を困難にしている。2000年前後の不祥事発覚後に国家公安委員会が設置した警察刷新会議も、少なくとも裏金問題への対応は消極的である。
 2003年には北海道警察での裏金事件が発覚(北海道警裏金事件)し、2004年には埼玉県警で警察学校校長と副校長が業務上横領 、2008年には岩手県警・千葉県警で、2009年には滋賀県警で、2010年には福井県警・広島県警・山形県警で不正経理が発覚した。


公文書偽造・廃棄など

 捜査書類や交通切符などを偽造・捏造したり、正当な手続きによらず廃棄したりする事案が発生している(先述の“検挙ノルマ”に起因する)。


収賄

 捜査に手心を加える、捜査情報を事前に提供するなどの見返りとして金品などの提供を受ける事案が発生している。


わいせつ事件

 警察官によるわいせつ行為(未成年者へのわいせつ行為を含む)やセクシャルハラスメント、買春、性器露出などのわいせつ事案が発生している(1978年に発生した警視庁北沢警察署経堂駅前派出所の巡査による制服警官女子大生殺人事件。“お巡りさん”に寄せられる信頼を悪用したもので、警視庁始まって以来の汚点と評され、時の警視総監土田國保が引責辞任した。警察内部でのセクハラが訴訟に発展したケースもある(愛媛県警察#最近の主な事件)。


殺人事件

 2007年8月、警視庁立川署の巡査長によるストーカー殺人事件が発生。巡査長は女性を殺害後に自殺した(立川警察署#巡査長による女性射殺事件)。
2015年1月、大阪府警阿倍野署の巡査長(逮捕後に懲戒免職)が不倫相手の社会福祉士の女性を殺害。懲役18年の判決。
 2015年9月、埼玉県警浦和署の現役巡査部長(逮捕後に懲戒免職)が、遺体の検視で訪れた家の住人を殺害し、現金を奪う強盗殺人事件が起きた。


違法とまではいかない不祥事

 2015年11月11日、埼玉県草加市内の男性に振り込め詐欺の電話があり、それに気づいた男性の息子が「父親が被害に遭いそうだ」と埼玉県警に110番通報し、草加署の交番勤務の巡査が男性宅へ向かうこととなったが、この巡査が署にいる警部補に無線で「ミニパトで行ってもいいか?」と聞くと「(ミニパトで行っても)大丈夫」と言われ、巡査はこれを「現場に向かわなくて大丈夫」との意味だと誤解し対応せず、男性は息子の同僚を装って自宅に来た人物に200万円をだまし取られた。


日本以外の国の警察不祥事

 アメリカ合衆国の警察ではロス暴動、ゴードン・ノースコット事件など処理の不手際、初動の失敗と隠蔽が問題になっている。
イギリスでは2005年7月、ロンドン同時爆破事件で過剰反応状態になっていた私服の対テロ要員が、地下鉄駅で全く無関係のブラジル人男性乗客をテロリストと勘違いして射殺する事件が起きた。ロンドン同時爆破事件#誤射事件を参照。


警察不祥事に対する報道と世論

 警察の不祥事は他の役所に増してマスコミや世論の強い反感をかいやすい。日本の第22次西成暴動では1人の警察官の不祥事が明らかになったことをきっかけとして、それまでの警察に対する不信感が噴出した。1978年(昭和53年)に日本で起きた制服警官女子大生殺人事件では当時の警視総監が減給処分となり、その直後に引責辞任している。
 イギリスではマクニー元警視総監が、「二万数千人の警察官がいるのだから、ある程度非行警察官が出るのは当然だ。警察官に二十年間の訓練を施そうと、二ヵ月間訓練を施そうと、悪いことをする奴は出てきてしまうものだ」と言明しているという。

中途半端な形で終わった刑事司法制度改革 議論の発端となった張本人として思うこと

前田恒彦 | 元特捜部主任検事  2016年6月4日 7時0分配信


(写真:アフロ)

2010年に表面化した大阪地検特捜部の証拠改ざん・犯人隠避事件を契機として、5年超にわたって議論が進められてきた刑事司法制度の抜本改革。

通常国会で可決成立した改革関連法は、起訴前の被疑者国選弁護制度を現在の比較的重い犯罪から勾留された全事件に拡大するなど、一部で前進も見られる。

しかし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のことわざどおり、全体としては当初の反省から程遠い、中途半端な改革で終わったと評価せざるを得ない。


【続発する不祥事、空文と化しつつある「検察の理念」】

過去、検察では、ストーリーどおりの供述獲得を強く指示する上司からの重圧に負け、意に沿わない参考人を蹴るなどして負傷させた検事や、未処理事件の早期処理に向けた上司からの重圧に負け、告訴取下げ書や不起訴裁定書をねつ造した検事らが起訴され、有罪判決を受けてきた。

しかし、検察はそのたびにその検事や上司固有の問題として片付け、組織やシステムの欠陥を省みることなく推移した。

その後、検察の信頼を地に落とす証拠改ざん・犯人隠避事件により、ようやく抜本的な検察改革の方向性が打ち立てられ、2011年に以下のような「検察の理念」が策定された。

権限行使の在り方が、独善に陥ることなく、真に国民の利益にかなうものとなっているかを常に内省しつつ行動する、謙虚な姿勢を保つべきである。

法令を遵守し、厳正公平、不偏不党を旨として、公正誠実に職務を行う。

被疑者・被告人等の主張に耳を傾け、積極・消極を問わず十分な証拠の収集・把握に努め、冷静かつ多角的にその評価を行う。

このように、犯罪という表に出にくい水面下の不正行為を暴き出して国家の治安を維持するのはほかならぬ我々であり、その判断や権限行使には絶対に間違いなどあり得ないという無謬(むびゅう)神話に酔いしれ、謙虚さを欠いた独善的な正義感に対する反省こそが、刑事司法制度の抜本改革を目指した原点だった。

にもかかわらず、その後、2012年のPC遠隔操作事件では、真犯人の登場に至るまで全く無関係の人物を次々と4人も逮捕・勾留し、そのうち2人を虚偽自白に追い込み、否認のままだった者を含め、起訴や家裁送致を行った。

2013年には、大阪のガソリン窃盗事件で、アリバイのある無関係の人物を否認のまま誤認逮捕・勾留、起訴した後、起訴を取り消すに至った。

このほか、佐賀の検事が取調べ室で否認する被疑者に対してカッターナイフを示した件や、東京の検事が同じく取調べ室で被疑者に対して犯行を認めれば軽い処分にすると発言して自白を迫り、弁護人を解任すれば接見禁止を請求しないと発言した件なども表面化した。

痴漢や盗撮、捜査情報の漏えい、窃盗などで検事や検察事務官が次々と逮捕された件などは論外だが、それこそ陸山会事件に起因した担当検事らの虚偽捜査報告書事件やこれに対する最高検のデタラメな対応など、その後の推移を見る限り、「検察の理念」は浸透し切っておらず、これに沿った真の検察改革も進んでいないと言わざるを得ない。

むしろ、時の経過とともに、検察が再び証拠や事実に対する誠実さや、強大な権力に対する謙虚さを失いつつあるように思えてならない。

警察の不祥事に目を向けても、大阪・堺警察署の組織的な調書ねつ造・偽証事件など枚挙にいとまがないが、やはりこれらに対する検察の対応は身内に甘いものとなっている。


【証拠改ざん・犯人隠避事件の根底にあった検察独特の発想】

そもそも、証拠改ざん・犯人隠避事件の根底には、検察にとって不利な証拠や事実を検察の領域から出すなどし、組織的に隠ぺいすることで、公判の紛糾を避け、迅速かつ強固な有罪判決を得たいとの検察独特の発想があった。

しかし、そうした心情は特捜部や大阪地検に限った話ではなかった。

立証責任を負担し、無罪判決などの問題判決が出るとマスコミを含めて組織内外で厳しい非難にさらされる検察官にとって、誰でも抱く考え方と言える。

現に一般の刑事事件でも、公判の紛糾を避けるため、捜査段階で警察が作成した捜査報告書から被告人に有利となる記載を起訴後に削除させ、新たにバックデート、すなわち作成日付を捜査当時の過去の日付に遡らせて作成させた書面と差し替える、といったケースも見られた。

被疑者や参考人(被害者、目撃者、関係者など)に対する取調べの中で捜査当局の見立てに沿わない事実や被疑者に有利となる事実を供述調書の記載から落とす一方、有罪立証に向けてプラスとなる事実のみを「つまみ食い」して残すといったやり方も、全く同じ発想に基づく。


【公判に向け選別される証拠、「証拠は誰のものか」】

また、検察では、仮に10の証拠のうち7つまでが有罪を基礎づける証拠で、残り3つが被告人に有利となり、あるいは事実認定や情状面で公判紛糾の原因となる証拠だった場合、この3つを自ら進んで公判に提出するといった馬鹿なことはしない。

2005年から第1回公判前に争点整理などを行う公判前整理手続制度が導入されたが、それ以前の検察は、被告・弁護側の証拠開示請求に対して真摯に応じず、手の内を明かさないようにしてきた。

公判前整理手続制度が導入された後も、大部分の事件ではこの手続が実施されておらず、検察にとって害にならない証拠を小出しに開示する程度で、基本的な姿勢は2005年以前と変わらなかった。

むしろ、法律が定める開示要件を充たさないなどと理屈を並べ立て、ダラダラと手続を引き伸ばし、極力手の内をさらさないようにしてきた。

検察がいくつかの証拠を任意に開示すれば、早く裁判を始めたい裁判所も弁護人に対して「もうこのあたりでいいのでは」などと述べ、折れるように説得してくれるからだ。

元を正せば、「我々の手の内にある証拠は我々のもの」「被告人や弁護人には好意で見せてやっているだけ」「事件に関する情報コントロールは我々が主導して行う」といった根強い意識が問題の根底にある。

捜査の過程で判明した事件関係者の供述内容などをマスコミにリークし、広く報道させている事実からも明らかだろう。

現に最近でも、甘利明前経済再生担当相の現金授受問題において、捜査上の秘密であるはずの関係者の処分内容や証拠上の難点などが「検察幹部」なる者によって処分前にマスコミに漏らされ、既成事実として大々的に報じられた。

こうした姿勢は警察も同様だ。いや、むしろ検察以上に「証拠は我々のもの」という意識が強いように思う。

警察が捜査によって判明した事実(及びそれをまとめた供述調書や捜査報告書など)を全て検察に送ってこない、という事態もままあったからだ。


【期待された抜本的改革の2つの柱】

このように、密室である取調べ室で関係者から得た供述や当局にとってプラスとなる証拠物を金科玉条のものとし、いったん組み立てた事件のストーリーに組織を挙げて固執し、不都合な事実や証拠に目をつぶり、あるいはできる限り表に出さないように努め、他方で当局にとって都合の良い捜査情報をリークし、報道させることでマスコミをもコントロールし、「起訴=有罪」という風を吹かせ、有罪獲得に向けて猛進するという姿勢こそが、諸悪の根源だった。

この姿勢はあらゆる事件に当てはまるもので、長年にわたって蓄積されてきた刑事司法制度の歪みとも言える。

そのため、こうした事態を根底から正し、えん罪防止に向けた抜本的改革の柱として期待されたのが、次の2点だった。

(1) 検察の手中にある全ての証拠を起訴後速やかに被告・弁護側にオープンにし、その手の内をさらすことで、プラス・マイナスを問わず、異なった立場から複眼的な視点で謙虚に証拠を見ようという「全面証拠開示制度」の導入

(2) 取調べ室で被疑者に虚偽自白を強いることを防止し、併せて被疑者以外の全ての関係者の供述経過を逐一記録として残すことで、後日の検証に耐えられるようにするという「全面可視化(録音録画)制度」の導入

特に(1)の全面証拠開示制度は極めて効果的であり、不可欠なものだった。

事後的とは言え、外部、とりわけ相手方である被告・弁護側に対して彼らに有利となり得る証拠を入手・検討する余地を与えることになるからだ。

外部のチェックが入ることで、マイナス証拠の存在を隠せなくなり、捜査段階で積極・消極いずれの証拠も十二分に検討し、問題があれば必ず上司らに報告するといった姿勢にもつながる。

全く同じ証拠でも、違った立場や角度から見ることで、違った姿、違った事実を浮かび上がらせることができるからだ。

「検察官は全ての関連証拠を被告に開示する法的義務がある。検察官の手中にある捜査の成果は、有罪獲得のための検察官の財産ではなく、正義がなされることを確保するために用いられる公共の財産(the property of the public)である」

これは、1991年にカナダの最高裁が検察官に対して手持ち証拠の全面証拠開示義務を認めた有名な「スティンチコム判決」の一節だが、刑事司法制度における証拠の位置づけを端的にわかりやすく説明している。


【見送られてしまった全面証拠開示制度】

にもかかわらず、改革に向けた議論はもっぱら取調べの可視化と司法取引の是非に集中してしまった。

不都合な証拠や事実を隠すという悪弊の末に起きた証拠改ざん・犯人隠避事件の反省から制度改革を行うということであれば、何よりも真っ先に全面証拠開示制度を導入すべき、という話になるはずだったが、残念ながらその議論は深まらなかった。

改革を求める側がその要求を全面証拠開示制度1本に絞らず、むしろ可視化実現の方を前に出し、これを目的化してしまい、議論が拡散してしまったことも一因だ。

刑事司法制度改革に向けた叩き台づくりは、法務省特別部会において、様々な利害関係者の綱引きを背景とし、特にできるだけ現状を変えずに新たな武器だけは欲しいという警察や法務検察、これを応援する学者らのリードで進められていた。

当然の展開として、捜査当局の側からは、「可視化すると関係者から供述を得にくくなり、真相解明が進まず、治安も悪化する」と言い返された。

その上で、“バーター”として司法取引制度の導入や通信傍受(盗聴)の拡大といった、およそ証拠改ざん・犯人隠避事件とは何の関係もなく、しかも意見が多岐に分かれる難しい土俵に引きずり込まれることとなってしまった。

この結果、検察の手の内にある証拠の一覧表(リスト)を被告・弁護側の請求に基づいて開示することまでは義務付けられたものの、証拠の現物そのものをオープンにするという全面証拠開示制度の導入は見送られた。

しかも、開示義務付けの対象は、事実関係に争いがあるなどの理由から、公判前整理手続など争点を明確にするための手続に移された事件だけに限定された。

しかし、一覧表といっても、供述調書や捜査報告書といった書面であれば、単に作成日や作成者名、官職名、取調べを受けた供述者名などが羅列されているだけだし、証拠物も、「ハードディスク 3点」「紙ファイル 5点」などと、その品名と数量が記載されているだけだ。

これでは、それぞれの証拠の内容、例えば「X」という人物の供述調書にどのようなことが書かれているのかといったことを想像するほかないし、特に証拠物だとその想像すら不可能だ。

せめて各証拠ごとに、内容をコンパクトにまとめた要旨の記載を義務付けるべきではなかったか。


【過去の事件の蒸し返しを恐れる捜査当局】

では、なぜ捜査当局は全面証拠開示制度に徹底抗戦するのか。

表向きの理由としては、新たな弁解の構築や口裏合わせ、証人に対する脅迫、関係者のプライバシー侵害などに対する懸念が挙げられている。

しかし、それらは建前にすぎない。

本音の部分で最も懸念しているのは、現在進行中ないし将来の事件に対する影響ではなく、既に判決が確定し、刑の執行や服役まで終わり、あるいは現在も服役中といった過去の事件まで蒸し返され、法的安定性が損なわれるのではないかという点だ。

取調べの可視化のように「これからの事件」を対象とした制度改革と異なり、全面証拠開示制度だけは過去の事件にまで広く影響が及ぶからだ。

例えば、歴史的な再審開始決定に対して検察が直ちに抗告を申し立てた袴田事件でも、再審請求審では、静岡地裁の勧告で検察から約600点にも上る証拠開示が行われた。

その結果、真犯人が履いたものだとされるズボンの「B」という表記は、死刑判決を下した裁判所が認定する“サイズ”ではなく、“布地の色”を示すもので、もともとY体(細身用)のズボンであって、袴田氏には履けないものだったといった、検察にとってマイナスに傾く様々な事実が明るみに出た。

高裁で審理が続いているが、なかったはずの衣類のネガや取調べ録音テープが警察の手の内で隠されていた事実も明らかになっているし、警察が袴田氏と弁護人との接見を盗聴録音したと思われるテープの存在までもが明るみに出ている。

こうした過去の蒸し返しこそが、捜査当局の最も恐れる事態にほかならない。


【ごく一部にとどまった可視化義務付け

取調べの可視化も、本質的には「捜査の結果判明した事実や証拠は誰のものか」という証拠開示の議論と重なる話だ。

その意味で、本来は在宅・身柄拘束段階を問わず、被疑者・参考人を問わず、検察が公判前に証人と打ち合わせる手続や裁判官による勾留質問をも含め、およそ事情聴取の形式をとる手続では、全面的な可視化を原則とすべきだった。

しかし、今回の改正法では、逮捕勾留された被疑者の取調べの全ての過程を録音録画して記録に残すことまでは義務付けられたものの、逮捕に至っていない在宅段階での取調べ(事件捜査の大半を占める「書類送検」のケースを含む)や、被疑者以外の参考人の取調べは除外された。

しかも、義務付けの対象は、裁判員裁判が行われる殺人や傷害致死といった重大事件のほか、特捜部のように検察が警察を使わず自ら独自に捜査を行う事件だけに限定された。

これらは全事件の3%にすぎず、いずれも既に捜査当局において全面可視化が試行されているものばかりだし、先に挙げたPC遠隔操作事件などは対象外となるわけで、現状を大きく変えるものではない。

また、可視化が義務付けられた事件であっても、被疑者が十分な供述をし得ない場合などには、捜査官の判断で録音録画の見送りを可能とする例外規定も置かれ、運用次第では「ザル法」ともなる。

現に逮捕勾留された被疑者のうち、2015年度中に警察が取調べの全ての過程を録音録画した件数は、裁判員裁判対象事件全体の約48%にすぎない。

機材不足という事情もあるが、被疑者から供述を得にくくなるといった理由から、捜査官が全面可視化を実施しようとしなかったことも原因だ。

2014年度がわずか17%だったことと比べると大幅に増加してはいるが、完全実施が当たり前でなければならない。


【捜査当局が可視化に抵抗感を抱く背景】

では、なぜ捜査当局は取調べの可視化に抵抗感を抱くのか。

この点は、取調べをガラス張りにすることで供述を渋る関係者が出てくるといった理由が挙げられている。

しかし、むしろ懸念されているのは、取調べを担当する捜査官の方がカメラを意識しすぎ、言葉尻を捉えられて批判されることをおそれ、萎縮し、形だけの深みがない取調べになってしまうのではないか、という点だ。

また、本音の部分では、全てではないにしても、取調べ室の中で第三者に見せられないようなやりとりが現に行われている面もあるからだ。

例えば、机を叩いて大声で怒鳴ったり、捜査官が把握している事実の方に巧みに誘導するといったものだ。

余罪の立件見送りや早期保釈、求刑の軽重などをチラつかせ、被疑者を「あきらめ」の心境に陥らせるとともに損得計算をさせ、共犯者の関与状況などを含めて事件の全貌(らしきもの)を語らせ、これを供述調書に記録してサインさせるといったやり方もある。


【発想の転換、可視化は被疑者だけでなく捜査官も守る】

ただし、先に挙げた全面証拠開示制度と比べると、捜査当局も可視化についてはやや前向きな姿勢に変わりつつある。

すなわち、もともと可視化は警察や検察を縛るためのものであり、可視化が叫ばれ始めた当初も、そうした狙いがあった。

しかし、可視化の流れが避けられないことを悟った捜査当局は、むしろこれをより強固な有罪立証のための“有効な武器”として使おうと、発想の転換を図った。

2014年には、最高検も、各高検や地検に対し、被疑者を逮捕する事件全般に可視化試行の対象を広げ、供述調書の任意性・信用性が裁判で争いになりそうな場合には録音録画を実施すべし、といった通知を出すに至っている。

改正法で可視化が義務付けられなかった事件の取調べでも録音録画を行うこと自体は可能であり、いつ、誰の、どのような取調べについて、どのタイミングで、どの部分を切り取って記録化し、それをどのような目的で使うのかといったことについては、全て捜査当局の広範な裁量に委ねられているからだ。

可視化は被疑者を守るだけでなく、取調べを担当する捜査官を守ることにもなる。

「捜査官の作文だ」と揶揄(やゆ)されてきた供述調書に代え、あるいは被告人が法廷で捜査段階と異なる供述を始めた事案などについて、取調べ室でのナマの供述内容や態度、表情、口ぶりなどを客観的に証明する動かぬ証拠として、録音録画を積極的に使っていこうというわけだ(これを「実質証拠としての利用」と呼ぶ)。

記憶に新しい栃木女児殺害事件でも、検察は禁断の「Nシステム」まで証拠として使わざるを得ないほど追い込まれた状況だったが、捜査段階における被告人の自白状況を記録した録音録画が決め手となり、一審で有罪を得ることができた。

一番最初に自白した場面が全く記録されていない上、法廷に出された録音録画はごく一部であり、記録された検事の取調べは相当強引で誘導も目立ち、しかも自白と現場や遺体の状況には食い違いがあるなど、この事件の捜査には問題点も多々あった。

それでも、裁判官は自白調書を証拠から排除せず、裁判員らも有罪という方向で検察を救済しており、録音録画が捜査当局の武器にもなるという事実を改めて示した。

「自白は証拠の王」と言われる。

取調べや自白調書への過度の依存から脱却するための刑事司法制度改革だったが、可視化により得られた録音録画の使い方次第で、かえって自白に価値が置かれる結果となってしまっているのは皮肉な話だ。


【司法取引という捜査当局の「新たな武器」】

むしろ、今回の改正法を見ると、捜査当局の手足を縛るはずが、かえって権限拡大に繋がるような「焼け太り」の状態になっているように思える。

その一つが、司法取引という新しい制度の導入だ。

この制度にも様々なパターンがあるが、改正法では、検察官と被疑者・被告人側が交渉をし、組織の幹部など共犯者の関与状況に関する供述をしたり、物証を提供するなど協力者となった場合、その見返りとして不起訴や求刑引下げ、起訴取消しなどを行うといった「合意制度」が採用されている。

取引に応じる被疑者・被告人の弁護人と検察官とが合意をし、合意書を作成することが条件だ。

窃盗や強盗、殺人や強姦といった事件は対象外だが、贈収賄や談合、脱税、詐欺、横領といった財政経済事件や、薬物事件、銃器事件は取引の対象となっている。

ただ、検察では、司法取引を決するに際し、間違いなく地検、高検、最高検と何重もの幹部決裁を要するはずであり、とりわけ制度開始からしばらくの間は絶対に失敗が許されないので、起訴取消し並みの慎重さが要求されるだろう。

諸外国のように現場の検察官だけの判断でフットワーク軽く使えず、むしろ「武器」どころか「重すぎて抜くに抜けない刀」に成り下がる可能性もある。

取調べの全面可視化が導入されていない以上、今までどおり密室の取調べ室で利益供与をほのめかし、供述を得たほうが手軽だからだ。

【えん罪の温床にもなり得る、リスク高い司法取引】
こうした司法取引制度にはメリットもあるが、デメリットも多い。

刑事責任を軽くするため、自分の行為を共犯者がやったことだと嘘をついたり、全く無関係の者に罪を被せて引きずり込むなど、えん罪の温床ともなり得るからだ。

また、最初に司法取引に応じた者の供述によって事件のストーリーが組み立てられ、固められるので、かえって流動的な捜査がしにくくなるし、真相から遠くなるおそれもある。

そればかりか、弁護人はろくに証拠を見ていない段階であるにもかかわらず、依頼者が求めている以上、依頼者の利益のために取引に同意するというリスクを負うことになる。

取調べの全面可視化による取引過程の透明化すら全く図られていないにもかかわらずだ。

もしこの依頼者の証言が事実に反するものであれば、司法取引に同意した弁護人もえん罪被害者らから攻撃される結果となる。

これはかなり危うい話だ。

法務省特別部会のメンバーになっていた日弁連などの委員は、最終的には一部可視化実現の見返りとしてこの「毒」を飲んだが、本来はこうした司法取引制度の話が出てきた段階で会議の席を立つという勇断も求められた。

このあたりは、日弁連と各地の弁護士会との間に微妙な温度差があった点だ。

やはり、当初から最終的な着地点を見据えた上で、委員の人選や議題設定、議事進行を進めてきた法務検察官僚の方が、一枚も二枚も上手だった。


【刑事司法制度改革の今後、重要なのは裁判所の意識改革】

本来であれば、全面証拠開示や取調べの可視化、司法取引の導入など、それぞれ完全に切り分け、全く独立して別個に議論すべきテーマだった。

にもかかわらず、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会の開催に向け、2013年に閣議決定された「世界一安全な日本」創造戦略が最優先された結果、治安維持の観点から、各制度を一体のものとして整備する、という方針が既定路線となってしまった。

これも、証拠改ざん・犯人隠避事件への反省から捜査当局を縛ろうとしたはずの改革議論の原点を忘れ、改革が中途半端な形で終わることになった大きな要因と言える。

もちろん、今回の改革はあくまで最低ラインにすぎず、今後の運用で証拠開示や可視化の範囲が拡大していくことを期待したい。

特に裁判所の意識が変わることが重要だ。

例えば、袴田事件のように死刑再審請求事件を契機として証拠開示の範囲が広がっていくことが考えられるが、これも結局のところ、検察に証拠開示の勧告や命令を出す裁判所の対応次第だ。

同様に、裁判所が取調べの録音録画を当然のこととして捉え、もし可視化が行われていなければ供述の任意性や信用性に疑念を持つといった強い態度に出れば、可視化の範囲も自ずと広がっていくことだろう。

他方で、今後は捜査当局の権限拡大も一層進められるはずだ。

1999年に「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律」が制定された際、通信の秘密やプライバシー保護との調整を図るため、捜査当局が電話等の通信傍受(盗聴)を行うことに対し、厳しい縛りがかけられた。

しかし、今回の改正法では、いとも簡単に対象犯罪が広げられ、電話会社社員らによる立会いも一定の条件の下で不要となるなど、捜査当局にとって一層使い勝手のよいものに変更された。

今回導入された司法取引制度も、いずれもっと捜査当局にとって使いやすい形に改められることは間違いないだろう。


【議論の発端となった張本人として】

7年前、僕は何よりも法と証拠を重視すべきプロの法律家である検察官として、絶対にやってはならない罪を犯した。

事実や証拠に対する謙虚さを欠いた卑劣な行いであり、検察官である前に一人の人間としても、万死に値する。

人生を狂わせてしまった厚労省担当課の元課長やそのご家族をはじめ、郵便不正事件に関わった全ての関係者の皆さまに対し、衷心より深くお詫び申し上げます。

その後、古巣である検察は、抜本的な改革を目指して「検察の理念」を策定したが、冒頭で述べたとおり、なおも信じがたい不祥事が続発している。

権限行使の在り方も、公平さや公正さを欠き、独善に陥っており、今やその崇高な理念も時の経過とともに空文と化しつつある。

これでは、いつかどこかで、様々な重圧を受けた検察官らが、再び全く違った形で、同じような過ちを犯すに違いない。

改めて多くの方々に刑事司法制度改革の原点が何だったのかを思い起こしていただくためにも、また、警察・検察を問わず僕のような人間を二度と出さないようにしていただくためにも、中途半端な改革で終わった現状を踏まえ、今回、恥を忍んでこの問題を語る意義は大きいのではないかと思い至った次第だ。

刑事司法制度の「あるべき姿」とは何か――

証拠開示や取調べの可視化、司法取引など、あくまで方法論にしかすぎない。

制度改革にあたっては、各制度のメリットやデメリットを踏まえ、わが国におけるこれからの刑事司法制度の「あるべき姿」まで見据えた議論を行う必要がある。

結局のところ、その方向性を決めるのは、熱心に活動する一部の法曹関係者や学者、ジャーナリストではなく、読者を含めた国民一人ひとりにほかならない。

刑事司法制度は、地味だが国民の生活に重大な影響を与えるものだし、何よりも国民のためにあるものだから。(了)


前田恒彦
元特捜部主任検事
1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信。唎酒師、日本酒品質鑑定士でもある。
2016年1月から12月

 2016年度まとめ

情報漏洩・収賄   ・・・4件
虚偽記載など    ・・・8件
業務上横領     ・・・5件
強制猥褻      ・・・1件
交通事故、交通違反 ・・・25件
自殺        ・・・11件
痴漢、盗撮、わいせつ・・・36件
ストーカー等    ・・・3件
窃盗、万引き    ・・・13件
暴行・障害・強盗  ・・・7件
侵入        ・・・1件
不法投棄      ・・・1件
パワハラ・セクハラ ・・・3件
その他       ・・・3件(拳銃持ち帰り、嘘)
盗撮(組織的可能性)・・・1件
公務執行妨害    ・・・1件
職権乱用、業務妨害 ・・・2件
器物破損      ・・・1件
証拠隠滅      ・・・1件
覚せい剤      ・・・1件

(出典)NAVERまとめ


■12月28日 鑑識係長が指紋流用、虚偽の捜査報告書 数年前から

(元写真)熊本県警察

 熊本県警は27日、警察署の鑑識係長を務める警部補が、窃盗などの事件で検挙した容疑者から採取した指紋を証拠品などから採ったように装い、内部向けの虚偽の捜査報告書を作っていたと発表した。県警は虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で捜査している。
 県警関係者によると、警部補は熊本北署刑事1課の50代男性。県警監察課によると、警部補は数年前から、容疑者の検挙後、指紋の自動識別システムの読み取り面に残った痕跡を特殊な方法で採取。証拠品や現場に残された物から採ったように偽り報告していた。
 発覚したのは9月末ごろで、報告書を受け取った県警本部鑑識課が記述内容と指紋の形が一致しないことに気づいたという。警部補は主に書類送検もしない万引きや暴行などの軽微な事件で虚偽の報告書を作り、「実績を上げるためにやった」と話しているという。
 吉田至監察課長は「犯人性に争いのない軽微な事件や、指紋が必要のない事件で行われた」とし、「立証には使われておらず、犯人の捏造(ねつぞう)や冤罪(えんざい)の可能性は現段階で否定できる」と説明した。県警は今後、警部補を処分するほか、複数の部下が関与していたとみて調べる方針。(小原智恵)
【出典】鑑識係長が指紋流用、虚偽の捜査報告書 数年前から 朝日新聞デジタル 2016年12月28日15時03分


■12月27日 同僚の現金盗んだ巡査を懲戒処分

 宮城県警は26日、勤務先の仙台中央署の交番で同僚の財布から現金計4万円を盗んだとして、男性巡査(23)を停職1カ月の懲戒処分とした。既に全額返済されたなどとして、県警は窃盗容疑での立件を見送った。巡査は同日、依願退職した。
 県警によると、10月27日から今月2日にかけて計4回、仙台市青葉区の交番で、同僚の男性警察官4人の財布からそれぞれ1万円を抜き取った。勤務中、同僚が交番内に置いたバッグに入れていた財布から現金を繰り返し盗んだという。
 被害に気付いた同僚が今月4日、上司に相談して発覚。巡査は5日、県警の聞き取り調査に盗みを認めた。給料から天引きされる貯金を今年増額したため、生活費が足りなくなり、「自由になるお金が欲しかった」と話しているという。
 県警では10、11月、男性巡査長=懲戒免職=が勤務先の若柳署で現金23万円を盗んだとして逮捕、起訴されたばかり。遠藤浩幸首席監察官は「若柳に続く事案を非常に重く受け止めている。県民の期待と信頼に応えられるように不断の努力をしたい」と述べた。
【出典】同僚の現金盗んだ巡査を懲戒処分 河北新報 2016年12月27日火曜日


■12月27日 スカートまくりあげで逮捕、巡査部長を停職処分→退職 滋賀県警

 滋賀県警は27日、同県彦根市の路上で女性に抱きつくなどしたとして、強制わいせつ未遂の疑いで逮捕された長浜署の巡査部長(33)を、停職1カ月の懲戒処分とした。巡査部長は同日付で依願退職した。
 6日夜、20代の女性のスカートをまくりあげ抱きつくなどし、わいせつな行為をしようとしたとして、翌7日、彦根署に逮捕された。県警によると「女性の下着をのぞきたかった」と話している。
 大津区検は27日、滋賀県迷惑防止条例違反の罪で略式起訴。大津簡裁は同日付で罰金20万円の略式命令を出した。
 伊藤豊晴首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で、調査結果を踏まえ厳正に処分した」とコメントを出した。
【出典】スカートまくりあげで逮捕、巡査部長を停職処分→退職 滋賀県警 産経WEST 2016.12.27 21:52


■12月27日 滋賀県警巡査部長に罰金命令 「下着見たい」とスカートまくる

 大津区検は27日、滋賀県迷惑行為等防止条例違反(卑わいな言動)の罪で、長浜署地域課巡査部長の男(33)を略式起訴し、大津簡裁は罰金20万円の略式命令を出した。滋賀県警は同日、巡査部長を停職1カ月の懲戒処分にした。巡査部長は依願退職した。
 起訴状では、巡査部長は今月6日午後9時55分ごろ、彦根市内の路上で、背後から女性(26)のスカートを手でまくり上げた、としている。
 巡査部長は7日、強制わいせつ未遂の疑いで、県警に逮捕されていた。県警によると、「下着を見たかった」などと供述しているという。
【出典】滋賀県警巡査部長に罰金命令 「下着見たい」とスカートまくる 京都新聞 【 2016年12月27日 20時40分 】


■12月27日 兵庫県警巡査部長、覚醒剤の陽性反応 使用容疑でも捜査

兵庫県警 川西警察署の巡査部長を覚醒剤所持の疑いで逮捕

 兵庫県警川西署地域1課の巡査部長藤谷龍一郎容疑者(53)が覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで大阪府警に逮捕された事件で、藤谷容疑者の尿から覚醒剤の陽性反応が出ていたことが捜査関係者への取材でわかった。大阪地検は27日、同罪で起訴した。府警は自宅から注射器計数十本を押収しており、使用の疑いでも調べている。
覚醒剤所持の疑い、兵庫県警巡査部長を逮捕 大阪府警
 藤谷容疑者は今月17日、大阪市北区中崎西1丁目の自宅マンションで少量の覚醒剤を所持した疑いで逮捕された。捜査関係者によると、自宅からは乾燥大麻とみられる植物片や注射器数十本を押収。その後、藤谷容疑者から任意で採った尿を鑑定したところ、覚醒剤の陽性反応が出たという。
【出典】兵庫県警巡査部長、覚醒剤の陽性反応 使用容疑でも捜査 朝日新聞デジタル 2016年12月27日19時08分


■12月27日 警部補が虚偽報告書作成=指紋の採取場所偽る-熊本県警

 熊本県警は27日、熊本北署鑑識係長の50代警部補が、指紋の採取場所を偽った捜査報告書を作成していたことを明らかにした。警部補は「数年前からやっていた」と不正を認めており、県警は虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で調べている。
 県警監察課によると、警部補は別の場所で採取した指紋を現場や証拠品から採取したように偽り、捜査報告書を作成していた。立証に指紋の採取が不要な事件だったが、職場内での評価を上げるため現場で採取したように装っていたという。
 監察課は「いずれも軽微な万引きや暴行事件で、不正に採取された指紋が証拠となったことや、えん罪の可能性はない」と説明している。
【出典】警部補が虚偽報告書作成=指紋の採取場所偽る-熊本県警 時事ドットコムニュース (2016/12/27-17:32)


■12月26日 巡査部長、女性警官の体触る…容疑で書類送検へ

 兵庫県警加古川署の男性巡査部長(33)が署内で女性警察官の体を触ったとして、県警が強制わいせつ容疑で捜査していることが県警への取材でわかった。
 巡査部長は容疑を認めており、県警は26日、停職3か月の懲戒処分にした。近く、神戸地検姫路支部に同容疑で書類送検する。監督責任として、上司の男性警部補(38)ら2人も所属長訓戒処分などにした。
 県警によると、巡査部長は7月21日午前、署内の会議室で、女性警察官の胸を服の上から触った疑いがある。この日は2人とも休日出勤していた。
【出典】巡査部長、女性警官の体触る…容疑で書類送検へ 読売オンライン 2016年12月26日 17時24分


■12月26日 兵庫県警 33歳巡査部長が部下の女性警官を繰り返し触る

 停職3カ月の懲戒処分 強制わいせつ容疑で書類送検へ
 部下の女性警察官の体を繰り返し触ったとして、兵庫県警は26日、加古川署の男性巡査部長(33)を停職3カ月の懲戒処分にした。県警は来月、うち1件の行為について強制わいせつ容疑で巡査部長を書類送検する。
 監察官室によると、巡査部長は今年2~9月ごろ、署内の会議室などで数十回にわたって20代の女性警察官の胸などを触った。内部調査に「一緒に勤務するうちに魅力を感じてエスカレートした」と話したという。
 女性が上司に相談して発覚。県警は当時の上司ら3人についても訓戒処分などにした。【茶谷亮】
【出典】兵庫県警 33歳巡査部長が部下の女性警官を繰り返し触る 毎日新聞 2016年12月26日 21時06分(最終更新 12月26日 22時37分)


■12月26日 20代巡査、同僚4人の財布から計4万円盗む

 宮城県警は26日、勤務先の交番で同僚4人の財布から計4万円を盗んだとして、仙台中央署地域課の男性巡査(23)を停職1カ月の懲戒処分にした。巡査は同日付で依願退職した。
 県警によると、巡査は10月27日~12月2日の間、仙台市内の交番で4回にわたり、荷物置き場にあったカバンの中の財布から、各1万円を盗んだという。巡査は「生活費に余裕がなく、金が欲しかった」と認めている。
 県警は「窃盗罪に該当する」と判断したが、被害者全員に処罰の意思がないことや、全額弁済されていることから立件を見送った。
 今月4日、被害者から上司に相談があり、発覚した。花井稔警務部長は「誠に遺憾であり、厳正に処分した。県民の信頼回復に全力を尽くす」とコメントを出した。
【出典】20代巡査、同僚4人の財布から計4万円盗む サンスポ 2016.12.26 19:23


■12月26日 巡査部長、後輩女性の胸触る=停職、容疑で書類送検へ-兵庫県警

(元写真)セクハラパワハラ体験談

 警察署内で20代女性警察官の胸を触ったなどとして、兵庫県警は26日、加古川署地域課の男性巡査部長(33)を停職3カ月の懲戒処分にした。巡査部長は行為を認めており、県警は来年1月に強制わいせつ容疑で書類送検する。
 県警監察官室によると、巡査部長は2月ごろから9月中旬の間、警察署や交番などで女性の胸や尻を服の上から数十回触り、7月21日には署内の会議室で、服の上から胸をわしづかみした。
 巡査部長は「(女性と)行動を共にするうち、異性として魅力を感じるようになり、(行為が)エスカレートしていった」と話しているという。
 女性は、仕事を教えてくれる先輩として我慢していたが、拒絶しても収まらないため、9月下旬、上司に申告した。
 増田稔監察官室長の話 厳正に処分した。再発防止に努める。
【出典】巡査部長、後輩女性の胸触る=停職、容疑で書類送検へ-兵庫県警 時事ドットコムニュース (2016/12/26-15:46)


■12月26日 部下の女性の胸つかんだ疑い、男性警官を書類送検へ

 部下だった女性巡査の体を触るセクハラ行為を繰り返したとして、兵庫県警は26日、加古川署の男性巡査部長(33)を停職3カ月の懲戒処分にした。このうち女性の胸をつかんだ今年7月の行為について、近く強制わいせつ容疑で書類送検する。捜査関係者への取材でわかった。
 捜査関係者によると、巡査部長は2~9月、加古川署や交番などで、20代の女性巡査の尻や胸を数十回触ったという。女性は「やめてください」などと拒んでいたが行為は収まらず、9月末に女性上司に被害を打ち明けた。
 巡査部長は「一緒に仕事をするうちに魅力を感じるようになり、エスカレートしてしまった」と話しているという。
【出典】部下の女性の胸つかんだ疑い、男性警官を書類送検へ 朝日新聞デジタル 2016年12月26日14時48分


■12月26日 部下の20代女性巡査の胸わしづかみ、7カ月に数十回…巡査部長を書類送検へ

 勤務中に部下の20代の女性巡査の胸をわしづかみにしたとして、兵庫県警が来年1月に加古川署の男性巡査部長(33)を強制わいせつ容疑で書類送検する方針を固めたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、巡査部長を停職3カ月の懲戒処分にした。
 捜査関係者によると、巡査部長は今年7月21日、署内の会議室で部下の巡査と2人きりになった際、服の上から巡査の胸を左手でわしづかみにした疑いが持たれている。
 巡査部長は2月から約7カ月間、署内や交番などで数十回にわたり巡査の胸や尻を触るセクハラを繰り返していたが、巡査は当初、巡査部長から仕事を教えてもらっていることを理由に被害を申告しなかった。
 同僚の女性警察官が9月末、巡査にセクハラを受けていないか確認し、被害が発覚。巡査部長は県警の調べに、「行動を共にするうちに異性としての魅力を感じるようになり、行為がエスカレートした」と説明しているという。(産経新聞)
【出典】部下の20代女性巡査の胸わしづかみ、7カ月に数十回…巡査部長を書類送検へ サンスポ 2016.12.26 14:36


■12月23日 警察官が窃盗・盗撮「性欲を満たすためだった」 神奈川県警が停職処分

 神奈川県警は22日、寝ていた女性からIC乗車券PASMO(パスモ)を盗んだり、スカート内を盗撮したりしたとして、伊勢佐木署刑事1課の男性巡査部長(37)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付で、巡査部長は依願退職した。
 県警監察官室によると、巡査部長は11月19日、横浜市営地下鉄ブルーライン北新横浜-センター北間を走行中の電車内で、座席で寝ていた女性会社員(27)のスマートフォンケースからパスモなどを窃盗。10月中旬には、同線中川駅構内のエスカレーターで、別の女性のスカート内をスマホで盗撮した。
 平成27年4月29日には、デリバリーヘルス(派遣型風俗店)で働く女性を呼んだ横浜市中区のホテル客室内にビデオカメラを設置し、女性の裸などを無断で撮影したという。
 県警は11月19日に、パスモの窃盗容疑で巡査部長を逮捕。巡査部長のスマホやパソコンから女性の下着の画像などが見つかったため、余罪があるとみて裏付けを進めていた。
 巡査部長は「性欲を満たすためだった」などと供述しているという。
【出典】警察官が窃盗・盗撮「性欲を満たすためだった」 神奈川県警が停職処分 産経ニュース 2016.12.23 10:54


■12月22日 佐賀県警巡査長を減給処分 万引疑いで逮捕

 佐賀県警は22日、釣具店でルアーを万引したとして窃盗容疑で逮捕され、起訴猶予処分となった交通機動隊の男性巡査長(27)を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にした。巡査長は同日、依願退職した。
 約850円のルアーを盗んだ容疑で9日に現行犯逮捕され、佐賀区検が21日に起訴猶予とした。
【出典】佐賀県警巡査長を減給処分 万引疑いで逮捕 産経WEST 2016.12.22 20:57


■12月22日 巡査部長を書類送検=女性下着盗撮疑い-神奈川県警

 電車内で女性からICカード乗車券などを盗んだとして窃盗容疑で逮捕された警察官が、別の女性の下着などを盗撮していたことが新たに分かり、神奈川県警監察官室は22日、県迷惑行為防止条例違反容疑で、伊勢佐木署刑事1課盗犯係の黒田昌克巡査部長(37)を横浜地検に書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。巡査部長は容疑を認め、同日付で依願退職した。
 送検容疑は10月13日、横浜市営地下鉄中川駅のエスカレーターで女性のスカート内にスマートフォンを差し向け、下着の写真2枚を撮影した疑い。昨年4月29日には、同市中区で利用したデリバリーヘルスの女性従業員に無断で、動画を隠し撮りした疑い。
 巡査部長は今年11月19日、同地下鉄の電車内で20代女性からカード類3点を盗んだ窃盗容疑で逮捕され、処分保留で釈放されていた。
【出典】巡査部長を書類送検=女性下着盗撮疑い-神奈川県警 時事ドットコムニュース (2016/12/22-18:08)


■12月20日 兵庫県警監察官室長をセクハラで処分 女性警察職員の肩など触る

 女性警察職員の肩や背中を触るなどのセクハラ行為をしたとして、兵庫県警は20日、県警監察官室長の男性警視(55)を同日付で警務部長訓戒の処分にし、26日付で交通部付とする人事異動を発表した。
 県警によると、男性警視は11月下旬、神戸市内の居酒屋で、退職する女性警察職員の肩や背中を数回触り、「ほんまに辞めるんか。好きなんやで」と発言したとしている。
 男性警視は県警の調査に「慰留のため激励したつもりだった。恋愛感情はなかったが、申し訳ないことをした」と説明。この日は同僚と親睦会に出席した後、一緒に参加した女性警察職員と2人で居酒屋に入ったという。
 監察官室長は職員の不祥事を調査する監察部門のナンバー2。男性警視は昨年9月に着任した。県警の町祐紀首席監察官は「幹部職員がこのような事案を発生させたことは誠に遺憾。今後、指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
【出典】兵庫県警監察官室長をセクハラで処分 女性警察職員の肩など触る 産経WEST 2016.12.20 22:24


■12月20日 警視が女性職員にセクハラ 「好きやねん」髪触る 兵庫

 女性警察職員に居酒屋でセクハラ行為をしたとして、兵庫県警は20日、監察官室長の男性警視(55)を警務部長訓戒処分にした。室長は警察官の不祥事などを調べる監察部門のナンバー2。行為を大筋で認めているという。26日付で交通部付に異動する。
 県警によると、室長は11月下旬、神戸市内の居酒屋に女性を誘い、肩や背中、髪の毛などに触れながら「俺、あんたのこと好きやねんで」と話したという。女性が上司に相談して発覚した。
 室長は「仕事の激励のつもりだった。おわびしたい」と話しているという。当時は酒に酔った状態だった。
 町祐紀・首席監察官は「幹部職員がこのような事案を発生させ、誠に遺憾。幹部を含めた職員の指導を徹底し、再発防止に努める」としている。
【出典】警視が女性職員にセクハラ 「好きやねん」髪触る 兵庫 朝日新聞デジタル 2016年12月20日19時41分


■12月20日 セクハラ行為 警視を訓戒処分 兵庫県警

 兵庫県警は20日、女性職員の体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、監察官室長の河本博幸警視(55)を訓戒処分にした。河本警視は不祥事の防止や内部調査を行う監察部門のナンバー2。県警は26日付で交通部付に異動させる。
 県警によると、河本警視は11月25日夜、同僚らとの飲み会の後、神戸市内の居酒屋で、退職予定の同僚女性と2人で飲酒。その際、「ほんまに辞めるんか。あんたのこと好きやねんで」などと言い、肩や髪を触った。河本警視は退職を慰留しようとしたといい、かなり酔っていたという。
 女性が上司に相談して発覚。河本警視は内部調査に「恋愛感情はなく、スキンシップのつもりだった。申し訳ない」と話した。他のセクハラ行為は確認されなかったという。
 町祐紀・首席監察官は「幹部職員がこのような事案を起こし、誠に遺憾。指導を徹底し、再発防止に努める」と述べた。【茶谷亮】
【出典】セクハラ行為 警視を訓戒処分 兵庫県警 毎日新聞 2016年12月20日 19時27分(最終更新 12月20日 20時44分)


■12月20日 セクハラで県警監察官室長を更迭 兵庫、居酒屋で肩触る

 兵庫県警は20日、居酒屋で同僚の女性職員の肩を触るなどセクハラ行為をしたとして、県警監察官室長の河本博幸警視(55)を警務部長訓戒にした。26日付で交通部付に異動させる。事実上の更迭とみられる。河本室長は不祥事を調べる監察部門のナンバー2。
 県警によると、河本室長は11月下旬、神戸市の居酒屋で、退職を申し出ている女性職員と食事をした際、肩や背中を数回触り「俺、あんたのこと好きやねんで」などと話した。「恋愛感情はなく慰留するためスキンシップでやった」と説明しているという。
 河本室長は同僚らとの飲み会の後、女性職員と2人で居酒屋を訪れ、酒に酔った状態だった。
【出典】セクハラで県警監察官室長を更迭 兵庫、居酒屋で肩触る 京都新聞 【 2016年12月20日 18時30分 】


■12月19日 40代巡査長、人身事故を物損で処理…捜査書類や証拠品も机引き出しに隠す 長崎県警

 長崎県警は19日、人身の交通事故を物損として処理したり、証拠品などを定められた場所で保管しなかったりしたとして、警察署に勤務する40代の男性巡査長を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。
 県警によると、巡査長は4署で勤務した平成26年11月までの約13年間、計31件の交通事故捜査で、捜査書類や衣類などの証拠品を自分の机の引き出しにしまい込んだり、自宅に持ち帰ったりした。うち7件の人身事故を、物損として処理した。
 巡査長は内部調査に「人身事故の処理は手間が掛かった。手持ちの事件を減らすためだった」と事実を認めた。
 昨年9月、巡査長が担当した交通事故の当事者側から県警へ、保険請求に伴う問い合わせがあった。その際、捜査書類が所定の場所になく、巡査長のロッカー内で見つかったことをきっかけに、一連の不適切な保管や処理が分かった。
 池田秀明首席監察官は「職員の指導と再発防止に努める」とのコメントを出した。
【出典】40代巡査長、人身事故を物損で処理…捜査書類や証拠品も机引き出しに隠す 長崎県警 産経WEST 2016.12.19 23:05


■12月19日 長崎県警、人身事故を物損で処理 40代巡査長減給

 長崎県警は19日、人身の交通事故を物損として処理したり、証拠品などを定められた場所で保管しなかったりしたとして、警察署に勤務する40代の男性巡査長を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。
 県警によると、巡査長は4署で勤務した2014年11月までの約13年間、計31件の交通事故捜査で、捜査書類や衣類などの証拠品を自分の机の引き出しにしまい込んだり、自宅に持ち帰ったりした。うち7件の人身事故を、物損として処理した。
 巡査長は内部調査に「人身事故の処理は手間が掛かった。手持ちの事件を減らすためだった」と事実を認めた。
【出典】長崎県警、人身事故を物損で処理 40代巡査長減給 京都新聞 【 2016年12月19日 21時15分 】


■12月19日 巡査部長、信号無視逃走後当て逃げか 道交法違反疑い 福岡県警

 福岡県警行橋署の30代の男性巡査部長が、休日に車を運転し信号無視や当て逃げ事故を起こした疑いのあることが19日、捜査関係者への取材で分かった。県警が道交法違反の疑いで、巡査部長から事情を聴いている。
 捜査関係者によると、巡査部長は今月中旬の夜間、福岡市博多区の路上で乗用車を運転中に信号無視。巡回中のパトカーに現認されて追尾を受け逃走、途中で車止めなどにぶつけた疑いが持たれている。他の車や歩行者にはぶつかっていないという。
 県警はその後、ナンバープレートなどから巡査部長を割り出し、任意で事情を聴取。容疑をおおむね認めているという。
 県警監察官室は飲酒運転をしていた可能性も含め、逃走した理由を調べている。
【出典】巡査部長、信号無視逃走後当て逃げか 道交法違反疑い 福岡県警 産経WEST 2016.12.19 13:12


■12月18日 交番で23歳の巡査死亡 拳銃自殺か 新潟 妙高

 18日午前、新潟県妙高市の交番で、勤務中の23歳の警察官が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡しました。近くには拳銃が落ちていて、警察は拳銃で自殺を図ったとして詳しいいきさつや動機を調べています。 18日午前10時半すぎ、妙高市にある妙高警察署下町交番から「同僚が2階のトイレの中で倒れている」と、新潟県警察本部に連絡が入りました。警察によりますと、倒れていたのはこの交番に勤務する地域課の23歳の男性巡査で、病院に運ばれましたが、午後2時前に死亡しました。
 トイレには1発発砲された拳銃が落ちていたということで、警察は傷の状況などから巡査が拳銃で自殺を図ったとして調べています。警察によりますと、巡査は朝、交番へ出勤する前に妙高警察署で拳銃を渡されて携帯していて、当時、交番には2人の同僚がいたということです。
 巡査はことし春に採用され、警察学校を出て秋に下町交番に配属されましたが、面接などでもトラブルや変わった様子は確認されておらず、警察署や交番から遺書なども見つかっていないということで、警察は詳しいいきさつや動機を調べています。
 妙高警察署の真島豊署長は「拳銃が使われたのは遺憾だが、動機などの詳細は調査中だ。再発防止に努めたい」としています。
【出典】交番で23歳の巡査死亡 拳銃自殺か 新潟 妙高 NHKニュースWEB 12月18日 18時00分


■12月18日 兵庫県警の巡査部長逮捕、自宅で覚醒剤所持容疑

【写真】JNNニュース

 兵庫県警の巡査部長が自宅で覚醒剤を所持していたとして、17日、大阪府警に逮捕されました。
 逮捕されたのは、兵庫県警川西署に勤務する藤谷龍一郎容疑者(53)です。大阪府警によりますと、別の覚醒剤事件で逮捕された男が「藤谷容疑者が覚醒剤を使っている」と供述したことから捜査を開始、大阪市北区にある自宅の捜索で袋に入った少量の覚醒剤が見つかりました。
 兵庫県警は「警察職員が逮捕されたことは極めて遺憾である。捜査の結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントしています。
【出典】兵庫県警の巡査部長逮捕、自宅で覚醒剤所持容疑 TBSニュース (18日03:00)


■12月17日 自宅に覚醒剤所持、兵庫県警巡査部長を逮捕

 大阪府警薬物対策課は17日、自宅で覚醒剤を持っていたとして覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、兵庫県警川西署地域1課の巡査部長藤谷龍一郎容疑者(53=大阪市北区)を現行犯逮捕した。
 府警薬物対策課によると、別の覚醒剤事件で逮捕した男の供述から、藤谷容疑者が浮上。府警は17日、川西署などを家宅捜索した。使用容疑でも調べる。
 同課は認否を明らかにしていない。藤谷容疑者は1人暮らし。精神的な病気の治療のため、長期休職中だったという。
 逮捕容疑は17日午後3時25分ごろ、自宅マンションで覚醒剤少量を袋に入れて所持していた疑い。
 兵庫県警の河本博幸監察官室長は「職員が逮捕されたことは極めて遺憾。捜査の結果を踏まえ厳正に対処する」とのコメントを出した。(共同)
【出典】自宅に覚醒剤所持、兵庫県警巡査部長を逮捕 日刊スポーツ [2016年12月17日23時17分]


■12月17日 覚せい剤所持 容疑で巡査部長逮捕 自宅に小さな袋 兵庫

【写真】JNNニュース

 覚醒剤を自宅で持っていたとして、大阪府警薬物対策課は17日、兵庫県警川西署地域課の巡査部長、藤谷龍一郎容疑者(53)=大阪市北区中崎西1=を覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。
 府警によると、別の覚醒剤事件で逮捕された男の供述から藤谷容疑者が浮上し、府警は同日午後に容疑者宅と川西署を家宅捜索。自宅から小さな袋に入った微量の覚醒剤が見つかり、藤谷容疑者を現行犯逮捕した。
 藤谷容疑者は体調不良で長期休職中。府警は容疑者の認否を明らかにしていない。
 兵庫県警の河本博幸監察官室長は「捜査の結果を踏まえ厳正に対処する」とコメントした。【戸上文恵】
【出典】覚せい剤所持 容疑で巡査部長逮捕 自宅に小さな袋 兵庫 毎日新聞2016年12月17日 22時55分(最終更新 12月17日 22時59分)


■12月17日 兵庫県警巡査部長を逮捕 覚醒剤所持の疑い

 大阪府警薬物対策課は17日、自宅で覚醒剤を持っていたとして覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、兵庫県警川西署地域1課の巡査部長藤谷龍一郎容疑者(53)=大阪市北区=を現行犯逮捕した。
 府警薬物対策課によると、別の覚醒剤事件で逮捕した男の供述から、藤谷容疑者が浮上。府警は17日、川西署などを家宅捜索した。使用容疑でも調べる。
 同課は認否を明らかにしていない。藤谷容疑者は1人暮らし。精神的な病気の治療のため、長期休職中だったという。
 逮捕容疑は17日午後3時25分ごろ、自宅マンションで覚醒剤少量を袋に入れて所持していた疑い。
【出典】兵庫県警巡査部長を逮捕 覚醒剤所持の疑い 京都新聞 【 2016年12月17日 22時40分 】


■12月17日 自宅に覚醒剤隠し持った容疑、巡査部長を逮捕

 覚醒剤を隠し持っていたとして、大阪府警は17日、兵庫県警川西署地域1課の巡査部長・藤谷龍一郎容疑者(53)を覚醒剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。
 藤谷容疑者の尿を採取しており、覚醒剤を使用していたかも調べている。
 発表では、藤谷容疑者は17日、大阪市北区中崎西の自宅マンションに、少量の覚醒剤を置いていた疑い。府警は、藤谷容疑者が容疑を認めているかどうかを明らかにしていない。
 覚醒剤使用容疑で逮捕した藤谷容疑者の知人の男が府警の調べに「藤谷容疑者が覚醒剤を使っていた」と供述。府警がこの日午後、藤谷容疑者の自宅や、川西署内の机、ロッカーを捜索した。署内から覚醒剤は見つからなかったという。藤谷容疑者は一人暮らしで、11月8日から病気を理由に休んでいた。
【出典】自宅に覚醒剤隠し持った容疑、巡査部長を逮捕 読売新聞 2016年12月17日 21時30分 2016年12月17日 21時30分 Copyright c The Yomiuri Shimbun


■12月17日 兵庫県警巡査部長を逮捕=覚せい剤所持容疑-大阪府警

 大阪府警薬物対策課は17日、兵庫県警川西署地域課の巡査部長藤谷龍一郎容疑者(53)=大阪市北区中崎西=を覚せい剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。
 逮捕容疑は17日午後3時25分ごろ、自宅で覚せい剤少量を所持した疑い。
 薬物対策課は同日、藤谷容疑者の自宅と川西署を捜索。自宅からポリ袋に入った覚せい剤が見つかった。別件の覚せい剤使用事件で逮捕された男の供述に基づき、同課が同容疑者を調べていた。
 同課によると、藤谷容疑者は精神的な病気の治療のため、長期休暇中だったという。
 河本博幸・兵庫県警監察官室長の話 職員が逮捕されたことは極めて遺憾。捜査の結果を踏まえ厳正に対処する。
【出典】兵庫県警巡査部長を逮捕=覚せい剤所持容疑-大阪府警 時事ドットコムニュース (2016/12/17-21:30)


■12月16日 はさみ所持の男性、誤認逮捕=銃刀法違反容疑で-埼玉県警

 埼玉県警は16日、仕事で使うためにはさみを所持していた中国籍の塗装工の男性(54)=東京都=を、誤って銃刀法違反容疑で逮捕し、約4時間後に釈放したと発表した。
 県警によると、16日午前7時半ごろ、JR北本駅で無賃乗車の捜査をしていた鴻巣署の50代男性警部補が、男性を職務質問。交番へ任意同行を求めて所持品を調べたところ、バッグの中から刃体の長さが8センチを超えるはさみが見つかり、その場で現行犯逮捕した。
 同署がその後、男性の勤務先に確認したところ、はさみは職場の建設現場で使用するものだったことが判明。約4時間後に男性を釈放し、謝罪した。
 逆井剛人・埼玉県警保安課次席の話 再発防止に向けた指導を徹底するとともに、さらなる適正捜査に努める。
【出典】はさみ所持の男性、誤認逮捕=銃刀法違反容疑で-埼玉県警 時事ドットコムニュース (2016/12/16-21:49)


■12月15日 福島県警、酒気帯び交通課長免職 罰金38万円

【写真】FNNニュース

 福島県警は15日、酒気帯び運転で自損事故を起こし逃げたとして、福島署交通1課長の本田良宏警部(58)を懲戒免職処分とした。福島区検は同日、道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告)の罪で警部を略式起訴し、福島簡裁が罰金38万円の略式命令を出した。警部は即日納付した。
 警部は「二日酔いだったので、早く現場から立ち去りたかった。慌てていた」と話しているという。
 県警監察課によると、警部は11月29日午前8時55分ごろ、福島市内の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転。道路沿いに設置されていた車止めなどに衝突する事故を起こしたのに、警察に届け出ずに逃走した。
【出典】福島県警、酒気帯び交通課長免職 罰金38万円 京都新聞 【 2016年12月15日 19時25分 】


■12月14日 セクハラで警視ら2人懲戒…富山県警、女性職員に

 富山県警は14日、女性職員の体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、男性警視を減給100分の10(3カ月)、男性警部を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。警視の処分は2日付、警部は11月24日付。
 県警は「被害者のプライバシーを守るため」として、警視らの所属や加害時期、女性が同一人物かどうかを明らかにしていない。警視は勤務時間外に1回、警部は勤務時間内も含め複数回、女性職員の体を触ったほか、性的な言動もあった。
 県警の村上寛二監察官室長は「職員を指導すべき立場の幹部がセクハラ事案を起こしたことは遺憾。再発防止に向けた指導を徹底したい」と話した。
【出典】セクハラで警視ら2人懲戒…富山県警、女性職員に 産経WEST 2016.12.14 19:43


■12月14日 女性職員にセクハラ、警視ら2人を懲戒処分 富山県警

 富山県警は14日、女性職員の体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、男性警視を減給100分の10(3カ月)、男性警部を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。警視の処分は2日付、警部は11月24日付。
 県警は「被害者のプライバシーを守るため」として、警視らの所属や加害時期、女性が同一人物かどうかを明らかにしていない。警視は勤務時間外に1回、警部は勤務時間内も含め複数回、女性職員の体を触ったほか、性的な言動もあった。
 県警の村上寛二監察官室長は「職員を指導すべき立場の幹部がセクハラ事案を起こしたことは遺憾。再発防止に向けた指導を徹底したい」と話した。
【出典】女性職員にセクハラ、警視ら2人を懲戒処分 富山県警 サンスポ 2016.12.14 19:08


■12月14日 職務質問受け平手打ちで逮捕 大阪府警、巡査部長を戒告処分

 大阪府警は14日、職務質問を受けた際に警察官の顔面を平手打ちしたとして、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された旭署地域課の男性巡査部長(39)を戒告の懲戒処分とした。巡査部長は同日付で依願退職した。
 府警によると、巡査部長は9月11日夜、大阪市西淀川区の当時交際していた女性宅で、女性の両親らと食事中、酒に酔って口論となった。近くの駐車場で女性の父親(53)ともみ合いになって殴り、通報で駆け付けた西淀川署員をたたき、逮捕された。父親はけがをした。
 巡査部長は当時、泥酔状態だった。逮捕時は容疑を否認したが、その後「よく考えたらやった」と認めたため釈放された。
 府警は公務執行妨害容疑と、父親に対する傷害容疑で書類送検する方針。
【出典】職務質問受け平手打ちで逮捕 大阪府警、巡査部長を戒告処分 サンスポ 2016.12.14 18:54


■12月14日 泥酔し警官を平手打ちの大阪府警の巡査部長が戒告処分…本人は依願退職

 大阪府警は14日、警察官を殴ったとして9月に公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された旭署地域課の男性巡査部長(39)を戒告の懲戒処分とした。巡査部長は同日、依願退職した。
 府警監察室によると、巡査部長は9月11日夜、大阪市西淀川区の駐車場で、交際相手の父親とトラブルになった際、職務質問を受けた西淀川署の30代の男性巡査長の顔を右手で平手打ちした。
 巡査部長は当時泥酔状態で、公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕された。直後は容疑を否認していたが、その後に認めて釈放されていた。府警は今後、書類送検する方針。
【出典】泥酔し警官を平手打ちの大阪府警の巡査部長が戒告処分…本人は依願退職 産経WEST 2016.12.14 18:36


■12月12日 供述調書に虚偽、男性に無罪判決 大麻事件で横浜地裁

【写真】ANNニュース

 神奈川県警大船署の巡査部長が虚偽の供述調書を使って請求した捜索令状で大麻を押収していた事件で、大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された男性(25)に対して横浜地裁は12日、無罪を言い渡した。国井恒志裁判官は「証拠収集に重大な違法があった」と述べた。検察側は求刑を放棄していた。
 判決は押収した大麻0・9グラムを証拠から排除し、「大麻所持の客観的な証拠はない」と結論づけた。男性は公判当初から「大麻は自分のものではない」と主張しており、判決は「大麻所持の認識もなかった」と述べた。
 巡査部長は昨年10月、男性の関係者が「男性が自宅前にとめている車両内に大麻があった」と話したにもかかわらず、確実に捜索令状を取ろうと「男性の部屋で大麻を見た」とうその内容を加えて、供述調書を作成。捜索の結果、男性のバイクの収納部から大麻1袋が押収された。
 巡査部長は懲戒免職処分となり、地方公務員法違反罪などで罰金50万円の略式命令を受けた。
【出典】供述調書に虚偽、男性に無罪判決 大麻事件で横浜地裁 朝日新聞デジタル 2016年12月12日18時52分


■12月10日 警官、民家で勝手に入浴 泥酔して侵入、住人が110番

 長野県警高速隊の男性巡査長が11月、民家に侵入して勝手に風呂に入り、家の住人から110番通報されていたことが、県警関係者への取材でわかった。巡査長は駆けつけた松本署員によって保護されたという。県警は、この巡査長の懲戒処分を検討している。
 県警関係者によると、巡査長は飲食店で飲酒した帰りで、泥酔した状態だった。松本署管内(松本市、山形村など)にある一戸建ての民家に入り、風呂に入っていたところをこの家の住人に発見されたという。
 県警監察課の上原正樹次長は「現在調査中で、事実であるとすれば厳正に対処する」と話している。
【出典】警官、民家で勝手に入浴 泥酔して侵入、住人が110番 朝日新聞デジタル 2016年12月10日15時07分


■12月09日 釣り用具を万引疑い、佐賀県警の20代巡査長を逮捕

 佐賀県警は9日、佐賀市内で釣り用具を万引したとして、窃盗容疑で同県警交通機動隊の巡査長、大久保郁哉容疑者(27)を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は、9日午後6時半ごろ、佐賀市内の釣り用具店で、ルアー(擬餌針)1点(847円相当)を盗んだ疑い。
 県警監察課によると、大久保容疑者が店の外へ出ようとした際、万引を防ぐ警報が鳴ったため、店長の男性(47)が取り押さえて110番した。上着の中から、代金の支払いを済ませていないルアーが見つかった。
 県警監察課によると、大久保容疑者は同日夕に勤務を終え、店に立ち寄ったとみられる。中原利明首席監察官は「誠に遺憾。県民や関係者におわびする」とのコメントを出した。
【出典】釣り用具を万引疑い、佐賀県警の20代巡査長を逮捕 サンスポ 2016.12.9 22:49


■12月09日 上司を困らせてやる…巡査部長、データ削除容疑

兵庫県警

 上司が作成した業務報告書などのデータを消去したとして、兵庫県警は8日、西宮署地域課の男性巡査部長(45)を公電磁的記録毀棄きき、偽計業務妨害の容疑で書類送検した。
 県警は同日付で戒告の懲戒処分にした。巡査部長は「上司を困らせてやろうと思った」と容疑を認めているという。
 県警によると、巡査部長は9月8日、同署で勤務中、自分の机の公用パソコンからIDを使って担当係の共有フォルダーに入り、上司の男性警部補らが作成したデータを削除した疑い。
 データは業務報告書や活動記録など約5200件で、個人情報が含まれた被害届などはなかった。翌日にはほぼ復元できたという。県警がログイン記録を調べ、関与が浮かんだ。
【出典】上司を困らせてやる…巡査部長、データ削除容疑 読売オンライン 2016年12月09日 08時16分 2016年12月09日 08時16分 Copyright c The Yomiuri Shimbun


■12月08日 福島県警部補、捜査費着服の疑いで書類送検へ

 福島県の須賀川警察署の50代の警部補が、捜査費およそ1万8000円を私的に流用して自分の車の整備などに充てていた疑いがあるとして、福島県警察本部は、近くこの警部補を業務上横領の疑いで書類送検する方針です。
 福島県警察本部によりますと、須賀川警察署の刑事課に所属する50代の警部補は、事件の捜査で協力者への謝礼などに使われる捜査費、およそ1万8000円を私的に流用した疑いがあるということです。私的に流用した捜査費は、自分の車のタイヤ交換の費用などに充てていた疑いがあるということです。【出典】福島県警部補、捜査費着服の疑いで書類送検へ NHKニュース 12月8日


■12月08日 巡査長が飲酒運転=書類送検、免職に-高知県警

 飲酒運転して物損事故を起こしたとして、高知県警は8日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で、県警本部勤務の30代男性巡査長を書類送検し、懲戒免職処分とした。巡査長は「申し訳ない」と話しているという。
 県警によると、巡査長は11月26日午後11時45分ごろ、同県黒潮町の国道56号で自家用車を運転中、ガードパイプに衝突した。巡査長からは、基準値を超える呼気1リットル当たり0.4ミリグラムのアルコールが検出された。
 巡査長は同日午後3~9時ごろ、高知市の親戚宅でワイン1.5リットルを飲んだ。その後、南国市の自宅にタクシーで戻り、事故を起こしたのは自家用車で四万十市の知人宅に向かっている途中だった。
 依岡若行首席監察官の話 極めて遺憾。再発防止とともに、県民の信頼を回復するよう努める。
【出典】巡査長が飲酒運転=書類送検、免職に-高知県警 時事ドットコムニュース (2016/12/08-19:06)


■12月08日 西宮署員、上司の保存データ削除 妨害容疑で書類送検、兵庫県警

 兵庫県警は8日、公用パソコンを使い、上司が保存していた報告書などのデータ約5200件を削除し、警察署の業務を混乱させたとして、偽計業務妨害容疑などで西宮署地域1課の男性巡査部長(45)を書類送検し、戒告の懲戒処分にした。
 県警によると、巡査部長は「上司である警部補の業務の進め方が悪く、困らせてやろうと思った」と供述。データに捜査情報は含まれず、ほぼ全てが復元され、今後の業務に支障はない。警部補によるパワハラなどは確認されていないという。
 巡査部長は、警部補に気付かれないため、席を離れた十数分間に削除したという。
【出典】西宮署員、上司の保存データ削除 妨害容疑で書類送検、兵庫県警 京都新聞 【 2016年12月08日 17時40分 】


■12月08日 上司作成のデータ削除=巡査部長を書類送検-兵庫県警

 上司が作成したデータを削除して業務を妨害したとして、兵庫県警は8日、偽計業務妨害などの容疑で、県警西宮署地域1課の男性巡査部長(45)を書類送検した。県警は「身勝手で陰湿な行為」として、同日付で戒告の懲戒処分とした。
 巡査部長は、上司の男性警部補(54)の仕事の進め方に不満があったといい、「困らせてやろうと思った」と容疑を認めているという。
 送検容疑は9月8日午前10時すぎ、西宮署の自席のパソコンから所属部署の共有フォルダにアクセスし、上司が作成・保存していたデータを削除。上司や同署幹部らにデータ消去の原因調査や報告書作成を余儀なくさせ、業務を妨害した疑い。
 巡査部長は、上司が席を外した十数分間にデータを削除。県警がアクセス記録を調べ、巡査部長のIDが判明した。作成途中の業務報告書や訓練の画像など約5200件のデータが消されていたが、ほとんど復元されたという。
 河本博幸監察官室長の話 あるまじき行為で厳正に処分した。再発防止に努める。
【出典】上司作成のデータ削除=巡査部長を書類送検-兵庫県警 時事ドットコムニュース (2016/12/08-17:15)


■12月08日 「急に嫉妬心が湧いて…」警部、尾行勤務中に不倫相手訪問 大阪

西淀川署【写真】Wikipedia

 大阪府警は7日、不倫相手の40代女性を尾行したり、郵便物を一時的に盗んだりしたとして、西淀川署警備課長の男性警部(51)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。警部は同日付で依願退職した。
 府警によると、9~10月には勤務を30分ほど抜け出し、女性のマンションを訪問。当直責任者を務めていた際に訪れたこともあった。部屋には行かず、様子を確認していたという。署員が「課長が時々いない」と副署長に相談し、発覚した。
 警部は2013年、飲食店で勤務する女性と知り合った。今年3月、女性が別の男性と一緒にいるのを目撃したため、尾行してマンションを特定。出勤前などに時折訪れていた。警部は「急に嫉妬心が湧いてやった」と話している。 他にも郵便ポストから女性宛ての封筒などを盗んで中身を見て、再び封をして後日戻していた。女性は気付かず、警部との関係を続けていた。
【出典】「急に嫉妬心が湧いて…」警部、尾行勤務中に不倫相手訪問 大阪 夕刊フジ 2016.12.08


■12月08日 「折り合い悪い上司に不満爆発」嫌がらせで保存データ5200件を消去…兵庫県警巡査部長を書類送検

 嫌がらせを目的に上司が作成した業務報告書などのデータを大量に消去し、警察署の業務を妨害したとして、兵庫県警は8日、公電磁的記録毀棄と偽計業務妨害の疑いで、県警西宮署地域1課の男性巡査部長(45)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。巡査部長は「普段から上司の仕事の段取りが悪いと感じていた。不満が爆発し、困らせてやろうと思った」と容疑を認めており、県警は同日付で戒告の懲戒処分にした。
 捜査関係者によると、書類送検容疑は9月8日午前10時すぎ、西宮署の自席の業務用パソコンから署員約90人が閲覧可能な内部システムの共有フォルダにアクセスし、上司の男性警部補(54)が作成したり保存したりしていたデータを選んで消去。署幹部らに原因調査を余儀なくさせ、業務を妨害したとしている。
 消去されたデータは約5200件、約1ギガバイト分に上ったが、部内の報告書や署員の活動記録、署員を撮影した写真データなどで、個人情報が記載された捜査資料などは含まれていなかった。後日、ほぼ全てが復元できたという。
 巡査部長は警部補が席を外していた十数分間にデータを消去し、被害に気付いた警部補がその日のうちに署幹部に報告。県警がシステムのログイン記録を解析し、巡査部長を特定した。
【出典】「折り合い悪い上司に不満爆発」嫌がらせで保存データ5200件を消去…兵庫県警巡査部長を書類送検 産経WEST 2016.12.8 14:34


■12月08日 巡査長が飲酒運転でガードレール激突…通行人110番 高知県警、書類送検へ

 高知県警本部に勤務する30代の男性巡査長が11月、飲酒運転し自損事故を起こしていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で巡査長を書類送検する方針。
 捜査関係者によると、巡査長は11月、高知県内で乗用車を運転中、ガードレールに衝突する事故を起こした。通行人が110番し、県警が調べたところ、呼気から基準値を超えるアルコール分が検出されたという。
 県警監察課は「適切な段階で発表する」としている。
【出典】巡査長が飲酒運転でガードレール激突…通行人110番 高知県警、書類送検へ 産経WEST 2016.12.8 10:46


■12月08日 ストーカー警部 不倫相手の郵便物盗む…懲戒処分、依願退職

 大阪府警は7日、不倫相手の40代女性を尾行したり、郵便物を一時的に盗んだりしたとして、西淀川署警備課長の男性警部(51)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。警部は同日付で依願退職した。
 府警によると、9~10月には勤務を30分ほど抜け出し、女性のマンションを訪問。当直責任者を務めていた際に訪れたこともあった。部屋には行かず、様子を確認していたという。署員が「課長が時々いない」と副署長に相談し、発覚した。
【出典】ストーカー警部 不倫相手の郵便物盗む…懲戒処分、依願退職 スポニチ [ 2016年12月8日 05:30 ]


■12月07日 大阪府警 勤務中に不倫相手の女性宅を様子見 警部を処分  西淀川署警備課長 10分の1減給6カ月に

 勤務中に職場の警察署を抜け出して不倫相手の女性宅の様子を見に行くなどしたとして、大阪府警は7日、西淀川署警備課長の男性警部(51)を減給(10分の1)6カ月の懲戒処分にした。警部は同日、依願退職。署長らがいない当直中も女性宅に向かっていた。
 府警監察室によると、警部は今年3~11月、大阪市内に住む不倫相手の40代女性を尾行したり、女性の自宅マンションを繰り返し訪れたりするなどしたとして処分された。
 警部と女性は2013年以降、名前や住所など互いの身元を明かさずに交際を続けていたが、女性が今年3月に別の男性と歩いていたのを警部が目撃。尾行して女性の自宅を特定した。警部は「急に嫉妬心や興味がわいた」と説明している。9月以降は勤務中にも様子をうかがいに出るようになったという。
 また府警は7日、女性のマンションの郵便受けから郵便物1通を盗んだとして、窃盗などの疑いで警部を書類送検した。高木久監察室長は「警察幹部としてあるまじき行為。再発防止に努めたい」とコメントした。【堀江拓哉】
【出典】大阪府警 勤務中に不倫相手の女性宅を様子見 警部を処分 毎日新聞2016年12月7日 22時06分(最終更新 12月7日 22時06分)


■12月07日 大阪府警の警部、不倫相手を尾行し懲戒処分

 大阪府警は7日、不倫相手の40代女性を尾行したり、郵便物を一時的に盗んだりしたとして、西淀川署警備課長の男性警部(51)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。警部は同日付で依願退職した。
 府警によると、9~10月には勤務を30分ほど抜け出し、女性のマンションを訪問。当直責任者を務めていた際に訪れたこともあった。部屋には行かず、様子を確認していたという。署員が「課長が時々いない」と副署長に相談し、発覚した。
 警部は2013年、飲食店で勤務する女性と知り合った。今年3月、女性が別の男性と一緒にいるのを目撃したため、尾行してマンションを特定。出勤前などに時折訪れていた。警部は「急に嫉妬心が湧いてやった」と話している。 他にも、郵便ポストから女性宛ての封筒などを盗んで中身を見て、再び封をして後日戻していた。女性は気付かず、警部との関係を続けていた。
 府警は7日、10月4日夜に大阪市内のマンションに立ち入り、女性宛ての封筒1通を盗んだとして、住居侵入と窃盗の疑いで警部を書類送検した。当日は勤務後だった。
 高木久監察室長は「幹部としてあるまじき行為で、厳正に処分した」とのコメントを出した。(共同)
【出典】大阪府警の警部、不倫相手を尾行し懲戒処分 日刊スポーツ [2016年12月7日20時2分]


■12月07日 60代女性と女子高生の尻触った巡査、減給処分に

 大阪府警は7日、百貨店で60代女性の尻を触ったとして大阪府迷惑防止条例違反の疑いで逮捕、送検された豊中南署地域課の男性巡査(23)=処分保留で釈放=を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。
 府警によると、巡査は11月12日午後3時40分ごろ、大阪市北区の阪急百貨店で、女子高校生と60代女性の尻を触ったとしている。署の懇親会で飲酒した後で、泥酔状態だった。「もう酒は飲まない」と話している。
 府警は60代女性に対する容疑で現行犯逮捕。7日、女子高校生を触ったとして同条例違反の疑いで追送検した。
【出典】60代女性と女子高生の尻触った巡査、減給処分に サンスポ 2016.12.7 19:41


■12月07日 勤務中に不倫相手尾行した警部を懲戒処分「急に嫉妬心が湧いてやった」

 大阪府警は7日、不倫相手の40代女性を尾行したり、郵便物を一時的に盗んだりしたとして、西淀川署警備課長の男性警部(51)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。警部は同日付で依願退職した。
 府警によると、9~10月には勤務を30分ほど抜け出し、女性のマンションを訪問。当直責任者を務めていた際に訪れたこともあった。部屋には行かず、様子を確認していたという。署員が「課長が時々いない」と副署長に相談し、発覚した。
 警部は2013年、飲食店で勤務する女性と知り合った。今年3月、女性が別の男性と一緒にいるのを目撃したため、尾行してマンションを特定。出勤前などに時折訪れていた。警部は「急に嫉妬心が湧いてやった」と話している。 他にも、郵便ポストから女性宛ての封筒などを盗んで中身を見て、再び封をして後日戻していた。女性は気付かず、警部との関係を続けていた。
【出典】勤務中に不倫相手尾行した警部を懲戒処分「急に嫉妬心が湧いてやった」 サンスポ 2016.12.7 19:37


■12月07日 「課長が時々いない」と思ったら、不倫相手を尾行 大阪府警、警部を懲戒処分、勤務中に訪問も

 大阪府警は7日、不倫相手の40代女性を尾行したり、郵便物を一時的に盗んだりしたとして、西淀川署警備課長の男性警部(51)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。警部は同日付で依願退職した。
 府警によると、9~10月には勤務を30分ほど抜け出し、女性のマンションを訪問。当直責任者を務めていた際に訪れたこともあった。部屋には行かず、様子を確認していたという。署員が「課長が時々いない」と副署長に相談し、発覚した。
 警部は平成25年、飲食店で勤務する女性と知り合った。今年3月、女性が別の男性と一緒にいるのを目撃したため、尾行してマンションを特定。出勤前などに時折訪れていた。警部は「急に嫉妬心が湧いてやった」と話している。 他にも、郵便ポストから女性宛ての封筒などを盗んで中身を見て、再び封をして後日戻していた。女性は気付かず、警部との関係を続けていた。
 府警は7日、10月4日夜に大阪市内のマンションに立ち入り、女性宛ての封筒1通を盗んだとして、住居侵入と窃盗の疑いで警部を書類送検した。当日は勤務後だった。
 高木久監察室長は「幹部としてあるまじき行為で、厳正に処分した」とのコメントを出した。
【出典】「課長が時々いない」と思ったら、不倫相手を尾行 大阪府警、警部を懲戒処分、勤務中に訪問も 産経WEST 2016.12.7 19:20


■12月07日 不倫相手の郵便物盗む=容疑で51歳警部書類送検-大阪府警

 不倫相手の40代女性宛ての郵便物を盗んだとして、大阪府警は7日、窃盗容疑などで西淀川署の警備課長だった男性警部(51)を書類送検し、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。警部は容疑を認め、同日付で依願退職した。
 送検容疑は10月4日午後7時ごろ、女性の自宅マンションのポストから郵便物を抜き取った疑い。
 府警監察室によると、警部は2013年、飲食店で女性と知り合い、不倫関係になった。今年3月ごろ、女性が他の男性と歩いているのを目撃し、自宅マンションまで尾行。それ以降、勤務中も含め何度も行っていた。
 警部は「女性の名前や部屋番号を確認したかった」と話しているという。
【出典】不倫相手の郵便物盗む=容疑で51歳警部書類送検-大阪府警 時事ドットコムニュース (2016/12/07-19:06)


■12月07日 証拠品の覚醒剤盗み留置場で使用、容疑の40歳女を追送検 大阪府警

 取調室で証拠品の覚醒剤を盗んで使用したとして、大阪府警西成署は7日、覚せい剤取締法違反と窃盗の疑いで、住居不定、無職、浜口久美被告(40)=同法違反罪で起訴=を追送検した。「留置中でイライラする気持ちを解消したかった」と容疑を認めているという。府警は同日、取り調べを担当した同署刑事課の30代の男性巡査長を所属長注意とした。
 追送検容疑は10月20日、大阪市住之江区の府警施設内の取調室で、証拠品として提示された覚醒剤の一部0・435グラムを盗み、施設内の留置場で使用したとしている。
 同署によると、浜口容疑者は巡査長が調書を作成しているすきに机の上に置かれたポリ袋内の覚醒剤を抜き取り、衣服の中に隠して持ち出したとみられる。
【出典】証拠品の覚醒剤盗み留置場で使用、容疑の40歳女を追送検 大阪府警 産経WEST 2016.12.7 18:40


■12月07日 勤務後に路上で強制わいせつ未遂疑い 滋賀県警巡査部長を逮捕

彦根警察署【写真】ホームメイト

 滋賀県彦根署は7日、路上で女性(26)に抱きついたとして、強制わいせつ未遂の疑いで、長浜署地域課巡査部長の男(33)=長浜市北ノ郷町=を逮捕した。「一部事実と違います」と容疑を一部否認しているという。
 逮捕容疑は、6日午後9時55分ごろ、彦根市京町2丁目で、背後から女性のスカートをめくり上げて尻に抱きつくなどし、わいせつな行為をしようとした疑い。男は現場から走って逃げたが、まもなく彦根署員が発見。任意同行先の同署で逮捕された。
 滋賀県警によると、男は駐在所勤務で、6日夕方に勤務を終えた後、現場近くのJR彦根駅周辺まで自家用車で来ていたという。
 県警の伊藤豊晴首席監察官は「被害者をはじめ、県民の皆様に深くおわびする。厳正に対処する」とのコメントを出した。
 県警では昨年10月にも、大阪市内で女性のスカート内を盗撮した疑いで、長浜署地域課の巡査部長=当時(51)=が大阪府警に逮捕されている。
【出典】勤務後に路上で強制わいせつ未遂疑い 滋賀県警巡査部長を逮捕 京都新聞 【 2016年12月07日 12時34分 】


■12月07日 駐在勤務の巡査部長逮捕=女性に抱き付く、一部否認-滋賀県警

 歩行中の女性に背後から抱き付いたとして、滋賀県警は7日、強制わいせつ未遂容疑で、県警長浜署地域課巡査部長の安田一司容疑者(33)=同県長浜市北ノ郷町=を逮捕した。「一部事実と違います」と供述しているという。
 逮捕容疑は6日午後9時55分ごろ、同県彦根市のJR彦根駅近くの歩道上で、歩いていた女性(26)に背後から近づき、コートやスカートをめくり、下半身に抱き付いた疑い。
 女性が「痴漢にあった」と110番し、駆け付けた彦根署員が、現場方向から走ってきた安田容疑者を発見した。同容疑者はパーカーを着て、ジーンズをはいていたという。
 県警によると、安田容疑者は長浜市内の自宅兼駐在所に勤務。6日は午後5時15分まで働いた後、彦根駅周辺の駐車場に自家用車で向かったと供述している。
 伊藤豊晴・県警首席監察官の話 女性をはじめ、県民の皆さまに深くおわびする。事件の全容解明に努め、厳正に対処する。
【出典】駐在勤務の巡査部長逮捕=女性に抱き付く、一部否認-滋賀県警 時事ドットコムニュース (2016/12/07-10:52)


■12月07日 警官が女性のスカートまくりあげ尻に抱きつく…わいせつ未遂の疑いで逮捕

 滋賀県警彦根署は7日、通行中の女性に抱きつくなどしたとして、強制わいせつ未遂の疑いで滋賀県長浜市北ノ郷町、県警長浜署の駐在所に勤務する巡査部長の男(33)を逮捕した。県警監察官室によると、「一部事実と違う」と供述している。
 逮捕容疑は、6日午後9時55分ごろ、同県彦根市京町2丁目の歩道を通行中の女性(26)に対し、背後からスカートをまくりあげ尻に抱きつくなどし、わいせつな行為をしようとした疑い。
 当時、容疑者は勤務時間外で酒は飲んでいなかった。女性は同容疑者と面識がないと話しているという。
 伊藤豊晴首席監察官は「警官が事件を起こし、深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。
【出典】警官が女性のスカートまくりあげ尻に抱きつく…わいせつ未遂の疑いで逮捕 サンスポ 2016.12.7 10:07


■12月07日 滋賀県警の巡査部長が女性の“スカートめくり”尻に抱きつく  
 女性のスカートをめくり抱きついたとして、滋賀県警彦根署は7日、強制わいせつ未遂容疑で、長浜署地域課巡査部長、安田一司容疑者(33)を逮捕した。県警監察官室によると、容疑を一部否認している。
 逮捕容疑は、6日午後9時55分ごろ、同県彦根市京町の路上で、通行人の女性(26)の背後からコートとスカートをめくり上げ、尻に抱きついたとしている。
 監察官室によると、女性が抵抗したところ安田容疑者は走って逃げたという。女性の110番で付近を捜索していた同署員が安田容疑者を発見した。
 安田容疑者は長浜市内の駐在所に勤務。この日は勤務終了後、自家用車で彦根市内に来たという。女性と面識はなかった。
 伊藤豊晴首席監察官は「被害者の女性をはじめ、県民の皆様に深くおわび申し上げる。事件の全容解明に努め、厳正に対処する」とコメントした。
【出典】滋賀県警の巡査部長が女性の“スカートめくり”尻に抱きつく 容疑で逮捕 産経WEST 2016.12.7 10:04


■12月06日 佐野署員を懲戒免職、栃木県警 地検、飲酒運転などで起訴

 佐野市内で飲酒運転して当て逃げ事故を起こしたとして、県警は5日、酒気帯び運転と事故不申告の疑いで逮捕、送検した同市堀米町、佐野署刑事課の巡査部長佐々木崇志(ささきたかし)容疑者(37)を懲戒免職処分とした。宇都宮地検足利支部は同日、酒気帯び運転と事故不申告の罪で佐々木容疑者を起訴。県警は「被害者や県民の皆さまに心からおわび申し上げる」と謝罪した。
 起訴状などによると、佐々木被告は11月14日午後5時40分ごろ、同所の市道で酒気を帯びて乗用車を運転し、停止中の県内在住、30代女性の乗用車に追突する事故を起こしたのに現場から走り去った、とされる。
 県警監察課によると、佐々木被告は勤務を終え帰宅した同14日未明に缶酎ハイ数本を飲んで就寝。起床後も日中に飲酒しており「酒とつまみを買いに行くため運転した」「この程度なら捕まらなければ大丈夫だと思った」と供述している。
 事故現場近くのコンビニでスポーツドリンクなど3本を購入して飲み干し、酒臭さを隠そうとしたという。
 県警は飲酒運転で当て逃げし、発覚を逃れようとした点を重視し免職とした。
【出典】佐野署員を懲戒免職、栃木県警 地検、飲酒運転などで起訴 下野新聞 12月6日 朝刊


■12月05日 40代知人女性にストーカー容疑、香川県警の58歳巡査長を逮捕

 知人の40代女性に繰り返しつきまとったとして、香川県警は5日、ストーカー規制法違反容疑で、県警丸亀署地域1課巡査長、萩原昭彦容疑者(58)=同県善通寺市=を逮捕した。萩原容疑者は「恋愛感情はなく、ストーカー行為にはならない」と容疑を否認しているという。
 逮捕容疑は10月11日から11月8日の間、5回にわたり、香川県内に住む女性を店舗内や金融機関などで待ち伏せしたり、女性が乗った車の後ろをバイクで追いかけたりしたとしている。
 県警監察課によると、10月中旬、女性から県警に被害の相談があり、その後もつきまといが続いたため、10月25日、萩原容疑者にストーカー規制法に基づく文書警告を行っていた。当時交番勤務だったが、女性からの相談以降、内勤に配置換えされた。
 香川県警の警察官の逮捕は今年2人目。県警の竹林栄一首席監察官は「警察官が逮捕されたことは誠に遺憾であり、今後の捜査で明らかになった事実に即して厳正に対処します」とコメントした。
【出典】40代知人女性にストーカー容疑、香川県警の58歳巡査長を逮捕 産経WEST 2016.12.5 20:50


■12月05日 酒気帯び運転、当て逃げ容疑の警察官免職処分 県警

 県警監察課は5日、酒気を帯びて乗用車を運転し、物件事故を起こした後に現場から走り去ったとして、佐野署勤務の巡査部長の男(37)を同日付で免職の懲戒処分にしたと発表した。
 同課によると、男は14日午後5時42分ごろ、佐野市堀米町の市道で酒気を帯びて乗用車を運転し、停止中の乗用車に追突、そのまま走り去った疑いで逮捕されている。
【出典】酒気帯び運転、当て逃げ容疑の警察官免職処分 県警 下野新聞 12月5日 16:12


■12月03日 買春容疑で巡査部長を逮捕 女子中学生2人にみだらな行為 コミュニティーサイトで知り合う 岡山県警

 岡山県警は3日、公立中の女子生徒2人にみだらな行為をしたとして児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで県警総社署地域課巡査部長、山内和芳容疑者(24)を逮捕した。容疑を認めている。
 逮捕容疑は11月13日午後2時ごろ、コミュニティーサイトで知り合った公立中の2年と3年の女子生徒2人に現金を渡す約束をしてホテルでみだらな行為をしたとしている。
 県警監察課によると、11月15日に2人の保護者から「娘が援助交際をしているようだ」と相談があり、発覚した。
【出典】買春容疑で巡査部長を逮捕 女子中学生2人にみだらな行為 コミュニティーサイトで知り合う 岡山県警 産経WEST 2016.12.3 22:00


■12月03日 巡査部長が女子中学生2人と援助交際か…保護者からの相談で発覚

 岡山県警は3日、公立中の女子生徒2人にみだらな行為をしたとして児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで県警総社署地域課巡査部長山内和芳容疑者(24)を逮捕した。容疑を認めている。
 逮捕容疑は11月13日午後2時ごろ、コミュニティーサイトで知り合った公立中の2年と3年の女子生徒2人に現金を渡す約束をしてホテルでみだらな行為をした疑い。
 県警監察課によると11月15日に2人の保護者から「娘が援助交際をしているようだ」と相談があり、発覚した。
【出典】巡査部長が女子中学生2人と援助交際か…保護者からの相談で発覚 サンスポ 2016.12.3 21:36


■12月03日 岡山県警巡査部長、中学生買春容疑で逮捕

 岡山県警は3日、県警総社署巡査部長(24)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
 発表によると、巡査部長は11月13日、出会い系サイトで知り合った同県内の中学3年と同2年の女子生徒2人(いずれも14歳)が18歳未満と知りながら、同県内のホテルで、現金数万円を渡し、わいせつな行為をした疑い。巡査部長は交番勤務で、この日は休みだった。
【出典】岡山県警巡査部長、中学生買春容疑で逮捕 読売新聞(YOMIURI ONLINE)12月3日


■12月03日 パトカーで死亡事故、巡査部長を書類送検 岐阜県警

【写真】 LH MAGAZINE

 岐阜県警は3日までに、路上に横たわっていた男性会社員をパトカーでひいて死なせたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で大垣署地域課の男性巡査部長(32)を書類送検した。2日付。県警は2日、巡査部長を所属長訓戒、同乗していた同課の女性巡査(23)を所属長注意とした。
 書類送検容疑は7月22日深夜、同県神戸町の町道で路上に横たわっていた同町の会社員、平田茂男さん=当時(58)=をひいて死なせたとしている。 大垣署によると、パトカーは不審車両がいるとの通報を受け、現場に向かう途中だった。県警監察課は「再発防止策を推進する」とコメントした。
【出典】パトカーで死亡事故、巡査部長を書類送検 岐阜県警 産経WEST 2016.12.3 16:41


■12月02日 女子高生に淫行、佐賀県警巡査に略式命令 小倉区検

 小倉区検は2日、女子高生にみだらな行為をしたとして、佐賀県警巡査(26)を福岡県青少年健全育成条例違反(淫行)の罪で略式起訴した。小倉簡裁は罰金30万円の略式命令を出し、即日納付された。
 起訴状によると、巡査は5月、北九州市小倉北区の当時自宅だったマンションの一室で、18歳未満と知りながら女子高生にみだらな行為をしたとしている。
 佐賀県警によると当時は県警採用前で会社員だった。福岡県警によると、同県警が6月に補導した女子高生の携帯電話の通信履歴を調べたところ、巡査との接点が浮上した。
【出典】女子高生に淫行、佐賀県警巡査に略式命令 小倉区検 産経WEST 2016.12.2 21:09


■11月29日 強殺警官初公判 起訴内容を否認「とっさに首を絞めてしまった」

 埼玉県朝霞市の住宅で昨年9月、無職寺尾俊治さん=当時(58)=が殺害された事件で、強盗殺人と住居侵入などの罪に問われた元県警浦和署巡査部長中野翔太被告(33)=懲戒免職=の裁判員裁判初公判が28日、さいたま地裁(佐々木直人裁判長)で開かれ、中野被告は「殺して現金を取ろうとしたわけではない」「寺尾さんが大声を出し続けたため、とっさに首を絞めてしまった」と起訴内容を否認した。
 起訴状によると、昨年9月3日、朝霞市根岸台の寺尾さん宅に侵入し、寺尾さんの首を縄状のもので絞めて窒息死させ、現金約120万円と記念硬貨123枚(計約65万円相当)を奪ったなどとしている。
【出典】強殺警官初公判 起訴内容を否認「とっさに首を絞めてしまった」 スポニチ [ 2016年11月29日 05:30 ]


■11月29日 酒気帯び運転 福島県警警部を逮捕 当て逃げも

 福島県警福島北署は29日、県警福島署交通1課長で警部の本田良宏容疑者(58)=福島市南矢野目=を道交法違反(酒気帯び運転、当て逃げ)容疑で逮捕した。県警によると、本田容疑者は28日夜から29日未明まで、市内の飲食店で同僚と酒を飲んでいたという。
 逮捕容疑は、29日午前8時55分ごろ、福島市南矢野目の自宅近くの市道で、酒気帯び状態で乗用車を運転。道路左側の車止めにぶつかり、そのまま逃走したとしている。
 県警によると、目撃者が110番し、自宅近くに乗り捨てられていた本田容疑者の車を県警が発見。バスで福島署に出勤してきた本田容疑者に呼気検査を実施したところ、基準値を超えるアルコールが検出されたため、逮捕した。
【宮崎稔樹】
【出典】酒気帯び運転 福島県警警部を逮捕 当て逃げも 毎日新聞 2016年11月29日 21時46分(最終更新 11月29日 21時46分)


■11月29日 強殺警官初公判 起訴内容を否認「とっさに首を絞めてしまった」

 強殺警官初公判 起訴内容を否認「とっさに首を絞めてしまった」
写真:E START

 埼玉県朝霞市の住宅で昨年9月、無職寺尾俊治さん=当時(58)=が殺害された事件で、強盗殺人と住居侵入などの罪に問われた元県警浦和署巡査部長中野翔太被告(33)=懲戒免職=の裁判員裁判初公判が28日、さいたま地裁(佐々木直人裁判長)で開かれ、中野被告は「殺して現金を取ろうとしたわけではない」「寺尾さんが大声を出し続けたため、とっさに首を絞めてしまった」と起訴内容を否認した。
 起訴状によると、昨年9月3日、朝霞市根岸台の寺尾さん宅に侵入し、寺尾さんの首を縄状のもので絞めて窒息死させ、現金約120万円と記念硬貨123枚(計約65万円相当)を奪ったなどとしている。
【出典】強殺警官初公判 起訴内容を否認「とっさに首を絞めてしまった」 スポニチ [ 2016年11月29日 05:30 ]


■11月28日 元埼玉県警警官、強盗殺人を否認 58歳男性殺害初公判

 埼玉県朝霞市の住宅で昨年9月、無職寺尾俊治さん=当時(58)=が殺害された事件で、強盗殺人と住居侵入などの罪に問われた元県警浦和署巡査部長中野翔太被告(33)=懲戒免職=の裁判員裁判初公判が28日、さいたま地裁(佐々木直人裁判長)で開かれ、中野被告は「殺して現金を取ろうとしたわけではない」と起訴内容を否認した。
 起訴状によると、昨年9月3日、朝霞市根岸台7丁目の寺尾さん宅に侵入し、寺尾さんの首を縄状のもので絞めて窒息死させ、現金約120万円と記念硬貨123枚(計約65万円相当)を奪ったなどとしている。
【出典】元埼玉県警警官、強盗殺人を否認 58歳男性殺害初公判 京都新聞 【 2016年11月28日 10時55分 】


■11月25日 秋田県警巡査部長が酒気帯び運転事故で懲戒免職

秋田県警察本部庁舎(右側が第二庁舎)
写真:Wikipedia

 秋田県警は25日、酒気帯び運転で事故を起こし男性2人にけがをさせたとして、道交法違反と過失運転致傷の疑いで、県中央部の警察署に勤務する50代の男性巡査部長を書類送検し、懲戒免職処分とした。
 送検容疑は6日午前7時45分ごろ、秋田市内の県道で、自家用車を酒気帯び運転して出勤する途中、信号待ちをしていた車に追突、さらに前方の車に追突させる玉突き事故を起こし、それぞれの車を運転していた男性2人に頸椎(けいつい)捻挫などのけがを負わせた疑い。呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出された。
 県警監察課によると、巡査部長は5日午後、知人の結婚披露宴で、グラス5杯のビールに加え、日本酒やシャンパン、ジンなどを飲み、帰宅後さらにコップ2杯の焼酎を飲んだ。6日の出勤前に市販の簡易検査器でアルコールが検出されなかったため「酒が残っていると思ったが大丈夫だと考えてしまった」と話しているという。
 監察課は「県民の信頼を損なう行為で、きわめて遺憾」とした上で、巡査部長の氏名や所属を公表しなかったことについて「個人のプライバシーを考慮し、総合的に判断した」とコメントした。(共同)
【出典】秋田県警巡査部長が酒気帯び運転事故で懲戒免職 日刊スポーツ [2016年11月25日17時53分]


■11月25日 巡査部長が酒気帯び運転=書類送検、懲戒免職-秋田県警

 酒気帯び運転で追突事故を起こし2人にけがをさせたとして、秋田県警は25日、50代の男性巡査部長を道交法違反(酒気帯び運転)と業務上過失致傷の疑いで書類送検し、懲戒免職処分にした。巡査部長は「本当に申し訳ないことをした」と話しているという。
 送検容疑は6日午前7時45分ごろ、出勤するため秋田市内の国道をマイカーで走行中、信号待ちで停車していた乗用車に追突。運転していた男性と、玉突きで巻き込まれた前方のワゴン車の男性運転手に、骨折やねんざなど2~4週間のけがをさせた疑い。
 県警監察課によると、巡査部長は事故前日の5日は休みで、午後4時半から同9時半ごろまで酒を飲んでいた。駆け付けた警察官が酒の臭いに気付き、呼気検査で酒気帯び状態と判明した。
 県警は「プライバシーに配慮する必要がある」として、巡査部長の所属や名前、詳しい事故の場所などを公表していない。
【出典】巡査部長が酒気帯び運転=書類送検、懲戒免職-秋田県警 時事ドットコムニュース (2016/11/25-17:33)


■11月23日 “露出”警部補、現行犯逮捕 酔って「開放感があった」

 路上で下半身を露出したとして、愛知県警が公然わいせつの疑いで、県警外事課の30代の男性警部補を現行犯逮捕していたことが分かった。既に釈放され、県警は22日、同容疑で書類送検し、厳重注意とした。
 書類送検容疑は10月、名古屋市中区の路上で下半身を露出した疑い。
 県警によると、容疑を認め「酒に酔い、解放感があった」と供述している。警部補は当時、同僚らと酒を飲んだ後で、立ち小便をしたまま服を直さずに歩いていた。通行人が気付き、警察官に届け出た。
【出典】“露出”警部補、現行犯逮捕 酔って「開放感があった」 スポニチ [ 2016年11月23日 05:30 ]


■11月22日 下半身露出容疑、警部補を書類送検 愛知、通行人が通報

愛知県警本部
写真:朝日新聞デジタル

 名古屋市の路上で下半身を露出したとして、愛知県警は22日、県警外事課の30代の男性警部補を公然わいせつの疑いで書類送検した。警部補は調べに「酒を飲んで、わけが分からなくなっていた」などと話しているという。
男性警部補、下半身を露出した疑い 「しまい忘れた」
 県警によると、警部補は10月の深夜、名古屋市中区の路上で、通行人に下半身を見せた疑いがある。
 警部補は同僚との飲み会後、泥酔して路上で小便をし、服を整えないまま歩いた。通行人が目撃し、近くにいた警察官に通報した。警部補は「(下半身を)しまい忘れた」と話しているという。
 警部補は4月、別の警察本部から愛知県警に出向してきていた。
【出典】下半身露出容疑、警部補を書類送検 愛知、通行人が通報 朝日新聞デジタル 2016年11月22日17時51分


■11月22日 警部補が下半身露出疑い 立ち小便したまま服直さず

 路上で下半身を露出したとして、愛知県警が公然わいせつの疑いで、県警外事課の30代の男性警部補を現行犯逮捕していたことが分かった。既に釈放され、県警は22日、同容疑で書類送検し、厳重注意とした。
 書類送検容疑は10月、名古屋市中区の路上で下半身を露出した疑い。
 県警によると、容疑を認め「酒に酔い、解放感があった」と供述している。警部補は当時、同僚らと酒を飲んだ後で、立ち小便をしたまま服を直さずに歩いていた。通行人が気付き、警察官に届け出た。(共同)
【出典】警部補が下半身露出疑い 立ち小便したまま服直さず 日刊スポーツ [2016年11月22日13時55分]


■11月22日 警部補、立ち小便後に下半身直さず歩く…露出疑い「酒に酔い、解放感があった」

写真:愛知県警 hashtag on Twitter

 路上で下半身を露出したとして、愛知県警が公然わいせつの疑いで、県警外事課の30代の男性警部補を現行犯逮捕していたことが分かった。既に釈放され、県警は22日、同容疑で書類送検し、厳重注意とした。
 書類送検容疑は10月、名古屋市中区の路上で下半身を露出したとしている。
 県警によると、容疑を認め「酒に酔い、解放感があった」と供述している。警部補は当時、同僚らと酒を飲んだ後で、立ち小便をしたまま服を直さずに歩いていた。通行人が気付き、警察官に届け出た。
【出典】警部補、立ち小便後に下半身直さず歩く…露出疑い「酒に酔い、解放感があった」 産経WEST 2016.11.22 13:44


■11月22日 警部補が公然わいせつ容疑=下半身露出、書類送検-愛知県警

 路上で下半身を露出したとして、愛知県警は22日、公然わいせつ容疑で県警外事課の30代の男性警部補を書類送検した。「(下半身を)出したことに間違いない」と容疑を認めているという。警部補は別の警察本部から愛知県警に出向中だった。
 送検容疑は10月中旬の未明の時間帯に、名古屋市中区の路上で下半身を露出した疑い。
 警部補は当時泥酔し、建物の陰で用を足した後、チャックを引き上げずに歩いているのを通行人が発見。巡回中の警察官が現行犯逮捕した。警部補は「酒で訳が分からなくなっていた」と話しているという。
【出典】警部補が公然わいせつ容疑=下半身露出、書類送検-愛知県警 時事ドットコムニュース (2016/11/22-11:54)


■11月22日 警部補が下半身露出疑い 愛知県警、書類送検

 路上で下半身を露出したとして、愛知県警が公然わいせつの疑いで、県警外事課の30代の男性警部補を現行犯逮捕していたことが分かった。既に釈放され、県警は22日、同容疑で書類送検し、厳重注意とした。
 書類送検容疑は10月、名古屋市中区の路上で下半身を露出した疑い。
 県警によると、容疑を認め「酒に酔い、解放感があった」と供述している。警部補は当時、同僚らと酒を飲んだ後で、立ち小便をしたまま服を直さずに歩いていた。通行人が気付き、警察官に届け出た。
【出典】警部補が下半身露出疑い 愛知県警、書類送検 京都新聞 【 2016年11月22日 10時25分 】


■11月22日 警部補が下半身露出 立ち小便したまま服直さず「解放感があった」

 路上で下半身を露出したとして、愛知県警が公然わいせつの疑いで、県警外事課の30代の男性警部補を現行犯逮捕していたことが分かった。既に釈放され、県警は22日、同容疑で書類送検し、厳重注意とした。
 書類送検容疑は10月、名古屋市中区の路上で下半身を露出した疑い。
 県警によると、容疑を認め「酒に酔い、解放感があった」と供述している。警部補は当時、同僚らと酒を飲んだ後で、立ち小便をしたまま服を直さずに歩いていた。通行人が気付き、警察官に届け出た。
【出典】警部補が下半身露出 立ち小便したまま服直さず「解放感があった」 スポニチ [ 2016年11月22日 10:11 ]


■11月22日 女性に性的要求の巡査懲戒 福岡県警、公表せず

写真:福岡県警察

 福岡県警博多署に勤務する20代の男性巡査が、知人の女性に繰り返し性的な要求をしたとして、懲戒処分を受けていたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、警察庁の発表の基準を満たしていないとして、処分を公表していない。捜査関係者によると、巡査は17日付で依願退職した。
 女性から県警に相談があり、発覚。元巡査は内部調査に行為を認めた。女性が事件化を望まず被害届を出さなかったことなどから、立件を見送った。
【出典】女性に性的要求の巡査懲戒 福岡県警、公表せず 産経WEST 2016.11.22 13:49


■11月21日 逮捕状書き換え容疑の警官2人、不起訴処分 名古屋地検

 ひき逃げ事件の逮捕状を無断で書き換えたとして有印公文書変造・同行使の疑いで書類送検された愛知県警半田署交通課の50代の男性警部補と30代の男性巡査長について、名古屋地検は21日、2人を不起訴処分(起訴猶予)にしたと発表した。処分は16日付。
「1文字くらい」と逮捕状書き換え容疑 愛知県警の2人
 県警監察官室によると、2人は7月、同県半田市で起きたひき逃げ事件の容疑者の逮捕状請求書に「左折」と書くべきところを「右折」と誤記。半田簡裁へ提出後に誤りに気づいたが、逮捕状が発付されたため、警部補が巡査長に指示し「左折」と書き換えたという。調べに2人は「1文字くらいなら許されるだろうと安易に訂正してしまった」と説明したという。
【出典】逮捕状書き換え容疑の警官2人、不起訴処分 名古屋地検 朝日新聞デジタル 2016年11月21日20時08分


■11月20日 誤射?自殺?愛知県警瀬戸署 拳銃の弾が男性巡査長の頭部貫通

 19日午前8時55分ごろ、愛知県警瀬戸署(同県瀬戸市)1階の拳銃保管室で、交通課の男性巡査長(37)の拳銃から発射された弾が頭に当たった。巡査長は病院搬送時、意識がなかったという。発砲は1発で、同署は巡査長が誤射したか、自殺を図ったとみて調べている。
 同署によると、巡査長は勤務日で、自分の拳銃に弾を込めていた。拳銃に異常は見つかっていない。室内には別の男性警察官がいたが、背を向けて他の作業をしていたという。男性警察官は「発砲音に気付いて振り向くと、巡査長が倒れていた」と話している。
 市消防本部によると、巡査長の右側頭部と頭頂部に弾が貫通した痕があった。大量に出血していたという。
【出典】誤射?自殺?愛知県警瀬戸署 拳銃の弾が男性巡査長の頭部貫通 スポニチ [ 2016年11月20日 05:30 ]


■11月19日 「事件なかったことに」窃盗事件の証拠隠滅 容疑の警官書類送検 神奈川

写真:NETWORK調査隊

 県警は18日、署内で保管していた捜査書類や写真を無断で抜き取り、ロッカーに隠したとして、証拠隠滅などの疑いで、幸署地域1課の男性巡査部長(36)を書類送検し、戒告の懲戒処分にした。巡査部長は同日付で依願退職した。
 送検容疑は昨年5~8月、当時所属していた泉署地域課の棚に入っていたファイルから、空き巣事件の被害品に関する「任意提出書」など書類12通や写真を無断で抜き取り、自分のロッカーに入れるなどして証拠を隠滅したとしている。
 県警監察官室によると、巡査部長は空き巣事件の捜査に関わっており、報告書をまとめるのが遅れていた。「書類作成が面倒になり、シュレッダーで裁断すれば事件がなかったことになると思った」と話している。
 花家憲也監察官室長は「警察官の信用を損ねる行為で、厳正に処分した」とコメントした。
【出典】「事件なかったことに」窃盗事件の証拠隠滅 容疑の警官書類送検 神奈川 産経ニュース 2016.11.19 23:41


■11月19日 巡査部長、電車内でIC乗車券盗んだ疑い 「酒に酔っていて思い出せない」 神奈川県警

 電車内で寝ていた女性からIC乗車券PASMO(パスモ)などを盗んだとして、神奈川県警は19日、窃盗の疑いで、県警伊勢佐木署刑事1課の黒田昌克巡査部長(37)=横浜市都筑区牛久保西=を逮捕した。当時は横浜駅周辺で同僚らと酒を飲んだ帰りだったとみられ、「酒に酔っていて思い出せない」などと容疑を否認している。
 県警監察官室によると、黒田容疑者は平成24年3月から同署の盗犯係に勤務していた。
 逮捕容疑は、19日午前0時半ごろ、横浜市営地下鉄ブルーライン北新横浜-センター北間を走行中の電車内で、座席で寝ていた女性会社員(27)のスマートフォンケースからパスモやポイントカードなどを盗んだとしている。
 黒田容疑者はセンター北駅で下車。走行中に女性の前に立って不審な動きをしている様子を目撃していた別の客が追いかけて声をかけたところ、所持品からカードなどが見つかったという。
【出典】巡査部長、電車内でIC乗車券盗んだ疑い 「酒に酔っていて思い出せない」 神奈川県警 産経ニュース 2016.11.19 14:09


■11月19日 拳銃の弾当たり巡査長搬送 愛知県警瀬戸署の保管室

 19日午前8時55分ごろ、愛知県警瀬戸署(同県瀬戸市)の拳銃保管室で、交通課の男性巡査長(37)の拳銃から発射された弾が頭に当たった。巡査長は病院に搬送された。重傷とみられる。発砲は1発で、同署は巡査長が誤射したか、自殺を図ったとみて調べている。
 同署によると、巡査長は自分の拳銃に弾を込めていた。保管室には別の男性警察官がいたが、背を向けて他の作業をしていたという。男性警察官は「発砲音に気付いて振り向くと、巡査長が倒れていた」と話している。
【出典】拳銃の弾当たり巡査長搬送 愛知県警瀬戸署の保管室 産経WEST 2016.11.19 14:04


■11月19日 瀬戸署で警官が発砲 頭部貫通で重体

 19日午前8時55分ごろ、愛知県瀬戸市原山町の県警瀬戸署で、同署交通課の男性巡査長(37)が自分の拳銃を発砲し、負傷した。瀬戸市消防本部によると、弾は右側頭部から入って頭頂部の左側に貫通し、意識不明の重体。瀬戸署は自殺と誤射の両面で調べている。
 署によると、発砲した弾は1発。巡査長はこの日当番勤務で、出勤し着替えた後、拳銃保管室で拳銃を装着していた。装着時の決まりにより、拳銃の取扱責任者の署員1人が室内にいたが、パソコンを操作していて発砲の瞬間は見ていなかった。「発砲音に気付いて振り向くと、巡査長が倒れていた」と話しているという。
 保管室では、拳銃と弾は別々に保管されている。弾を込める際は、銃口が他人に向かないよう壁などを向いて装着する決まりになっている。
 同署は発砲した拳銃を検分し、発生時の詳しい状況を調べている。発砲した巡査長は2015年3月に同署に赴任した。
【出典】瀬戸署で警官が発砲 頭部貫通で重体 中日新聞 2016年11月19日 15時01分


■11月19日 拳銃の弾が頭に当たり巡査長搬送…誤射か自殺か調査

 19日午前8時55分ごろ、愛知県警瀬戸署(同県瀬戸市)の拳銃保管室で、交通課の男性巡査長(37)の拳銃から発射された弾が頭に当たった。巡査長は病院に搬送された。重傷とみられる。発砲は1発で、同署は巡査長が誤射したか、自殺を図ったとみて調べている。
 同署によると、巡査長は自分の拳銃に弾を込めていた。保管室には別の男性警察官がいたが、背を向けて他の作業をしていたという。男性警察官は「発砲音に気付いて振り向くと、巡査長が倒れていた」と話している。
【出典】拳銃の弾が頭に当たり巡査長搬送…誤射か自殺か調査 サンスポ 2016.11.19 13:22


■11月19日 「盗犯デカ」、電車内でICカード盗んだ疑い 神奈川

写真:神奈川県警伊勢佐木署

 電車内で乗客からICカードなどを盗んだとして、神奈川県警は19日、伊勢佐木署刑事1課の巡査部長、黒田昌克容疑者(37)=横浜市都筑区牛久保西2丁目=を窃盗容疑で逮捕し、発表した。「酔っていて盗みのことは思い出せない」と容疑を否認しているという。
 監察官室によると、黒田容疑者は同日午前0時15~25分ごろ、横浜市営地下鉄の車内で、座席で寝込んでいた女性のスマートフォンのカバー内にあったICカードや飲食店のポイントカードなどを盗んだ疑いがある。居合わせた男性が被害女性に知らせ、同容疑者が降りた駅で駅員に通報。駆けつけた警察官が逮捕した。
 同容疑者は盗犯係に所属し、当時は同僚と酒を飲んだ帰りでかなり酔っていたという。同署では先月も刑事2課の巡査部長が捜査情報を漏らした疑いで逮捕されている。
【出典】「盗犯デカ」、電車内でICカード盗んだ疑い 神奈川 朝日新聞デジタル 2016年11月19日13時06分


■11月19日 盗犯係がパスモ盗む=容疑で巡査部長逮捕-神奈川県警

 電車の座席で眠っていた女性からICカード乗車券「パスモ」などを盗んだとして、神奈川県警都筑署は19日、窃盗容疑で伊勢佐木署刑事1課盗犯係の巡査部長黒田昌克容疑者(37)=横浜市都筑区牛久保西=を逮捕した。「酔っていて思い出せない」と容疑を否認しているという。
 逮捕容疑は19日午前0時15~25分ごろ、横浜市営地下鉄ブルーライン北新横浜駅-センター北駅間を走行中の電車内で、眠っていた20代女性のスマートフォンケースからパスモなどカード類3点を盗んだ疑い。
 県警監察官室によると、黒田容疑者の不審な動きを乗客の男性が目撃。黒田容疑者がセンター北駅で降りたところで男性が女性に被害を確認し、駅員に110番を依頼した。
 黒田容疑者は18日夕に勤務を終えた後、横浜駅周辺で同僚と酒を飲んだとみられる。
 花家憲也監察官室長の話 警察官としてあってはならない行為であり、深くおわびする。
【出典】盗犯係がパスモ盗む=容疑で巡査部長逮捕-神奈川県警 時事ドットコムニュース (2016/11/19-12:48)


■11月19日 勾留中の預かり金盗む 巡査長を懲戒免職 千葉中央署

絵:毎日まんがニュース

 勾留中の被留置者から預かり保管していた現金4万円を盗んだなどとして、千葉県警監察官室は18日、千葉中央署留置管理課の男性巡査長(24)を懲戒免職処分とし、建造物侵入、窃盗などの疑いで千葉地検に書類送検したと発表した。巡査長は「交際相手との遊興費や宿泊費、ギャンブル代に全額使った」などと供述。巡査長にはパチンコなどで約500万円の借金があったといい、車検代などが支払えず乗用車を無車検・無保険で運転していたことも発覚。県警は道路運送法違反などの容疑でも書類送検した。
 当時の同署留置管理課長男性(58)は本部長訓戒、同署長男性(58)と同副署長男性(50)は口頭厳重注意とした。
 書類送検容疑は9月3日午前2時ごろ、同署留置管理課執務室の無施錠のドアから侵入し、被留置者2人から預かり保管していた現金計4万円を盗んだほか、同月10日午後9時ごろ、千葉市中央区寒川町内で無車検・無保険で乗用車を運転した疑い。
 監察官室によると、巡査長は警察学校卒業後からパチンコなどのギャンブルに月給与の大半をつぎ込み、多額の借金を抱えていた。犯行時の3日は当番勤務だったが、交際相手と都内に旅行に行くため「体調不良」とうそをつき休暇を取得。私服で同署に侵入し、執務室内のカギを使って現金が保管されているロッカーを開けて現金を盗んだ。
 同署は今年5月まで耐震工事が行われており、工事期間中は出入りが自由となっていたが、工事終了後もそのまま出入りが自由な状態が続いていた。当時の当直勤務者は巡査長の出入りに気付かなかったという。
 犯行後、被留置者から日用品の購入依頼を受け、別の看守勤務員が出納作業をしたところ、現金の不足に気付き同課長に報告。この勤務員は「勘違いかも」と思い1人分の2万円を補てん。巡査長は「コーヒーをこぼしたので執務室内に紙幣を干していたらなくなった」などと話したため、いったんは紛失と判断。課長は署長、副署長に報告しないまま、巡査長に補てんを命じた。その後、補てん直後に巡査長が退職を申し出たため、不審に思った課長が副署長に報告して犯行が発覚した。
 巡査長は「取り返しのつかないことをしてしまい、後悔の気持ちしかない。警察官として多くの人に迷惑を掛け、信頼を失ってしまうことになってしまい大変申し訳ない」と謝罪。今月2日に4万円を返済したという。
 古川等・首席監察官は「警察官がこのような事案を起こし誠に遺憾。基本の順守と職務倫理の徹底により再発防止を図り、信頼回復に努める」とコメントした。
【出典】勾留中の預かり金盗む 巡査長を懲戒免職 千葉中央署 千葉日報 2016年11月19日 11:11


■11月19日 留置人の現金盗む 巡査長を懲戒免職 千葉 

 県警監察官室は18日、署内で留置人から預かっていた現金を盗んだなどとして、千葉中央署留置管理課の男性巡査長(24)を懲戒免職処分とし、窃盗や建造物侵入などの疑いで書類送検したと発表した。
 監察官室によると、巡査長は9月3日午前2時ごろ、同課執務室内のロッカーに保管されていた、留置人からの預かり金4万円を盗んだとしている。巡査長は2日から3日にかけて勤務日だったが、体調不良と偽り休んでいた。巡査長には借金が約500万円あったといい、盗んだ現金は旅行代などに使ったと供述している。別の課員が現金がなくなっていることに気付き発覚した。
 同室は現金の紛失を知りながら上司への報告を怠ったなどとして、当時の留置管理課長の男性警部(58)を本部長訓戒。監督責任を問い署長の男性警視正(58)と副署長の男性警視(50)をそれぞれ口頭厳重注意とした。
【出典】留置人の現金盗む 巡査長を懲戒免職 千葉 産経ニュース 2016.11.19 07:08


■11月19日 「事件なかったことに」窃盗事件の証拠隠滅 容疑の警官書類送検 神奈川

 県警は18日、署内で保管していた捜査書類や写真を無断で抜き取り、ロッカーに隠したとして、証拠隠滅などの疑いで、幸署地域1課の男性巡査部長(36)を書類送検し、戒告の懲戒処分にした。巡査部長は同日付で依願退職した。
 送検容疑は昨年5~8月、当時所属していた泉署地域課の棚に入っていたファイルから、空き巣事件の被害品に関する「任意提出書」など書類12通や写真を無断で抜き取り、自分のロッカーに入れるなどして証拠を隠滅したとしている。
 県警監察官室によると、巡査部長は空き巣事件の捜査に関わっており、報告書をまとめるのが遅れていた。「書類作成が面倒になり、シュレッダーで裁断すれば事件がなかったことになると思った」と話している。
 花家憲也監察官室長は「警察官の信用を損ねる行為で、厳正に処分した」とコメントした。
【出典】「事件なかったことに」窃盗事件の証拠隠滅 容疑の警官書類送検 神奈川 産経ニュース 2016.11.19 23:41


■11月18日 容疑者の現金盗んだ疑いで巡査長書類送検、懲戒免職 「交際相手との旅行に使おうと…」 千葉県警

 千葉県警は18日、勾留中の容疑者から預かっていた現金を盗んだなどとして窃盗などの疑いで、千葉中央署留置管理課の男性巡査長(24)を書類送検し、同日付で懲戒免職処分とした。
 書類送検容疑は、勤務が休みだった9月3日午前2時ごろ、無施錠のドアから留置管理課の執務室に侵入し、ロッカーに入っていた現金4万円を盗んだとしている。また、同月10日午後、千葉市内で無車検、無保険の乗用車を運転した疑い。県警によると、巡査長は「金は交際相手との旅行に使おうと思っていた。パチンコなどで約500万円の借金があり、車検代も払えなかった」と話した。
 県警は、当時留置管理課長だった男性警部(58)も本部長訓戒とした。他の職員から伝えられ4万円の紛失に気付いたが、報告を怠り、巡査長らに埋め合わせさせていた。「異動直前で引き継ぎができないと思った」と話しているという。
【出典】容疑者の現金盗んだ疑いで巡査長書類送検、懲戒免職 「交際相手との旅行に使おうと…」 千葉県警 産経ニュース 2016.11.18 21:56


■11月18日 窃盗疑い、警官書類送検=留置容疑者の4万円-千葉県警

 留置場に勾留されている容疑者の現金4万円を盗んだなどとして、千葉県警は18日、窃盗などの疑いで千葉中央署留置管理課の男性巡査長(24)を書類送検し、懲戒免職処分とした。県警によると容疑を認め、「デート代の工面がつかなかった」と供述。給料はパチンコなどの遊興費に使い、借金が約500万円あったという。
 送検容疑は9月3日午前2時ごろ、同署留置管理課執務室に侵入し、容疑者2人から預かり署長が管理していた現金計4万円を盗んだ疑い。
 県警監察官室によると、巡査長は課長の机から鍵を持ち出し、保管用ロッカーの現金を盗んだ。同日午後、署員が保管状況の確認中に気付いた。巡査長は当初、紛失を装っていたという。
【出典】窃盗疑い、警官書類送検=留置容疑者の4万円-千葉県警 時事ドットコムニュース (2016/11/18-18:48)


■11月18日 巡査部長が証拠隠滅容疑、神奈川 県警、書類送検し戒告の懲戒処分

 神奈川県警は18日、警察署内で保管していた捜査書類や写真を無断で抜き取り、ロッカーに隠したとして、証拠隠滅などの疑いで、幸署地域1課の男性巡査部長(36)を書類送検し、戒告の懲戒処分にした。巡査部長は同日付で依願退職した。
 書類送検容疑は昨年5~8月、当時所属していた泉署地域課の棚に入っていたファイルから、空き巣事件の被害品に関する「任意提出書」など書類12通や写真を無断で抜き取り、自分のロッカーに入れるなどして証拠を隠滅した疑い。
 県警監察官室によると、巡査部長は空き巣事件の捜査に関わっており、報告書をまとめるのが遅れていた。
【出典】巡査部長が証拠隠滅容疑、神奈川 県警、書類送検し戒告の懲戒処分 京都新聞 【 2016年11月18日 17時10分 】


■11月18日 被留置者の現金盗む 県警、巡査長を懲戒免職 多額の借金、私服で署に侵入

 勾留中の被留置者から預かり保管していた現金4万円を盗んだなどとして、千葉県警監察官室は18日、千葉中央署留置管理課の男性巡査長(24)を懲戒免職処分とし、建造物侵入、窃盗などの疑いで千葉地検に書類送検したと発表した。
 巡査長は「交際相手との遊興費や宿泊費、ギャンブル代に全額使った」などと供述。巡査長にはパチンコなどで約500万円の借金があったといい、車検代などが支払えず乗用車を無車検・無保険で運転していたことも発覚。県警は道路運送法違反などの容疑でも書類送検した。
 書類送検容疑は9月3日午前2時ごろ、同署留置管理課執務室の無施錠のドアから侵入し、被留置者2人から預かり保管していた現金計4万円を盗んだほか、同月10日午後9時ごろ、千葉市中央区寒川町内で無車検・無保険で乗用車を運転した疑い。
 監察官室によると、巡査長は警察学校卒業後からパチンコなどのギャンブルに月給与の大半をつぎ込み、多額の借金を抱えていた。犯行時の3日は当番勤務だったが、交際相手と都内に旅行に行くため「体調不良」とうそをつき休暇を取得。私服で同署に侵入し、執務室内のカギを使って現金が保管されているロッカーを開けて現金を盗んだ。
 同署は今年5月まで耐震工事が行われており、工事期間中は出入りが自由となっていたが、工事終了後もそのまま出入りが自由な状態が続いていた。当時の当直勤務者は巡査長の出入りに気付かなかったという。
 巡査長は「取り返しのつかないことをしてしまい、後悔の気持ちしかない。警察官として多くの人に迷惑を掛け、信頼を失ってしまうことになってしまい大変申し訳ない」と謝罪。今月2日に4万円を返済したという。
 古川等・首席監察官は「警察官がこのような事案を起こし誠に遺憾。基本の順守と職務倫理の徹底により再発防止を図り、信頼回復に努める」とコメントした。
【出典】被留置者の現金盗む 県警、巡査長を懲戒免職 多額の借金、私服で署に侵入 千葉日報 2016年11月18日 17:09


■11月18日 巡査長、留置人の財布から4万円盗む…懲戒免職

 警察署の留置場に勾留中の男の財布から現金を盗んだとして、千葉県警は18日、千葉中央署留置管理課の男性巡査長(24)を窃盗容疑で千葉地検に書類送検し、懲戒免職処分とした。
 捜査関係者によると、巡査長は今年9月上旬、同署内で、留置人の所持品を保管する場所にあった財布から、現金約4万円を盗んだ疑い。
 別の課員が留置人の所持品を確認した際、現金が減っていることに気付いて上司に報告。上司が調べたところ、巡査長は現金を盗んだと認めた。巡査長は、ギャンブルなどで数百万円の借金があったという。
【出典】巡査長、留置人の財布から4万円盗む…懲戒免職 読売新聞 2016年11月18日 15時12分


■11月18日 巡査部長が証拠隠滅…空き巣事件の書類12通や写真無断で抜き取る

 神奈川県警は18日、警察署内で保管していた捜査書類や写真を無断で抜き取り、ロッカーに隠したとして、証拠隠滅などの疑いで、幸署地域1課の男性巡査部長(36)を書類送検し、戒告の懲戒処分にした。巡査部長は同日付で依願退職した。
 書類送検容疑は昨年5~8月、当時所属していた泉署地域課の棚に入っていたファイルから、空き巣事件の被害品に関する「任意提出書」など書類12通や写真を無断で抜き取り、自分のロッカーに入れるなどして証拠を隠滅した疑い。
 県警監察官室によると、巡査部長は空き巣事件の捜査に関わっており、報告書をまとめるのが遅れていた。「書類作成が面倒になり、シュレッダーで裁断すれば事件がなかったことになると思った」と話している。
 花家憲也監察官室長は「警察官の信用を損ねる行為で、厳正に処分した」とコメントした。
【出典】巡査部長が証拠隠滅…空き巣事件の書類12通や写真無断で抜き取る サンスポ 2016.11.18 16:52


■11月18日 巡査部長を書類送検=捜査書類隠す-神奈川県警

 神奈川県警は18日、捜査書類を持ち出して自宅に隠したなどとして、公文書毀棄(きき)と証拠隠滅の容疑で、幸署地域第1課の男性巡査部長(36)を書類送検し、戒告処分とした。巡査部長は「書類の作成が面倒だった」などと容疑を認め、同日付で依願退職した。
 送検容疑は、昨年5月と8月、当時勤務していた泉署地域課の保管棚から、担当する空き巣事件の捜査書類計12通と写真計126枚を無断で持ち出し隠した疑い。
【出典】巡査部長を書類送検=捜査書類隠す-神奈川県警 時事ドットコムニュース (2016/11/18-16:34)


■11月18日 「どうせ犯人判明しない。処理が面倒」押収大麻をトイレに流す、証拠隠滅の疑いで警部補を送検 福岡県警

 
大麻草:記事とは無関係

 福岡県警は17日、証拠隠滅などの疑いで行橋署の男性警部補(38)を書類送検した。また同日、警部補を停職1カ月、当時の上司だった中央署の男性警部(55)も戒告の懲戒処分にした。
 送検容疑は、田川署勤務だった1月、同県田川市の化粧品販売店の敷地で押収した、ポリ袋に入った大麻のような植物片を調べずに、署のトイレに流して廃棄したとしている。警部補は「どうせ犯人は判明しない。処理が面倒だった」と供述している。
 県警によると、店の従業員から「変なものが落ちている」と通報があり、警部補が出向いた。警部は警部補が店へ行く前に「袋の付着物が微量だったら捨てていい」という趣旨の誤った指示をしていた。
【出典】「どうせ犯人判明しない。処理が面倒」押収大麻をトイレに流す、証拠隠滅の疑いで警部補を送検 福岡県警 産経WEST 2016.11.18 13:50


■11月18日 女性巡査部長が食料品万引、摘発 起訴猶予処分に

 県央部の警察署に勤務する40代女性巡査部長が今年9月、スーパーで約2600円分の食料品を万引し、県警に摘発されていたことが18日、分かった。巡査部長は10月5日に窃盗容疑で書類送検され、同25日に起訴猶予処分となった。10月6日に減給10分の1、3カ月の懲戒処分を受け、同日付で退職した。
【出典】女性巡査部長が食料品万引、摘発 起訴猶予処分に 秋田魁新報社 2016年11月18日 掲載


■11月18日 秋田県女性巡査部長が食料品を盗む

 県中央部の警察署に勤務する女性巡査部長がスーパーで食料品を盗んでいたことが分かりました。女性巡査部長は処分が出るまで勤務を続けていて、減給の処分が決まった後に自主退職しています。
退職金も受け取ったということです。
【出典】秋田県女性巡査部長が食料品を盗む NNNニュース 11月18日


■11月18日 接客女性の胸触る 長崎県警の51歳巡査部長を停職処分 昇任試験でカンニングも

 衣料品店で女性店員の胸を触ったなどとして、長崎県警は18日、大浦署地域課の男性巡査部長(51)を停職3カ月の懲戒処分にした。18日付で依願退職した。
 県警によると、元巡査部長は佐賀県内の2店舗で3月、接客した女性店員の胸を着衣の上から触ったとして、佐賀県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕された。佐賀簡裁は6月、同罪で罰金40万円の略式命令を出した。平成25年の警部補昇任試験ではカンニングをした。
 池田秀明首席監察官は「指導監督を徹底し、再発防止と信頼回復に努める」とのコメントを出した。
【出典】接客女性の胸触る 長崎県警の51歳巡査部長を停職処分 昇任試験でカンニングも 産経WEST 2016.11.18 17:51


■11月18日 巡査部長が証拠隠滅容疑、神奈川 県警、書類送検し戒告の懲戒処分

 神奈川県警は18日、警察署内で保管していた捜査書類や写真を無断で抜き取り、ロッカーに隠したとして、証拠隠滅などの疑いで、幸署地域1課の男性巡査部長(36)を書類送検し、戒告の懲戒処分にした。巡査部長は同日付で依願退職した。
 書類送検容疑は昨年5~8月、当時所属していた泉署地域課の棚に入っていたファイルから、空き巣事件の被害品に関する「任意提出書」など書類12通や写真を無断で抜き取り、自分のロッカーに入れるなどして証拠を隠滅した疑い。
 県警監察官室によると、巡査部長は空き巣事件の捜査に関わっており、報告書をまとめるのが遅れていた。
【出典】巡査部長が証拠隠滅容疑、神奈川 県警、書類送検し戒告の懲戒処分 北海道新聞 11/18 17:25


■11月17日 福岡県警 「処理が面倒」証拠の大麻、トイレに捨てる

 警部補を証拠隠滅容疑などで書類送検、停職1カ月の懲戒処分
 乾燥大麻とみられる証拠品を捨てたとして、福岡県警は17日、行橋署の警部補の男(38)を証拠隠滅などの容疑で福岡地検に書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にした。「どうせ容疑者は判明しないだろうし、処理が面倒だった」と容疑を認めているという。
 送検容疑は県警田川署刑事2課の係長だった1月13日、福岡県田川市の店舗敷地内に落ちていた大麻のような植物片の入ったポリ袋1袋を押収後、同署のトイレに流すなどして廃棄したとしている。8月に匿名の情報提供があり、発覚した。
 県警によると、店の従業員が「変なものが落ちている」と通報。警部補が現場に向かう際、当時の上司だった県警中央署の男性警部(55)が「(中身が)微量だったらいいぞ」という趣旨のことを言ったため、「捨ててもいいと言われたと思った」と供述している。県警は「不適切な指示をした」として警部も戒告処分にした。【前谷宏】
【出典】福岡県警 「処理が面倒」証拠の大麻、トイレに捨てる 毎日新聞 2016年11月17日 19時19分(最終更新 11月17日 19時19分)


■11月17日 証拠「大麻」トイレに流す、福岡 「どうせ犯人判明しない」

 福岡県警は17日、証拠品の大麻のような植物片を捜査せずにトイレに流して捨てたとして、証拠隠滅などの疑いで、行橋署の男性警部補(38)を書類送検した。また同日、警部補を停職1カ月、当時の上司だった中央署の男性警部(55)も戒告の懲戒処分にした。警部補は「どうせ犯人は判明しない。処理が面倒だった」と供述している。
 送検容疑は、田川署勤務だった1月、同県田川市の化粧品販売店の敷地で押収した、ポリ袋に入った大麻のような植物片を調べずに、署のトイレに流して廃棄した疑い。
 県警によると、店の従業員から「変なものが落ちている」と通報があり、警部補が出向いた。
【出典】証拠「大麻」トイレに流す、福岡 「どうせ犯人判明しない」 京都新聞 【 2016年11月17日 17時55分 】


■11月17日 警部補「どうせ犯人判明しない」 証拠“大麻”をトイレに流した疑いで書類送検

 福岡県警は17日、証拠品の大麻のような植物片を捜査せずにトイレに流して捨てたとして、証拠隠滅などの疑いで、行橋署の男性警部補(38)を書類送検した。また同日、警部補を停職1カ月、当時の上司だった中央署の男性警部(55)も戒告の懲戒処分にした。警部補は「どうせ犯人は判明しない。処理が面倒だった」と供述している。
 送検容疑は、田川署勤務だった1月、同県田川市の化粧品販売店の敷地で押収した、ポリ袋に入った大麻のような植物片を調べずに、署のトイレに流して廃棄した疑い。
 県警によると、店の従業員から「変なものが落ちている」と通報があり、警部補が出向いた。
 警部は警部補が店へ行く前に「袋の付着物が微量だったら捨てていい」という趣旨の誤った指示をしていた。通常は微量でも鑑定などを行う。実際には、植物片は微量でもなかった。
 8月に監察官室に匿名の通報があり、発覚。近藤康徳首席監察官は「県民の信頼を損ねる行為でおわび申し上げる」とコメントした。
【出典】警部補「どうせ犯人判明しない」 証拠“大麻”をトイレに流した疑いで書類送検 サンスポ 2016.11.17 17:44


■11月17日 福岡県警38歳警部補が大麻をトイレに流し書類送検

 福岡県警は17日、証拠品の大麻のような植物片を捜査せずにトイレに流して捨てたとして、証拠隠滅などの疑いで、行橋署の男性警部補(38)を書類送検した。また同日、警部補を停職1カ月、当時の上司だった中央署の男性警部(55)も戒告の懲戒処分にした。警部補は「どうせ犯人は判明しない。処理が面倒だった」と供述している。
 送検容疑は、田川署勤務だった1月、同県田川市の化粧品販売店の敷地で押収した、ポリ袋に入った大麻のような植物片を調べずに、署のトイレに流して廃棄した疑い。
 県警によると、店の従業員から「変なものが落ちている」と通報があり、警部補が出向いた。
 警部は警部補が店へ行く前に「袋の付着物が微量だったら捨てていい」という趣旨の誤った指示をしていた。通常は微量でも鑑定などを行う。実際には、植物片は微量でもなかった。
 8月に監察官室に匿名の通報があり、発覚。近藤康徳首席監察官は「県民の信頼を損ねる行為でおわび申し上げる」とコメントした。(共同)
【出典】福岡県警38歳警部補が大麻をトイレに流し書類送検 日刊スポーツ [2016年11月17日17時42分]


■11月17日 押収大麻?をトイレに捨てた疑い 警部補を書類送検

  大麻とみられる植物片を押収したのに、捜査せずにトイレに捨てたとして、福岡県警は17日、行橋署の男性警部補(38)を証拠隠滅などの疑いで書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。「捜査しても被疑者は判明しないと思った」「手続きが面倒だった」と話しているという。
 監察官室によると、警部補は田川署刑事2課員だった1月13日、福岡県田川市内で見つかった、大麻とみられるポリ袋入りの植物片を署に持ち帰った後、中身をトイレに流し、袋はごみ箱に捨てたという。8月に匿名の通報が県警に寄せられ発覚した。
 県警は、警部補に適切な指示をしなかったとして、上司で田川署刑事2課長だった男性警部(55)=現・中央署=も戒告処分にした。近藤康徳・首席監察官は「指導教養を徹底し、再発防止に努めます」とコメントした。(小野大輔)
【出典】押収大麻?をトイレに捨てた疑い 警部補を書類送検 朝日新聞デジタル 2016年11月17日19時45分


■11月15日 酒気帯び運転で巡査部長逮捕=当て逃げで発覚-栃木県警

写真:TheNavi+

 酒気帯び状態で車を運転し、当て逃げ事故を起こしたとして、栃木県警佐野署は15日、道交法違反(酒気帯び運転・事故不申告)容疑で、同署刑事課の巡査部長、佐々木崇志容疑者(37)=同県佐野市堀米町=を逮捕した。容疑を認め「自宅で1人で缶チューハイを数本飲んだ」などと話しているという。けが人はいなかった。
 逮捕容疑は、14日午後5時40分ごろ、同市の市道で酒気帯び状態で車を運転。30代主婦が運転する車に追突してそのまま逃走した疑い。
 県警監察課によると、事故の後、現場付近のコンビニにいた同容疑者を主婦が発見し、同乗していた夫が通報した。駆け付けた同署員が酒の臭いに気付き呼気検査をしたところ、基準値を上回るアルコールが検出された。14日は休日で、自宅で飲酒後に1人でコンビニに買い物に行く途中だったという。
 双方の車はバンパーなどが損傷していたが、同容疑者は当て逃げについて「追突はハンドル操作で回避できたと思っていた」と話しているという。
 赤坂浩・栃木県警首席監察官の話 誠に遺憾。事実関係を調査し、厳正に対処する。
【出典】酒気帯び運転で巡査部長逮捕=当て逃げで発覚-栃木県警 時事ドットコムニュース (2016/11/15-12:19)


■11月15日 非番の警察官、酒気帯び当て逃げ容疑で逮捕 「避けられたと思い衝突に気付かなかった」 栃木県警

 酒気帯び状態で乗用車を運転した上、追突事故を起こして走り去ったとして、栃木県警佐野署は15日、道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告)の疑いで、同県佐野市堀米町、同署刑事課巡査部長、佐々木崇志(たかし)容疑者(37)を逮捕した。佐々木容疑者は調べに対し、「ハンドルを切って避けられたと思った」と容疑を認めている。
 逮捕容疑は14日午後5時40分ごろ、同市堀米町の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、前方に停止していた30代主婦の運転する乗用車に追突したが、そのまま走り去ったとしている。
 県警の調べによると、主婦が車を追いかけ、約250メートル先のコンビニエンスストア駐車場で車を発見して佐々木容疑者に声をかけ、夫が110番通報した。呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出された。主婦の車に同乗していた家族3人にけがはなかった。
 県警監察課によると、佐々木容疑者は「自宅で飲酒し、買い物に行く途中だった。車にぶつかりそうになったが、避けられたと思い衝突には気付かなかった」と供述。14日は勤務休みで、自宅で缶チューハイ数本を飲んだという。事故現場は自宅から約900メートル離れていた。
 佐々木容疑者は平成16年に警察官となり、これまでに約4年間、交通部門での勤務経験もあった。
 赤坂浩首席監察官は「誠に遺憾であり、被害者、県民に心からおわび申し上げる」とコメントした。
【出典】非番の警察官、酒気帯び当て逃げ容疑で逮捕 「避けられたと思い衝突に気付かなかった」 栃木県警 産経ニュース 2016.11.15 08:44


■11月15日 栃木県警巡査部長、酒気帯び運転の疑いで逮捕

 栃木県警の警察官が酒気帯び運転で逮捕されました。
 逮捕されたのは、佐野警察署の刑事課巡査部長・佐々木崇志容疑者(37)です。佐々木容疑者は、14日午後5時40分ごろ、佐野市の路上で酒を飲んで乗用車を運転し、前に止まっていた女性が運転する乗用車に追突して、そのまま立ち去った疑いが持たれています。
【出典】栃木県警巡査部長、酒気帯び運転の疑いで逮捕 TBSの動画ニュースサイト 11月15日


■11月12日 大阪の23歳巡査逮捕 60代女性の尻触った疑い

写真:日テレNEWS24

 大阪府警は12日、百貨店内で60代女性の尻を触ったとして、大阪府迷惑防止条例違反の疑いで豊中南署地域課の巡査福本いおり容疑者(23)を現行犯逮捕した。「泥酔状態で覚えていない」と容疑を否認している。
 逮捕容疑は12日午後3時40分ごろ、大阪市北区の阪急百貨店の地下1階で、60代の女性とすれ違った際、コートの上から尻を触った疑い。
 府警によると、女性が被害を訴え、男性店員と一緒に取り押さえた。近くにいた女子高校生も「触られた」と話しており、詳しい経緯を調べる。
 福本容疑者は同日、近くで開かれた職場の歓送迎会に参加し、午後2時半ごろ同僚と別れたという。府警の高木久監察室長は「極めて遺憾。捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを出した。(共同)
【出典】大阪の23歳巡査逮捕 60代女性の尻触った疑い 日刊スポーツ [2016年11月12日23時20分]


■11月12日 泥酔の大阪府警23歳巡査、60代女性と女子高生の尻を触る? 容疑で現行犯逮捕

 百貨店内で女性の尻を触ったとして、大阪府警は12日、大阪府迷惑防止条例違反容疑で、府警豊中南署地域課巡査の男(23)=大阪市天王寺区=を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は、12日午後3時40分ごろ、大阪市北区角田町の阪急百貨店地下1階の食品売り場で、買い物に来ていた60代の無職女性の尻をすれ違いざまに触ったとしている。被害を受けた女性と従業員が取り押さえた。近くにいた女子高生も「(巡査に)尻を触られた」と訴えており、関連を調べる。
 府警監察室によると、巡査はこの日、午前10時ごろに勤務を終え、午後0時半ごろから職場の歓送迎会で同僚と一緒に梅田周辺で約2時間、酒を飲んでいた。当時は1人だったといい、「泥酔状態で痴漢したかは覚えていない」と供述している。
 豊中南署では10月7日、駅のホームで女性の尻を触ったなどとして男性巡査長が逮捕され、懲戒処分を受けて依願退職している。
 府警の高木久監察室長は「極めて遺憾。捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。
【出典】泥酔の大阪府警23歳巡査、60代女性と女子高生の尻を触る? 容疑で現行犯逮捕 産経WEST 2016.11.12 23:00


■11月12日 痴漢容疑で巡査逮捕=百貨店内で女性触る-大阪府警

 百貨店内で女性の尻を触ったとして、大阪府警は12日、府迷惑防止条例違反容疑で、府警豊中南署地域課の巡査福本いおり容疑者(23)=大阪市天王寺区筆ケ崎町=を現行犯逮捕した。「泥酔状態で覚えていない」と話しているという。
 逮捕容疑は12日午後3時40分ごろ、大阪市北区角田町の阪急百貨店地下1階の菓子店前で、府内居住の60代女性の尻をすれ違いざまに触った疑い。 府警監察室によると、女性が男性従業員に被害を伝え、2人で福本容疑者を取り押さえた。その際、近くにいた10代の女子高校生が「私も触られた」と申し出た。福本容疑者は歓送迎会で同僚と酒を飲んだ後だったという。
【出典】痴漢容疑で巡査逮捕=百貨店内で女性触る-大阪府警 時事ドットコムニュース (2016/11/12-22:55)


■11月12日 60代女性の尻触った疑いで23歳巡査を逮捕「泥酔状態で覚えていない」

 大阪府警は12日、百貨店内で60代女性の尻を触ったとして、大阪府迷惑防止条例違反の疑いで豊中南署地域課の巡査(23)=大阪市天王寺区筆ケ崎町=を現行犯逮捕した。「泥酔状態で覚えていない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は12日午後3時40分ごろ、大阪市北区の阪急百貨店の地下1階で、60代の女性とすれ違った際、コートの上から尻を触った疑い。
 府警によると、女性が被害を訴え、男性店員と一緒に取り押さえた。近くにいた女子高校生も「触られた」と話しており、詳しい経緯を調べる。
 容疑者は同日、近くで開かれた職場の歓送迎会に参加し、午後2時半ごろ同僚と別れたという。府警の高木久監察室長は「極めて遺憾。捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを出した。
【出典】60代女性の尻触った疑いで23歳巡査を逮捕「泥酔状態で覚えていない」 サンスポ 2016.11.12 22:13


■11月12日 徳島県警学校長、国道を30キロ超の速度違反 県警内で違反相次ぎ、「指導を徹底する」県警

 徳島県警警察学校長の小林惣治朗警視が乗用車を運転中、制限速度を30キロ以上超えるスピード違反をしたとして、県警に道交法違反容疑で摘発されたことが12日、県警への取材で分かった。県警は小林学校長を本部長訓戒の処分にした。9月23日付。
 県警によると、小林学校長は9月上旬、休暇中に徳島県松茂町の国道で、制限速度を30キロ以上超えて車を運転したとして摘発された。速度違反自動監視装置で発覚した。公用車ではなかった。
 ほかに警察署勤務の男性巡査長が9月中旬、同県阿波市の徳島自動車道で、別の署の男性巡査長も同月下旬、同県三好市の国道で速度違反をしたとして摘発された。共に所属長訓戒の処分。
 県警は道交法違反容疑で、小林学校長ら3人をそれぞれ書類送検した。監察課の担当者は「指導を徹底する」と話している。
【出典】徳島県警学校長、国道を30キロ超の速度違反 県警内で違反相次ぎ、「指導を徹底する」県警 産経WEST 2016.11.12 12:15


■11月12日 捜査書類 自宅に隠す 200点超 県警警部補を書類送検

 窃盗事件の捜査書類など二百十八点を自宅に隠すなどしたとして石川県警は十一日、公用文書毀棄と虚偽無印公文書作成、有印私文書偽造の疑いで、刑事部の三十代の男性警部補を書類送検した。同日付で停職一カ月の懲戒処分とし、警部補は依願退職した。
 県警監察課によると、男性警部補は「異動までに処理が仕切れず、上司への報告と引き継ぎが恥ずかしかった」と釈明している。
 送検容疑では今年三月二十三日ごろ、二〇一四年三月から所属していた白山署刑事一課で、四件の窃盗事件の被害届や捜査報告書などを自宅に持ち帰り隠匿。今年二月には四件のうち一件を送検したと事件処理簿に記入し虚偽の公文書を作ったとされる。同年三月と、金沢東署に所属していた一四年三月、別事件の証拠品を被害者らに返したとの書類も偽造したとされる。
 県警は一四年度の白山署刑事一課長を口頭厳重注意とし、一五年度の同課長を本部長注意、刑事官を所属長注意、正副署長を業務指導とした。
 今年七月に発覚し、県警は四件の窃盗事件を調べ容疑者をそれぞれ送検した。山崎潔首席監察官は「警察への信頼を著しく損ねる行為で深くおわびする。指導監督や職務倫理教養を徹底する」とコメントした。
【出典】捜査書類 自宅に隠す 200点超 県警警部補を書類送検 中日新聞 2016年11月12日


■11月11日 石川県警 捜査書類を自宅に隠す…警部補を懲戒処分

 窃盗事件の捜査書類を自宅に隠すなどしたとして、石川県警は11日、県警本部刑事部の30代の男性警部補を公用文書毀棄(きき)や虚偽無印公文書作成などの疑いで金沢地検に書類送検し、停職1カ月の懲戒処分とした。警部補は「異動までに処理しきれず、上司への報告や後任への引き継ぎをするのが恥ずかしかった」と容疑を認め、依願退職した。
 県警監察課によると、警部補は白山署で異動を控えた3月23日ごろ、担当していた窃盗事件4件の捜査書類218点を自宅に持ち帰り、和室の段ボール箱に隠した。このうち1件は、検察へ送致したように装うため「犯罪事件処理簿一覧」にうその内容を記していたという。2014年3月と16年3月には、カード類などの証拠品を所有者に返したように装うため、所有者が書くべき「還付請書」21通に9人分の署名を無断で記して偽造した。証拠品は捜査書類と同じ段ボール箱に入れ、一部は捨てていたという。【道岡美波】
【出典】石川県警 捜査書類を自宅に隠す…警部補を懲戒処分 毎日新聞 2016年11月11日 22時23分(最終更新 11月11日 22時23分)


■11月11日 30代警部補を書類送検=捜査書類偽造の疑い-石川県警

 石川県警は11日、捜査書類を偽造したなどとして、虚偽無印公文書作成と公用文書毀棄(きき)などの容疑で県警本部刑事部の30代男性警部補を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分とした。警部補は容疑を認め、同日付で依願退職した。
 県警監察課によると、警部補は金沢東署などに勤務していた2014年3月と今年3月、証拠品を持ち主に返していないのに、返品したと証明する書類を偽造。同2月には、事件送致していない窃盗事件を送致したと偽る書類を作成した。また送致したと装うため、この窃盗事件を含む4事件の被害届や捜査報告書など218点を自宅に持ち帰っていた。
 警部補は「異動までに処理できず、引き継ぎが恥ずかしかった」と話しているという。
【出典】30代警部補を書類送検=捜査書類偽造の疑い-石川県警 時事ドットコムニュース (2016/11/11-20:48)


■11月11日 富山西署地域課の男性巡査、酒気帯び運転で懲戒免職

 徳島県警警察学校長 富山西署地域課の男性巡査(21)が道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された事件で、富山県警は10日、巡査を同日付で懲戒免職にしたと発表した。
【出典】富山西署地域課の男性巡査、酒気帯び運転で懲戒免職 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 11月11日


■11月10日 巡査が飲酒後に運転、事故…富山県警が懲戒免職処分

 酒気帯び運転し物損事故を起こしたとして、富山県警は10日、富山西署地域課の男性巡査(21)を懲戒免職処分とした。
 県警監察官室によると、巡査は10月16日、同県射水市の県道で、同僚と飲酒した後に乗用車を運転し、看板に衝突したとして道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された。すでに罰金の略式命令を受けており、納付したとみられる。
 一緒に飲酒したのに、巡査の運転を止められなかったとして、高岡署地域課の巡査(20)を本部長訓戒とした。この巡査は10日、依願退職した。
 篠崎琢也首席監察官は「現職警察官が酒気帯び運転を起こし、誠に遺憾。県民の皆さまに深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。
【出典】巡査が飲酒後に運転、事故…富山県警が懲戒免職処分 産経WEST 2016.11.10 22:40


■11月10日 酒気帯び運転で警部補を免職…秋の交通安全運動期間中で重い処分に

 静岡県警は10日、同僚と飲酒した後に車を運転したとして道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発した静岡中央署の交通1課交通取締係長の警部補(41)を懲戒免職処分とした。
 県警監察課は、警部補が交通違反を取り締まる立場である上、秋の交通安全運動期間中に問題を起こしたことを重くみて処分を決めた。
 警部補は9月23日午後11時55分ごろ、焼津市内で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転し、街路灯に衝突したとして24日に逮捕され、翌25日に釈放された。県警が任意で捜査を続けている。
 県警の伊藤奨警務部長は「誠に遺憾。県民に深くおわびする」とのコメントを出した。
【出典】酒気帯び運転で警部補を免職…秋の交通安全運動期間中で重い処分に サンスポ 2016.11.10 19:17


■11月09日 痴漢の巡査長、停職3カ月の懲戒処分 依願退職に

 大阪府警は9日、兵庫県川西市のJR川西池田駅で、20代の女性会社員の体を触ったとして、兵庫県警に県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕された豊中南署生活安全課の巡査長藤田慎吾容疑者(29)=兵庫県伊丹市北河原=を停職3カ月の懲戒処分とした。同日付で依願退職した。
 府警によると、2月6日、盗撮目的で伊丹市内の商業施設の女性トイレに侵入。9月5日~10月7日、川西池田駅などのホームで、複数の女性の体を触ったとしている。
 府警に対し、事実関係を認めている。10月7日に現行犯逮捕され、既に同条例違反罪などで起訴された。
 高木久監察室長は「警察官としてあるまじき行為で、厳正に処分した。再発防止に努めたい」とのコメントを出した。
【出典】痴漢の巡査長、停職3カ月の懲戒処分 依願退職に サンケイスポーツ 11/09 18:48


■11月09日 客には警察官も…女子中学生に買春あっせん、1人6千~8千円で「客募る」 容疑の男逮捕 大阪府警

 女子中学生に買春のあっせんをしたとして、大阪府警少年課は9日、児童福祉法と児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、大阪府泉大津市曽根町、アルバイト、梅本隆一容疑者(21)を逮捕した。容疑を認めている。
 逮捕容疑は、7月下旬、府内に住む中学2年の女子生徒(14)に対し、現金を支払う約束で26~38歳の男性客5人と引き合わせ、府内の駐車場などに止めた車の中でわいせつな行為をさせたとしている。
 府警によると、梅本容疑者はインターネットの掲示板に女性になりすまして買春を呼びかける書き込みをしており、1人6千~8千円で客を募っていた。 女子生徒とはSNSを通じて知り合い、売り上げを折半する約束だったが、女子生徒が「お金を持ち逃げされた」などと110番したため発覚した。
 客の1人は府警の巡査長(32)で、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で書類送検されて懲戒処分を受け、すでに依願退職している。
【出典】客には警察官も…女子中学生に買春あっせん、1人6千~8千円で「客募る」 容疑の男逮捕 大阪府警 産経WEST 2016.11.9 18:34


■11月09日 痴漢容疑で逮捕の巡査長、ほかにも複数を“触る” 停職3カ月の懲戒処分 大阪府警

 大阪府警は9日、駅のホームで女性の尻を触ったとして、兵庫県警に県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕された府警豊中南署生活安全課の男性巡査長(29)について、ほかにも複数の女性の体を触ったなどとして、停職3カ月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で依願退職した。
 府警監察室によると、巡査長は2月6日、兵庫県内の商業施設の女性用トイレに侵入するなどしたほか、9月5日~10月7日、同県内の駅ホームで複数の女性の体を触るなどの行為を繰り返したとしている。
 巡査長は10月7日夜、JR川西池田駅(同県川西市)のホームで、20代の女性会社員の尻を触ったとして現行犯逮捕されていた。
 府警の高木久監察室長は「警察官としてあるまじき行為で厳正に処分した。被害者におわび申し上げるとともに、再発防止に努める」とコメントした。
【出典】痴漢容疑で逮捕の巡査長、ほかにも複数を“触る” 停職3カ月の懲戒処分 大阪府警 産経WEST 2016.11.9 18:16




■11月09日 拳銃不適切保管で5警察官処分 高知県警、虚偽報告も

 高知県警の同じ警察署に所属する巡査2人と巡査長2人、警部1人の計5人が、拳銃を不適切に保管したり、保管状況に関して虚偽報告をしたりしたとして、訓戒や注意の処分を受けていたことが9日、県警への情報公開請求で分かった。処分は10月27日付。
 県警監察課によると、巡査2人と巡査長1人はそれぞれ1人で駐在所に勤務。1泊以上不在となる場合は署の格納庫で拳銃を保管する必要があるのに、9月中旬、巡査2人は外泊時に拳銃を駐在所で保管。巡査長は、署に勤務するもう1人の巡査長の個人ロッカーで保管してもらった。
【出典】拳銃不適切保管で5警察官処分 高知県警、虚偽報告も 京都新聞 【 2016年11月09日 11時35分 】


■11月07日 交通事故現場で救急車呼ばず…警部補ら3人を処分 男性は後に死亡 兵庫県警

 軽トラックで脱輪事故を起こした男性の容体が変化したのに救急車を呼ばなかったとして、兵庫県警が洲本署に所属していた男性警部補(48)ら3人を所属長訓戒などの処分にしていたことが7日、県警への情報公開請求で分かった。男性は警部補らが現場を離れた後に死亡。救急搬送されなかったこととの因果関係は不明だが、県警は不適切な対応と判断した。
 県警によると、事故は5月27日午後、同県洲本市で発生。警部補らは救急車を呼ぼうとしたが、男性に拒まれた。その後、男性の呼吸は浅くなったが、警部補らは呼気から基準値以下のアルコールが検出されたことから「飲酒の影響」と推測し、男性をレッカー車に乗せて帰宅させた。しかし、男性はレッカー車内で心肺停止となり、搬送先の病院で死亡が確認された。
 県警は9月に警部補らを処分。現場にいた他の1人の署員を含めた4人を業務上過失致死容疑で書類送検したが、起訴を求めない意見を付けた。
【出典】交通事故現場で救急車呼ばず…警部補ら3人を処分 男性は後に死亡 兵庫県警 産経WEST 2016.11.7 21:28


■11月07日 救急車呼ばなかった警部補ら処分 事故の男性は死亡、兵庫
京都新聞


 兵庫県洲本市で5月、交通事故の現場に駆け付けた男性警部補(48)らが、当事者の男性の容体悪化に気付かず救急車を呼ばなかったとして、県警が警部補ら3人を所属長訓戒などの処分にしたことが7日、県警への情報公開請求で分かった。9月6日付。現場にはもう1人警察官がいたが、判断に関わっていないとして処分しなかった。
 県警によると、男性は事故当日に死亡。事故直後にアルコールを検出した。県警は9月、業務上過失致死容疑で警部補ら4人を書類送検したが、起訴を求めない意見を付けた。救急搬送されなかったことと死亡の因果関係の立証が困難だったとみられる。
【出典】救急車呼ばなかった警部補ら処分 事故の男性は死亡、兵庫 京都新聞 【 2016年11月07日 19時50分 】


■11月05日 取調室で署員ウトウト、事情聴取の男が逃走

 盗撮事件に関与した疑いで千葉県警浦安署に任意で事情聴取されていた30歳代の男が、署員が居眠りしている間に取調室から逃走していたことが5日、県警への取材でわかった。
 男は事情聴取を終えて署員が1人になった際に逃げており、県警が詳しい経緯を確認している。
 県警によると、男は10月22日午後2時過ぎ、浦安市内で女性のスカート内を盗撮しようとしたとして任意同行された。同日午後11時20分頃、3階の取調室に一緒にいた署員が、男がいなくなっているのに気づいた。署員は「ウトウトしてしまった」と話しているという。
 取調室は無施錠で、男は3階トイレから外に逃げたとみられる。男は約10分後、近くの中学校で発見されたが、3階建ての校舎に侵入して飛び降りたとみられ、腰の骨を折る重傷を負っていた。県警は回復を待って県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で調べる。
【出典】取調室で署員ウトウト、事情聴取の男が逃走 読売新聞 2016年11月5日 12時38分


■11月05日 警察官居眠り、男性が自殺図り大けが 千葉・浦安署

 盗撮した疑いがあるとして千葉県警浦安署に任意で事情を聴かれていた30代の男が、警察官が居眠りをした隙に取調室から逃げて自殺をはかり、大けがをしていたことが5日、県警への取材でわかった。県警は「問題点を究明し、再発防止に向けて指導を徹底する」としている。
 県警によると、男は10月22日午後2時10分ごろ、千葉県浦安市のレジャー施設で20代の女性のスカートの中をカメラで撮影したとして通報され、駆けつけた警察官から浦安署に任意同行された。取り調べを受け、県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑の逮捕状が届くのを待っていたところ、同日午後11時20分ごろ、1人で監視していた40代の男性署員が居眠り。男は取調室を出て、屋外の階段から逃げた。直後に近くの中学校の3階建ての校舎の屋上から飛び降り、倒れている状態で見つかった。腰の骨が折れる重傷で現在は入院中という。
 男は中学校への侵入時にガラスを割った疑いがあり、県警は建造物侵入と器物損壊の疑いでも男を調べる。男は「自殺しようと思った」と説明。署員は「うとうとしてしまった」と話しているという。
【出典】警察官居眠り、男性が自殺図り大けが 千葉・浦安署 朝日新聞 2016年11月5日11時42分


■11月04日 「性的興奮得るために60回以上やった」盗撮容疑の警部補減給処分

 兵庫県警は4日、電車内で女性を盗撮しようとしたとして、県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕した県警捜査2課の男性警部補(43)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。警部補は同日付で依願退職。県警によると「性的興奮を得るために、5、6月以降に60回以上盗撮した」と供述している。
 県警は10月20日、通勤中の山陽電鉄の車内で、女性会社員のスカート内にペン型カメラを向けたとして現行犯逮捕。カメラから盗撮した動画を見つけた。
 県警は自宅を家宅捜索し、USBメモリーやパソコンを押収。盗撮したとみられる約140の画像のデータを見つけた。犯行日時や被害者が特定できず立件は見送った。
 県警の河本博幸監察官室長は「警察官としてあるまじき行為。再発防止に努める」とコメントした。
【出典】「性的興奮得るために60回以上やった」盗撮容疑の警部補減給処分 サンケイスポーツ 2016.11.4 18:19


■11月04日 盗撮の警部補「性的興奮を得るため60回以上やった」

 兵庫県警は4日、電車内で女性を盗撮しようとしたとして、県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕した県警捜査2課の男性警部補(43)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。警部補は同日付で依願退職。県警によると「性的興奮を得るために、5、6月以降に60回以上盗撮した」と供述している。
 県警は10月20日、通勤中の山陽電鉄の車内で、女性会社員のスカート内にペン型カメラを向けたとして現行犯逮捕。カメラから盗撮した動画を見つけた。
 県警は自宅を家宅捜索し、USBメモリーやパソコンを押収。盗撮したとみられる約140の画像のデータを見つけた。犯行日時や被害者が特定できず立件は見送った。県警の河本博幸監察官室長は「警察官としてあるまじき行為。再発防止に努める」とコメントした。
【出典】盗撮の警部補「性的興奮を得るため60回以上やった」 スポニチ [2016年11月4日 18:18]


■11月04日 盗撮警部補「60回ほどやった」=減給処分受け退職-兵庫

 兵庫県警は4日、通勤中の電車で女性のスカート内にペン型カメラを差し向けたとして、県迷惑防止条例違反容疑で先月現行犯逮捕した県警捜査2課の男性警部補(43)について、同日付で減給6カ月の懲戒処分にしたと発表した。警部補はこれまでに60回ほど盗撮したことを認め、「性的興奮を得るため(電車で)座っている人を狙った。申し訳ないことをした」と話し、同日付で依願退職した。
 県警によると、警部補は5~6月ごろ、怪しまれずに盗撮できると考え、インターネットでペン型カメラを購入。主に電車で、座っている女性のスカート内を動画撮影していたという。自宅から押収したパソコンなどには、盗撮とみられる動画や写真計約140ファイルが残っていたという。
 河本博幸兵庫県警監察官室長の話 あるまじき行為で厳正に処分した。再発防止に努める。
【出典】盗撮警部補「60回ほどやった」=減給処分受け退職-兵庫 時事ドットコムニュース (2016/11/04-17:19)

■10月31日 部下らに拳銃突き付け 警部補を懲戒処分 和歌山県警

和歌山県警 有田警察署

 拳銃を部下らに突き付けたなどとして、和歌山県警は31日、有田署地域課の男性警部補(36)を停職6カ月の懲戒処分にした、と発表した。1日にも銃刀法違反(加重所持)の疑いで警部補を書類送検する。警部補は「悪ふざけだった」と話しているといい、31日付で依願退職した。
 県警監察課によると、警部補は5月11日、同署の会議室で携帯していた回転式拳銃を30代の男性巡査長の脇腹に突き付けるなど、4月ごろから7月11日までの間、20~30代の同署員計5人に計6回、実弾が入った拳銃を突き付けたという。うち日時などが特定できた4件を書類送検する。
 また、警部補は4~5月ごろに数回、同署の20代男性巡査にパトカー内で職務上の質問に答えられなければ頭を軽くたたくなどの暴力をふるうパワーハラスメントをしたという。
 警部補は「組織に謝罪してもしきれない。(20代男性巡査へも)つらい思いをさせて今更ながら反省している」と話しているという。
【出典】部下らに拳銃突き付け 警部補を懲戒処分 和歌山県警 朝日新聞 2016年10月31日22時56分


■10月31日 窃盗容疑で巡査長逮捕=署内から23万円-宮城県警

(写真)ANNニュース

 勤務先の警察署内で現金計23万円を盗んだとして、宮城県警は31日、窃盗容疑で若柳署警備課の巡査長阿部周平容疑者(30)=同県栗原市若柳川南=を逮捕した。県警によると、「間違いありません」と容疑を認めているという。
 逮捕容疑は昨年9月中旬~今年2月1日、同署内で、交通安全協会の保管庫から計23万円を盗んだ疑い。
【出典】窃盗容疑で巡査長逮捕=署内から23万円-宮城県警 時事ドットコムニュース (2016/10/31-22:50)


■10月31日 「悪ふざけで…」部下に拳銃突きつけた警部補を停職処分 和歌山県警、書類送検へ

 部下に拳銃を突きつけたとして、和歌山県警は31日、有田署地域課の男性警部補(36)を停職6カ月の懲戒処分にした。警部補は同日付で依願退職した。11月1日に銃刀法違反(加重所持)の疑いで書類送検する方針。
 県警によると、警部補は今年4月ごろから7月11日までの間に、署内で5人の部下に計6回、実弾の入った拳銃を突きつけた。日時が特定された4件について書類送検する。「悪ふざけのつもりだった」と認めている。
 いずれも1対1で談笑している際、右脇腹などに向けていた。引き金を固定する安全ゴムは装着されていたという。
 南恵一首席監察官は「拳銃の携帯を許された警察官として、あるまじき行為。指導を強化する」とのコメントを出した。
【出典】「悪ふざけで…」部下に拳銃突きつけた警部補を停職処分 和歌山県警、書類送検へ 産経WEST 2016.10.31 16:30


■10月31日 部下に実弾入り銃口=「悪ふざけ」警部補停職-和歌山県警

 部下に実弾入りの拳銃の銃口を向けたとして、和歌山県警は31日、有田署地域課の男性警部補(36)を停職6カ月の懲戒処分とした。警部補は同日付で依願退職した。県警は銃刀法違反(加重所持)容疑で、11月1日に警部補を書類送検する方針。
 監察課によると、警部補は4月ごろ~7月11日、有田署内で20~30代の巡査長や巡査部長ら部下の署員5人に対し、6回にわたり携帯していた拳銃を取り出して銃口を向けた。いずれの場合も弾が入っていた。警部補は「悪ふざけだった」と謝罪しているという。
【出典】部下に実弾入り銃口=「悪ふざけ」警部補停職-和歌山県警 時事ドットコムニュース (2016/10/31-15:29)


■10月29日 逮捕面倒「早く休みたい」 飲酒検知で手心 館山署男性警部補を減給

(写真)千葉県警 館山警察署

 交通事故を起こした男性に対して行ったアルコール検査を故意に終了させ、違反とならない数値で処理したとして、県警監察官室は28日、館山署地域課の男性警部補(55)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とし、警部補の指示を受けて虚偽の書類を作成した同署地域課(当時)の男性巡査長(34)を本部長訓戒としたと発表した。警部補は同日付で依願退職した。
 同室によると、2人は7月4日午前1時20分ごろ、館山市正木で発生した車2台が衝突した事故現場に臨場。警部補は右折車両の40代の会社員男性から酒のにおいがしたため、アルコール検査を実施したが、検知管の数値が上昇するのを見て「政令数値を超えたら現行犯逮捕しなければならない」と考え、検査開始から約30秒後、故意に検査を終わらせ、巡査長に呼気1リットル中のアルコール数値を「0・1(ミリグラム)でやっておけよ」と指示。巡査長は違反とならない「0・05ミリグラム以上」だったとする虚偽の報告書を作成した。
 実際には、事故を起こした男性の数値は政令数値(0・15ミリグラム)を大きく上回っていたほか、衝突した車の2人にも全治約1週間のけがを負わせていたという。
 県警は28日、警部補と巡査長を証拠隠滅、犯人隠避、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで、男性を危険運転致傷の疑いで、千葉地検に書類送検した。 事故現場に後から到着した交通警察官が、男性の顔色や言動と数値の低さに不審を抱き、再度アルコール検査をして発覚。警部補は「早く現場処理を済ませて休みたかった」、巡査長は「突然(検査を)中止するのを見てあ然としたが、上司との人間関係の悪化を恐れるあまり、言われた通りの書類を作った」などと話している。
 同室によると、警部補と事故を起こした男性との面識はなかったという。
 古川等首席監察官は「犯罪捜査や交通指導取り締まりなど、警察に課せられた根本的な職務を放棄した事案で、誠に遺憾で深くおわびする。全職員に対して職責の自覚や適正捜査の重要性について、指導・教養を徹底し再発防止に努める」とコメントした。
【出典】逮捕面倒「早く休みたい」 飲酒検知で手心 館山署男性警部補を減給 千葉日報 2016年10月29日 09:07


■10月29日 飲酒運転事件を隠蔽 館山署警部補を減給処分 千葉

 県警監察官室は28日、飲酒運転事件を隠蔽(いんぺい)したとして、館山署地域課の男性警部補(55)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とし、証拠隠滅や犯人隠避などの疑いで書類送検したと発表した。警部補は「仕事が多忙で早く処理を済ませて休みたかった。許されないことをした」などと話し、同日、依願退職した。
 同室によると、警部補は7月4日午前1時20分ごろ、部下の当時同署地域課の男性巡査長(34)=同容疑で書類送検、本部長訓戒=と館山市正木の乗用車同士の交通人身事故の現場に臨場。車をぶつけた40代の男性から酒のにおいがしたためアルコールの呼気検査を行ったが、「基準値を超えると現行犯逮捕しなければならない」と思い、本来2分間実施する必要がある検査を約30秒で中断し、巡査長に虚偽の報告書を作成するよう指示。巡査長は基準値以下だったとする虚偽の報告書などを同署に提出した。その後、現場に到着した同署交通課員が警部補から「基準値に達しなかった」と報告を受けたが、男性の様子から飲酒を疑い再度検査を行ったところ、基準値を超過。不正が発覚したという。
【出典】飲酒運転事件を隠蔽 館山署警部補を減給処分 千葉 産経ニュース 2016.10.29 07:01


■10月29日 館山の飲酒検査 多忙理由に虚偽報告 警部補ら2人を書類送検

 県警は二十八日、七月に交通事故を起こした男性の飲酒検査で虚偽の捜査報告をしたとして、館山署の男性警部補(55)と、当時、部下だった男性巡査長(34)の二人を証拠隠滅などの容疑で千葉地検に書類送検した。県警は同日付で男性警部補を減給百分の十(六カ月)、男性巡査長を本部長訓戒とした。男性警部補は依願退職した。
 県警によると、男性警部補らは七月四日未明、館山市で起きた乗用車同士の交通事故で、うち一台の車の男性運転手から酒の臭いがしたため、飲酒検査した。検査の途中、男性の呼気一リットルに含まれるアルコール量の値が、酒気帯び運転となる「〇・一五ミリグラム以上」を示しそうだったため、男性警部補は、逮捕して仕事が長引くのを避けようと、検査を中止した。男性巡査長は、取り締まる対象外の「〇・〇五ミリグラム以上」という虚偽の結果を記した捜査報告書を作り、署に提出した。
 別の署員が不審に思い、男性の飲酒検査をやり直し、不正が発覚した。署は二十八日、車を運転していた男性を自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で書類送検した。男性警部補は、他にも仕事があり、忙しかったとし「早く現場処理を済ませて休みたかった」と話している。
 県警の古川等・首席監察官は「警察に課せられた根本的な職務を放棄した事案で、深くおわび申し上げます」とコメントした。
【出典】館山の飲酒検査 多忙理由に虚偽報告 警部補ら2人を書類送検 東京新聞 2016年10月29日


■10月28日 アルコール検査で不正=警部補ら書類送検-千葉県警

 交通事故のアルコール検査で、基準値を超えないように不正をしたとして、千葉県警は28日、証拠隠滅容疑などで、館山署地域課の男性警部補(55)と部下だった男性巡査長(34)を書類送検し、警部補を減給6カ月の懲戒処分、巡査長を本部長訓戒とした。容疑を認めており、警部補は「仕事を休みたかった」と話しているという。警部補は同日付で依願退職した。
 県警監察官室によると、警部補らは7月、千葉県館山市内で交通事故を起こした男性のアルコール検査を実施した際、基準値を超えないよう検査の時間を短縮するなどした。後から事故現場に到着した館山署交通課職員が再検査した結果、基準値を超える数値が確認され、不正が発覚した。
【出典】アルコール検査で不正=警部補ら書類送検-千葉県警 時事ドットコムニュース (2016/10/28-18:39)


■10月27日 信号無視で逃亡の巡査部長、酒の力を借りて車で出頭…兵庫県警が懲戒処分

 兵庫県警は26日、私用で車を運転中に信号無視をしたとして道交法違反の疑いで逮捕された美方署地域課の男性巡査部長(55)を停職1カ月の懲戒処分にした。巡査部長は同日付で依願退職した。
 県警によると、巡査部長は3日午後、同県豊岡市高屋の国道426号交差点で赤信号を無視。豊岡南署のパトカーの追跡を振り切って逃走し、同日夜に市内の自宅近くで車を停車させたところを見つかり、逮捕された。
 当時の呼気検査で基準値を下回る微量のアルコールが検出されており、「初めての違反でどうしたらいいか分からず、とっさに逃げてしまった。酒の力を借りて出頭しようと思った」と供述。身柄を確保される直前、缶チューハイ1本を飲み、約4・5キロにわたり車を走行させたという。
 巡査部長は逮捕後間もなく釈放され、信号無視と逃走中の一時不停止で交通反則切符(青切符)を交付された。反則金計1万6千円はすでに納付済みという。
【出典】信号無視で逃亡の巡査部長、酒の力を借りて車で出頭…兵庫県警が懲戒処分 産経WEST 2016.10.27 08:22


■10月27日 「土人」発言で懲戒処分 問題の警官2人は今何をしている

(写真)NEWS23

 大人は自分の発言に責任を持たなくてはいけない。沖縄で警備中に「どこ掴んどんじゃこら、ボケ。土人が」「黙れこら、シナ人」と発言した大阪府警機動隊の男性巡査部長(29)と男性巡査長(26)が、今月21日付で「戒告」の懲戒処分を受けている。若気の至りという言葉もあるが、共に成人した男子で、そこは近所のチンピラ中学生とはワケが違う。
 2人は今、どこで何をしているのだろうか?
「今は共に沖縄から大阪へ戻っており、通常勤務をこなしています」(大阪府警広報課)
 戒告を受けた2人は所属長に呼び出され、目の前で説諭される。それから機動隊に戻って、本来の職務である重要施設やお祭りの警護などを行うのだ。もっとも、ネット上でバッチリ顔をさらされてしまっているので、しばらくは内勤かもしれない。
 ところで、警察官の懲戒と言えば、一般と違って処分はすごく重い。
 上から「免職」「停職」「減給」「戒告」の4つがあり、免職が一発退場なのはもとより、停職と減給の場合もほぼ処分を食らった時点でアウト。新聞にもよく「部下の女性警官にセクハラして減給100分の10の処分。男性警部補は同日付で依願退職した」と書かれてあったりする。また停職6カ月の警察官がつつがなく謹慎を終え、職場復帰したなんて話も聞いたことがない。つまり、懲戒処分を受けた時点で上司や同僚から「辞めてくださいね」とやんわりプレッシャーをかけられるのだ。
 ただし、唯一の例外が懲戒処分の中でも一番軽い「戒告」だ。今回の土人発言の警官は刑法第195条(特別公務員暴行陵虐)に抵触したが、この「陵虐行為」にも強弱があり、2人は軽度(減給または戒告)とみなされている。もし重大な陵虐(免職または停職)だったら、今ごろ依願退職させられているところだった。
「とはいえ、仮に懲戒処分を食らっても、自ら潔く依願退職すれば、警察共済組合関連の企業や警備会社などに再就職を斡旋してくれます」(司法関係者) 公権力である警察官の身分はかなり大きく保障されている。
【出典】「土人」発言で懲戒処分 問題の警官2人は今何をしている 日刊ゲンダイ 2016年10月27日


■10月26日 信号無視の巡査部長停職=逃走中に飲酒も-兵庫県警

 兵庫県警は26日、信号無視の道交法違反容疑で逮捕した美方署地域課の男性巡査部長(55)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。巡査部長は逃走した後、酒を飲んで運転したことも認め、同日付で依願退職した。
 県警監察官室によると、巡査部長は公休だった3日午後、同県豊岡市の国道で赤信号を無視し、パトカーの停止指示に従わず逃走。その後、車内で缶チューハイを飲み、警察署に向かうところを警察官が発見した。「酒の力で出頭しようと思わず飲んだ」と話したという。
【出典】信号無視の巡査部長停職=逃走中に飲酒も-兵庫県警 時事ドットコムニュース (2016/10/26-16:33)


■10月26日 県警巡査部長が収賄容疑 情報漏えい見返り

(写真)神奈川県 伊勢佐木警察署

 知り合いのヤミ金業の男に職務上知り得た個人情報を漏らしたとして、地方公務員法違反(守秘義務違反)容疑で、伊勢佐木署刑事2課暴力犯係の巡査部長(46)=横浜市中区大平町=が逮捕された事件で、情報を漏らした見返りに賄賂を受け取ったとして、県警は25日、収賄の疑いで、巡査部長を追送検した。また、贈賄の疑いで、無登録で貸金業を営んでいた容疑者(73)=地方公務員法違反容疑(そそのかし)で逮捕=を追送検した。
 巡査部長の追送検容疑は、4月ごろ、同区内の居酒屋で、情報提供の謝礼や今後も便宜を図ってもらうためと知りながら、貸金業の容疑者から現金2万円を受け取ったほか、5月13日ごろにも同区内の飲食店で6万円の接待を受けた、としている。
 県警監察官室によると、巡査部長は容疑を認め、「捜査情報を得るために良好な関係を維持したかった」などと供述。貸金業の容疑者も容疑を認めている。
 巡査部長は、別の事件の参考人だった貸金業の容疑者を取り調べて知り合った。貸金業の容疑者の依頼を受けて県警本部の照会センターに問い合わせ、3月10日ごろから4月6日ごろにかけて、貸金業の容疑者から借金をしている4人の住所や生年月日、電話番号などの個人情報を入手し、メールなどで教えていた。貸金業の容疑者は入手した情報を基に、債務者に返済を迫っていた。 県警は25日付で巡査部長を懲戒免職処分とし、当時の伊勢佐木署長ら7人を本部長注意などの処分とした。
 同室の花家憲也室長は「警察官としてあるまじき行為で誠に遺憾。今後は警察官としての高い倫理観と社会的責任を深く認識し、信頼回復に全力を挙げて取り組む」などとコメントした。
 横浜地検は同日、地方公務員法違反(守秘義務違反)の罪で、巡査部長を起訴した。
【出典】県警巡査部長が収賄容疑 情報漏えい見返り カナロコ by 神奈川新聞 2016年10月26日 05時00分


■10月25日 神奈川県警 情報漏えい警官を懲戒免職

(写真)神奈川県警察
警察官は、治安のプロとして、個人の生命、身体及び財産の保護、
犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締り、その他
公共の安全と秩序の維持に従事します。

 警察が保有する個人情報を無登録の貸金業者に漏らしたとして、神奈川県警は25日、伊勢佐木署刑事2課巡査部長、戸高建吾被告(46)=地方公務員法(守秘義務)違反で起訴=を懲戒免職処分にした。また、漏えいの見返りとして現金を受け取ったなどとして、収賄容疑で横浜地検に追送検した。
【出典】神奈川県警 情報漏えい警官を懲戒免職 毎日新聞 2016年10月25日 20時41分(最終更新 10月25日 20時41分)


■10月25日 警察保有の個人情報漏らす 見返りに賄賂 収賄容疑で送検の巡査部長を免職 神奈川県警

 神奈川県警は25日、警察保有の個人情報を漏らした見返りに賄賂を受け取ったとして、収賄容疑で伊勢佐木署の巡査部長、戸高建吾容疑者(46)=地方公務員法違反容疑で逮捕=を追送検し、懲戒免職処分とした。また、贈賄容疑で無職、中谷政義容疑者(73)=貸金業法違反罪などで公判中=を追送検した。
 戸高容疑者の追送検容疑は4月ごろ、無登録で貸金業を営んでいたとされる中谷容疑者に債務者4人の住所を教えた見返りとして現金2万円を受け取ったほか5月に飲食店で6万円の接待を受けたとしている。
 県警監察官室によると、中谷容疑者は経営するバカラ賭博店で客に金を貸し、取り立てのため個人情報の調査を依頼した。戸高容疑者は県警の照会システムなどを利用して情報を集めて「捜査情報を得るため良好な関係を保ちたかった」と供述している。
【出典】警察保有の個人情報漏らす 見返りに賄賂 収賄容疑で送検の巡査部長を免職 神奈川県警 産経ニュース 2016.10.25 18:42


■10月25日 収賄容疑で追送検=巡査部長を懲戒免職-神奈川県警

 貸金業者に個人情報を漏らしたとして地方公務員法(守秘義務)違反罪で起訴された神奈川県警伊勢佐木署巡査部長の戸高建吾被告(46)が、見返りに現金を受け取っていた疑いが強まり、県警は25日、収賄容疑で戸高被告を追送検した。容疑を認めているという。県警は同日付で懲戒免職処分とした。
 県警監察官室によると、戸高被告は3~4月、県警の照会センターなどから不正に得た氏名や住所などの個人情報4人分を、横浜市中区の無登録貸金業者の70代男に漏らし、見返りとして現金2万円と、6万円分の飲食接待を受けたとされる。
【出典】収賄容疑で追送検=巡査部長を懲戒免職-神奈川県警 時事ドットコムニュース (2016/10/25-16:34)


■10月24日 盛岡東署員が高齢者はねる 容疑の巡査を逮捕

 23日午前9時ごろ、盛岡市西松園の市道で、乗用車が横断歩道を渡っていた同市東松園、遠藤ツヤさん(68)をはねた。遠藤さんは頭を強く打ち同市の県高度救命救急センターに運ばれたが、脳挫傷で意識不明の重体。
 盛岡東署は同日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、乗用車を運転していた同市西松園、盛岡東署地域課の巡査吉田遊(ゆう)容疑者(24)を現行犯逮捕した。
 現場は片側2車線の直線路で、信号のある十字路交差点。県警交通指導課によると、左車線を東進中の吉田容疑者が横断歩道を左から渡っていた遠藤さんをはねたとみられる。県警は吉田容疑者側の信号が赤信号だった可能性があるとみて当時の状況を調べているが、吉田容疑者の供述内容は明らかにしていない。
【出典】盛岡東署員が高齢者はねる 容疑の巡査を逮捕 岩手日報 (2016/10/24)


■10月23日 女性はねられ重体=運転の巡査逮捕-岩手県警

 23日午前9時ごろ、盛岡市内で横断歩道を渡っていた無職遠藤ツヤさん(68)が車にはねられた。岩手県警によると、遠藤さんは脳挫傷で重体。盛岡東署は、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで同署地域課巡査の吉田遊容疑者(24)=同市西松園=を現行犯逮捕した。
 県警交通指導課によると、容疑を認めている。現場は信号のある交差点で、吉田容疑者が信号を無視した可能性もあるとみて調べている。同容疑者は自家用車で出勤途中だった。
【出典】女性はねられ重体=運転の巡査逮捕-岩手県警 時事ドットコムニュース (2016/10/23-20:55)


■10月22日 沖縄で「土人」「シナ人」暴言機動隊員 2人を戒告の懲戒処分

 大阪府警の機動隊員2人が沖縄県の米軍北部訓練場の工事反対派に「土人」「シナ人」と暴言を吐いた問題で、府警は21日、男性巡査部長(29)と男性巡査長(26)をいずれも戒告の懲戒処分とした。府警は「侮辱する意図はなかったが、極めて軽率で不適切な発言だった」としている。
 監察室によると、2人は発言内容を巡り「差別的な意味や、歴史的な意味を持つ言葉とは知らなかった」と説明。「感情が高ぶり、つい発言してしまった。申し訳ない」と話している。
 巡査部長は18日午前、抗議行動への対応中に「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」と発言。巡査長も同じ現場で「黙れ、こら、シナ人」と言った。
 監督責任を問い、現場で中隊長を務めていた男性警部(41)を所属長口頭注意とした。府警は3人の詳細な所属を明らかにしていない。
【出典】沖縄で「土人」「シナ人」暴言機動隊員 2人を戒告の懲戒処分 スポニチ [ 2016年10月22日 05:30 ]


■10月22日 暴言2警官、戒告 大阪府警が沖縄警備で

 大阪府警の機動隊員二人が沖縄県の米軍北部訓練場の工事反対派に「土人」「シナ人」と暴言を吐いた問題で、府警は二十一日、男性巡査部長(29)と男性巡査長(26)をいずれも戒告の懲戒処分とした。府警は「侮辱する意図はなかったが、極めて軽率で不適切な発言だった」としている。
 監察室によると、二人は発言内容を巡り「差別的な意味や、歴史的な意味を持つ言葉とは知らなかった」と説明。「感情が高ぶり、つい発言してしまった。申し訳ない」と話している。
 巡査部長は十八日午前、抗議行動への対応中に「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」と発言。巡査長も同じ現場で「黙れ、こら、シナ人」と言った。
 監督責任を問い、現場で中隊長を務めていた男性警部(41)を所属長口頭注意とした。府警は三人の詳細な所属を明らかにしていない。
 高木久監察室長は「二件の発言は誠に遺憾であり、厳正に処分した」とのコメントを出した。
【出典】暴言2警官、戒告 大阪府警が沖縄警備で 東京新聞 2016年10月22日 朝刊


■10月21日 巡査長を免職、通報で駆け付けた女性宅から5万円盗んだ疑い/県警

 通報で駆け付けた女性宅から現金を盗んだとして、県警は21日、東松山署地域課巡査長の男(30)を免職の懲戒処分にした。署長ら同署幹部3人を首席監察官による口頭厳重注意など内部処分にした。
 男は3日夕、吉見町の無職女性(78)方1階台所に保管されていた現金5万円入りの封筒を盗んだとして、県警に窃盗容疑で逮捕されていた。
 県警監察官室によると、「鍵が抜けなくなった」という女性の通報を受け、男は女性方に出動し、隙を見て現金を盗んでいた。県警は職務執行中の事件だった点を重視している。
 男は「パチスロなどで借金があり、金に困っていた。被害者に大変申し訳ない。許されるものではなく、深く反省している」と供述しているという。
 佐伯保忠首席監察官は「治安を守るべき警察官が、このような事件を起こし、被害者、県民に心からおわびする。職員に対する職務倫理教養を徹底し、県民の信頼回復に努める」とコメントした。
【出典】巡査長を免職、通報で駆け付けた女性宅から5万円盗んだ疑い/県警 埼玉新聞 2016年10月21日(金)


■10月21日 前秩父署長がパワハラ=部下自殺との因果関係認定-遺族に謝罪、懲戒処分・埼玉県警

 埼玉県警は21日、7月に自殺した県警秩父署の元地域課長の男性=当時(52)=にパワハラ行為を繰り返したとして、同署の前署長斎藤保警視(56)=警務部付=を戒告の懲戒処分とした。県警はパワハラと自殺の因果関係を認め、同日までに男性の遺族に謝罪。斎藤警視は同日付で依願退職した。
 県警は、前副署長の男性警視(58)についても、元課長の業務実態を十分に把握していなかったとして、本部長注意とした。
 元課長は7月10日、自宅で首をつっているのを帰宅した妻に発見された。残された遺書には、仕事の悩みなどが書かれていた。
 県警によると、秩父署長だった斎藤警視は3月下旬~7月上旬ごろの間、元課長を大声で感情的に叱責したり、決裁を拒否したりするなどして、元課長に精神的苦痛を与えた。
【出典】前秩父署長がパワハラ=部下自殺との因果関係認定-遺族に謝罪、懲戒処分・埼玉県警 時事ドットコムニュース (2016/10/21-20:33)


■10月21日 警備計画の決裁を拒否…男性警部自殺で前署長のパワハラ認定 
 埼玉県警は21日、秩父署地域課長兼山岳救助隊長で7月に自殺した男性警部=当時(52)、警視に昇進=にパワーハラスメントをしたとして、前秩父署長の男性警視(56)=警務部付=を戒告の懲戒処分にした。パワハラが自殺の原因となったことも認定した。前署長は同日、依願退職した。
 処分理由は3下旬~7月上旬、部下だった課長を大声で感情的に叱るなどして精神的苦痛を与えたとしている。課長は7月10日、自宅で自殺しているのが発見された。仕事の悩みなどを記した遺書を残しており、県警が経緯を調査していた。
 県警によると、課長は自殺する3日前、幹部会議で7月下旬に開催する「秩父川瀬祭」の警備計画の決裁を前署長に拒まれた。部下らに対して「何度決裁に行っても方針が定まらない。疲れた」などと漏らしていたという。
 また、課長の4~5月の休日は3日程度だったことも判明。県警は自殺の要因を「仕事上の悩みと長時間勤務による心身の疲れがあった」と判断した。
 前署長は調査に対し「感情的な指導を繰り返し、心理的負担を与えていることに気付かなかった」と釈明したという。
【出典】警備計画の決裁を拒否…男性警部自殺で前署長のパワハラ認定 埼玉・秩父署産経ニュース 2016.10.21 19:59


■10月21日 「土人」「シナ人」発言で戒告処分 大阪府警の巡査部長ら2人


 沖縄県の米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設工事の警備に当たっていた機動隊員が、移設反対派に対し「土人」「シナ人」などと発言した問題で、大阪府警は2016年10月21日、男性巡査部長(29)と男性巡査長(26)をそれぞれ戒告の懲戒処分とした。各紙が報じた。
報道によれば、府警が不適切発言で職員を懲戒処分にするのは初めて。処分の理由については「軽率で不適切な発言で、警察の信用を失墜させた」などとしている。府警は2人を監督していた男性警部(41)も同日付で所属長口頭注意とした。
巡査部長は18日午前、抗議行動への対応中に「どこつかんどんじゃコラ、ボケェ、土人が」などと言った。巡査長も同じ現場で、「黙れ、こら、シナ人」と発言した。
【出典】「土人」「シナ人」発言で戒告処分 大阪府警の巡査部長ら2人 JCASTニュース 2016/10/21 19:55


■10月21日 沖縄「土人」暴言 29歳巡査部長と26歳巡査長を戒告

大阪府の松井一郎知事

 大阪府警が懲戒処分 「警察の信用を著しく失墜」
 沖縄県にある米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設工事現場で、大阪府警から派遣された男性機動隊員2人が「ぼけ、土人が」などと暴言を吐いた問題で、府警は21日、不適切な発言だとして、いずれも警察署勤務の巡査部長(29)と巡査長(26)を戒告の懲戒処分にした。

<機動隊員暴言>「出張ご苦労様」で大阪府知事が釈明
<戦争体験者>「謝罪しない安倍晋三首相も発言者と同じだ」

 府警によると、不適切な発言だけで懲戒処分にしたのは初めてで、「警察の信用を著しく失墜させ、社会的反響が甚大だ」と理由を説明した。
 処分理由は18日午前、警備にあたっていた訓練場の工事現場で、工事に反対する市民らに対し、巡査部長は「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」と、巡査長は「黙れ、こら、シナ人」と不適切な発言をしたとしている。
 巡査部長は「つい口に出た」と、巡査長は「その場で飛び交っていた言葉を使ってしまった」などと府警に説明。2人ともそれぞれの言葉の差別的な意味を知らなかったと述べ、「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
 監督責任を問い、現場の直属の上司だった男性警部(41)を口頭注意とした。
 高木久・府警監察室長は「発言は誠に遺憾で厳正に処分した。今後このようなことがないよう指導を徹底する」とコメントした。【堀江拓哉】
【出典】沖縄「土人」暴言 29歳巡査部長と26歳巡査長を戒告 毎日新聞2016年10月21日 19時32分(最終更新 10月21日 20時38分)


■10月21日 暴言の警官2人を戒告 大阪府警「軽率で不適切」

 大阪府警の機動隊員2人が沖縄県の米軍北部訓練場の工事反対派に「土人」「シナ人」と暴言を吐いた問題で、府警は21日、男性巡査部長(29)と男性巡査長(26)をいずれも戒告の懲戒処分とした。府警は「侮辱する意図はなかったが、極めて軽率で不適切な発言だった」としている。
 監察室によると、2人は発言内容を巡り「差別的な意味や、歴史的な意味を持つ言葉とは知らなかった」と説明。「感情が高ぶり、つい発言してしまった。申し訳ない」と話している。
【出典】暴言の警官2人を戒告 大阪府警「軽率で不適切」 京都新聞 【 2016年10月21日 19時20分 】


■10月21日 「土人」「シナ人」と暴言吐いた警官2人、戒告の懲戒処分に

 大阪府警の機動隊員2人が沖縄県の米軍北部訓練場の工事反対派に「土人」「シナ人」と暴言を吐いた問題で、府警は21日、男性巡査部長(29)と男性巡査長(26)をいずれも戒告の懲戒処分とした。府警は「侮辱する意図はなかったが、極めて軽率で不適切な発言だった」としている。
 監察室によると、2人は発言内容を巡り「差別的な意味や、歴史的な意味を持つ言葉とは知らなかった」と説明。「感情が高ぶり、つい発言してしまった。申し訳ない」と話している。
 巡査部長は18日午前、抗議行動への対応中に「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」と発言。巡査長も同じ現場で「黙れ、こら、シナ人」と言った。
 監督責任を問い、現場で中隊長を務めていた男性警部(41)を所属長口頭注意とした。府警は3人の詳細な所属を明らかにしていない。
【出典】「土人」「シナ人」と暴言吐いた警官2人、戒告の懲戒処分に サンスポ 2016.10.21 18:40


■10月21日 パワハラで前秩父署長戒告 埼玉県警、部下の警部自殺

 埼玉県警は21日、秩父署地域課長で7月に自殺した男性警部=当時(52)、警視に昇進=にパワーハラスメントをしたとして、前秩父署長の男性警視(56)=警務部付=を戒告の懲戒処分にした。パワハラが自殺につながったと認定した。前署長は同日、依願退職した。
 県警によると、前署長は3~7月、部下だった課長をたびたび大声で叱り、何度も決裁を拒むなどして精神的苦痛を与えた。調査には「感情的な指導を繰り返し、心理的負担を与えていたことに気付かなかった」と釈明したという。 県警は課長が自殺に至った要因を「仕事上の悩みと長時間勤務による心身の疲れがあった」と判断した。
【出典】パワハラで前秩父署長戒告 埼玉県警、部下の警部自殺 京都新聞 【 2016年10月21日 17時35分 】


■10月21日 「土人」「シナ人」と暴言の機動隊員2人を懲戒処分 「社会的反響大きい」と大阪府警

ヘリパッド工事現場などを上空から視察するため、
航空自衛隊那覇基地に到着した菅義偉官房長官=8日午前

 ヘリパッド工事現場などを上空から視察するため、自衛隊ヘリコプターに向かう菅義偉官房長官(左から3人目)=8日午前、航空自衛隊那覇基地

沖縄・東村高江でにらみ合うヘリパッド移設工事の反対派と機動隊

 沖縄県の米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設工事の警備に当たる大阪府警の機動隊員2人が今月18日、工事反対派に「土人」「シナ人」と発言した問題で、府警は21日、不適切な発言で警察の信用を失墜させたなどとして、男性巡査部長(29)と男性巡査長(26)をそれぞれ戒告の懲戒処分とした。
 府警が不適切発言で職員を懲戒処分するのは初めて。府警は「県民を侮辱する意図はなかったが、個人的発言が許されない部隊活動での軽率な発言で社会的反響も大きく、厳正に処分した」としている。
 府警監察室によると、18日午前、移設工事に伴う警備中、巡査部長は「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」、巡査長は「黙れ、こら、シナ人」と工事反対派を前にそれぞれ発言した。
 巡査部長は「泥だらけの人を見た印象が残り、つい口にした。土人の意味は知らない」と釈明。巡査長も「反対派と対立する人たちが言い合いをする中、『帰れ、シナ人』と聞こえたので、つい乗ってしまった」と話し、2人とも「本当に申し訳ない」と謝罪した。
 また、現地で中隊長として活動した男性警部(41)も監督責任を問い、所属長口頭注意とした。
 高木久・監察室長は「2件の発言は誠に遺憾。今後このようなことがないよう指導を徹底する」とのコメントを発表した。
【出典】「土人」「シナ人」と暴言の機動隊員2人を懲戒処分 「社会的反響大きい」と大阪府警 SankeiBiz 2016.10.21 17:29


■10月21日 【大阪府警機動隊員の差別的発言】巡査部長ら2人を懲戒処分 大阪府警「県民侮辱の意図ないが軽率な発言、社会的影響」

 移設工事の警備に当たる大阪府警の機動隊員2人が今月18日、工事反対派に「土人」「シナ人」と発言した問題で、府警は21日、不適切な発言で警察の信用を失墜させたなどとして、男性巡査部長(29)と男性巡査長(26)をそれぞれ戒告の懲戒処分とした。
 府警が不適切発言で職員を懲戒処分するのは初めて。府警は「県民を侮辱する意図はなかったが、個人的発言が許されない部隊活動での軽率な発言で社会的反響も大きく、厳正に処分した」としている。
 府警監察室によると、18日午前、移設工事に伴う警備中、巡査部長は「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」、巡査長は「黙れ、こら、シナ人」と工事反対派を前にそれぞれ発言した。
 巡査部長は「泥だらけの人を見た印象が残り、つい口にした。土人の意味は知らない」と釈明。巡査長も「反対派と対立する人たちが言い合いをする中、『帰れ、シナ人』と聞こえたので、つい乗ってしまった」と話し、2人とも「本当に申し訳ない」と謝罪した。
【出典】【大阪府警機動隊員の差別的発言】巡査部長ら2人を懲戒処分 大阪府警「県民侮辱の意図ないが軽率な発言、社会的影響」 産経WEST 2016.10.21 16:56


■10月21日 前秩父署長を戒告処分へ 自殺の警部へのパワハラ認定か

 埼玉県警秩父署の地域課長兼山岳救助隊長だった50代の男性警部が7月に自殺し、県警は上司だった前秩父署長の50代の男性警視を戒告処分にする方針を固めた。県警関係者への取材で分かった。前署長の警部に対する過度な指導など、パワーハラスメントがあったと判断したとみられる。前署長は退職する見通し。
 県警関係者によると、警部は休暇中の7月10日に自宅で首をつって自殺しているのが見つかった。仕事の悩みが書かれたメモが見つり、「決裁がなかなか通らない」などと書かれていたという。
 県警はこれまで署内の関係者らから事情聴取。前署長を8月5日付で警務部付に異動させていた。
【出典】前秩父署長を戒告処分へ 自殺の警部へのパワハラ認定か 朝日新聞 2016年10月21日16時18分


■10月21日 「土人」「シナ人」発言、2警官を戒告処分

 沖縄県の米軍北部訓練場周辺で、警備に派遣された大阪府警の機動隊員が反対派に「土人」などと発言した問題で、府警は21日、発言者の男性巡査部長(29)を戒告の懲戒処分とした。
 その近くで「シナ人」と言った別の男性巡査長(26)も戒告とした。2人は「不適切な発言で申し訳なかった」としている。府警は、監督責任があった男性警部(41)も所属長口頭注意とした。
 府警は警察の信用を失墜させたと判断。業務中に不適切な発言をした職員への懲戒処分は過去にないとしている。21日午前までに約1200件の意見が寄せられ、約7割は「許せない」などの批判という。
【出典】「土人」「シナ人」発言、2警官を戒告処分 読売新聞 2016年10月22日 00時01分 2016年10月22日 00時01分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


■10月21日 「1文字ぐらいなら…」逮捕状を無断で訂正容疑、警部補ら書類送検 愛知

逮捕状(記事とは関係ありません)

 愛知県警は21日、逮捕状の文言を無断で訂正し逮捕したとして、有印公文書変造・同行使の疑いで、半田署交通課の50代の男性警部補と30代の男性巡査長を書類送検した。「懲戒処分ではない」として具体的な処分内容は明らかにしていない。
 書類送検容疑は7月26日、同署管内で発生したひき逃げ事件の捜査で、本来は乗用車が左折した際に自転車の男性と衝突したのに右折と間違えて逮捕状を請求し、半田簡裁が出した逮捕状を勝手に訂正した疑い。ともに容疑を認めている。
 県警によると、同日に署内のチェックで申請書類の間違いが分かったが、既に逮捕状が出ており警部補が巡査長に訂正を指示した。同日中に逮捕していた。その後、半田簡裁の指摘で不正が発覚し、署はいったん容疑者を釈放し逮捕状を取り直して執行した。警部補と巡査長は「1文字ぐらいなら分からないだろうと思った」と話しているという。
 県警の担当者は「職員への指導を徹底し、再発防止に努める」としている。【出典】「1文字ぐらいなら…」逮捕状を無断で訂正容疑、警部補ら書類送検 愛知 サンスポ 2016.10.21 12:34


■10月21日 逮捕状を無断訂正=警部補ら書類送検-愛知県警

 愛知県警半田署の警部補ら2人が7月、ひき逃げ事件の逮捕状を無断で訂正していたことが21日、県警への取材で分かった。事件の状況を1カ所書き替えており、警部補は内部調査に「訂正するだけだから、一字ぐらいなら許されると思った」と話したという。県警は同日、有印公文書変造・同行使容疑で2人を書類送検し、厳重に注意した。
 書類送検容疑では、半田署交通課の50代の男性警部補と30代の男性巡査長は7月26日午後、半田市内で同日朝発生したひき逃げ事件の容疑者の逮捕状請求書の一部を書き替えた疑い。
 県警監察官室によると、警部補らは請求時、「店舗駐車場から左折」を「右折」と取り違えて記入。同署幹部が手続き中に誤記に気付いたが、半田簡裁から逮捕状が交付されたため、警部補らは裁判官に無断で二重線と訂正印を押し、書き替えたという。
 容疑者は逮捕されたが、逮捕状の請求を受けた裁判官が勾留手続きも担当したため無断訂正が発覚。容疑者はいったん釈放され、同じ容疑で再逮捕の手続きが取られた。
【出典】逮捕状を無断訂正=警部補ら書類送検-愛知県警 時事ドットコムニュース (2016/10/21-12:14)


■10月21日 逮捕状を無断で訂正容疑「1文字ぐらいなら分からないだろう…」 愛知、警部補ら書類送検

 愛知県警は21日、逮捕状の文言を無断で訂正し逮捕したとして、有印公文書変造・同行使の疑いで、半田署交通課の50代の男性警部補と30代の男性巡査長を書類送検した。「懲戒処分ではない」として具体的な処分内容は明らかにしていない。
 書類送検容疑は7月ごろ、同署管内で発生したひき逃げ事件の捜査で、本来は乗用車が左折した際に自転車の男性と衝突したのに右折と間違えて逮捕状を請求し、半田簡裁が出した逮捕状を勝手に訂正した疑い。ともに容疑を認めている。
 県警によると、署内のチェックで間違いが分かったが、警部補が巡査長に訂正を指示。半田簡裁の指摘で不正が発覚した。「1文字ぐらいなら分からないだろうと思った」と話しているという。
 県警の担当者は「職員への指導を徹底し、再発防止に努める」としている。【出典】逮捕状を無断で訂正容疑「1文字ぐらいなら分からないだろう…」 愛知、警部補ら書類送検 産経WEST 2016.10.21 12:13


■10月21日 愛知県警 逮捕状改ざん、半田署の警官2人を書類送検


 ひき逃げ事件の逮捕状を無断で修正したとして愛知県警は21日、県警半田署交通課の50代の男性警部補と30代の男性巡査長を有印公文書変造・同行使の疑いで書類送検した。警部補らは「少し訂正するくらいならいいと思った」と話しているという。県警は同日、2人を処分したが、「悪意はなく、公表すべき懲戒処分ではない」として具体的な処分内容は明らかにしなかった。
【出典】愛知県警 逮捕状改ざん、半田署の警官2人を書類送検 毎日新聞 2016年10月21日 11時49分(最終更新 10月21日 13時28分)


■10月21日 速度違反もみ消し、容疑で3警部補を書類送検

 上田署交通課員らが警察官の道交法違反(速度超過)をもみ消したとされる問題で、長野県警は20日、当時、同課に所属し、取り締まりの現場責任者だった47歳と58歳の男性警部補2人を犯人隠避などの疑いで長野地検に書類送検するとともに、停職6か月の懲戒処分とした。
 2人は同日付で依願退職した。
 また、47歳の警部補から、もみ消しの1件について聞いたのに、上司に報告しなかったとして、県警本部の男性警部補(49)についても犯人隠避容疑で書類送検し、本部長注意の処分とした。
 県警監察課の発表などによると、47歳の警部補は2014年7月2日と15年7月2、26、31日の4度にわたり、上田市内の一般道で実施した速度違反の取り締まりで、同署や本部の警察官が速度超過をしたのに停車させなかったり、停車させた場合でも交通反則切符を切らなかったりした疑い。また、うち2件で速度測定記録書を署内に隠し、証拠を隠滅した疑い。
 58歳の警部補は15年7月21日、同市内で速度超過した同署警察官を停車させた後、部下に指示して違反を摘発しなかった上、速度測定記録書をシュレッダーで裁断し、証拠隠滅した疑い。
 5件とも勤務中の捜査車両による違反で、反則金(一般道で30キロ未満の超過)に該当する範囲だった。
 警部補2人は「仕事中の警察官の違反だから見逃した」「見逃し行為は互いに知らなかった」と説明しているという。
 違反者や警部補2人の部下ら警察官計11人について、県警は「違反者は(もみ消しを)依頼しておらず、部下も責任者の2人に従っただけだった」として刑事責任の追及を見送り、本部長訓戒などの処分とした。当時の同署交通課長2人も監督責任として所属長注意とした。
 事件は今年2月に署内部からの指摘で発覚。県警は全22署や本部の過去5年分の速度違反などに関する書類の調査や、取り締まりなどに従事した約600人からの聴取も並行して行い、「同様の不正は他になかった」と結論づけた。
【出典】速度違反もみ消し、容疑で3警部補を書類送検 YOMIURI ONLINE 2016年10月21日 07時58分 2016年10月21日 07時58分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


■10月21日 「1文字くらい」と逮捕状書き換え容疑 愛知県警の2人

 逮捕状を無断で訂正したとして、愛知県警は21日、半田署交通課の50代の男性警部補と30代の男性巡査長を有印公文書変造・同行使の疑いで書類送検した。県警への取材でわかった。
 監察官室によると、2人は7月、同県半田市で起きたひき逃げ事件で、容疑者の逮捕状請求書に「左折」と書くべきところを「右折」と誤記載して半田簡裁に提出。ほどなく誤りに気づいたが、すでに逮捕状が発付されていたため、警部補が巡査長に指示し、逮捕状の文字を「左折」と書き換えた疑いがある。 簡裁が修正に気づいて発覚した。変造の逮捕状で逮捕が執行されていたため、県警は容疑者をいったん釈放した後、逮捕状を再請求して執行し直したという。2人は「1文字くらいなら許されるだろうと安易に訂正してしまった」と説明しているという。
 監察官室の大崎逸朗次長は「適正な逮捕手続きがとれるよう、職員教育を徹底して再発防止に取り組む」とコメントした。
【出典】「1文字くらい」と逮捕状書き換え容疑 愛知県警の2人 朝日新聞 2016年10月21日19時58分


■10月21日 捜査車両の速度違反もみ消す 容疑の警部補3人書類送検 長野

 県警は20日、上田署に所属していた47歳と58歳の男性警部補が勤務中の警察官の速度違反をもみ消していたとして、2人を犯人隠避や証拠隠滅などの疑いで長野地検に書類を送るとともに、停職6カ月の懲戒処分を行った。2人は同日付で依願退職した。
 県警交通指導課と監察課によると、47歳の警部補は平成26年7月~27年7月、上田市内での4件の交通取り締まりで、速度超過した車が警察の捜査車両と気付き、そのまま通過させたり、反則告知を行わなかったりした。58歳の警部補も27年7月、同様に1件の違反のもみ消し行為をした。
 また、47歳警部補からもみ消しの連絡を受けた県警本部勤務の警部補(49)も同日、犯人隠避の容疑で書類送検し、本部長注意とした。堀内明彦首席監察官は「県民の皆さまに深くおわびする。今後、業務管理を徹底し再発防止に努める」とコメントした。
【出典】捜査車両の速度違反もみ消す 容疑の警部補3人書類送検 長野 産経ニュース 2016.10.21 07:09


■10月21日 土人発言「侮蔑的な意味知らなかった」 機動隊員に戒告

 沖縄県東村の米軍北部訓練場ヘリパッド移設工事の警備中、抗議する人たちに「土人」「シナ人」などと発言した大阪府警の2人の男性機動隊員について、府警は21日、「軽率で不適切な発言で、警察の信用を失墜させた」として共に戒告の懲戒処分にし、発表した。府警が不適切発言で懲戒処分にしたのは初めて。
樹木が伐採された米軍北部訓練場のヘリパッド工事現場
沖縄ヘリパッド移設

 監察室によると、男性巡査部長(29)は18日午前9~10時、「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」と発言。男性巡査長(26)がほぼ同時刻、近くで「黙れ、こら、シナ人」などと言ったという。巡査部長は10日、巡査長は11日から現地で警備にあたっていた。
 巡査部長は「(抗議する人が)体に泥をつけているのを見たことがあり、とっさに口をついて出た」、巡査長は「過去に(抗議する人に対して)『シナ人』と発言する人がいて、つい使ってしまった」と説明。2人とも「侮蔑的な意味があるとは知らなかった」と話した、としている。
 府警は同日付で2人を監督していた男性警部(41)も所属長口頭注意とした。
 高木久監察室長は「誠に遺憾。今後このようなことがないよう指導を徹底する」との談話を発表した。
【出典】土人発言「侮蔑的な意味知らなかった」 機動隊員に戒告 朝日新聞 2016年10月21日17時57分


■10月20日 警部補3人書類送検=同僚の速度違反見逃し-長野県警

 同僚の警察官の交通違反を見逃したとして、長野県警は20日、犯人隠避などの疑いで47~58歳の男性警部補3人を書類送検し、2人を停職6カ月の懲戒処分、1人を本部長注意とした。停職の2人は同日付で依願退職した。
 送検容疑は2014年7月2日~15年7月31日、同県上田市内の一般道で取り締まり中、業務中の警察官の速度違反計5件を見逃すなどした疑い。
 県警によると、2人は当時、上田署の交通課係長で、1人は本部の係長だった。違反は捜査車両が緊急走行せずに捜査に向かう途中などのケースで、全て時速30キロ未満の超過だった。
【出典】警部補3人書類送検=同僚の速度違反見逃し-長野県警 時事ドットコムニュース (2016/10/20-19:51)


■10月20日 警部補、電車内で盗撮容疑 ペン型カメラ向ける

 兵庫県警は20日、通勤中の電車内で盗撮しようとしたとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、県警捜査2課の警部補小池隆司容疑者(43)を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は20日午前7時40分ごろから約15分間、山陽電鉄高砂-山陽明石間の電車内で、座っていた姫路市の女性会社員(33)のスカート内に、自分のかばんに差したペン型カメラを向けた疑い。「盗撮したのは間違いない」と容疑を認めている。
 今月上旬、車内で不審な動きをする男がいるとの目撃情報が寄せられ、県警が捜査を進めていた。
 捜査2課の藤原孝治次席は「被害者や県民におわびする。指導を徹底する」とコメントした。(共同)
【出典】警部補、電車内で盗撮容疑 ペン型カメラ向ける 日刊スポーツ [2016年10月20日12時43分]


■10月20日 不審者を尾行したら…出勤先は兵庫県警本部! 電車で盗撮容疑 警部補を逮捕

 通勤中の電車内で女性のスカートの中を盗撮したとして、兵庫県警は20日、県迷惑防止条例違反容疑で、県警捜査2課警部補、小池隆司容疑者(43)=兵庫県姫路市=を現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
 県警によると、「不審な動きをしている客がいる」との通報を受けた県警鉄道警察隊員が17日に後を付けたところ、県警本部庁舎(神戸市中央区)に入っていったことから小池容疑者が浮上。電車内で警戒を続け、20日朝に盗撮するのを確認した。
 逮捕容疑は20日午前7時40~55分ごろ、山陽電鉄高砂-明石駅間を走行中の直通特急の電車内で、座っている女性会社員(33)の前に立ってショルダーバッグを床に置き、サイドポケットに入れたペン型カメラをスカート内に差し向けたとしている。
 小池容疑者は「以前にも盗撮した」と供述しており、県警は画像や映像の確認を進める。(産経新聞)
【出典】不審者を尾行したら…出勤先は兵庫県警本部! 電車で盗撮容疑 警部補を逮捕  サンスポ 2016.10.20 12:37


■10月18日 酒気帯びの女性巡査逮捕 通勤中、当て逃げも

 山口県警は18日、車で通勤中に酒気帯び運転をしたとして、道交法違反の疑いで、山口南署交通課の巡査、田中梨江容疑者(23)を現行犯逮捕した。「前日夜に酒を飲んで、車を運転した」と容疑を認めている。県警は飲酒した場所や時間などを詳しく調べる。
 県警交通指導課によると、田中容疑者は同日朝、山口市内の交差点で信号待ちの軽ワゴン車に追突し、現場から立ち去った。軽ワゴン車の50代男性が110番し、約15分後に約10キロ先の市道で田中容疑者の車が停止。駆け付けた警察官が飲酒検査をし、アルコールを検出したため逮捕した。
 逮捕容疑は18日午前9時10分ごろ、山口市名田島の市道で、酒気帯び状態で乗用車を運転したとしている。
 村岡高文首席監察官は「誠に遺憾。厳正に対処する」とのコメントを出した。
【出典】酒気帯びの女性巡査逮捕 通勤中、当て逃げも 産経WEST 2016.10.18 18:51


■10月18日 山口県警巡査、酒気帯び逮捕=交通課勤務、当て逃げ

 酒気帯び状態で車を運転、当て逃げ事故を起こしたとして、山口県警山口南署は18日、道交法違反容疑で同署交通課巡査の田中梨江容疑者(23)=山口市平井=を現行犯逮捕した。容疑を認めており、けが人はいなかった。
 逮捕容疑は、18日午前9時10分ごろ、山口市名田島の市道で酒気帯び状態で車を運転した疑い。
 県警交通指導課によると、田中容疑者は出勤中に同市黒川の県道で軽貨物車の後部に接触し逃走。軽貨物車の男性運転手が110番し追跡、駆け付けた署員が呼気検査をしたところ、基準値を上回るアルコールが検出された。
 村岡高文県警首席監察官の話 誠に遺憾。捜査結果を踏まえ厳正に対処する。
【出典】山口県警巡査、酒気帯び逮捕=交通課勤務、当て逃げ 時事ドットコムニュース (2016/10/18-17:07)


■10月18日 滋賀県警 警察学校でセクハラ 40代教官「反省している」

滋賀県警察本部庁舎 (写真)Wikipedia

 滋賀県警の警察学校で教え子の女性警察官2人にセクハラ行為をしたとして、教官の40代の男性警部補が本部長訓戒の処分を受けていたことが17日、県警への取材で分かった。9月29日付。県警監察官室によると、警部補は7月に学校の食堂で開かれた懇親会で、2人に対し、肩を抱いたり、わいせつな言葉を掛けたりした。当時は酒を飲んでおり「心を傷つけたことを反省している」と話している。県警本部に匿名の投書が届き発覚した。上内保監察官室長は「職務倫理と教養を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。
【出典】滋賀県警 警察学校でセクハラ 40代教官「反省している」 スポニチ [ 2016年10月18日 05:30 ]


■10月17日 滋賀県警 女性巡査の頭なでたり…警察学校でセクハラ処分

 滋賀県警察学校内で女性巡査2人にセクハラ行為をしたとして、教官で40代の男性警部補を県警が本部長訓戒処分にしていたことが17日、分かった。処分は9月29日付で、県警は発表していなかった。
 県警監察官室によると、警部補は今年7月、逮捕術などの大会に向けて学校内で開いた懇親会で、当時警察学校生だった20代の女性巡査1人の肩を抱いて頭をなでたり、別の20代の女性巡査に淫らなことを言ったりするなどした。匿名の告発で発覚した。
 当時飲酒していたといい、警部補は行為を認めて「心から反省している」などと話しているという。【大原一城】
【出典】滋賀県警 女性巡査の頭なでたり…警察学校でセクハラ処分 毎日新聞2016年10月17日 22時04分(最終更新 10月17日 22時04分)


■10月17日 生徒の女性巡査2人にセクハラ 滋賀県警察学校教官を処分

 滋賀県警の警察学校(大津市御陵町)の生徒の女性巡査2人にセクハラ行為をしたとして、教官で40代の男性警部補が本部長訓戒の処分を受けていたことが17日、県警への取材で分かった。処分は9月29日付。
 県警監察官室によると、警部補は7月22日に同校であった懇親会で、20代の女性巡査2人に対し、肩を抱いて頭をなでたり、卑わいな言動をしたりしたという。警部補は「心から反省している」と認めているという。
 県警監察官室の上内保室長は「ハラスメント行為の防止に関する職務倫理教養を徹底する」とのコメントを出した。
【出典】生徒の女性巡査2人にセクハラ 滋賀県警察学校教官を処分 京都新聞 【 2016年10月17日 21時20分 】


■10月17日 警察教官、懇親会で教え子2人にセクハラ行為し処分

 滋賀県警の警察学校で教え子の女性警察官2人にセクハラ行為をしたとして、教官の40代の男性警部補が本部長訓戒の処分を受けていたことが17日、県警への取材で分かった。9月29日付。
 県警監察官室によると、警部補は7月に学校の食堂で開かれた懇親会で、2人に対し、肩を抱いたり、わいせつな言葉を掛けたりした。当時は酒を飲んでおり「心を傷つけたことを反省している」と話している。県警本部に匿名の投書が届き発覚した。
 上内保監察官室長は「職務倫理と教養を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。
【出典】警察教官、懇親会で教え子2人にセクハラ行為し処分 サンスポ 2016.10.17 21:09


■10月17日 教え子の20代女性巡査にセクハラ…滋賀県警、警察学校教官の40代警部補を処分

 教え子の女性巡査の体を触ったり、ひわいな言葉をかけたとして、滋賀県警が、警察学校の教官だった40代の男性警部補を本部長訓戒としていたことが17日、県警への取材で分かった。処分は9月29日付。
 県警監察官室によると、男性警部補は7月22日夜、警察学校の食堂で行われた懇親会で、20代の女性巡査の肩に手を回したり、頭をなでたほか、別の女性巡査にひわいな言葉をかけたとしている。県警本部に匿名の投書があり、発覚した。女性巡査2人は被害届を提出していない。
 懇親会には学生ら約100人が出席していた。当時、男性警部補は酔っており「学生の心を傷つけたことを心から反省している」と話しているという。
 監察官室の上内保室長は「飲酒に絡む非違事案の防止及びハラスメント行為の防止に関する職務倫理教養を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。
【出典】教え子の20代女性巡査にセクハラ…滋賀県警、警察学校教官の40代警部補を処分 産経WEST 2016.10.17 20:58


■10月17日 警察学校教官がセクハラ=学生の女性巡査2人に-滋賀県警

 滋賀県警の40代男性警部補が、警察学校教官だった時の懇親会で学生の女性巡査2人に体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、県警が警部補を本部長訓戒の処分としていたことが17日、県警への取材で分かった。処分は9月29日付。

男性にセクハラで警視停職6カ月=酒飲みキス、体触る

 監察官室によると、警部補は教官だった7月22日午後8時ごろ、警察学校(大津市)の食堂で行われた懇親会で、20代女性巡査の肩を抱いたり、頭をなでたりした。また、別の20代女性巡査に対し、下品な発言をした。警部補は酒を飲んで酔っ払っていたという。
 匿名の投書が県警本部に届いて発覚。警部補はセクハラ行為を認め、「学生の心を傷つけたことを心から反省している」と話しているという。
 上内保・監察官室長の話 飲酒に絡む不祥事防止とハラスメント行為の防止に関する職務倫理教養を徹底し、再発防止に努める。
【出典】警察学校教官がセクハラ=学生の女性巡査2人に-滋賀県警 時事ドットコムニュース (2016/10/17-20:57)


■10月16日 富山西警察署地域課の巡査、酒気帯び運転容疑で逮捕

 16日朝早く、富山市の警察署に勤務する21歳の巡査が、車を運転中に道路脇の看板に衝突し、酒気帯びの状態で運転していたとして逮捕されました。巡査は逮捕の30分ほど前に、現場から3キロほど離れた交差点で警察官から職務質問を受けましたが、車で逃げていました。
【出典】富山西警察署地域課の巡査、酒気帯び運転容疑で逮捕 NHKニュース 10月16日


■10月16日 飲酒運転容疑で巡査逮捕=物損事故起こし発覚-富山県警

 富山県警射水署は16日、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで、県警富山西署地域課巡査の北村優太朗容疑者(21)=富山市八尾町妙川寺=を現行犯逮捕した。容疑を認め、「大変なことをした。申し訳ない」と話しているという。同容疑者が物損事故を起こして発覚。けが人はいなかった。
 逮捕容疑は16日午前5時35分ごろ、射水市小島の県道で飲酒運転した疑い。
 県警によると、県道沿いにある郵便局の看板に衝突している車を通行人が発見し、110番通報。駆け付けた射水署員が呼気検査をしたところ、基準値以上のアルコールが検出された。
【出典】飲酒運転容疑で巡査逮捕=物損事故起こし発覚-富山県警 時事ドットコムニュース (2016/10/16-15:38)


■10月16日 酒気帯び運転の疑い、巡査を逮捕 富山県警

 酒を飲んで乗用車を運転したとして、富山県警は16日、富山西署地域課巡査の北村優太朗容疑者(21)を、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
 監察官室によると、北村容疑者は16日午前5時35分ごろ、同県射水市の県道で、酒気を帯びた状態で車を運転した疑いがある。
 逮捕直前、パトロール中の警察官が近くの県道で青信号でも進まない車に気づき、運転席で寝ていた北村容疑者に職務質問をしようとすると逃走。その後、通行人が付近の郵便局の看板に衝突した車を発見して110番通報した。射水署員が車外にいた北村容疑者の呼気から基準値を超えるアルコールを検出。現行犯逮捕したという。
 県警は渡辺泰輔・警務部長名で「現職の警察官が逮捕されたことは誠に遺憾であり、関係者及び県民の皆さまに対して深くおわび申し上げます」とのコメントを出した。(高億翔)
【出典】酒気帯び運転の疑い、巡査を逮捕 富山県警 朝日新聞 2016年10月16日17時08分


■10月15日 留置人の所持金着服容疑 宇都宮中央署幹部を書類送検と懲戒免職 栃木県警


 宇都宮中央署幹部が留置人の現金を着服したとされる事件で、県警は14日、業務上横領の疑いで同署留置管理課長を書類送検し、懲戒免職処分とした。県警の調べに、現金15万円を横領した容疑を認め、「全てパチンコに使った」と供述しているという。赤坂浩(あかさかひろし)首席監察官は「警察官が犯罪を起こしたことは極めて遺憾。職務倫理教養を徹底し、再発防止と県民の信頼回復に努めていく」と謝罪した。県警は、同課長の氏名を公表しなかった。
 下野新聞社の取材によると、書類送検されたのは石島裕敏(いしじまひろとし)警部(54)。
 書類送検容疑は8月中旬、同署留置管理課の事務室の金庫で業務上保管していた男性留置人の所持金計15万円を横領した疑い。
 県警監察課によると、警部は8月13、14日の2回にわたり、18万円あった留置人の所持金から5万、10万円を着服したと説明。金庫の鍵は休暇などを除き、警部が管理していた。
 調べに対し警部は「一時的に借りて返すつもりだった」などと供述。「パチンコに使った。大変申し訳ないことをした」と話している。数年前からパチンコにのめり込み、複数の金融機関に借金があったという。
 8月下旬に男性留置人を処分保留で釈放する際、休暇中だった警部に代わり部下が金庫を確認し、現金の不足に気付いた。
【出典】留置人の所持金着服容疑 宇都宮中央署幹部を書類送検と懲戒免職 栃木県警 下野新聞 10月15日 朝刊
※この記事の経過

■10月14日 宇都宮中央署幹部を懲戒免職 留置人の所持金着服で栃木県警

 留置人の現金を着服したとして、県警は14日、宇都宮中央署留置管理課長の男性警部(54)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。監督責任として、同署長と同署副署長を口頭厳重注意とした。
 県警によると、留置管理課長は8月中旬ごろ、同課事務室で、業務上保管していた留置人の所持金15万円を横領したという。
【出典】宇都宮中央署幹部を懲戒免職 留置人の所持金着服で栃木県警
下野新聞 10月14日 16:15



■10月15日 懲戒免職、栃木県警は匿名発表 疑問の声も

 宇都宮中央署の留置管理課長が業務上横領容疑で書類送検され懲戒免職処分となった事件で、県警は14日、同課長の氏名を公表しなかった。留置管理の担当課長が留置人の現金を着服するという重大事案だっただけに、同日の報道機関向け説明の場では、報道陣からは「なぜ匿名なのか」「実名発表すべきだ」などと疑問視する声が相次いだ。
 県警は指摘に対し「警察庁の指針を参考に、懲戒処分時の公表は職員や関係者のプライバシーに配慮している。過去5年間の警部以上の処分は全員匿名で発表している」などと説明。県警監察課は「過去の事例を参考に、個別の事案の内容ごとに判断する」とした。
 同課によると、警察庁は懲戒処分の発表について、「処分を受けた職員、被害者などのプライバシーやその他の権利権益を保護するため必要な配慮を行う」との指針を出している。同課は指針を参考にする一方、実名か匿名かの具体的な基準はないとしている。
【出典】懲戒免職、栃木県警は匿名発表 疑問の声も 下野新聞 10月15日 朝刊


■10月14日 留置人の現金15万円を着服「金はパチンコに…」 容疑で男性警部を書類送検、栃木県警

 栃木県警宇都宮中央署で留置人の所持金を着服したとして、県警は14日、業務上横領の疑いで、同署の留置管理課長を務めていた警部の男(54)を書類送検し、同日付で懲戒免職処分とした。
 書類送検容疑は、今年8月中旬、同署留置施設で留置されていた男性の所持金18万円のうち15万円を横領したとしている。県警によると、調べに対し、「8月13、14日にそれぞれ5万円と10万円を取った。現金は全てパチンコに使った。申し訳ないことをした」などと供述、容疑を認めている。数年前からパチンコで浪費し、複数の金融機関に借金があった。
 県警監察課によると、警部は留置人の所持金を保管する金庫の鍵を管理していた。男性が8月下旬、処分保留で釈放され、警部が休みだったため、別の署員が金庫を確認して現金の不足に気付いた。署員が警部に連絡すると、「机の中で別に保管していた」と説明、別件で署内にいた警部が補填した。後日、上司に経緯を問われ、発覚した。
 県警の赤坂浩首席監察官は「極めて遺憾。再発防止と県民の信頼回復に努める」とコメントした。
【出典】留置人の現金15万円を着服「金はパチンコに…」 容疑で男性警部を書類送検、栃木県警 産経ニュース 2016.10.14 23:19


■10月14日 留置男性の現金着服容疑=栃木県警警部を書類送検

 留置されていた男性の所持金を着服したとして、栃木県警は14日、業務上横領容疑で宇都宮中央署留置管理課長の男性警部(54)を書類送検し、懲戒免職とした。容疑を認め「パチンコに金を費やして多額の借金があった」と話しているという。
 書類送検容疑は8月中旬、同署留置管理課事務室で保管していた留置男性の所持金18万円のうち15万円を着服した疑い。
 県警監察課によると、8月下旬、男性が処分保留で釈放される際、留置管理課員が現金の不足に気づいた。着服金は全額返金したという。
 赤坂浩首席監察官の話 極めて遺憾。職務倫理教養を徹底し、再発防止と信頼回復に努める。
【出典】留置男性の現金着服容疑=栃木県警警部を書類送検 時事ドットコムニュース (2016/10/14-19:21)


■10月14日 マイカーで事故後に逃走、男性巡査に罰金「気が動転していた」 佐賀

 佐賀県警は14日、マイカーで事故を起こしたのに通報せず逃走したとして、道交法違反容疑で20代の男性巡査を書類送検し、所属長訓戒処分にしたと明らかにした。佐賀簡裁は14日、罰金2万円の略式命令を出し、巡査は罰金を納めた。県警は巡査の所属などは公表していない。
 県警によると、巡査は7月29日正午ごろ、佐賀市の交差点で、右から来た車に道を譲ろうとしてバック。後続の乗用車にぶつかったのに、通報しなかった。
 巡査はそのまま現場から立ち去り、県警によると「気が動転していた」と話しているという。
【出典】マイカーで事故後に逃走、男性巡査に罰金「気が動転していた」 佐賀 サンスポ 2016.10.14 17:32


■10月12日 拾った財布から現金抜いた疑い 大阪府警、警官懲戒処分


 大阪府警は12日、8月に同府寝屋川市のパチンコ店で落ちていた財布から4万2千円を盗もうとしたとして、八尾署交通課の男性巡査部長(55)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にし、発表した。巡査部長は同日付で依願退職した。
 監察室によると、巡査部長は財布を持ち去り、トイレで現金を抜き取った後もパチンコを続行。防犯カメラから本人と判明し、現金を持ち主の男性会社員(60)に返した。府警は会社員が被害届を出さなかったことなどから、窃盗容疑での書類送検などは見送った、と説明している。
【出典】拾った財布から現金抜いた疑い 大阪府警、警官懲戒処分 朝日新聞 2016年10月12日18時33分


■10月12日 パチンコ店で財布盗んだ巡査部長を減給処分 大阪府警

 パチンコ店に落ちていた財布を盗んだとして、大阪府警は12日、八尾署の男性巡査部長(55)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。巡査部長は同日付で依願退職した。
 府警監察室によると、巡査部長は8月25日夜、大阪府寝屋川市内のパチンコ店で、落ちていた60代の男性客の財布を盗み、店内のトイレで現金4万2千円を抜き取った。防犯カメラの映像などから巡査部長の犯行と判明し、男性に被害を弁済して謝罪。男性から被害届は出ていなかった。
【出典】パチンコ店で財布盗んだ巡査部長を減給処分 大阪府警 産経WEST 2016.10.12 17:22


■10月8日 大阪府警巡査長を逮捕=駅ホームで痴漢容疑-兵庫県警

 駅のホームで女性の尻を触ったとして、兵庫県警尼崎東署などは7日、県迷惑防止条例違反容疑で大阪府警豊中南署の巡査長藤田慎吾容疑者(29)=同県伊丹市北河原=を現行犯逮捕した。尼崎東署によると、容疑を認めているという。
 逮捕容疑は7日午後7時50分ごろ、兵庫県川西市のJR川西池田駅のホームで、同県丹波市の女性会社員(24)の尻を触った疑い。
 同署によると、9月初め、別の女性が同県尼崎市のJR尼崎駅で痴漢の被害に遭い、防犯カメラに映っていた男を藤田容疑者と特定。内偵捜査していた鉄道警察隊などの捜査員の目の前で女性を触ったため、取り押さえた。
【出典】大阪府警巡査長を逮捕=駅ホームで痴漢容疑-兵庫県警 時事ドットコムニュース (2016/10/08-10:54)


■10月8日 痴漢の疑い、大阪府警巡査長を逮捕 駅で女性の体触る

 駅のホームで女性の尻を触ったとして、兵庫県警尼崎東署などは7日、県迷惑防止条例違反容疑で、大阪府警豊中南署生活安全課巡査長、藤田慎吾容疑者(29)=同県伊丹市北河原=を現行犯逮捕した。尼崎東署によると、容疑を認めている。
 逮捕容疑は7日午後7時50分ごろ、同県川西市栄根のJR川西池田駅のホームで、電車を待っていた女性会社員(24)の尻を触ったとしている。
 同署によると、9月上旬、別の女性が同県尼崎市潮江のJR尼崎駅で痴漢の被害に遭ったと届け出た。防犯カメラに写っていた男を捜査していたところ、捜査員の目の前で犯行に及んだため、県警鉄道警察隊などが逮捕した。
【出典】痴漢の疑い、大阪府警巡査長を逮捕 駅で女性の体触る 産経WEST 2016.10.8 07:23


■10月8日 大阪府警巡査長を逮捕、県迷惑防止条例違反の疑い

 兵庫県警尼崎東署は7日、駅のホームで女性の体を触ったとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、同県伊丹市、大阪府警豊中南署の巡査長藤田慎吾容疑者(29)を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は7日午後7時50分ごろ、同県川西市のJR川西池田駅ホームで、同県丹波市の女性会社員(24)の体を触った疑い。県警の警察官が取り押さえた。
 9月にJR尼崎駅で痴漢被害の届け出があり、県警が防犯カメラの映像から藤田容疑者を割り出し、警戒していた。藤田容疑者は「触ったことに間違いはない」と容疑を認めている。(共同)
【出典】大阪府警巡査長を逮捕、県迷惑防止条例違反の疑い 日刊スポーツ [2016年10月8日2時14分]


■10月8日 大阪府警巡査長を逮捕、兵庫 駅で痴漢疑い

 兵庫県警尼崎東署は7日、駅のホームで女性の体を触ったとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、大阪府警豊中南署の巡査長藤田慎吾容疑者(29)=同県伊丹市=を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は7日午後7時50分ごろ、同県川西市のJR川西池田駅ホームで、同県丹波市の女性会社員(24)の体を触った疑い。県警の警察官が取り押さえた。
 9月にJR尼崎駅で痴漢被害の届け出があり、県警が防犯カメラの映像から藤田容疑者を割り出し、警戒していた。藤田容疑者は「触ったことに間違いはない」と容疑を認めている。
【出典】大阪府警巡査長を逮捕、兵庫 駅で痴漢疑い 京都新聞 【 2016年10月08日 01時20分 】


■10月5日 法令違反疑い 8県警、処分内容不明 開示基準バラバラ

開示文書だけでは法令違反の疑いがあるか
判断できなかった懲戒処分事案(2015年)

 警官らへの懲戒処分が法令違反の疑いがあるにもかかわらず未発表だった問題で、情報公開制度に基づく処分の開示内容が都道府県警によって大きく異なることが4日、毎日新聞の開示請求で分かった。処分事案の具体的内容が不明で法令違反かどうかを確認できないケースが2015年で8県警にあり、専門家は「警察庁が明確な情報開示の基準を設けるべきだ」と指摘している。

【法令違反の疑いがある警察の主な未発表事案】
<職員、セクハラや盗撮…処分で一番多い「異性関係」>
<ノーヘル警官、撮られていた>
<消防士3人が尻にホース、裸でポンプ車>

 毎日新聞は警察庁と47都道府県警に、15年の1年間に出された懲戒処分を記録した文書について、情報公開制度に基づき開示請求した。懲戒処分のなかった5県警以外が公文書を開示した。
 開示文書だけでは法令違反に該当するか判断できない処分事案は茨城県警で4件、岡山県警で3件、埼玉県警で2件あった。このほか、愛知▽富山▽兵庫▽島根▽熊本−−の5県警が各1件。
 茨城県警は、5件の懲戒処分のうち4件を「私行上の非違事案」とだけ記した。岡山県警も、4件中3件の懲戒処分は「私行上の不適切言動事案」「信用失墜行為」とし、富山県警は2件中1件は「異性に対する不適切行為」とのみ記載した。3県警に詳細の説明を求めたが、いずれも「具体的内容は回答を差し控える」と答えた。
 一方、警察庁や福岡県警などが開示した文書では、事案ごとに処分内容▽処分理由▽被処分者の氏名や階級▽処分執行日−−などが1枚ずつ文書に記され、個人の特定につながる情報は一部黒塗りだが、事案の内容はおおよそ把握できた。
 警察の不祥事に詳しいジャーナリストの大谷昭宏さんは「懲戒処分の文書の『開示度』を巡り、警察によって差が生まれれば、開示基準を都合よく解釈して公表逃れをすることも考えられ、情報公開制度も骨抜きにされてしまう」と指摘。「警察庁がより明確で統一的な基準を示した上で、各警察は不祥事を積極的に公表すべきだ」と主張している。【袴田貴行、安達恒太郎、澤俊太郎】【出典】法令違反疑い 8県警、処分内容不明 開示基準バラバラ 毎日新聞 2016年10月5日 07時40分(最終更新 10月5日 07時40分)


■10月4日 駆けつけた女性宅で5万円盗む 埼玉県警の巡査長を逮捕

 通報で駆けつけた女性宅で現金を盗んだとして、埼玉県警は4日、窃盗の疑いで、県警東松山署地域課の巡査長、石川琢磨容疑者(30)=同県川越市=を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めている。
 逮捕容疑は3日午後4時40~50分ごろ、同県吉見町の無職女性(78)宅から現金5万円が入った封筒を盗んだとしている。
 県警によると、石川容疑者は同署吉見交番に勤務。3日午後4時すぎ、女性から「玄関の鍵を差し込んだら抜けなくなった」と通報があり、女性宅に向かった。鍵が直り、2人で室内に被害がないか確認した後、台所に置いてあった現金入りの封筒がなくなっていることに気付いた。石川容疑者からの連絡で臨場した上司が、石川容疑者のバイクから封筒を見つけた。
 県警の佐伯保忠首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で職員が逮捕されたことは大変遺憾。厳正に対処する」とコメントした。
【出典】駆けつけた女性宅で5万円盗む 埼玉県警の巡査長を逮捕 産経ニュース 2016.10.4 12:05


■10月4日 窃盗容疑で巡査長逮捕=通報の女性宅で5万円-埼玉県警

 通報を受けて駆け付けた住宅で、現金5万円を盗んだとして、埼玉県警捜査3課は4日、窃盗容疑で県警東松山署地域課の巡査長石川琢磨容疑者(30)=同県川越市小仙波町=を逮捕した。同課によると、「間違いありません」と容疑を認めているという。
 逮捕容疑は3日午後4時40~50分ごろの間、同県吉見町の無職女性(78)の自宅で、5万円を盗んだ疑い。
 同課によると、3日午後4時5分ごろ、女性から県警に「玄関の鍵を差し込んだら抜けなくなった」と通報があり、石川容疑者が1人で女性宅に駆け付けた。
 石川容疑者が女性とともに盗まれたものがないか室内を確認した後、1階台所付近の引き出し内にあった現金5万円が入った封筒が無くなっていることに女性が気付き、疑われた同容疑者が上司に連絡。現場に到着した同署地域課長らが事情を聴いたところ、盗んだことを認めたという。女性宅に駆け付けた際に使ったバイクの中からは現金が入った封筒が見つかった。
【出典】窃盗容疑で巡査長逮捕=通報の女性宅で5万円-埼玉県警 時事ドットコムニュース (2016/10/04-10:21)


■10月4日 出動先の民家で5万円窃盗容疑 埼玉県警巡査を逮捕

 職務で駆けつけた民家で現金5万円を盗んだとして、埼玉県警は4日、東松山署地域課の巡査、石川琢磨容疑者(30)=埼玉県川越市小仙波町2丁目=を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
 発表によると、石川容疑者は3日午後4時40~50分ごろ、同県吉見町の無職女性(78)宅で現金5万円入りの封筒を盗んだ疑いがある。
 女性から署に「玄関の鍵が鍵穴から抜けなくなった」と電話で相談があり、石川容疑者が勤務先の吉見交番から一人で女性宅に駆けつけた。鍵が開いた後、女性は1階台所の小物入れに5万円入りの封筒があるのを一度は確かめたが、その後なくなったことに気付き、一緒に室内を確認していた石川容疑者を問いただした。石川容疑者の連絡を受けて駆けつけた上司が、石川容疑者のバイクの収納スペースから現金を見つけたという。
 県警の佐伯保忠・首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で、大変遺憾。捜査結果を踏まえ、厳正に対処します」とのコメントを出した。
【出典】出動先の民家で5万円窃盗容疑 埼玉県警巡査を逮捕 朝日新聞 2016年10月4日09時18分


■10月4日 捜査情報漏えい容疑 神奈川県警が巡査部長逮捕

 神奈川県警は三日、無登録の貸金業者に警察が保有する個人情報を漏らしたとして、地方公務員法違反の疑いで、伊勢佐木署の巡査部長戸高建吾容疑者(46)=横浜市中区大平町=を逮捕した。容疑を認めているという。
 逮捕容疑は三月十日ごろ、無登録で貸金業を営む男(73)に対し、借り主の住所を教え、職務上知り得た秘密を漏らしたとされる。
 県警監察官室によると、男は六月上旬、風営法違反(無許可営業)容疑で県警に逮捕され、同法違反などの罪で公判中。捜査の過程で携帯電話のメールを使って戸高容疑者と個人情報に関するやりとりをしていたことが分かった。
 男は中区内でバカラ賭博店を経営。客に対して高利で金を貸していた。取り立てのため、戸高容疑者に住所などの調査を依頼した。三~四年前に別の事件の参考人として戸高容疑者の取り調べを受けたことがあった。
 花家憲也監察官室長は「警察への信頼を著しく損ねる行為で誠に遺憾。捜査の結果を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを出した。
【出典】捜査情報漏えい容疑 神奈川県警が巡査部長逮捕 東京新聞 2016年10月4日 夕刊


■10月3日 貸金業者に個人情報漏らす=巡査部長を逮捕-神奈川県警

 警察が持つ個人情報を漏らしたとして、神奈川県警は3日、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で県警伊勢佐木署巡査部長、戸高建吾容疑者(46)=横浜市中区大平町=を逮捕した。県警によると、容疑を認めているという。見返りに金品を受け取っていなかったか調べる。同容疑者は暴力団事件の捜査を担当していたという。
 県警監察官室によると、戸高容疑者は今年3月10日ごろ、県警の照会センターなどから不正に得た氏名や住所などの個人情報を、横浜市中区の無登録貸金業者の70代男に漏えいした疑い。
 県警が6月、風営法違反(無許可営業)容疑でこの男を逮捕し、携帯電話を分析。戸高容疑者とのメールのやりとりから、男が金を貸す相手に関する個人情報が県警から漏えいしていることが発覚した。
 男とは3~4年前、別の事件で参考人として聴取したことで知り合い、1~2年前から連絡を取り合うようになったという。
 花家憲也監察官室長の話 警察の信頼を著しく損ねる行為で誠に遺憾。今後の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する。
【出典】貸金業者に個人情報漏らす=巡査部長を逮捕-神奈川県警 時事ドットコムニュース (2016/10/03-23:15)


■10月3日 <警察>違法疑いの警官ら未発表 昨年懲戒全国99人

未発表とされた処分事案が書かれた開示文書
警察懲戒処分 窃盗、暴行でも「黒塗り」 身内に甘い公表基準

 2015年に懲戒処分を受けた全国の警察官ら警察職員293人のうち、99人について、窃盗や強制わいせつなど法令違反の疑いがあるにもかかわらず、警察側が処分時に報道発表していなかったことが2日、毎日新聞の情報公開請求と全国の警察への取材で分かった。各地の警察は警察庁の指針を基に、「報道発表の必要はないと判断した」と説明。専門家は「警察の不祥事はより透明性が求められ、公表すべきだった」と指摘している。


【法令違反の疑いがある警察の主な未発表事案】
処分日、所属・階級、事案概要の順。開示された内容を基に作成
 
法令違反が疑われる未発表の
懲戒処分人数(2015年)

 警察の懲戒処分は、免職▽停職▽減給▽戒告の4種類。警察庁は、人事院の指針を基に「懲戒処分の発表の指針」を定め、
(1)職務に関する行為
(2)私的行為のうち停職以上の行為
(3)内外に及ぼす影響などを勘案し、国民の信頼を確保するため、発表が適当と認められる懲戒処分--を発表すべき事案としている。

 警察はこれを参考に懲戒処分時の発表の是非を判断している。

 毎日新聞は警察庁と全国の47都道府県警察に、昨年1年間に出された計293人分の懲戒処分を記録した公文書を開示請求し、各事案の発表の有無を聞いた。
 その結果、半数以上の151人の処分は「公表基準に合致しない」として処分時に発表されていなかった。

 未発表の処分について、毎日新聞が開示文書を精査したところ、99人分は、窃盗▽業務上横領▽強制わいせつ▽迷惑防止条例違反▽速度違反--など、法令違反の疑いがあることが分かった。

 公務員の懲戒処分の発表基準では、東京など少なくとも42都道府県が職務との関連の有無にかかわらず戒告以上をすべて発表。防衛省は自衛隊員の懲戒処分を原則すべて発表している。

 公的機関の情報公開に詳しい神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「捜査権や逮捕権がある警察は市民との信頼関係の上に成り立っており、不祥事では一般の官庁や企業よりも高い透明性が求められる。
 独自のより厳格な公表基準を設けるべきで、仮に『公表基準』を盾に不祥事を意図的に隠すことがあれば、国民の『知る権利』の侵害にも当たる」と指摘している。
【袴田貴行、安達恒太郎、澤俊太郎】
【出典】<警察>違法疑いの警官ら未発表 昨年懲戒全国99人 毎日新聞 10月3日(月)7時30分配信


■9月29日 警官が女性に抱きつき、胸など触る 大阪、懲戒免職に

 路上で女性に抱きついたなどとして逮捕・起訴された大阪府警南署地域課の巡査孫野裕平被告(24)=大阪府枚方市=について、大阪府警は29日、同日付で懲戒免職とし、発表した。
 孫野被告は8月、枚方市の路上で女性に後ろから抱きつき、胸などを触ったとして強制わいせつ容疑で逮捕・起訴された。「泥酔していてあまり記憶がないが、私がやったと思う」などと供述したという。その後、6月に同市の路上で女性のスカートをめくったとされる府迷惑防止条例違反罪でも起訴され、「取り返しのつかないことをした」などと容疑を認めたという。
 府警の高木久監察室長は「警察官として言語道断の行為で、厳正に処分した。被害者の方々におわび申し上げる」とコメントした。
【出典】警官が女性に抱きつき、胸など触る 大阪、懲戒免職に 朝日新聞 2016年9月29日17時21分


■9月29日 女性にわいせつ行為の巡査を懲戒免職 大阪府警

 路上で女性に抱きついたりスカートをめくったとして、大阪府警は29日、強制わいせつ罪などで起訴された南署巡査の孫野裕平被告(24)=同府枚方市=を懲戒免職処分とした。
 孫野被告は、今年6月と8月、枚方市内の路上で当時10代と20代の女性に背後から近づき、胸を触ったりスカートをめくるなどのわいせつな行為をしたとして逮捕、起訴された。犯行当時は酒に酔っており、「本当に取り返しのつかないことをしてしまった」と謝罪の言葉を述べているという。
 府警の高木久監察室長は「警察官として言語道断の行為で厳正に処分した。被害者の方々におわび申し上げるとともに再発防止に努めたい」とコメントした。
【出典】女性にわいせつ行為の巡査を懲戒免職 大阪府警 産経WEST 2016.9.29 18:33


■9月27日 同僚に拳銃突きつける…和歌山県警の警部補

 和歌山県警有田署地域課の30代の男性警部補が署員に拳銃を突きつけたとして、県警が銃刀法違反容疑で捜査していることが27日、捜査関係者への取材で分かった。県警は詳しい状況や動機を調べ、警部補の書類送検や懲戒処分を検討している。
 捜査関係者によると、警部補は今年7月ごろ、勤務中に署内で署員に拳銃を突きつけた疑いが持たれている。実弾が装填されていたが発砲せず、けがはなかった。
【出典】同僚に拳銃突きつける…和歌山県警の警部補 サンスポ 2016.9.27 17:52


■9月27日 和歌山県警の30代警部補、同僚に実弾入り拳銃突きつける 銃刀法違反容疑で捜査

 和歌山県警有田署地域課の30代の男性警部補が署員に拳銃を突きつけたとして、県警が銃刀法違反容疑で捜査していることが27日、捜査関係者への取材で分かった。県警は詳しい状況や動機を調べ、警部補の書類送検や懲戒処分を検討している。
 捜査関係者によると、警部補は今年7月ごろ、勤務中に署内で署員に拳銃を突きつけた疑いが持たれている。実弾が装填されていたが発砲せず、けがはなかった。
【出典】和歌山県警の30代警部補、同僚に実弾入り拳銃突きつける 銃刀法違反容疑で捜査 産経WEST 2016.9.27 17:50


■9月27日 拳銃突きつけ部下叱責、和歌山・有田署係長

 和歌山県警有田署の30歳代の男性警部補が、拳銃を突きつけながら部下を叱責していたことが、捜査関係者への取材で分かった。同県警は銃刀法違反容疑で書類送検する方針。捜査関係者によると、この警部補は同署地域課の自動車警ら係の係長。署内で7月、部下を叱責する際に、自分の拳銃を抜き、突きつけたという。同署の森本仁次長は「(そうした事案が)あったかなかったかも含めコメントできない」と話している。
 同県警では、和歌山東署警備課に所属していた男性警部補が、捜査協力者らに渡す捜査費を着服したとして、今年6月に懲戒免職処分を受けている。
2016年09月27日 Copyright c The Yomiuri Shimbun
【出典】拳銃突きつけ部下叱責、和歌山・有田署係長 読売新聞 2016年09月27日


■9月27日 「困らせてやろうと思った」パチンコ店で他人のスマホ隠す、巡査長に器物損壊罪で罰金

 大分県中津市のパチンコ店から持ち去った他人のスマートフォンを隠して使えなくしたとして、中津区検は27日、器物損壊罪で同県警宇佐署の巡査長(30)を略式起訴した。中津簡裁は罰金10万円の略式命令を出した。
 大分地検などによると、巡査長は8日、パチンコ店で男性客が置き忘れたスマホを持ち去り、店の駐車場に止めた自分の車内に隠した。県警の取り調べに「客を困らせてやろうと思った」と供述していた。
【出典】「困らせてやろうと思った」パチンコ店で他人のスマホ隠す、巡査長に器物損壊罪で罰金 産経WEST 2016.9.27 17:30


■9月24日 酒気帯び運転で警部補逮捕=交通違反取り締まり担当-静岡県警

 飲酒後に車を運転したとして、静岡県警焼津署は24日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で、静岡中央署の警部補山崎浩一容疑者(41)=同県焼津市石津港町=を現行犯逮捕した。容疑を認めているという。県警監察課によると、同容疑者は交通違反を取り締まる同署交通1課の係長。
 逮捕容疑は23日午後11時55分ごろ、焼津市栄町の路上で軽乗用車を酒気帯び運転した疑い。
 同課によると、山崎容疑者は23日の勤務後、静岡市内の居酒屋で同僚と1時間ほど飲酒。JR焼津駅まで電車に乗り、駅近くに止めていた車で帰宅する途中、県道沿いの街路灯に衝突する事故を起こした。同容疑者は「焼酎を2~3杯飲んだ」と話しているという。
 伊藤奨・静岡県警警務部長の話 秋の全国交通安全運動期間中に職員がこのような事案を起こし誠に遺憾。事実関係を調査の上、厳正に対処する。
【出典】酒気帯び運転で警部補逮捕=交通違反取り締まり担当-静岡県警 時事ドットコムニュース (2016/09/24-10:44)


■9月24日 交通違反取り締まり担当の警部補、酒気帯び運転で逮捕 静岡県警

 酒気帯び状態で車を運転したとして、静岡県警焼津署は24日、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで、静岡中央署交通1課係長の警部補、山崎浩一容疑者(41)=静岡県焼津市石津港町=を現行犯逮捕した。山崎容疑者は今年3月に同署に異動し、交通違反の取り締まりを担当していた。
 逮捕容疑は23日午後11時55分ごろ、同市内の県道で、酒気帯び状態で自家用の軽乗用車を運転した疑い。街路灯に衝突する単独事故を起こしており、付近の住民の通報で発覚した。
 県警監察課によると、山崎容疑者は同日午後9時ごろに勤務を終え、同10時ごろから静岡市内の居酒屋で交通1課の同僚ら7~8人と飲酒し、焼酎2~3杯を飲んだという。JR焼津駅周辺に駐車場を借りて自宅から自家用車で通勤していたといい、調べに対し「翌朝に車を使う用事があったので運転してしまった」と話している。
 県警では今月21日から、「秋の全国交通安全運動」(30日まで)を展開している。伊藤奨警務部長は「安全運動期間中に警察職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾。事実関係を調査し厳正に対処する」とコメントした。
【出典】交通違反取り締まり担当の警部補、酒気帯び運転で逮捕 静岡県警 産経ニュース 2016.9.24 10:35


■9月16日 女性職員に無理やりキス 沖縄県警警部補を停職処分→巡査へ降任

沖縄県警察本部庁舎 (写真)Wikipedia
 女性警察職員にわいせつ行為をしたとして、沖縄県警は16日、県警本部に勤務する男性警部補(38)を停職6カ月の懲戒処分にした。警部補は事実関係を認めており、同日付で巡査への降任を申し出て、認められた。
 県警によると、警部補は今年1月、沖縄県うるま市の警察庁舎内で、女性職員に無理やりキスするなどのわいせつ行為をした。女性職員が5月に県警側に被害を相談して発覚した。
【出典】女性職員に無理やりキス 沖縄県警警部補を停職処分→巡査へ降任 産経WEST 2016.9.16 18:26


■9月16日 女性のスカート内盗撮で懲戒処分 京都府警の巡査部長

 京都府警は16日までに、女性のスカート内を盗撮したとして、東山署警務課の男性巡査部長(43)を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。処分は15日付。巡査部長は同日、依願退職した。
 府警によると、巡査部長は同署地域課に所属していた7月20日、京都市山科区の駅のエスカレーターで、女性のスカート内を動画撮影したとして府迷惑行為防止条例違反の疑いで現行犯逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けていた。
【出典】女性のスカート内盗撮で懲戒処分 京都府警の巡査部長 サンスポ 2016.9.16 16:29


■9月16日 スカート内盗撮で懲戒処分 京都府警の巡査部長


 京都府警は16日までに、女性のスカート内を盗撮したとして、東山署警務課の男性巡査部長(43)を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。処分は15日付。巡査部長は同日、依願退職した。
 府警によると、巡査部長は同署地域課に所属していた7月20日、京都市山科区の駅のエスカレーターで、女性のスカート内を動画撮影したとして府迷惑行為防止条例違反の疑いで現行犯逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けていた。
【出典】スカート内盗撮で懲戒処分 京都府警の巡査部長 産経WEST 2016.9.16 15:33


■9月16日 スカート内盗撮の巡査部長、懲戒処分 京都府警

 京都府警東山署員が女性のスカート内を盗撮した事件で、京都府警監察官室が、同署の男性巡査部長(43)=京都府迷惑行為防止条例違反の罪で罰金刑=を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分としていたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。処分は15日付で、巡査部長は同日、依願退職した。
 捜査関係者によると、「ストレスがあった」などと話しているという。
 府警の説明では、同署地域課勤務だった7月20日午前0時15分ごろ、京都市山科区の市営地下鉄椥辻駅のエスカレーターで、同区の女性(23)の背後からスマートフォンでスカート内を動画撮影したという。同19日が当直明けで、同僚と酒を飲んだ帰りだった。
【出典】スカート内盗撮の巡査部長、懲戒処分 京都府警 京都新聞 【 2016年09月16日 15時00分 】


■9月15日 大阪・岸和田署の男性巡査長 中3女子売春で停職6カ月の懲戒処分

 大阪府警は14日、18歳未満の少女に現金を渡してみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、岸和田署地域課の男性巡査長(32)を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で依願退職した。
 送検容疑は7月下旬、大阪府内の駐車場に止めた車の中で、出会い系サイトで知り合った中学3年の女子生徒に現金を渡し、みだらな行為をした疑い。府警によると、中学生が児童買春を仲介していた別の男性と金銭トラブルになり、府警に相談して発覚した。
【出典】大阪・岸和田署の男性巡査長 中3女子売春で停職6カ月の懲戒処分 スポニチ [ 2016年9月15日 05:30 ]


■9月14日 大阪府警巡査、路上でスカートめくる 迷惑防止条例違反罪で起訴


 路上で女性のスカートをめくったとして、大阪地検は14日、大阪府迷惑防止条例違反の罪で、大阪府警南署巡査、孫野裕平容疑者(24)=大阪府枚方市、強制わいせつ容疑で逮捕=を起訴した。
 起訴状などによると、孫野被告は6月9日午前0時半ごろ、枚方市内の路上で歩いていた10代後半の女性に背後から近づき、スカートをめくったとしている。
 孫野被告は同市内で8月、歩いていた20代女性の口をふさいで尻をつかむなどしたとして逮捕・起訴され、その後に今回のわいせつ行為も浮上し再逮捕されていた。
【出典】大阪府警巡査、路上でスカートめくる 迷惑防止条例違反罪で起訴 大阪地検産経WEST 2016.9.14 19:33


■9月14日 新宿署内で警部補が誤発砲、けが人なし 弾抜いたと勘違い

 14日午前8時50分ごろ、東京都新宿区西新宿の警視庁新宿署で、警務課の男性警部補(37)が誤って実弾1発を発砲した。けが人はいなかった。
 新宿署によると、警部補は、同署1階の弾の出し入れ専用のスペースで発砲した。警部補はこのスペースで、勤務が終了したほかの警察官らの弾抜きの立ち会いをしていた。ひとりになった際、自分の拳銃も弾を抜いたと勘違いし、引き金を引いてしまったという。弾は壁に当たって落ちた。
 新宿署は「拳銃の適正な扱いについて指導を徹底する」としている。
【出典】新宿署内で警部補が誤発砲、けが人なし 弾抜いたと勘違い 産経ニュース 2016.9.14 17:47


■9月14日 買春容疑で警官書類送検=女子中学生にみだらな行為-大阪府警

 女子中学生に現金を渡しみだらな行為をしたとして、大阪府警は14日、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、府警岸和田署地域課の男性巡査長(32)を書類送検するとともに、停職6カ月の懲戒処分にした。巡査長は容疑を認め、依願退職を申し出ているという。
 府警監察室によると、巡査長は7月下旬ごろ、インターネットの出会い系サイトで知り合った女子中学生に現金を渡し、大阪府内の駐車場に止めた車の中でみだらな行為をした疑いが持たれている。
 高木久・大阪府警監察室長の話 信用失墜行為であり、おわび申し上げる。職員への指導を徹底し、再発防止に努めたい。
【出典】買春容疑で警官書類送検=女子中学生にみだらな行為-大阪府警 時事ドットコムニュース (2016/09/14-17:25)


■9月14日 京都府警の巡査部長、カンニングで訓戒 「覚えられない部分が…」

 京都府警の30代の男性巡査部長が近畿管区警察学校(堺市北区)の卒業試験でカンニングをしたとして、退校処分になり、本部長訓戒の処分を受けていたことが14日分かった。処分は1日付。
 8月下旬の卒業試験の際、不審な動きをする巡査部長に試験官が気づき、メモを持ち込んでいるのが発覚した。巡査部長は「どうしても覚えられない部分があったので、やってしまった」などと話しているという。巡査部長は7月、管区警察学校に入校していた。
【出典】京都府警の巡査部長、カンニングで訓戒 「覚えられない部分が…」 夕刊フジ 2016.09.14


■9月14日 捜査協力? 質店に褒賞金不正支払いの大阪府警警部が懲戒

 大阪府警は14日、質店が盗品の返却に応じるなど捜査に協力したと偽り、褒賞金を不正に支払ったとして、豊中署の男性警部(45)を停職3カ月の懲戒処分にした。
 警部は内部調査に「捜査に協力してもらうためだったが、店側からの見返りはなかった」と話している。
 府警によると、警部は捜査3課などに所属していた平成22年4月~26年2月、質店などから十数回の協力があったとする虚偽の書類を作成し、十数店に計約30万円を支払ったとしている。
 質店などが買い取った物品が盗難の被害品と分かり、買い取り記録の提供など捜査に協力をすれば、府警から店側に最大3万円の褒賞金が支払われる制度がある。
【出典】捜査協力? 質店に褒賞金不正支払いの大阪府警警部が懲戒 産経WEST 2016.9.14 14:09


■9月14日 大阪府警の巡査長が児童買春疑い 書類送検、停職6カ月

 大阪府警は14日、18歳未満の少女に現金を渡してみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、岸和田署地域課の男性巡査長(32)を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で依願退職した。
 送検容疑は7月下旬、大阪府内の駐車場に止めた車の中で、出会い系サイトで知り合った中学3年の女子生徒に現金を渡し、みだらな行為をした疑い。
 府警によると、中学生が児童買春を仲介していた別の男性と金銭トラブルになり、府警に相談して発覚した。
【出典】大阪府警の巡査長が児童買春疑い 書類送検、停職6カ月 京都新聞 【 2016年09月14日 14時05分 】


■9月14日 男性巡査長、中3女子とみだらな行為…児童買春疑いで書類送検

 大阪府警は14日、18歳未満の少女に現金を渡してみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、岸和田署地域課の男性巡査長(32)を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で依願退職した。
 送検容疑は7月下旬、大阪府内の駐車場に止めた車の中で、出会い系サイトで知り合った中学3年の女子生徒に現金を渡し、みだらな行為をした疑い。
 府警によると、中学生が児童買春を仲介していた別の男性と金銭トラブルになり、府警に相談して発覚した。
【出典】男性巡査長、中3女子とみだらな行為…児童買春疑いで書類送検 サンスポ 2016.9.14 14:03


■9月14日 大阪府警巡査長が中3女子にみだらな行為、停職6カ月 仲介男性と金銭トラブル

 大阪府警は14日、18歳未満の少女に現金を渡してみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、岸和田署地域課の男性巡査長(32)を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で依願退職した。
 送検容疑は7月下旬、大阪府内の駐車場に止めた車の中で、出会い系サイトで知り合った中学3年の女子生徒に現金を渡し、みだらな行為をしたとしている。
 府警によると、中学生が児童買春を仲介していた別の男性と金銭トラブルになり、府警に相談して発覚した。
【出典】大阪府警巡査長が中3女子にみだらな行為、停職6カ月 仲介男性と金銭トラブル 産経WEST 2016.9.14 13:52


■9月14日 架空の捜査協力費支出=書類偽造容疑で警部書類送検-大阪府警

 盗品の捜査に協力すると店側に最大3万円が支払われる褒賞金制度を悪用し、架空の褒賞金申請で計約30万円を支払ったとして、大阪府警は14日、当時捜査3課に所属していた豊中署の男性警部(45)を有印公文書偽造・同行使の疑いで書類送検するとともに、停職3カ月の懲戒処分とした。
 府警監察室によると、警部は2012年3月~14年2月、店側が捜査協力した事実がないのに褒賞金を申請し、14店に計約30万円を支払ったとされる。
 警部は、褒賞金に上限があるため店側が盗品の回収に非協力的だったと説明。「店側の負担を軽くするためにやったことで、私利私欲のためではない」と話しているという。
【出典】架空の捜査協力費支出=書類偽造容疑で警部書類送検-大阪府警 時事ドットコムニュース (2016/09/14-13:49)


■9月14日 大阪府警 盗品通報の褒賞金制度悪用 警部を書類送検

 買い取った商品が盗品だったと警察に通報すれば褒賞金が出る制度を悪用したとして、大阪府警は14日、豊中署の男性警部(45)を有印公文書偽造・同行使の疑いで書類送検した。また同日、警部を停職3カ月の懲戒処分にした。
 府警によると、警部は窃盗事件を扱う捜査3課に所属していた2012?14年、質屋など計14店舗から通報があったとする関係書類を捏造(ねつぞう)し、褒賞金約30万円を計15回にわたって不正支出していたという。警部は「捜査に協力してもらうためだったが、見返りは得ていない」と述べているという。【堀江拓哉】
【出典】大阪府警 盗品通報の褒賞金制度悪用 警部を書類送検 毎日新聞2016年9月14日 13時46分(最終更新 9月14日 13時46分)


■9月14日 児童買春 巡査長を書類送検、停職処分 大阪府警

 児童買春したとして、大阪府警は14日、岸和田署の男性巡査長(32)を児童ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで書類送検し、停職6月の懲戒処分にした。巡査長は依願退職の意向を示している。
 送検容疑は7月下旬、府内の駐車場に止めた車の中で中学生の少女にみだらな行為をしたとしている。少女とは出会い系サイトで知り合い、現金を渡していたという。【堀江拓哉】
【出典】児童買春 巡査長を書類送検、停職処分 大阪府警 毎日新聞2016年9月14日 13時30分(最終更新 9月14日 15時00分)


■9月14日 巡査部長がカンニング「どうしても覚えられず…」京都府警処分

(写真)NAVERまとめ
 京都府警田辺署の30代の男性巡査部長が、近畿管区警察学校(堺市)の卒業試験でカンニングしたとして、本部長訓戒の処分を受けていたことが14日、京都府警への取材で分かった。処分は1日付。
 府警によると、巡査部長は昇任に伴い7月中旬、同学校に入校し、捜査手続きなどの講義を受けていた。8月下旬の卒業試験で、持ち込んだ手書きのメモを隠れて見ていたところを試験監督に指摘されたという。巡査部長は「どうしても覚えられないところがあってやった」と不正を認め、同校を退校させられた。
 府警監察官室は「今後、指導を徹底する」としている。
【出典】巡査部長がカンニング 「どうしても覚えられず…」京都府警処分 京都新聞 【 2016年09月14日 11時45分 】


■9月14日 巡査部長がカンニング=警察学校の卒業試験-京都府警

 京都府警の30代の男性巡査部長が、近畿管区警察学校(堺市)の卒業試験でカンニングを行ったとして本部長訓戒の処分を受けていたことが14日、府警への取材で分かった。処分は1日付。巡査部長は「どうしても覚えられない部分があった」とカンニングを認め、同校から退校処分を受けた。
 府警監察官室によると、巡査部長は京都府南部の警察署に勤務。巡査部長昇進に合わせ、捜査手続きなどの講義を受けるため7月に管区警察学校に入校した。
 8月下旬の卒業試験にメモを持ち込み、手のひらに隠しながら答案を書いていたところを試験の監督官に見つかった。本人はその場で不正を認めた。卒業試験の成績には順位がつけられるが、卒業の可否には関係がないという。
【出典】巡査部長がカンニング=警察学校の卒業試験-京都府警 時事ドットコムニュース (2016/09/14-11:17)


■9月14日 「覚えられない部分が…」京都府警巡査部長、試験カンニングで訓戒

 近畿管区警察学校(堺市北区)入校中の卒業試験でカンニングをしたとして、京都府警が、府南部の警察署に所属する30代の男性巡査部長を本部長訓戒としていたことが14日、分かった。処分は1日付。巡査部長は「どうしても覚えられない部分があったので、やってしまった」などと話しているという。 府警によると、巡査部長は今年7月、昇任に合わせて同校に入校し、8月下旬に行われた卒業試験を受けた際に、出題範囲の内容を書いた手書きのメモを隠して持ち込んでいた。
 試験官が、試験中に不審な動きをする巡査部長に気づき、手にメモを隠し持っていたことが発覚した。
 本人はその場で不正を認めて退場。同校を退校処分となったという。
 管区警察学校は、管区内の警察官が昇任した際に入校し、捜査手続きや法令などの講義を受ける。巡査部長は今年4月に昇任していた。
 府警監察官室は「今後、指導教養を徹底する」としている。
【出典】「覚えられない部分が…」京都府警巡査部長、試験カンニングで訓戒 産経WEST 2016.9.14 10:32


■9月14日 京都府警の巡査部長カンニングで訓戒 警察学校卒業試験で

 京都府警の30代の男性巡査部長が近畿管区警察学校(堺市北区)の卒業試験でカンニングをしたとして、退校処分になり、本部長訓戒の処分を受けていたことが14日、府警への取材で分かった。処分は1日付。
 府警によると、8月下旬の卒業試験の際、不審な動きをする巡査部長に試験官が気づき、メモを持ち込んでいるのが発覚した。巡査部長は「どうしても覚えられない部分があったので、やってしまった」などと話しているという。
 巡査部長は府南部の警察署に所属。巡査部長昇進に合わせて7月、管区警察学校に入校していた。同学校は警察官が昇任時に入校し、捜査手続きや法令などを学ぶ。
【出典】京都府警の巡査部長カンニングで訓戒 警察学校卒業試験で サンスポ 2016.9.14 10:24


■9月13日 盗撮容疑の元警察官を不起訴処分 理由明かさず 横浜地検川崎支部

横浜地検 本庁にあるテミス像(写真)Wikipedia
 横浜地検川崎支部は13日、女子高校生のスカート内を盗撮したとして、神奈川県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕、送検された元警視庁第7機動隊の男性巡査長(28)=自主退職=を不起訴処分とした。理由を明らかにしていない。
 神奈川県警は6月、京浜急行川崎駅構内の階段で、女子高校生の背後からスカート内をスマートフォンで盗撮したとして逮捕した。
【出典】盗撮容疑の元警察官を不起訴処分 理由明かさず 横浜地検川崎支部 産経ニュース 2016.9.13 19:18


■9月12日 39歳巡査部長、酒に酔い職質の警官を平手打ち…公務執行妨害容疑で現行犯逮捕 大阪府警

 酒に酔って警察官に暴行したとして、大阪府警は12日、公務執行妨害容疑で、府警旭署地域課の巡査部長、村中邦(くに)聡(とし)容疑者(39)=大阪府門真市末広町=を現行犯逮捕した。「逮捕されるようなことはしていない」と容疑を否認している。
 逮捕容疑は11日午後11時50分ごろ、大阪市西淀川区大和田の駐車場で、職務質問を受けた西淀川署地域課の30代の巡査長の顔に平手打ちする暴行を加えたとしている。
 府警によると、村中容疑者はこの日、交際相手の20代女性やその家族らと食事をしていたが泥酔。女性の父親(53)と口論になり、駐車場付近でもみ合いになったため、女性の家族が通報した。
 府警監察室の高木久室長は「極めて遺憾。捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。
【出典】39歳巡査部長、酒に酔い職質の警官を平手打ち…公務執行妨害容疑で現行犯逮捕 大阪府警 産経WEST 2016.9.12 11:16


■9月10日 事故の証拠品廃棄 うその報告も、巡査を懲戒 千葉県警

 当て逃げ事故の証拠品として、被害者が提出したプラスチック片を勝手に捨てた上、目撃情報などの「有力な手掛かりはない」とうその報告をしたとして、千葉県警監察官室は9日、市原署地域課の男性巡査(20)を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分とした。巡査は「捜査書類の作成が煩わしかった」と説明。同日付で依願退職した。
 同室によると巡査は5月13日、市原市草刈の市道で、40代女性の自宅前のポールに車が衝突した当て逃げ事故の捜査を担当。女性から現場の遺留品として灰色プラスチック片1個(約3センチ四方)を受け取ったが、勤務する交番のゴミ箱に廃棄した。また、女性から逃げた車の車種や色などを聞き取っていたにもかかわらず、「手掛かりなし」とする虚偽の書類を作成して提出した。
 19日、同署に女性から捜査状況の問い合わせがあり、巡査は廃棄の発覚を恐れ「(プラスチック片は)現場付近に置いてきた」と上司に説明。別のプラスチック片を用意して偽装したが、提出品と色が違ったことからうそが発覚した。
 巡査は「捜査書類の作成が煩わしかった」と説明し「警察官としてのみならず、社会人として許されない行為をしてしまった」と反省しているという。同室は「証拠隠滅罪などに該当するが、被害者の処罰感情などを考慮した」として立件を見送った。
 同室の古川等首席監察官は「警察への信頼を著しく損ねる行為であり、深くおわび申し上げる。適正捜査の重要性について、指導・教養を再徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
【出典】事故の証拠品廃棄 うその報告も、巡査を懲戒 千葉県警 千葉日報 2016年09月10日 10:22


■9月9日 交通事故の証拠品を廃棄、嘘の報告も 千葉県警、巡査を懲戒「手掛かりにならないと思った」

市原警察署 (写真)ホームメイト・リサーチ
 千葉県警は9日、交通事故の証拠品のプラスチック片を廃棄し「有力な情報や証拠品はない」などと嘘の報告書を作成したとして、県警市原署の男性巡査(20)を減給1カ月の懲戒処分にした。巡査は同日、依願退職した。
 県警によると、巡査は5月13日に同県市原市で発生した当て逃げ事故を巡り、被害者の40代女性から現場にあった約3センチ四方のプラスチック片の提出を受けたが、勤務する交番のごみ箱に廃棄。嘘の報告書を作った。
 同月19日、女性から捜査状況の問い合わせがあったため、巡査は発覚を恐れ、現場近くにあった別のプラスチック片を拾い、証拠品とする嘘の書類を書いた。
 巡査が「プラスチック片は現場に置いてあった」と説明したため、不審に思った上司が被害者に確認し、判明した。巡査は県警の聴取に「手掛かりにならないと思った」と話しているという。
【出典】交通事故の証拠品を廃棄、嘘の報告も 千葉県警、巡査を懲戒「手掛かりにならないと思った」 産経ニュース 2016.9.9 21:01


■9月9日 巡査長6軒はしごの後、車運転 酒気帯びで書類送検、福島県警

 福島県警は9日、酒気帯び運転したとして道交法違反容疑で、二本松署の男性巡査長(26)を書類送検した。友人と居酒屋など6軒をはしごした後、車を運転したと話しているという。同日付で停職6カ月の懲戒処分とし、巡査長は依願退職した。
 県警によると、巡査長は7月25日夜から26日未明にかけ、高校時代の友人数人と同県会津若松市の居酒屋などでビールや焼酎を飲んだ後、車を運転し勤務地の二本松市に戻った。
 26日午前、職場に現れないのを不審に思った二本松署員が、同署近くに止めた車中で睡眠中の巡査長を発見。検査で呼気から基準値を超すアルコールが検出された。
【出典】巡査長6軒はしごの後、車運転 酒気帯びで書類送検、福島県警 京都新聞 【 2016年09月09日 18時15分 】


■9月9日 「警察官としてあるまじき行為…」6軒はしごした後に車を運転した巡査長を処分

 福島県警は9日、酒気帯び運転したとして道交法違反容疑で、二本松署の男性巡査長(26)を書類送検した。友人と居酒屋など6軒をはしごした後、車を運転したと話しているという。同日付で停職6カ月の懲戒処分とし、巡査長は依願退職した。
 県警によると、巡査長は7月25日夜から26日未明にかけ、高校時代の友人数人と同県会津若松市の居酒屋などでビールや焼酎を飲んだ後、車を運転し勤務地の二本松市に戻った。
 26日午前、職場に現れないのを不審に思った二本松署員が、同署近くに止めた車中で睡眠中の巡査長を発見。検査で呼気から基準値を超すアルコールが検出された。
 県警の野地勉首席監察官は「警察官としてあるまじき行為。県民に深くおわび申し上げる」と述べた。
【出典】「警察官としてあるまじき行為…」6軒はしごした後に車を運転した巡査長を処分 サンスポ 2016.9.9 18:00


■9月9日 スマホを置き引きした疑い 大分県警の巡査長を逮捕

大分県警宇佐署 (写真)NHK
 パチンコ店でスマートフォンを盗んだとして、大分県警は9日、宇佐署交通課の巡査長、大原健史朗容疑者(30)=同県宇佐市辛島=を窃盗容疑で逮捕し、発表した。「盗んだことは間違いない」と容疑を認めているという。
 県警によると、大原容疑者は8日午後5時5分ごろ、同県中津市のパチンコ店で、隣の男性客が置き忘れたスマホを盗んだ疑いがある。スマホを忘れたことに気付いて戻ってきた男性客と大原容疑者が口論になり、店員が警察に通報。駆けつけた警察官に盗んだことを認めたという。
 県警の説明では、大原容疑者は夏季休暇中だった。スマホは店の駐車場に止めた大原容疑者の車内から見つかったという。
 宇佐署の村上元三署長は「警察官が罪を犯して逮捕されることになり、県民の皆様に深くおわび申し上げます」とのコメントを出した。
【出典】スマホを置き引きした疑い 大分県警の巡査長を逮捕 朝日新聞 2016年9月9日11時18分


■9月9日 昨年ストーカーで2階級降格懲りず…警部補、女性にメール繰り返し処分 京都府警

 京都府警は9日までに、食事に誘うメールを女性に繰り返し送ったとして、田辺署の男性警部補(54)を本部長訓戒とした。警部補は昨年、別の女性に対するストーカー行為で懲戒処分を受け、警視から2階級降格していた。8日付で依願退職した。
 府警によると今年7月、滋賀県内の女性から県警に「メールでしつこく誘われ、困っている」との相談が寄せられていた。女性が拒否し、メールは止まった。
 警部補は暴力団対策室長だった昨年5月、別の女性に好意を寄せ、頻繁にメールを送るなどしたため滋賀県警からストーカー規制法に基づく警告を受けていた。京都府警は戒告処分とした。
【出典】昨年ストーカーで2階級降格懲りず…警部補、女性にメール繰り返し処分 京都府警 産経WEST 2016.9.9 10:15


■9月9日 54歳の警部補が女性にメール繰り返し訓戒

 京都府警は9日までに、食事に誘うメールを女性に繰り返し送ったとして、田辺署の男性警部補(54)を本部長訓戒とした。
 警部補は昨年、別の女性に対するストーカー行為で懲戒処分を受け、警視から2階級降格していた。8日付で依願退職した。
 府警によると今年7月、滋賀県内の女性から県警に「メールでしつこく誘われ、困っている」との相談が寄せられていた。女性が拒否し、メールは止まった。
 警部補は暴力団対策室長だった昨年5月、別の女性に好意を寄せ、頻繁にメールを送るなどしたため滋賀県警からストーカー規制法に基づく警告を受けていた。京都府警は戒告処分とした。(共同)
【出典】54歳の警部補が女性にメール繰り返し訓戒 日刊スポーツ [2016年9月9日10時11分]


■9月9日 空撃ち訓練中 女性巡査誤射 実弾抜いたはずが… 金沢中署

金沢東警
 金沢中署は八日、同署地域課の二十代の女性巡査が署内で拳銃の実弾一発を誤って発射したと発表した。二十日にある県警の射撃競技大会に向け、道場で他の署員二人と弾を込めない空撃ち訓練をしようとした際、実弾を抜き忘れていた。弾はダミーの段ボール製の的を貫通した後、後方の木の壁にめり込んで止まり、けが人はなかった。
 署によると、拳銃を保管庫から取り出す際、取り扱い責任者の立ち会いで一斉に実弾を抜く決まりだが、到着が遅れたため取り扱い責任者が不在で、訓練の指導担当者も含め、実弾を抜いたかどうか確認しなかった。女性巡査の拳銃には、装填(そうてん)部分すべてに実弾が入っていた。
 的は十五~十六メートル先にあり、当たった場所は中心付近だった。女性巡査は大会への出場が取り消される見通し。
 同署の中村克也副署長は「原因を調査するとともに署員への指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
 県警は内部規定違反があったとみて、女性巡査の処分を検討する。
 県警によると、同署では二〇一二年十月にも男性巡査部長が拳銃保管庫で空撃ちしようとした際、実弾が残っていて暴発した。〇七年十二月には当時の穴水署で男性巡査長が空撃ち訓練中、実弾が装填されていることを忘れたまま撃った。いずれもけが人はなかった。
【出典】空撃ち訓練中 女性巡査誤射 実弾抜いたはずが… 金沢中署 中日新聞 2016年9月9日


■9月8日 ストーカーで懲戒の警部補、別女性にもメールで処分 京都府警

 女性に対して繰り返しメールを送ったとして、京都府警監察官室は8日、別の女性へのストーカー行為で昨年に懲戒処分を受けていた田辺署刑事課の男性警部補(54)を本部長訓戒とした。警部補は同日付で依願退職した。
 府警によると、警部補は今夏、滋賀県内の女性に対し、複数回、食事に誘うメールを送ったという。女性は7月、滋賀県警に「しつこく誘われ困っている」と相談していた。女性が着信拒否の設定をし、メールは止まったという。
 警部補は府警本部の暴力団対策室長だった昨年5月、滋賀県内で知り合った別の女性に電話やメールを繰り返し、自宅周辺まで押し掛けるなどしたとして、県警からストーカー規制法に基づく警告を受けていた。同6月に府警の戒告処分を受け、警視から2階級降格していた。
【出典】ストーカーで懲戒の警部補、別女性にもメールで処分 京都府警 京都新聞 【 2016年09月08日 23時40分 】


■9月8日 警察署で拳銃誤射 20代女性巡査が訓練中 金沢

 8日午前10時ごろ、金沢市の金沢中署の道場で、地域課に所属する20代の女性巡査が拳銃を1発誤射した。そばにいた40代の男性警部補ら2人にけがはなかった。
 同署によると、保管庫から取り出した拳銃から銃弾を抜き出さないまま、空撃ち訓練をしていた。中村克也副署長は「原因を調査し、指導教養を徹底する」と話した。
 県警の内規は、保管庫から拳銃を取り出す際は、拳銃取扱代理人に指定された署員の立ち会いが必要と義務付けているが、今回は立ち会っていなかったという。
【出典】警察署で拳銃誤射 20代女性巡査が訓練中 金沢 産経ニュース 2016.9.8 20:13


■9月8日 拳銃空撃ち訓練で実弾発射=20代巡査「抜き忘れた」-石川県警
 石川県警金沢中署は8日、拳銃の空撃ち訓練中に地域課の20代女性巡査が実弾1発を発射したと発表した。けが人はいなかった。女性巡査は「弾を抜き忘れた」と説明している。
 金沢中署によると、8日午前10時ごろ、県警射撃競技会の練習で、指導係の40代男性警部補を含む署員3人が同署道場で一斉に空砲を撃とうとしたところ、女性巡査の拳銃から実弾が発射され、15メートルほど離れた的と木の壁に当たった。
 本来は銃を保管庫から取り出す際、指導係が号令を掛けて弾を抜いたか確認するはずだった。しかし、女性巡査については遅刻したため確認を怠ったという。
 中村克也副署長の話 指導、教養を徹底し、再発防止に努める。
【出典】拳銃空撃ち訓練で実弾発射=20代巡査「抜き忘れた」-石川県警 時事ドットコムニュース (2016/09/08-19:15)


■9月8日 女性警察官の部屋のぞく 北海道、交番勤務の巡査

北海道警察釧路方面本部・帯広警察署
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 北海道警帯広署管内の交番に勤務する30代の男性巡査が、同僚の女性警察官が仮眠していた部屋をのぞいていたことが8日分かった。道警は「懲戒処分には至らない行為」とした上で、男性巡査への注意などを検討している。
 道警関係者によると、8月に2人が勤務する交番の女性専用の仮眠室で、女性警察官が夜寝ていたところ、男性巡査が仮眠室のドアを開けてのぞき見た。女性警察官がすぐに気付いて発覚。男性巡査は行為を認め、謝罪したという。 道警監察官室は「公表する事案でなく、コメントはしない」としている。
【出典】女性警察官の部屋のぞく 北海道、交番勤務の巡査 産経ニュース 2016.9.8 13:05


■9月7日 強盗未遂容疑で逮捕、青森県警の25歳巡査長を懲戒免職

青森県警八戸署(写真:house-nasu)
 青森県警は7日、住宅に侵入し住民から現金を奪おうとしたとして、強盗未遂の疑いなどで逮捕した八戸署の石橋良太巡査長(25)=八戸市=を懲戒免職処分にした。同日、青森地検八戸支部が起訴した。
 起訴状などによると、石橋被告は7月17日未明、八戸市内の住宅に侵入、住人の男性に包丁を向けて「殺すぞ」と脅迫し、現金を奪おうとしたとしている。
 県警によると、男性の妻に、顔見知りの警察官と見破られ、石橋被告は「死ぬしかない」と観念。被害者夫婦は「まだ若いのに死んではいけない」と諭し、そのまま帰したという。
 県警は、男性宅に以前にも2回入り込み現金50万円以上を盗んだとして、窃盗などの容疑で既に追送検した。
 細田均警務部長は「誠に遺憾。県民の皆さまの信頼回復に努める」とコメントを出した。
【出典】強盗未遂容疑で逮捕、青森県警の25歳巡査長を懲戒免職 産経ニュース 2016.9.7 23:56


■9月7日 25歳巡査長を懲戒免職=強盗未遂や職権乱用など-青森県警

 青森県警は7日、同県八戸市の民家に押し入り現金を奪おうとしたとして、強盗未遂罪などで起訴された八戸署地域課の巡査長石橋良太被告(25)を懲戒免職処分とした。上司らにも口頭で厳重注意した。
 県警によると、石橋被告はこの他、捜査への協力要請と偽り、同市に住む女性の車の中を調べたなどとして公務員職権乱用容疑で起訴された。強盗に入った同じ民家に侵入し、数十万円を盗んだとして窃盗容疑などで追送検されている。
【出典】25歳巡査長を懲戒免職=強盗未遂や職権乱用など-青森県警 時事ドットコムニュース (2016/09/07-17:31)


■9月3日 「スカートめくったが触ってない」警官を逮捕、容疑否認

(写真)事件事故速報
 路上で女性のスカートをめくって体に触ったとして大阪府警は3日、南署地域課の巡査孫野裕平容疑者(24)=同府枚方市磯島茶屋町、強制わいせつ罪で起訴=を強制わいせつ容疑で再逮捕し、発表した。「軽い気持ちでスカートをめくったが触っていない」と供述しているという。
 府警監察室によると、孫野容疑者は6月9日午前0時半ごろ、枚方市岡東町の路上で、10代後半の女性に背後から近づき、スカートをめくって尻に触った疑いがある。女性がにらみつけると、逃げたという。付近の防犯カメラに、孫野容疑者とみられる男が女性の後ろをつけている様子が映っていた。孫野容疑者は前日非番で9日は休みだった。
 孫野容疑者は8月、枚方市内の路上で女性に背後から抱きつき、口をふさいで胸などに触った疑いで現行犯逮捕された。その後の調べで「以前、女性のスカートをめくったことがある」と話したことから、府警が調べていた。
【出典】「スカートめくったが触ってない」警官を逮捕、容疑否認 朝日新聞 2016年9月3日18時37分


■9月2日 高知警察に不祥事 巡査部長つきまといに警棒紛失

 高知県内の警察署に勤務する男性巡査部長が、無料通信アプリLINE(ライン)で知人女性に面会や連絡を求めるメッセージを送るつきまとい行為をしたとして、所属長訓戒の処分を受けていたことが2日、県警への取材で分かった。
 県警監察課によると、巡査部長は5~6月、女性にメッセージを複数回送った。「反省している。二度と女性には連絡を取らない」と話しているという。 また、警棒1本を紛失したとして県内の警察署に勤務する巡査長を所属長注意とした。6月下旬~7月上旬に紛失し、現在も見つかっていない。
 処分はいずれも8月17日付。(共同)
【出典】高知警察に不祥事 巡査部長つきまといに警棒紛失 日刊スポーツ [2016年9月2日16時37分]


■9月2日 巡査部長がLINEでつきまとい行為 訓戒処分

 高知県内の警察署に勤務する男性巡査部長が、無料通信アプリLINE(ライン)で知人女性に面会や連絡を求めるメッセージを送るつきまとい行為をしたとして、所属長訓戒の処分を受けていたことが2日、県警への取材で分かった。
 県警監察課によると、巡査部長は5~6月、女性にメッセージを複数回送った。「反省している。二度と女性には連絡を取らない」と話しているという。 また、警棒1本を紛失したとして県内の警察署に勤務する巡査長を所属長注意とした。6月下旬~7月上旬に紛失し、現在も見つかっていない。
 処分はいずれも8月17日付。
【出典】巡査部長がLINEでつきまとい行為 訓戒処分 サンスポ 2016.9.2 16:36


■9月2日 巡査長、パチンコ店で女性店員3人を22回盗撮「盗撮動画に興味あった」

 神戸市のパチンコ店で女性従業員3人を計22回にわたり盗撮したなどとして、兵庫県警は2日、県迷惑防止条例違反などの疑いで、南あわじ署地域課の男性巡査長(26)を書類送検した。県警は同日、巡査長を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。
 送検容疑は今年2~3月、神戸市のパチンコ店で、いずれも20代の女性従業員3人のスカート内に、かばんに隠したスマートフォンを差し入れ、計22回にわたり動画を盗撮するなどした疑い。
 県警によると、巡査長は6月、同店で女性従業員に付きまとうなどしたため、店側が警察に通報した。
 巡査長は今月2日付で依願退職。調べに「大学時代から盗撮動画に興味があった。インターネット上の動画に飽き足らず、性的欲求を満たすためにやった」と供述しているという。
 県警の河本博幸監察官室長は「警察官としてあるまじき行為。再発防止に努める」とのコメントを出した。
【出典】巡査長、パチンコ店で女性店員3人を22回盗撮「盗撮動画に興味あった」 サンスポ 2016.9.2 16:36


■9月2日 盗撮容疑で巡査長書類送検「大学から盗撮に興味」

 神戸市のパチンコ店で女性従業員3人を計22回にわたり盗撮したなどとして、兵庫県警は2日、県迷惑防止条例違反などの疑いで、南あわじ署地域課の男性巡査長(26)を書類送検した。県警は同日、巡査長を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。
 送検容疑は今年2~3月、神戸市のパチンコ店で、いずれも20代の女性従業員3人のスカート内に、かばんに隠したスマートフォンを差し入れ、計22回にわたり動画を盗撮するなどした疑い。
 県警によると、巡査長は6月、同店で女性従業員に付きまとうなどしたため、店側が警察に通報した。
 巡査長は今月2日付で依願退職。調べに「大学時代から盗撮動画に興味があった。インターネット上の動画に飽き足らず、性的欲求を満たすためにやった」と供述しているという。
 県警の河本博幸監察官室長は「警察官としてあるまじき行為。再発防止に努める」とのコメントを出した。(共同)
【出典】盗撮容疑で巡査長書類送検「大学から盗撮に興味」 日刊スポーツ [2016年9月2日16時33分]


■9月2日 盗撮容疑で巡査長書類送検 兵庫県警、3人に計22回

 神戸市のパチンコ店で女性従業員3人を計22回にわたり盗撮したなどとして、兵庫県警は2日、県迷惑防止条例違反などの疑いで、南あわじ署地域課の男性巡査長(26)を書類送検した。県警は同日、巡査長を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。
 送検容疑は今年2~3月、神戸市のパチンコ店で、いずれも20代の女性従業員3人のスカート内に、かばんに隠したスマートフォンを差し入れ、計22回にわたり動画を盗撮するなどした疑い。
 県警によると、巡査長は6月、同店で女性従業員に付きまとうなどしたため、店側が警察に通報した。
【出典】盗撮容疑で巡査長書類送検 兵庫県警、3人に計22回 京都新聞 【 2016年09月02日 16時20分 】


■9月2日 パチンコ店員のスカート内を22回盗撮 容疑の巡査長を書類送検

 神戸市のパチンコ店で女性従業員3人を計22回にわたり盗撮したなどとして、兵庫県警は2日、県迷惑防止条例違反などの疑いで、南あわじ署地域課の男性巡査長(26)を書類送検した。県警は同日、巡査長を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。
 送検容疑は、今年2~3月、神戸市のパチンコ店で、いずれも20代の女性従業員3人のスカート内に、かばんに隠したスマートフォンを差し入れ、計22回にわたり動画を盗撮するなどしたとしている。
 県警によると、巡査長は6月、同店で女性従業員に付きまとうなどしたため、店側が警察に通報した。
 巡査長は今月2日付で依願退職。調べに「大学時代から盗撮動画に興味があった。インターネット上の動画に飽き足らず、性的欲求を満たすためにやった」と供述しているという。
 県警の河本博幸監察官室長は「警察官としてあるまじき行為。再発防止に努める」とのコメントを出した。
【出典】パチンコ店員のスカート内を22回盗撮 容疑の巡査長を書類送検 兵庫県警 産経ニュース 2016.9.2 16:13


■9月2日 巡査部長がつきまとい行為 高知県警、訓戒処分

 高知県内の警察署に勤務する男性巡査部長が、無料通信アプリLINE(ライン)で知人女性に面会や連絡を求めるメッセージを送るつきまとい行為をしたとして、所属長訓戒の処分を受けていたことが2日、県警への取材で分かった。
 県警監察課によると、巡査部長は5~6月、女性にメッセージを複数回送った。「反省している。二度と女性には連絡を取らない」と話しているという。 また、警棒1本を紛失したとして県内の警察署に勤務する巡査長を所属長注意とした。6月下旬~7月上旬に紛失し、現在も見つかっていない。
 処分はいずれも8月17日付。
【出典】巡査部長がつきまとい行為 高知県警、訓戒処分 産経WEST 2016.9.2 16:06


■9月2日 スカート内、22回盗撮容疑 兵庫県警が巡査長書類送検

 女性のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、兵庫県警は2日、南あわじ署地域課の男性巡査長(26)を県迷惑防止条例違反などの疑いで書類送検し、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。巡査長は同日付で依願退職した。捜査関係者への取材でわかった。
 捜査関係者によると、巡査長は2月28日~3月26日、神戸市内のパチンコ店で女性店員3人のスカート内をスマホで22回にわたり動画撮影した疑いがある。「盗撮動画に興味があった」と容疑を認めているという。
【出典】スカート内、22回盗撮容疑 兵庫県警が巡査長書類送検 朝日新聞 2016年9月2日13時55分


■8月29日 盗撮容疑で巡査部長逮捕=スマホでスカート内-警視庁

 女性のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、警視庁牛込署が東京都迷惑防止条例違反の疑いで、大井署地域課に所属する20代の男性巡査部長を現行犯逮捕していたことが29日、同署などへの取材で分かった。容疑を認めているという。
 逮捕容疑は26日午後6時半ごろ、新宿区の都営新宿線曙橋駅構内のエスカレーターで、20代の女性のスカート内をスマホで盗撮した疑い。
【出典】盗撮容疑で巡査部長逮捕=スマホでスカート内-警視庁 時事ドットコムニュース (2016/08/29-10:33)


■8月29日 エスカレーターで女性スカートにスマホ 盗撮容疑で警視庁20代巡査部長を逮捕

 女性のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、警視庁は、東京都迷惑防止条例違反容疑で大井署地域課の20代の男性巡査部長を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は、26日午後6時半ごろ、新宿区の都営新宿線曙橋駅構内の上りエスカレーターで、前に立っていた女性のスカート内にスマホを差し入れ撮影したとしている。女性が気付き、駆け付けた駅員が取り押さえた。当時、巡査部長は非番だった。
【出典】エスカレーターで女性スカートにスマホ 盗撮容疑で警視庁20代巡査部長を逮捕 産経ニュース 2016.8.29 09:53


■8月27日 警官居眠り、少年一時逃走 両親説得、署に戻る

(写真)TomoNews(トモニュース)
 兵庫県警は27日、暴行容疑で逮捕した神戸市中央区の専門学校生の少年(18)が監視役の男性巡査(20)が居眠りをした隙に、生田署(同区)から一時逃走したと明らかにした。少年は約25分後に署に戻り、別の署員に取り押さえられた。
 生田署によると、逮捕後の取り調べが終了した午前6時20分ごろ、巡査が居眠りした隙に取調室を抜け出して両親と携帯電話で連絡を取り、JR三ノ宮駅付近に迎えに来てもらっていた。逃走したことを知った両親が説得し、署に連れ戻した。
 少年は腰縄をつけられていたが、自分で外していた。手錠はしていなかった。「家に帰って寝たかった」と話しているという。
【出典】警官居眠り、少年一時逃走 両親説得、署に戻る 西日本新聞 2016年08月27日23時27分 (更新 08月28日 00時07分)


■8月27日 逮捕の少年が一時逃走 取調室で警官居眠り 兵庫県警 「取り調べ終わったと思った」

 兵庫県警生田署は27日、暴行容疑で逮捕した神戸市中央区内の専門学校生の少年(18)が、取調室で地域課の男性巡査(20)が居眠りした隙に一時逃走したと発表した。逃走が判明してから約25分後に、両親に連れられて署に戻ってきた少年の身柄を確保した。男性巡査は「いつ眠ったかは覚えていない」と話しているという。
 同署によると、少年は27日未明、同区内で飲食店経営者の男性(36)を突き飛ばすなどしたとして、暴行容疑で現行犯逮捕された。同署の取調室で、男性巡査ら2人が午前2時ごろから約2時間、少年の取り調べを実施。1人が退室後、男性巡査が少年を監視中に居眠りしたという。
 少年は自ら腰縄を外し、取調室にあった自分の所持品を入れた箱から携帯電話を持って署外に逃走。父親と電話した後、両親に連れられて同署に戻ってきた。少年は「警察官が寝ていたので、取り調べが終わったと思って署を出た」と供述しているという。
【出典】逮捕の少年が一時逃走 取調室で警官居眠り 兵庫県警 「取り調べ終わったと思った」 産経WEST 2016.8.27 23:27


■8月27日 大分県警による「隠し撮り」 別府署幹部ら4人を書類送検

大分県警別府警察署の捜査員が野党支援団体の敷地に無断で立ち入り、隠しカメラを設置した問題で、県警は2016年8月26日、別府署の幹部ら4人を建造物侵入の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、同署の刑事官と刑事2課長、刑事2課の捜査員2人(警部補と巡査部長)。県警によると、参院選公示前の2016年6月、4人は共謀して社民党と民進党の支援団体が入る建物の敷地に無断で侵入した疑いが持たれている。県警は26日、4人を処分し、署長と副署長について監督責任があったとして訓戒処分とした。捜査員が侵入した目的については、公職選挙法で選挙運動が禁じられている人物の違反行為の証拠を集めるためだったとした。
【出典】大分県警による「隠し撮り」 別府署幹部ら4人を書類送検 JCASTニュース 2016/8/27 14:29


■8月27日 北海道警の40代警部補が盗撮容疑 書類送検、処分公表せず

道警 釧路警察署 (ウィキペディア)
 北海道警釧路方面本部の40代の男性警部補が、横浜市内で盗撮をしたとして、神奈川県警に県迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検されていたことが27日、道警の捜査関係者への取材で分かった。道警は24日付で減給の懲戒処分にし、警部補は依願退職した。
 道警は「発表する基準ではない」として処分を公表していなかった。
 捜査関係者によると、送検容疑は7月、私用で横浜市を訪れていた際に、女性の下半身を携帯電話で盗撮した疑い。その場で取り押さえられ容疑を認めたため、神奈川県警は在宅で捜査したという。
 道警は、警察庁が「懲戒処分の発表の指針」で、私的な行為に関しては停職以上の処分を発表すると定めたことを根拠に、処分を公表しなかったと説明している。
【出典】北海道警の40代警部補が盗撮容疑 書類送検、処分公表せず サンケイスポーツ 2016.8.27 12:04


■8月26日 巡査部長、現金抜き取り=窃盗疑い、処分へ-大阪府警

 大阪府警八尾署交通課の50代の男性巡査部長がパチンコ店で客の財布から現金を抜き取ったとして、窃盗の疑いで府警に事情聴取されていることが26日、分かった。府警は経緯を詳しく調べるとともに、巡査部長を処分する方針。
 府警監察室によると、巡査部長は25日午後7時ごろ、同府寝屋川市のパチンコ店で、足元に落ちていた男性客の財布を拾い、トイレで現金4万2000円を抜き取った疑いが持たれている。
 パチンコ店の防犯カメラの映像に、巡査部長が財布を拾う様子が映っており、駆け付けた寝屋川署員が巡査部長に任意で事情を聴いたところ、「出来心でやってしまった」と認めたという。巡査部長はその場で全額を男性客に返金した。
【出典】巡査部長、現金抜き取り=窃盗疑い、処分へ-大阪府警 時事ドットコムニュース(2016/08/26-14:09)


■8月26日 巡査部長、パチンコ店で財布置き引き疑い 大阪府警

 大阪府警は26日、八尾署交通課の50代の巡査部長が、同府寝屋川市内のパチンコ店で他人の財布を置き引きした疑いがあると明らかにした。巡査部長は財布から現金4万2千円を抜き取り、その後財布を店外に捨てたと供述したという。窃盗容疑で調べている。
 監察室によると巡査部長は25日午後7時ごろ、寝屋川市石津中町のパチンコ店で、足元に落ちていた男性客の財布を持ち去った疑いがある。トイレで中の現金を抜き出し、財布は店外に捨てたという。巡査部長はその後も店内でパチンコを継続。男性客が財布がないのに気づき、店員が防犯カメラを確認すると、巡査部長と似た男が財布を持ち去る姿が映っていたという。
 府警は、巡査部長が男性客に現金を返して謝罪したことなどから逮捕せず、任意で調べを続けており、「調査の上、厳正に処分したい」としている。
【出典】巡査部長、パチンコ店で財布置き引き疑い 大阪府警 朝日新聞 2016年8月26日13時51分


■8月26日 隠しカメラ、署員4人書類送検=捜査幹部ら懲戒処分-大分県警

大分県警“隠しカメラ”設置、別府署幹部ら4人を書類送検
(写真) JNNニュース

 大分県別府市で参院選期間中の6月、野党候補を支援する団体事務所の敷地内に県警別府署が無断で隠しカメラを設置した問題で、県警は26日、建造物侵入容疑で、別府署の刑事官(警視)、刑事2課長(警部)と捜査員2人の計4人を書類送検した。
 同日付で、刑事官を減給100分の10(6カ月)、刑事2課長を戒告の懲戒処分にした。カメラ設置について適切な指示や県警本部への報告を行わなかったとして署長と副署長を訓戒に、捜査員2人も訓戒処分にした。
 県警は26日、記者会見し、カメラ設置目的は公選法違反容疑の対象者の行動を確認するためだったと説明。「必要性や相当性は認められず、カメラ使用は建造物侵入罪に当たる上、市民のプライバシーを侵害する可能性があり不適切だった」と謝罪した。捜査は立件には至っていない。
 送検容疑は、6月18日~21日、捜査に使用するカメラを設置するため、連合東部地域協議会などが入る別府地区労働福祉会館の敷地内に無断で7回侵入した疑い。
 松坂規生県警本部長の話 警察官が建造物侵入罪を犯しカメラを設置したことは不適正な捜査と言わざるを得ない。関係者におわびする。適正捜査の推進に尽力し指導を徹底する。
【出典】隠しカメラ、署員4人書類送検=捜査幹部ら懲戒処分-大分県警 時事ドットコムニュース(2016/08/26-12:52)


■8月26日 大分県警隠し撮り「不適正な捜査」 署員ら4人書類送検

 大分県別府市で参院選公示前の6月、労組などが入る建物の敷地に別府署員が無断で入り、ビデオカメラを隠して設置した問題で、県警は26日、別府署の刑事官(警視)ら4人を建造物侵入の疑いで書類送検し、発表した。県警はカメラ設置について「必要性および相当性は認められず、不適正な捜査だった」とした。
 県警によると、4人は、別府署の刑事部門を統括する刑事官と、刑事2課長(警部)、刑事2課の捜査員2人(警部補と巡査部長)。4人は共謀して、参院選公示4日前の6月18日夜、労組「連合大分」の東部地域協議会などが入る建物の敷地に、無断で侵入した疑いが持たれている。カメラ2台が敷地の斜面に設置されていた。
 建物は参院選に際して、労組が選挙運動の拠点としていた。
 県警は、4人の名前を発表しなかった。「任意捜査の場合、氏名は公表しない」と説明した。
 県警は、カメラ設置の妥当性を調べた結果も公表。別府署の捜査は、公職選挙法で選挙運動が禁じられている人物の違反行為に関する証拠を集めるためだったと説明。その上で「無断で立ち入り、ビデオカメラを設置する行為は、建造物侵入罪に該当する違法行為の上、ビデオカメラを設置し、他人の敷地内を撮影するだけの必要性および相当性は認められないことから不適正な捜査」とした。
 また、県警は26日付で、刑事官(警視)を減給(100分の10)6カ月、2課長(警部)を戒告の懲戒処分にした。捜査員2人は本部長訓戒、管理責任を問い、署長(警視)を本部長訓戒、副署長(警視)を所属長訓戒とした。(鈴木春香、女屋泰之)
【出典】大分県警隠し撮り「不適正な捜査」 署員ら4人書類送検 朝日新聞 016年8月26日11時49分


■8月26日 大分県警隠し撮り、署員6人を処分 4人は書類送検へ
謝罪する大分県警の幹部=26日、大分県警、興野優平撮影(朝日新聞)
 大分県別府市で参院選公示前の6月、労組などが入る建物の敷地に別府署の捜査員が無断で入りビデオカメラを隠して設置した問題で、県警は26日、別府署の刑事官(警視)を減給(100分の10)6カ月、刑事2課長(警部)を戒告の懲戒処分にし、発表した。捜査員の無断侵入を指示・容認したとしている。
 また、実際に敷地に無断侵入したとして、警部補と巡査部長の捜査員2人は本部長訓戒とした。管理責任を問い、署長(警視)を本部長訓戒、副署長(警視)を所属長訓戒とした。
 一方、県警は26日、刑事官と2課長、捜査員2人の計4人を建造物侵入容疑で書類送検する。
【出典】大分県警隠し撮り、署員6人を処分 4人は書類送検へ 朝日新聞 2016年8月26日10時56分


■8月25日 京都府警警部補、別女性にメール 事実認め、退職の意向

 女性へのストーカー行為で昨年6月、懲戒処分を受けた京都府警の50代の男性警部補(警視から2階級降格)が、その後、別の女性に対し食事に誘うメールを繰り返し送ったとして、府警が改めて処分を検討していることが25日、分かった。警部補は事実を認め、退職の意向を示している。
 府警によると、警部補は暴力団対策室長だった昨年5月、滋賀県内で知り合った女性に好意を寄せ、しつこくメールを送るなどして滋賀県警からストーカー規制法に基づく警告を受けた。同6月に府警から戒告処分を受け、降格して現在は府南部の警察署で勤務している。
【出典】京都府警警部補、別女性にメール 事実認め、退職の意向 京都新聞 【 2016年08月25日 12時20分 】


■8月25日 ストーカーで降格処分の50代警察官、別女性にも繰り返しメールを送信 京都府警

 京都府警の50代の男性警部補が、滋賀県内の女性に対し、食事に誘うメールを繰り返し送っていたことが25日、府警への取材で分かった。警部補は事実関係を認めており、府警は処分を検討している。警部補は暴力団対策室長だった昨年、別の女性にストーカー行為をしたとして懲戒処分を受け、警視から警部補に2階級降格されていた。
 府警によると今年7月中旬、同県内の女性から「警部補からメールで繰り返し食事に誘われ困っている」という趣旨の相談が滋賀県警にあった。女性が拒否したところメールは止まり、警部補への警告は行われなかったという。
 警部補は昨年5月、同県内の運動施設で知り合った別の女性に好意を抱き、メール送信を繰り返すなどしたとして、県警からストーカー規制法に基づく警告を受けた。府警は同6月、警部補を戒告処分とし、翌月に暴力団対策室長から府南部の警察署に異動させた。
 府警監察官室は「調査結果を踏まえ厳正に対処する」としている。
【出典】ストーカーで降格処分の50代警察官、別女性にも繰り返しメールを送信 京都府警 産経WEST 2016.8.25 11:18


■8月25日 ストーカーで処分警部補、別女性にも執拗メール

 京都府警暴力団対策室長だった昨年、女性へのストーカー行為で懲戒処分を受けた50歳代の男性警部補(警視から2階級降格)が、その後、別の女性を食事に誘うメールを繰り返し送っていたとして府警が改めて処分を検討していることがわかった。捜査関係者が取材に明らかにした。警部補は事実関係を認め、退職の意向を示しているという。
 捜査関係者によると、警部補は同室長だった昨年5月、滋賀県内の運動施設で知り合った女性に好意を抱き、メールを執拗しつように送るなどしたとして、同県警からストーカー規制法に基づく警告を受け、同6月、府警から戒告処分を受けた。降格し、現在は、府南部の警察署で勤務している。
 しかし、今年7月、別の女性が「(警部補から)メールで繰り返し、食事に誘われて困っている」と同県警に相談。女性が拒否したため、メールは止まり、県警は警部補への警告は行わなかったが、連絡を受けた府警が再び調査を始めた。
【出典】ストーカーで処分警部補、別女性にも執拗メール 読売新聞 2016年08月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun 2016年08月25日


■8月24日 女性抱き付きの警官停職 鹿児島県警

鹿屋署わいせつ未遂の警官 懲戒処分
 鹿児島県警は24日、通行中の女性に抱きつき、わいせつな行為をしようとしたなどとして、強制わいせつ未遂罪などで起訴された鹿屋署交通課の巡査部長、福島洋一被告(38)を停職6カ月の懲戒処分とした。福島被告は同日付で依願退職した。
 県警によると、福島被告は「被害者や県民に申し訳ない。弁解の余地はない」と話しているという。
【出典】女性抱き付きの警官停職 鹿児島県警 産経WEST 2016.8.24 18:32


■8月24日 通行中の女性に抱きつき…警官、強制わいせつ未遂罪で処分「弁解の余地はない」

 鹿児島県警は24日、通行中の女性に抱きつき、わいせつな行為をしようとしたなどとして、強制わいせつ未遂罪などで起訴された鹿屋署交通課の巡査部長(38)を停職6カ月の懲戒処分とした。福島被告は同日付で依願退職した。
 県警によると、福島被告は「被害者や県民に申し訳ない。弁解の余地はない」と話しているという。
【出典】通行中の女性に抱きつき…警官、強制わいせつ未遂罪で処分「弁解の余地はない」 サンケイスポーツ 2016.8.24 18:10


■8月24日 大阪府警:強制わいせつ疑いで巡査逮捕

 路上で女性に抱きついて胸などを触ったとして、大阪府警は24日、南署地域課の巡査、孫野裕平容疑者(24)=大阪府枚方市磯島茶屋町=を強制わいせつの疑いで現行犯逮捕した。孫野容疑者は当時泥酔状態で、「何で逮捕されたのかわからない」と否認している。
 逮捕容疑は24日午前2時5分ごろ、枚方市新町2の路上を歩いていた20代女性の後ろから抱きつき、胸や尻を触ったとしている。孫野容疑者は逃げたが、そばにいた女性の夫が110番通報。駆け付けた枚方署員が泥酔して路上に倒れた孫野容疑者を現行犯逮捕した。23日は休みだった。
 高木久・府警監察室長は「被害者におわび申し上げるとともに、今後捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。【堀江拓哉】
【出典】大阪府警:強制わいせつ疑いで巡査逮捕 毎日新聞2016年8月24日 12時38分(最終更新 8月24日 12時38分)


■8月24日 強制わいせつ容疑で大阪府警巡査を現行犯逮捕

 大阪府警は24日、路上で女性に抱きついて胸を触るなどしたとして、強制わいせつの疑いで、府警南署地域課の巡査孫野裕平容疑者(24)=大阪府枚方市=を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は24日午前2時5分ごろ、枚方市新町2丁目の路上で、20代の女性に後ろから抱きついて手で口をふさぎ、胸や尻を触るなどした疑い。
 府警によると、孫野容疑者は当時泥酔状態で、女性と面識はなかった。近くにいた女性の夫が110番し、駆け付けた枚方署員が現場から数十メートル先の路上で寝転んでいた孫野容疑者を逮捕した。「何で逮捕されたのか分からない」と容疑を否認している。 高木久監察室長は「捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを出した。
【出典】強制わいせつ容疑で大阪府警巡査を現行犯逮捕 サンケイスポーツ 2016.8.24 11:47


■8月24日 24歳巡査を逮捕=女性の胸触った疑い-大阪府警

 女性に抱き付き胸を触ったなどとして、大阪府警は24日、強制わいせつ容疑で、南署地域課の巡査孫野裕平容疑者(24)=大阪府枚方市磯島茶屋町=を現行犯逮捕した。「泥酔状態で、なぜ逮捕されたのか分からない」と話しているという。
 逮捕容疑は24日午前2時5分ごろ、枚方市新町の路上で、通行中の20代女性に背後から抱き付き、口をふさいで胸や尻を触った疑い。女性にけがはなかった。
【出典】24歳巡査を逮捕=女性の胸触った疑い-大阪府警 時事ドットコムニュース(2016/08/24-11:30)


■8月24日 女性に抱きつき胸や尻触る 大阪府警の24歳巡査を現行犯逮捕

 路上で女性に背後から抱きつき、胸などを触ったとして、大阪府警は24日、強制わいせつ容疑で、大阪府警南署地域課巡査、孫野裕平容疑者(24)=同府枚方市磯島茶屋町=を逮捕した。「なぜ逮捕されたか分からない」と容疑を否認している。
 逮捕容疑は24日午前2時5分ごろ、枚方市新町の路上で、府内の20代の無職女性の背後から抱きつき、胸や尻などを触ったとしている。
 府警によると、孫野容疑者は23日は夏休みで、犯行時は泥酔状態だった。女性は夫と知人の3人で歩いており、夫が「何しとんねん!」と一喝すると孫野容疑者は逃走。数十メートル先の路上で自ら寝転がり、110番で駆けつけた府警枚方署員が現行犯逮捕した。
【出典】女性に抱きつき胸や尻触る 大阪府警の24歳巡査を現行犯逮捕 産経WEST 2016.8.24 11:14


■8月23日 供述調書改ざんの疑い、巡査部長を書類送検 神奈川県警

 薬物事件で作成した供述調書にうその内容を書いたとして、神奈川県警が大船署刑事課の40代の男性巡査部長を、証拠偽造などの疑いで書類送検したことがわかった。県警は近く、巡査部長を処分する方針。
 県警によると、巡査部長は昨年10月、大麻取締法違反容疑事件の捜査を担当。容疑者の男の大麻を発見した関係者は、「屋外で見つけた」と話したが、調書には「男の部屋でも見つけた」と虚偽の記述を加えたという。巡査部長は県警の調べに対し、「男の関係先の捜索令状を確実に取りたかった。屋外ではあいまいなので、確実にしたかった」と話しているという。
【出典】供述調書改ざんの疑い、巡査部長を書類送検 神奈川県警 朝日新聞 2016年8月23日16時47分


■8月20日 懲戒処分:既婚の警部、捜査車両で不倫相手に会いに 熊本

 熊本県警は19日、勤務中に捜査車両を使って不倫相手に会っていたなどとして県警本部勤務の既婚の40代男性警部を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。
 県警監察課によると、警部は2012年12月ごろ〜今年6月、県内の女性と不倫関係にあり、この間、勤務中に女性宅を6回訪問。うち3回、捜査車両を使っていた。
 警部が別れ話を持ちかけたところ女性に「県警に相談に行く」と言われ、7月上旬、上司に「自分では(女性を)コントロールできない。いずればれる」と相談し発覚した。
 松岡範俊首席監察官は「全職員への指導を徹底するなどして県民の信頼回復に全力を尽くして参ります」とのコメントを出した。【柿崎誠】
【出典】懲戒処分:既婚の警部、捜査車両で不倫相手に会いに 熊本 毎日新聞2016年8月20日 19時12分(最終更新 8月20日 19時12分)


■8月19日 40代警部、不倫に捜査車両を使用 別れ話もつれ発覚

 熊本県警は19日、県警本部に勤務する40代の男性警部が勤務中に公用車を使い不倫を重ねたとして、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。別れ話がもつれて上司に相談し、発覚したという。
 監察課によると、妻帯者の警部は2015年3~11月に計6回、勤務中に県内の知人女性宅を訪問し、不適切な関係を重ねた。このうち3回は県警の捜査車両を使っていた。不倫関係は12年12月ごろから今年6月まで続いていたという。
 警部は7月上旬、「女性と別れたいがうまくいかない」と上司に相談。「組織や多くの人に迷惑をかけて申し訳ない。一生懸命仕事をすることで返していきたい」と話しているという。
 松岡範俊・首席監察官は「再発防止のために全職員への指導をさらに徹底するなどし、県民の皆様の信頼回復に全力で尽くす」とのコメントを出した。(小原智恵)
【出典】40代警部、不倫に捜査車両を使用 別れ話もつれ発覚 朝日新聞 小原智恵2016年8月19日19時42分


■8月19日 スマホでスカート内盗撮、巡査部長に罰金30万円 京都

 京都区検は19日、スマートフォンで女性のスカートの中を盗撮したとして、府迷惑行為防止条例違反の罪で、京都府警東山署の男性巡査部長(43)を略式起訴した。京都簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。
 起訴状によると、7月20日午前0時15分ごろ、京都市山科区の駅のエスカレーターで、20代の女性の背後からスカートの中を動画撮影したとしている。
 府警監察官室は「厳正に対処する」とコメントした。
【出典】スマホでスカート内盗撮、巡査部長に罰金30万円 京都 産経WEST 2016.8.19 19:36


■8月19日 スマホで盗撮の巡査部長に罰金30万円 女性のスカートの中を動画撮影

 京都区検は19日、スマートフォンで女性のスカートの中を盗撮したとして、府迷惑行為防止条例違反の罪で、京都府警東山署の男性巡査部長(43)を略式起訴した。京都簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。
 起訴状によると、7月20日午前0時15分ごろ、京都市山科区の駅のエスカレーターで、20代の女性の背後からスカートの中を動画撮影したとしている。
 府警監察官室は「厳正に対処する」とコメントした。
【出典】スマホで盗撮の巡査部長に罰金30万円 女性のスカートの中を動画撮影 サンケイスポーツ 2016.8.19 19:29


■8月19日 部下殴った巡査部長書類送検=パワハラも-群馬県警

 部下を殴りけがをさせたとして、群馬県警は19日、傷害容疑で機動隊の男性巡査部長(33)を書類送検した。県警監察課によると、容疑を認め「日ごろの態度に腹が立っていた」と話しているという。
 巡査部長は2014年4月~16年6月、同じ部下に対し、人格を否定する言動や懇親会で暴力を振るうなどのパワハラ行為を繰り返しており、停職6カ月の懲戒処分とした。また本人の申し出を受け、同日付で巡査に降格した。
 書類送検容疑は今年6月10日夜、懇親会後に20代の男性巡査長の左胸や額を殴り、けがをさせた疑い。
【出典】部下殴った巡査部長書類送検=パワハラも-群馬県警 時事ドットコムニュース(2016/08/19-18:32)


■8月19日 男性巡査部長が部下に暴行、パワハラも…傷害の疑いで書類送検

 群馬県警は19日、部下の20代男性巡査長を殴りけがをさせたとして、傷害の疑いで、県警警備部機動隊所属の男性巡査部長(33)を書類送検した。県警は、巡査部長が暴行のほかにも部下にパワハラを繰り返していたとして、同日付で停職6カ月の懲戒処分にした。
 書類送検容疑は6月10日夜、前橋市の警察独身寮で、飲酒後に巡査長の胸や顔を殴り、顔に打撲を負わせた疑い。
 県警によると、巡査部長は2014年4月ごろから16年6月ごろにかけ、巡査長を含む部下計6人に対し、容姿や身体的特徴をけなすなどのパワハラ行為も繰り返していた。
【出典】男性巡査部長が部下に暴行、パワハラも…傷害の疑いで書類送検 サンケイスポーツ 2016.8.19 17:22


■8月19日 捜査車両で不倫相手の女性と面会…男性警部を熊本県警が減給処分

 熊本県警は19日、勤務時間中に捜査車両を使って不倫相手の女性に会いに行ったとして、県警本部の40代男性警部を、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。
 県警監察課によると、警部は妻帯者でありながら、2012年12月ごろから今年6月にかけて、県内の女性と不倫関係にあった。警部は昨年中に少なくとも6回、勤務時間中に女性の元へ行き、うち3回で捜査車両を使った。
 今年7月上旬、警部が「(女性と)別れたいが、うまくいかない」と上司に相談。警部は「たくさんの方に迷惑をかけて申し訳ない」と話したという。
 松岡範俊首席監察官は「重く受け止めている。再発防止のため、指導を徹底する」とのコメントを出した。監察課は「逮捕事案ではなく、個人の特定につながる」として、警部の詳しい所属を公表していない。
【出典】捜査車両で不倫相手の女性と面会…男性警部を熊本県警が減給処分 サンケイスポーツ 2016.8.19 17:22


■8月19日 勤務時間中、捜査車両で不倫相手の元へ…熊本県警、男性警部を減給

 熊本県警は19日、勤務時間中に捜査車両を使って不倫相手の女性に会いに行ったとして、県警本部の40代男性警部を、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。
 県警監察課によると、警部は妻帯者でありながら、2012年12月ごろから今年6月にかけて、県内の女性と不倫関係にあった。警部は昨年中に少なくとも6回、勤務時間中に女性の元へ行き、うち3回で捜査車両を使った。
 今年7月上旬、警部が「(女性と)別れたいが、うまくいかない」と上司に相談。警部は「たくさんの方に迷惑をかけて申し訳ない」と話したという。
 松岡範俊首席監察官は「重く受け止めている。再発防止のため、指導を徹底する」とのコメントを出した。監察課は「逮捕事案ではなく、個人の特定につながる」として、警部の詳しい所属を公表していない。
【出典】勤務時間中、捜査車両で不倫相手の元へ…熊本県警、男性警部を減給 産経ニュース 2016.8.19 16:11


■8月19日 捜査車両で不倫相手の女性と密会、40代警部を懲戒処分

 熊本県警は19日、勤務時間中に捜査車両を使って不倫相手の女性に会いに行ったとして、県警本部の40代男性警部を、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。
 県警監察課によると、警部は妻帯者でありながら、平成24年12月ごろから今年6月にかけて、県内の女性と不倫関係にあった。警部は昨年中に少なくとも6回、勤務時間中に女性の元へ行き、うち3回で捜査車両を使った。
 今年7月上旬、警部が「(女性と)別れたいが、うまくいかない」と上司に相談。警部は「たくさんの方に迷惑をかけて申し訳ない」と話したという。
 松岡範俊首席監察官は「重く受け止めている。再発防止のため、指導を徹底する」とのコメントを出した。監察課は「逮捕事案ではなく、個人の特定につながる」として、警部の詳しい所属を公表していない。
【出典】捜査車両で不倫相手の女性と密会、40代警部を懲戒処分 産経WEST 2016.8.19 16:09


■8月18日 強盗警官を再逮捕 管轄地域の住宅に侵入も夫婦が説得

 青森県警は17日、住居侵入と強盗未遂の疑いで、同県警八戸署地域課の巡査長(25)を再逮捕した。再逮捕容疑は7月17日午前4時ごろ、八戸市城下の住宅で、住人男性(66)に包丁を突き付け、現金を奪おうとした疑い。 男性宅は勤務する駐在所の管轄地域。帽子とサングラスをしていたが、妻に気付かれ「死ぬしかない」と観念。夫婦は1時間にわたり「まだ若いのだから」と諭した。県警監察課によると、オンラインカジノで数百万円の借金があり「金が目的だった。包丁は八戸署の給湯室から持ち出した」と供述している。【出典】強盗警官を再逮捕 管轄地域の住宅に侵入も夫婦が説得 スポニチ [ 2016年8月18日 05:30 ]


■8月17日 鹿児島県警の巡査部長、通行中の女性抱き付きで起訴

 鹿児島地検は17日、強制わいせつ未遂と建造物侵入などの罪で、鹿児島県警鹿屋署交通課の巡査部長福島洋一容疑者(38)を起訴した。
 起訴状によると、福島被告は7月16日午前0時10分ごろ、鹿屋市内で通行中の女性に抱き付き、わいせつな行為をしようとしたとしている。19日午後10時25分ごろには、同市内のカラオケ店で、女性用トイレの個室内をスマートフォンで動画撮影したとしている。
 福島被告は7月27日、強制わいせつ未遂容疑で県警に逮捕されていた。(共同)
【出典】鹿児島県警の巡査部長、通行中の女性抱き付きで起訴 日刊スポーツ [2016年8月17日19時37分]


■8月17日 「まだ若い」諭され強盗断念=未遂容疑、巡査長を再逮捕-青森

 勤務する駐在所管内の民家に押し入り現金を奪おうとしたとして、青森県警は17日、強盗未遂容疑などで八戸署地域課の巡査長石橋良太容疑者(25)=公務員職権乱用罪で起訴=を再逮捕した。警察官とばれて住人に諭され、強盗を断念したという。
【こぼれ話】アイス泥棒許さない、逮捕につながる情報に50万円 米富豪
 逮捕容疑は7月17日午前4時ごろ、八戸市城下で漁業の男性(66)宅に侵入し、包丁で脅して現金を奪おうとした疑い。容疑を認めているという。
 監察課によると、男性は駐在所の巡回連絡などで石橋容疑者と面識があった。石橋容疑者は帽子とサングラスで変装していたが、男性の妻に見破られた。 石橋容疑者が「もう死ぬしかない」と言ったところ、「まだ若いのに死ぬことはない」と夫婦に諭された。石橋容疑者はオンラインカジノでつくった数百万円の借金などについて約1時間相談に乗ってもらった後、謝罪して出て行った。夫婦にけがはなかった。
 夫婦は被害届を出していなかったが、石橋容疑者は捜査協力を口実に女性に接触したとして7月26日に逮捕され、捜査の中で強盗未遂事件を自供したという。
【出典】「まだ若い」諭され強盗断念=未遂容疑、巡査長を再逮捕-青森 時事ドットコムニュース(2016/08/17-17:32)


■8月17日 駐在所の警官、管内で強盗未遂容疑 住民が気づき諭す

 自らが勤務する駐在所の管轄内にある民家に強盗に入ったとして、青森県警は17日、八戸署地域課の巡査長石橋良太容疑者(25)=公務員職権乱用の罪で起訴=を強盗未遂と住居侵入の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
 県警監察課によると、石橋容疑者は7月17日午前4時ごろ、同県八戸市城下3丁目の漁業男性(66)方に1階窓ガラスを割って侵入。起きてきた男性に包丁を向けて脅し、現金を奪おうとした疑いがある。石橋容疑者は「オンラインカジノで数百万円の借金がある」と話しているといい、同課は借金苦で犯行に及んだとみている。別の事件の捜査の過程で容疑が浮上した。
 石橋容疑者は駐在所に4月から勤務し、巡回連絡などで男性方を訪ねたことがあった。石橋容疑者は犯行時にサングラスをかけていたが、男性の妻が警察官だと気づいた。すると石橋容疑者は「死ぬしかない」と嘆き、被害者夫婦が「若いのだから死ぬ必要はない」などと1時間ほど諭すと、何も取らずに帰ったという。夫婦は通報せず、石橋容疑者はその後、朝から通常通り駐在所で勤務したという。
 細田均・警務部長は「改めて、被害者、県民の皆様に深くおわび申し上げます」とのコメントを発表した。
 石橋容疑者は一方的に好意を抱いた女性に対し、捜査と偽って車などを調べたなどとして、公務員職権乱用の罪で16日に青森地検八戸支部から起訴された。(山本知佳)
【出典】駐在所の警官、管内で強盗未遂容疑 住民が気づき諭す 朝日新聞 2016年8月17日19時20分


■8月16日 捜査と偽り女性のTシャツ両袖まくり上げさせる 青森県警の巡査長を職権乱用で起訴「好意持っていた」

八戸警察署
 青森地検は16日、犯罪捜査のためと偽り、女性の車のナンバーを照会してドアを開けさせたなどとして、公務員職権乱用の罪で、青森県警八戸署地域課の巡査長、石橋良太容疑者(25)=八戸市=を起訴した。
 起訴状などによると、7月25日、犯罪捜査の必要があるように装い、県警本部の担当者に同市に住む女性の車のナンバーを照会。女性の自宅アパート駐車場で、車内や腕の注射痕を確認させるよう求め、ドアを開けさせたり、Tシャツの両袖をまくり上げさせたりして職権を乱用したとしている。
 捜査関係者によると、女性は石橋被告を知らなかったが、石橋被告は「好意を持っていた」と供述しているという。
【出典】捜査と偽り女性のTシャツ両袖まくり上げさせる 青森県警の巡査長を職権乱用で起訴「好意持っていた」 産経ニュース 2016.8.16 18:38


■8月16日 職権乱用罪で巡査長起訴 捜査と偽りナンバー照会

 青森地検は16日、犯罪捜査のためと偽り、女性の車のナンバーを照会してドアを開けさせたなどとして、公務員職権乱用の罪で青森県警八戸署地域課の巡査長(25)=八戸市=を起訴した。
 起訴状などによると、7月25日、犯罪捜査の必要があるように装い、県警本部の担当者に同市に住む女性の車のナンバーを照会。女性の自宅アパート駐車場で、車内や腕の注射痕を確認させるよう求め、ドアを開けさせたり、Tシャツの両袖をまくり上げさせたりして職権を乱用したとしている。
 捜査関係者によると、女性はこの巡査長を知らなかったが、巡査長は「好意を持っていた」と供述しているという。
【出典】職権乱用罪で巡査長起訴 捜査と偽りナンバー照会 京都新聞 【 2016年08月16日 18時30分 】


■8月16日 交通事故の供述調書を書き換えた疑い 滋賀県警の警部補

 交通事故の供述調書を、当事者に無断で書き換えたとして、滋賀県警が40代男性警部補を、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで書類送検していたことが16日、県警への取材でわかった。送検は6月21日付。
 県警監察官室によると、送検された警察官は警察署の地域課所属。4月下旬にあった事故で、警部補が一方の運転手の調書を作成した際に「双方にけがはない」としたが、相手側は別の地域課員に「首に異常がある」と話していた。このため交通課員が警部補に確認を要請。運転手に再確認せず、「相手がけがをしているかもしれない」という趣旨に書き換えた疑いがある。警部補は「安易な気持ちでやった」と話しているという。県警は7月21日付で所属長訓戒とした。
 上内保・県警監察官室長は「誠に遺憾。今後も職員への指導を徹底し、適正捜査に努める」とコメントした。
【出典】交通事故の供述調書を書き換えた疑い 滋賀県警の警部補 朝日新聞 2016年8月16日11時37分


■8月16日 事故調書、無断で書き換え=警部補、不起訴に-滋賀県警

 交通事故の供述調書を無断で書き換えたとして、滋賀県警が40代の男性警部補を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検していたことが16日、分かった。送検は6月21日付。大津地検は「悪質とは認められない」として7月27日付で不起訴処分とした。
 県警監察官室によると、警部補は4月下旬、軽貨物車と軽乗用車の接触事故を担当。双方の運転手は当初「けがはない」と話したが、無免許と判明した軽貨物運転手に警部補が事情を聴いている間、軽乗用の運転手が別の警察官に「首に異常があり、病院に行くかもしれない」と話した。
 数日後、警部補が勤務先の署に提出した軽貨物運転手の調書と、別の警察官が作った軽乗用運転手の調書が異なっていたため、交通課員が確認を要請。警部補は軽貨物運転手に確認せず、「相手にけががあるかもしれない」と供述したように書き換えた。警部補は「核心部分ではなかったので安易に書き換えてしまった」と話しているという。
【出典】事故調書、無断で書き換え=警部補、不起訴に-滋賀県警 時事ドットコムニュース(2016/08/16-17:40)


■8月16日 交通事故調書 無断書き換えで書類送検 滋賀の警部補

 滋賀県警の40代男性警部補が交通事故の供述調書を無断で書き換えたとして、県警が虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで書類送検していたことが分かった。
 書類送検は6月21日付で、さらに7月21日付で所属長訓戒とした。
 県警監察官室によると、軽乗用車と軽トラックの衝突事故が4月下旬に県内で起き、所轄署地域課の警部補が双方の運転手に事情を聴いた。警部補に対しては共に「けがはない」と説明したが、後に軽乗用車運転手が別の署員に「けがしたかもしれない」と話した。
 警部補は、双方にけがはないとする軽トラック運転手の供述調書を署に提出したが、軽乗用車運転手と食い違うため交通課員から確認を求められ、軽トラック運転手が「相手はけがしたかもしれない」などと供述したように勝手に書き直した。
 警部補は「軽トラック運転手は無免許運転で、(けがの有無は)事件の核心ではないと安易な気持ちだった」と説明したという。
 県警監察官室の上内保室長は「誠に遺憾だ。職員に指導教養を徹底する」とコメントした。【森野俊】
【出典】交通事故調書 無断書き換えで書類送検 滋賀の警部補 毎日新聞2016年8月16日 11時00分(最終更新 8月16日 11時01分)


■8月16日 事故供述調書を警部補が無断書き換え疑い 滋賀県警書類送検

 交通事故の供述調書を無断で書き換えたとして、滋賀県警が警察署地域課に所属する40代男性警部補を、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで書類送検していたことが15日、県警への取材で分かった。
 県警監察官室によると、今年4月、県内で軽貨物車と軽乗用車の衝突事故が起きた際、この警部補が双方の運転手に事情聴取した。当初は両者とも「けがはない」と話したが、後に軽乗用車の運転手が別の警察官に対し「けががあるかもしれない」と話した。
 警部補は後日、双方にけがはないとする軽貨物車運転手の調書を署に提出したが、相手側と食い違っていたため交通課員が確認を要請。本来は軽貨物車運転手に再度確認すべきところを、勝手に「相手はけががあるかもしれない」などと供述したように書き直したという。
 警部補は「(軽貨物の)運転手が無免許運転で、事件の核心ではないため安易な気持ちでやった」と話しているという。県警は6月21日付で警部補を書類送検し、7月21日付で所属長訓戒とした。
 県警監察官室の上内保室長は「誠に遺憾。職員への指導教養を徹底し、適正捜査に努めたい」とのコメントを出した。
【出典】事故供述調書を警部補が無断書き換え疑い 滋賀県警書類送検 京都新聞 【 2016年08月16日 08時37分 】


■8月13日 機動隊員を停職処分 酒気帯び運転の疑い 千葉県警

千葉県警巡査を停職、酒気帯び運転
 千葉県警は12日、酒を飲んで車を運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで警備部第2機動隊の巡査男性(22)を地検松戸支部に書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。巡査男性は同日付で依願退職した。
 県警監察官室によると、巡査男性は先月16日未明、松戸市東松戸の路上で、酒気帯び状態で自分の乗用車を運転したとされる。午前3時45分ごろ、鎌ケ谷市内の県道交差点で、青信号でも発進しない巡査男性の車を不審に思った人から110番通報があり、鎌ケ谷署員が車内で寝ていた巡査男性に職務質問し発覚した。
 巡査男性は非番だった15日夜、車で松戸市へ出発。友人宅で缶酎ハイ4本(計850ミリリットル)を飲酒した帰りだった。「そんなに酔った感覚がなかったので事故を起こさなければ大丈夫だと思った。警察官のみならず、社会人として許されない行為をしてしまった」と述べたという。
 古川等首席監察官は「飲酒運転の根絶に向け官民あげて取り組んでいる中、模範となるべき警察官がこのような事案を起こし誠に遺憾。職員に対する指導・教養を再徹底し、県民の信頼回復に努める」とコメントした。
【出典】機動隊員を停職処分 酒気帯び運転の疑い 千葉県警 千葉日報 2016年08月13日 09:23


■8月12日 証拠品の刃物を不適切管理 警官2人を証拠隠滅容疑で書類送検 兵庫県警

 事件の証拠品だった刃物の一部を不適切に管理したとして、兵庫県警は12日、証拠隠滅容疑で、県警加古川署地域課の交番勤務だった男性警部補(57)と男性巡査(32)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、書類送検容疑は1月、同県加古川市内の民家に侵入したとして、住居侵入罪などに問われた60代の無職男=有罪判決が確定=の事件の証拠品だったノコギリの刃(約15センチ)を隠したとしている。
 警部補と巡査は1月、同市の70代男性宅から「(男が)酔っ払って自宅の敷地内にいる」と110番を受け同僚2人と現場に出動。男性の妻から庭に落ちていた刃を預かった。しかし、警部補は「男が持ち込んだ物と確認できない」として事件の証拠品として扱わず、捨てるよう巡査に命令。巡査も交番のロッカーに入れたままにしていた。
 だが、翌日に別の捜査員が状況確認に民家を訪れたところ、警部補らが刃を預かったことが判明した。県警は「事案を過小評価し捜査を尽くさなかった」として警部補と巡査を書類送検し、12日付で警部補を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。
【出典】証拠品の刃物を不適切管理 警官2人を証拠隠滅容疑で書類送検 兵庫県警 産経WEST 2016.8.12 14:46


■8月12日 証拠隠滅容疑で書類送検 兵庫県警の警部補ら

 近隣トラブルに絡む事件の証拠の刃物を隠したとして、兵庫県警が証拠隠滅容疑で加古川署地域1課の男性警部補(57)と部下の男性巡査(32)を書類送検したことが12日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、必要な捜査をしなかったとして警部補を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分、巡査を所属長注意とした。
 捜査関係者によると、今年1月、2人は「酔っぱらいが敷地内にいる」との110番で、同県加古川市の男性宅に駆け付けた。
 男性の妻が近所の60代男と思われる声を聞き、庭から刃物も見つかったが、警部補は巡査に刃物を捨てるよう指示し、巡査は交番のロッカーに保管した。
【出典】証拠隠滅容疑で書類送検 兵庫県警の警部補ら 京都新聞 2016年08月12日 12時45分


■8月12日 兵庫県警の警部補ら、証拠品の刃物を隠す 「立件は困難」と勝手に判断

 近隣トラブルに絡む事件の証拠の刃物を隠したとして、兵庫県警が証拠隠滅容疑で加古川署地域1課の男性警部補(57)と部下の男性巡査(32)を書類送検したことが12日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、必要な捜査をしなかったとして警部補を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分、巡査を所属長注意とした。
 捜査関係者によると、今年1月14日夜、2人は「酔っぱらいが敷地内にいる」との110番で、同県加古川市の70代男性宅に駆け付けた。
 男性の妻が近所の60代男と思われる声を聞き、庭から約15センチの刃物も見つかったが、男の姿を直接見ておらず事件化は困難と判断。警部補は巡査に刃物を捨てるよう指示し、巡査は勤務する交番のロッカーに保管した。
 同署は、その後住居侵入容疑で60代男を逮捕。処理を引き継いだ署員が、捜査過程を不審に思い発覚した。警部補は「近隣トラブルなので、話し合いで解決できると思った」と話している。
【出典】兵庫県警の警部補ら、証拠品の刃物を隠す 「立件は困難」と勝手に判断 産経WEST 2016.8.12 12:41


■8月12日 警部補ら2人書類送検=証拠の刃先隠した疑い-兵庫県警

 銃刀法違反事件の証拠品として扱うべき刃先を隠したとして、兵庫県警は12日、証拠隠滅容疑で加古川署の男性警部補(57)と男性巡査(32)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
 2人は容疑を認め、警部補は「不適切だった」と話しているという。県警は同日付で、警部補を減給、巡査を所属長注意の処分にした。
 捜査関係者によると、1月14日深夜、同県加古川市の民家から110番があり、駆け付けた警部補らに、夫婦が「近所に住む60代の男が敷地に侵入した」と訴えた。妻が庭で折れたのこぎりの刃先(約15センチ)を見つけたが、警部補は第三者を交えた両者の話し合いで解決できると判断、巡査に捨てるよう指示した。巡査は新聞紙に包み、交番のロッカーに保管した。
 同15日、通報者の話を聴いた駐在所員が、刃先の件が引き継ぎ報告書に記載されていないことを不審に思い、発覚した。
 再捜査の結果、男は住居侵入と脅迫の容疑で同月に逮捕された後、銃刀法違反容疑で追送検され、4月に有罪判決を受けた。
【出典】警部補ら2人書類送検=証拠の刃先隠した疑い-兵庫県警 時事ドットコムニュース (2016/08/12-12:11)


■8月9日 家宅捜索先で女性のわいせつ写真盗んだ元警部補に有罪判決

家宅捜索先から女性のわいせつ写真盗む 元警部補に有罪判決
 家宅捜索した住宅に勤務後に侵入し、女性のわいせつ写真を盗んだとして、住居侵入と窃盗罪に問われた元兵庫県警警部補、福井孝弘被告(55)=懲戒免職=の判決公判が9日、神戸地裁で開かれた。中川卓久裁判官は「治安を守るべき警察官による犯罪で、県民の信頼を裏切った」として、懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。
 判決理由で、中川裁判官は「被害者宅が無施錠や無人など、職務上知り得た情報を悪用した」と指摘。一方で「反省しており、懲戒免職になるなど社会的制裁を受けている」と述べた。
 判決によると、福井被告は5月14日夜、同日午後に捜索に訪れた神戸市内の50代男性宅に無施錠の玄関から侵入。2階居間にあった男性所有のポラロイド写真1枚を盗んだ。
【出典】家宅捜索先で女性のわいせつ写真盗んだ元警部補に有罪判決 産経新聞 8月9日(火)15時15分配信


■8月6日 兵庫県警巡査を懲戒免…虚偽の文書

 神戸地検は5日、交番に届けられた落とし物の財布から1万円を着服したとして業務上横領容疑で逮捕された兵庫県警東灘署巡査・浜崎悠貴容疑者(21)について、拾得物の受理簿にうその記載をしたとする虚偽有印公文書作成・同行使の罪で起訴した。県警は同日、浜崎容疑者を懲戒免職処分にした。一方、地検は、業務上横領容疑について「財布に入っていた金額の特定が困難」として不起訴とした。
【出典】兵庫県警巡査を懲戒免…虚偽の文書 読売新聞 2016年08月06日


■8月5日 <別府署隠しカメラ> 署員「他人の土地」認識

 ◇大分県警、侵入経路を初めて明らかに
 大分県警別府署が野党の支援団体が入る施設の敷地に隠しカメラ2台を無許可で設置していた問題で、県警は5日の定例記者会見で、署員の侵入経路を初めて明らかにした。6月18日の設置後、施設側に発見された同24日までの間に、録画データを保存するカメラのSDカードを交換するために敷地の入り口付近から無断で侵入。その際に署員は経路が「施設の管理地」であることを認識していた。
 県警は当初、「署員が公用地と誤認した」と説明したが、実際は「他人の土地」と自認していたことになり、批判が高まりそうだ。
 県警によると、6月18日、署員2人が近くの道から別府地区労働福祉会館(大分県別府市南荘園町)の敷地の斜面に入りカメラを設置。その後、SDカードを交換した際は、石垣やチェーンで囲われた会館の敷地の入り口付近である「表から入った」と認めた。ただ、カメラの設置場所の斜面については「施設の管理地とは認識していなかった」と説明しているという。
 松坂規生(のりお)本部長は記者会見で「しっかり調査するよう指示した。調査結果を受け厳正に対処する。他人の管理する土地に無断で立ち入ったのは不適切だった」と述べた。問題発覚後、本部長が見解を示すのは初めて。【田畠広景】
【出典】<別府署隠しカメラ> 署員「他人の土地」認識 毎日新聞 8月5日(金)21時49分配信


■8月5日 落とし物の現金横領の巡査を懲戒免職処分 兵庫県警

 兵庫県警は5日、勤務先の交番で落とし物の財布から現金1万円を着服したなどとして、業務上横領容疑で逮捕した東灘署沢ノ井交番の巡査(21)=神戸市長田区若松町=を懲戒免職処分にした。
 県警によると、巡査は7月10日未明、同交番で女性が届けた財布から現金1万円を抜き取るなどした疑いがある。調べに「パチンコなどで浪費し、生活費に窮していた」と供述したという。
 神戸地検は5日、業務上横領容疑を不起訴とし、虚偽有印公文書作成・同行使罪で同容疑者を起訴。起訴状によると、7月10日、拾得物の受理簿に財布は男性が拾ったなどと偽って記したとされる。
 また、県警は5日、自宅で息子(23)に包丁を突きつけたとして、暴力行為法違反容疑で逮捕された篠山署地域課の男性巡査部長(50)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。巡査部長は起訴猶予処分となった。
【出典】落とし物の現金横領の巡査を懲戒免職処分 兵庫県警 神戸新聞NEXT 8月5日(金)20時6分配信


■8月5日 署長も了承…警察署が無断で隠しカメラを“設置”

(写真)ANNニュース
 大分県の別府警察署が無断で隠しカメラを設置していたのは、先月に投開票された参院選で野党共同候補を支援する団体が入っていた建物です。警察は当初、「ある事件の特定の対象者を調べていて、捜査内容は言えない」と発表していましたが、「選挙違反を取り締まるための捜査だった」と認めました。また、映像にはカメラの動作確認をする刑事事件の統括責任者が映っていました。設置に関して署長も了承していたということです。また、関係者の話では、カメラの取り付けなどを含めて計6回、敷地内に無断で立ち入ったと説明しています。県警は今後、署員の処分を検討しています。
【出典】署長も了承…警察署が無断で隠しカメラを“設置” テレ朝ニュース 8月5日(2016/08/05 17:26)


■8月5日 無断設置のカメラ 警察の打ち合わせの様子も 大分

(写真)NHKオンライン
 大分県の別府警察署が参議院選挙の公示前後に、社民党の支援団体が管理する施設の敷地内に無断で小型カメラを設置していた問題で、映像には、複数の警察官がカメラの設置の手順を打ち合わせている様子も写っていたことが関係者への取材で分かりました。大分県警察本部はカメラの設置に関わった警察官らを処分する方向で検討しています。
別府警察署は参議院選挙の公示前後のことし6月、捜査の一環として、社民党の支援団体が管理する施設の敷地内に無断で小型カメラを2台設置し、施設への人の出入りなどを録画していました。
警察によりますと、カメラの設置場所や台数は署の捜査幹部の判断であらかじめ決められていたということです。
実際に、カメラには、施設への人の出入りが収められていたほか、複数の警察官がカメラを設置する手順について署内で細かく打ち合わせている様子も写っていたことが、関係者への取材で分かりました。
大分県警察本部は、建造物侵入に当たる疑いもあるとみて調べるとともに、カメラの設置に関わった警察官らを処分する方向で検討しています。
【出典】無断設置のカメラ 警察の打ち合わせの様子も 大分 NHKニュース 8月5日 4時00分


■8月5日 施設は社民党関連施設、参議院選挙につかわれていた

(写真)NHKオンライン
 ことし6月18日、別府警察署の警察官が社民党の支援団体、別府地区平和運動センターが管理する別府地区労働福祉会館の敷地内の立木など2か所に無断で小型カメラを設置したということです。
【出典】施設は社民党関連施設、参議院選挙につかわれていた NHKニュース 8月5日 4時00分


■8月4日 「大分・隠しカメラ」 公共の場所でも選挙監視は違法
 渡辺修・甲南大法科大学院教授(刑事訴訟法)の話


 公選法違反などの犯罪を疑う合理的理由がなければ、選挙活動を長期間監視することは刑事訴訟法上の捜査に当たらない。合法政党の通常の選挙活動を監視する警察活動は正当性を持たず、選挙の公正さ、投票や思想信条の自由を侵害する憲法違反の警察活動だ。
 たとえ公共の場所でも、違法な監視活動を目的に、カメラ設置のために侵入すれば、住居または建造物侵入罪に当たる。
【出典】「大分・隠しカメラ」 渡辺修・甲南大法科大学院教授の話 毎日新聞2016年8月4日 大阪朝刊


■8月4日 別府署が設置 「盗撮、納得できない」 「理由説明を」憤る関係者ら /大分

隠しカメラが設置されていた別府地区労働福祉会館の敷地。1台は右側奥の斜面に置かれ、もう1台は左側奧の木の幹にくくりつけられていたという
 別府市南荘園町の別府地区労働福祉会館に別府署員が無許可で隠しカメラを設置し、人の出入りを録画していたことが発覚した。カメラが設置されたのは参院選の公示(6月22日)前後で、会館には民進、社民両党を支援する連合大分・東部地域協議会や別府地区平和運動センターが入居。各団体の関係者らは3日、カメラ発見の経緯を証言し、「野党支持者への盗撮としか思えず、全く納得できない」と憤りを隠さなかった。【大島透、西嶋正法】
 会館の建物を管理する同協議会の矢須田士(ものぶ)事務局長によると、隠しカメラ2台は6月23日、敷地内の斜面で草刈り中に見つかった。
 1台目は斜面に置いたブロック片に、もう1台は斜面の木の幹の地上から約1・5メートルの高さに、ともに3、4本の結束バンドでくくりつけてあった。草刈りした近所の男性(73)から24日朝に「泥棒よけのすごいセンサーを付けましたね」と言われたが、覚えが無く不審に思ったという。
 パソコンでカメラ内のSDカードを再生すると、公示前夜の同21日午後9時からの映像が残っていた。夜でも人の顔まで識別でき、「玄関を出入りする自分の顔もはっきり分かった。驚いたし、不気味だった」。別府署に通報すると、捜査員数人が現場の写真を撮影するなどし、カメラを持ち帰った。
 さらに26日に訪れた署幹部が、無断で敷地に入ったことを認めて謝罪。「個別の事件に関係があるかもしれない特定の人物の出入りを確認するため」と説明し、同18日の設置から21日午後9時まで撮影したSDカードを、署員が2回交換したことも明かしたという。
 会館には、日常的に多くの市民らも私的な労働相談に訪れる。矢須田事務局長は毎日新聞の取材に「人物が特定できているなら私に尋ねるか、その人の自宅に張り込めば済む。県警は『公有地だと思い違いをした』と言い訳するが、公有地なら何を盗撮してもOKなのか」と訴えた。署からは録画自体への謝罪はなかったという。
 県平和運動センター(大分市)の河野泰博事務局長は「あっけにとられている。許可の有無より、一般人の出入りがある場所に隠しカメラをつけること自体が問題だ。設置の本当の理由を警察は説明すべきだ」と話した。
【出典】別府署が設置 「盗撮、納得できない」 「理由説明を」憤る関係者ら /大分 毎日新聞2016年8月4日 地方版


■8月4日 大分・隠しカメラ 署員、無断で3回侵入 「不当な監視」

 隠しカメラが設置されていた別府地区労働福祉会館の敷地。1台は左側の木の幹にくくりつけられ、もう1台は駐輪場にある置物(手前右)の裏あたりの斜面に置かれていた=大分県別府市で2016年8月3日、大島透撮影(写真)毎日新聞
 7月10日投開票の参院選大分選挙区で当選した民進党現職らの支援団体が入居している大分県別府市の施設の敷地内に、同県警別府署員が隠しカメラを無許可で設置し、人の出入りを録画していたことが、3日分かった。同署は施設側に対し、参院選公示前日の6月21日までにカメラ設置と内蔵されたSDカード交換のために計3回、署員が無断で敷地に入ったと認めており、参院選を巡る捜査をしていた可能性がある。野党関係者は「選挙活動への不当な監視だ」と反発している。
【出典】大分・隠しカメラ 署員、無断で3回侵入 「不当な監視」 毎日新聞2016年8月4日 07時00分


■8月4日 「アダルト動画見て自分も…」 わいせつ未遂の警官免職

 福岡県警は4日、女性のズボンを脱がそうとしたなどとして逮捕、起訴された久留米署地域1課の巡査長、北嶋潤被告(25)を懲戒免職処分にし、発表した。「路上で歩いている女性のスカートをめくりあげ、下着を撮影するアダルト動画を見て、自分もやってみたいと思った」と話しているという。
 監察官室によると、北嶋巡査長は4~6月、同県久留米市や大牟田市、佐賀県鳥栖市で計19回、女性のスカート内をスマートフォンで盗撮するなどしていたことが確認されたという。
 北嶋巡査長は、強制わいせつ未遂容疑で7月に逮捕され、同月25日に他の1件も合わせて福岡県迷惑防止条例違反(ひわいな行為)罪で起訴された。
 近藤康徳・首席監察官は「被害者、県民の皆様に深くおわびする。倫理教養を徹底し、信頼回復に努めていく」と話した。(稲垣千駿)
【出典】「アダルト動画見て自分も…」 わいせつ未遂の警官免職 朝日新聞デジタル 8月4日(木)19時4分配信


■8月4日 路上で女性の衣服を脱がそうとした容疑などで逮捕された警官、懲戒免職に 福岡県警

 福岡県警久留米署は4日、強制わいせつ未遂容疑で逮捕、盗撮容疑で追送致された同署の巡査長の男(25)を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。同署によると、巡査長は4月4日夜、福岡県久留米市内の路上で女性を襲い、ズボンを脱がそうとし、さらに、上着のチャックを下ろそうとしたが、女性が抵抗したため目的を遂げなかった容疑と、複数の盗撮行為をした疑い。
【出典】路上で女性の衣服を脱がそうとした容疑などで逮捕された警官、懲戒免職に 福岡県警 西日本新聞 8月4日(木)15時32分配信


■8月3日 大分県警の警察官が社民党の支援団体が使っていた施設の敷地内に無断で小型カメラを設置

 草刈り中にビデオカメラが見つかりました。ビデオカメラは草むらに2台設置されていて、6月18日深夜から駐車場の車や人の出入りを録画していました。
【出典】大分県警の警察官が社民党の支援団体が使っていた施設の敷地内に無断で小型カメラを設置 OBS大分放送ニュース 2016/08/03(水)


■8月2日 警視庁の巡査長逮捕 伊東署、児童ポルノ製造容疑

 伊東署と静岡県警少年課は2日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで川崎市麻生区、警視庁綾瀬署の巡査長の男(26)を逮捕した。
 逮捕容疑は4月中旬と6月中旬、静岡県東部の10代のアルバイト女性宅で、18歳未満と知りながら女性とのわいせつ行為をカメラ付き携帯電話で撮影し、児童ポルノを製造した疑い。
 伊東署によると、容疑者は県内に旅行で訪れた時に女性と知り合ったという。女性の知人が同署に通報し、発覚した。
 綾瀬署の副署長は「勤務態度は至ってまじめ。このような事態になり驚いている」と話した。警視庁の人事第一課長は「職員が逮捕されたことは遺憾。静岡県警の捜査結果などを踏まえて厳正に対処したい」とコメントした。
【出典】警視庁の巡査長逮捕 伊東署、児童ポルノ製造容疑 静岡新聞 2016/8/2 17:20


■8月3日 警視庁巡査長、児童ポルノ法違反容疑で逮捕される

(写真)日テレNEWS24
 児童ポルノ禁止法違反の疑いで警視庁綾瀬警察署の巡査長・木下博彰容疑者が逮捕。
 児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、警視庁綾瀬警察署の巡査長・木下博彰容疑者(26)です。
 警察によりますと、木下容疑者は今年4月と6月、静岡県東部に住む10代の女性に対し、18歳未満と知りながら、わいせつな行為をした上、その様子を携帯電話で撮影して児童ポルノを作成した疑いが持たれています。
【出典】警視庁巡査長、児童ポルノ法違反容疑で逮捕される TBSの動画ニュースサイト


■8月2日 交際少女とのわいせつ行為撮影 26歳警視庁巡査長を逮捕

 18歳未満の少女とのわいせつ行為をスマートフォンで撮影したとして、静岡県警は2日、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)の疑いで、警視庁綾瀬署地域課巡査長の木下博彰容疑者(26)=川崎市麻生区金程=を逮捕した。木下容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。
 逮捕容疑は今年4月中旬と6月中旬、静岡県東部に住むアルバイトの10代少女が18歳未満であることを知りながら、少女の自宅で少女とのわいせつ行為をスマートフォンで撮影し、児童ポルノを製造した疑い。
 県警によると、7月中旬に少女の知人から通報があり発覚。任意で木下容疑者の所持品を調べたところ、スマートフォンから画像が発見された。調べに対し、木下容疑者は「静岡に旅行した際に少女と知り合い、交際を続けていた」と話しているという。
【出典】交際少女とのわいせつ行為撮影 26歳警視庁巡査長を逮捕 産経ニュース 2016.8.2 14:51


■7月29日 親睦会費を横領容疑=警部補を書類送検―長崎県警

「パワハラ再発防止を」(写真)産経WEST
滋賀・大津市がコンプライアンス推進本部推進員会議を開催

 所属する課の親睦会費を横領したとして、長崎県警は29日、業務上横領容疑で40代の男性警部補を書類送検し、減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。
 警部補は容疑を認め、同日付で依願退職した。
 送検容疑は2014年9月1日、親睦会費7万円を横領した疑い。
 監察課などによると、警部補は警察署の所属課で親睦会費を管理していた。今年2月までに計約46万円を横領し、借金の返済などに充てたとみられる。
 また県警は29日、部下2人にパワハラを行ったとして、30代の男性巡査部長を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にした。巡査部長は14年5~7月と今年4~5月、仕事でミスをした部下に対し、胸や肩などをたたいたり、土下座を強要したりしたという。
 池田秀明首席監察官の話 指導監督などを充実させ、再発防止と信頼回復に努める。 
【出典】親睦会費を横領容疑=警部補を書類送検―長崎県警 時事通信 7月29日(金)18時43分配信


■7月28日 警部補が部下にパワハラ=定規などで頭たたく-滋賀県警

 定規などで部下の頭をたたくパワーハラスメントをしたとして、滋賀県警が50代の男性警部補を所属長注意の内部処分にしていたことが28日、県警への取材で分かった。処分は11日付。
 監察官室によると、警察署勤務の警部補は3月下旬から4月上旬までの間、職場や県内の飲食店での懇親会で、部下の20代男性巡査の頭を定規やおたまで軽く数回たたいたという。男性巡査にけがはなかったが4月以降、休職している。
 警部補は「職場ではミスへの指導のつもりだった。飲食店では場を和ませようと思ってやった。誤った指導で精神的苦痛を与えてしまい、深く反省している」と話しているという。
 上内保・監察官室長の話 職員に対し、ハラスメント行為防止に関する職務倫理と教養を徹底し、再発防止に努める。
【出典】警部補が部下にパワハラ=定規などで頭たたく-滋賀県警 時事ドットコムニュース 2016/07/28-10:39


■7月27日 鹿児島県警の巡査部長逮捕 飲酒後に女性の後付け…強制わいせつ未遂容疑

鹿児島県警察本部 (写真)ウィキペディア
 鹿児島県警は27日、同僚らと飲酒後、通行人の女性に抱き付いたなどとして、強制わいせつ未遂の疑いで、県警鹿屋署交通課の巡査部長、福島洋一容疑者(38)=鹿屋市=を逮捕した。
 逮捕容疑は16日午前0時10分ごろ、県内のマンション出入り口付近で、帰宅中だった20代の公務員の女性に後ろから抱き付き、わいせつな行為をしようとした疑い。
 県警監察課によると、福島容疑者は15日の勤務後、同僚らと飲酒。店を出た後に飲食店街で見かけた女性の後を付けた。女性の叫び声を聞いた近くの人が110番した。
 福島容疑者はその場から逃げ、27日の任意同行に応じた。女性と面識はないという。
【出典】鹿児島県警の巡査部長逮捕 飲酒後に女性の後付け…強制わいせつ未遂容疑 産経ニュース 2016.7.27 23:18


■7月27日 おたまで頭たたき警部補処分 宴席で男性巡査にパワハラ、滋賀

 鍋用のおたまや定規で部下の男性巡査の頭をたたくパワハラをしたとして、滋賀県警の50代の男性警部補が所属長注意の処分を受けたことが27日、県警への取材で分かった。処分は11日付。
 監察官室によると、警部補は警察署に勤務。3月下旬から4月上旬、滋賀県内の飲食店で開かれた歓迎会や職場で、20代巡査の頭をおたまや定規でそれぞれ複数回たたいた。巡査が別の上司に相談し発覚。その後、休職している。警部補は事実関係を認めている。
 県警関係者によると、警部補は巡査の頭髪についてからかっていた。
 監察官室長は「ハラスメント防止に関する倫理教養を徹底する」とコメントした。
【出典】おたまで頭たたき警部補処分 宴席で男性巡査にパワハラ、滋賀 北海道新聞 07/27 19:37


■7月23日 埼玉県警秩父署地域課長の50歳代男性警部、自宅で首をつって自殺

 埼玉県警山岳救助隊長を兼務する秩父署地域課長の50歳代男性警部が今月10日、自宅で首をつって自殺しているのが見つかり、遺書に「無視されている」「決裁のたびに指示が違う」などと書かれていたことが22日、県警関係者への取材でわかった。県警は、署幹部とトラブルがあった可能性もあるとみて、自殺との関連を調べている。
【出典】埼玉県警秩父署地域課長の50歳代男性警部、自宅で首をつって自殺 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


■7月22日 15キロ速度オーバー、逃走、玉突き事故… 処分の京都府警巡査が依願退職

 速度違反の取り締まりから逃走し、玉突き事故を起こしたとして、京都府警が宇治署警務課の男性巡査(21)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたことが21日、府警への取材で分かった。処分は7日付。巡査は同日、依願退職した。
 府警によると、元巡査は6月15日午前8時ごろ、京田辺市興戸宮ノ前の府道で、制限速度(50キロ)を約15キロ超える65キロで、乗用車を運転。速度違反で取り締まりを受けたが、約200メートル逃走し信号待ちしていた車に追突、計4台の玉突き事故を起こした後、府警に道交法違反(速度超過)容疑で現行犯逮捕された。
 府警は、元巡査が事故で相手の車の運転者ら3人に腰の捻挫などの軽傷を負わせたとして、今月7日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いでも書類送検している。
【出典】15キロ速度オーバー、逃走、玉突き事故… 処分の京都府警巡査が依願退職 産経WEST 2016.7.22 15:47


■7月21日 京都府警巡査を減給処分 速度超過で逃走、追突事故

 速度違反の取り締まりから逃走し、玉突き事故を起こしたとして、京都府警が宇治署警務課の萱嶌涼介巡査(21)を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にしたことが21日、分かった。処分は7日付で、巡査は同日、依願退職した。
 府警によると元巡査は6月15日朝、京都府京田辺市の府道で制限速度を15キロ超える65キロで自家用車を運転。速度違反で取り締まりを受けたが、約200メートル逃走し、信号待ちしていた車に追突した後、田辺署に道交法違反(速度超過)容疑で現行犯逮捕された。
 元巡査は事故で相手の車の運転者に軽いけがを負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いでも書類送検された。
【出典】京都府警巡査を減給処分 速度超過で逃走、追突事故 産経WEST 2016.7.21 11:56


■7月20日 盗撮容疑で巡査部長逮捕=スマホでスカート内-京都府警

(写真)日テレニュース
 女性のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、京都府警山科署は20日、東山署地域課の巡査部長伊藤博之容疑者(43)=京都市山科区勧修寺西金ケ崎=を現行犯逮捕した。「盗撮はしていない」と容疑を否認しているという。
 逮捕容疑は20日午前0時15分ごろ、京都市営地下鉄東西線椥辻駅構内のエスカレーター上で、女性美容師(23)のスカート内をスマートフォンで盗撮した疑い。
【出典】盗撮容疑で巡査部長逮捕=スマホでスカート内-京都府警 時事ドットコムニュース 2016/07/20-12:19


■7月20日 女性のスカート下にスマホ 京都府警巡査部長を現行犯逮捕 「私はやっていません」と否認

 駅のエスカレーターで女性のスカートの下にスマートフォンを差し出したとして、京都府警は20日、府迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為)の疑いで府警東山署地域課の巡査部長、伊藤博之容疑者(43)=京都市山科区勧修寺西金ケ崎=を現行犯逮捕した。「私はやっていません」と容疑を否認している。
 逮捕容疑は20日午前0時15分ごろ、同区の市営地下鉄東西線椥辻(なぎつじ)駅の上りエスカレーターで、帰宅途中の女性美容師(23)のスカートの下にスマホを差し出したとしている。府警によると、伊藤容疑者は19日午後11時ごろまで京都駅前で同僚らと飲酒し、1人で帰宅する途中だった。
 男子専門学校生(19)が犯行を確認して呼び止め、110番。伊藤容疑者のスマホには、スカート内を撮影した画像などはなかったという。
【出典】女性のスカート下にスマホ 京都府警巡査部長を現行犯逮捕 「私はやっていません」と否認 産経WEST 2016.7.20 11:17


■7月20日 福井県警巡査長を書類送検…酒気帯び運転で懲戒処分

 福井県警は20日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、県警本部公安課の男性巡査長(28)を書類送検するとともに、停職6カ月の懲戒処分にした。巡査長は同日、依願退職した。
 送検容疑は6月26日未明、福井市内で呼気1リットルにつき0・15ミリグラム以上のアルコールを帯びた状態で車を運転したとしている。
 県警によると、巡査長も「警察官としてあるまじき行為だった」と飲酒運転を認めている。
 巡査長は休日だった6月25日夜、友人と飲酒。代行運転サービスを使って帰宅しようとしたが、走り始めてから15分ぐらいしたところで気分が悪くなったため、運転手に降りるよう指示。その後、自分で車を約700メートル運転していた。翌日未明、通り掛かった人からの通報で駆け付けた警察官が呼気からアルコールを検出した。
【出典】福井県警巡査長を書類送検…酒気帯び運転で懲戒処分 産経WEST 2016.7.20 18:49


■7月19日 巡査部長、23歳長男に「殺すぞ」包丁突き付けた疑い…定職就かず口論の末? 兵庫県警逮捕

 長男(23)に包丁を突きつけ、「殺すぞ」と脅迫したとして、兵庫県警川西署は18日、暴力行為法違反容疑で、同県警篠山署地域課の巡査部長、佐々木長太郎容疑者(50)=同県川西市南花屋敷=を現行犯逮捕した。「口論になって包丁は取り出したが、突きつけて殺すぞとは言っていない」と容疑を一部否認しているという。
 逮捕容疑は同日午後11時20分ごろ、自宅で同居しているパート従業員の長男に包丁を突きつけて脅迫したとしている。
 川西署によると、佐々木容疑者はこの日は休み。当時酒を飲み、長男の仕事や金銭面について口論していたという。佐々木容疑者の妻(50)が110番した。
【出典】巡査部長、23歳長男に「殺すぞ」包丁突き付けた疑い…定職就かず口論の末? 兵庫県警逮捕 産経WEST 2016.7.19 08:32


■7月16日 警官、落とし物の1万円着服 容疑で兵庫県警巡査逮捕 証明用紙交付せず、財布から抜き取り

(写真)ANNニュース
 落とし物として交番に届けられた財布から現金を着服したとして、兵庫県警は16日、業務上横領容疑で、県警東灘署沢ノ井交番の巡査、浜崎悠貴容疑者(21)=神戸市長田区若松町=を逮捕した。「お金が欲しかった」と、容疑を認めているという。
 逮捕容疑は、同交番で勤務中の10日午前1時20分ごろ、預かった財布の中から1万円を抜き取り、着服したとしている。
 県警によると、浜崎容疑者は財布を拾った女性に対して預かったことを証明する用紙を交付しておらず、不審に思った女性の母親が「取り扱いがおかしい」と県警に抗議。その後の県警の調査で、財布の持ち主が届け出た遺失届の金額と、拾得物の受理簿に記載されていた金額に約2万5千円の誤差があることが判明し、浜崎容疑者に事情を聴いたところ、着服を認めたという。
 浜崎容疑者は「(女性の目の前で)中身を確認しないまま財布を受け取ったので、横領してもばれないと思った」と供述。県警は浜崎容疑者が同様の犯行を繰り返していた可能性もあるとみて調べる。
 県警では今年1月以降、警察官や職員の逮捕者が相次いでおり、浜崎容疑者で6人目となった。
【出典】警官、落とし物の1万円着服 容疑で兵庫県警巡査逮捕 証明用紙交付せず、財布から抜き取り 産経WEST 2016.7.16 19:45


■7月15日 46歳の捜査2課課長補佐を書類送検 捜査費2万800円を着服

 捜査費約2万800円を着服したとして、岐阜県警は15日、業務上横領などの疑いで、捜査2課の課長補佐だった男性警部(46)を書類送検するとともに停職6カ月の懲戒処分とした。警部は同日、依願退職した。
 送検容疑は平成24年9月~28年1月、捜査協力者との飲食のために支給されていた捜査費を、岐阜市内のスナックなどで私的な飲食代に充てるなどし、着服した疑い。
 県警によると「警察官にあるまじき不正に手を染めた」と容疑を認めている。4月まで捜査2課に在籍していた。
 警務部の加藤雅之首席監察官は「横領事件の捜査を担当する人間がこのような事件を引き起こしたことを重く受け止める。再発防止に努める」とコメントした。
【出典】46歳の捜査2課課長補佐を書類送検 捜査費2万800円を着服 産経WEST 2016.7.15 18:29


■7月15日 「気合」と銃口向ける=巡査長を書類送検-神奈川県警

 後輩の警察官に拳銃を向けたとして、神奈川県警は15日、藤沢署地域課の男性巡査長(32)を銃刀法違反(加重所持)容疑で書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で依願退職した。
 監察官室によると、巡査長は1~5月に計3回、交番の奥の部屋で30代の男性巡査に銃口を向けた。うち2回は弾が入っており、巡査長は「先輩として指導する中、気合を入れようと思った。大変申し訳ないことをした」と話した。
【出典】「気合」と銃口向ける=巡査長を書類送検-神奈川県警 時事ドットコムニュース 2016/07/15-16:10


■7月15日 滋賀県警、男性巡査部長、女性の尻たたき減給処分

 滋賀県警の警察署に勤務する30歳代の男性巡査部長が、居酒屋で女性従業員の尻をたたいたとして、減給100分の10(1か月)の懲戒処分を受け、暴行容疑で書類送検されていたことがわかった。県警監察官室によると、巡査部長は4月1日夜、大津市内の居酒屋で、署員ら約20人が参加した懇親会で、20歳代の女性従業員の尻を数回たたいた疑い。容疑を認めているという。
【出典】滋賀県警、男性巡査部長、女性の尻たたき減給処分 読売新聞(YOMIURI ONLINE)2016/07/15


■7月15日 新潟県警巡査を書類送検、熊本地震救援の帰路で横転事故 石川県警

 石川県加賀市の北陸自動車道で4月、新潟県警機動隊の車両が横転し警察官2人がけがをした事故で、石川県警は15日までに自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、運転していた男性巡査(23)を書類送検した。
 新潟県警によると、機動隊は熊本地震の救援活動から戻る途中だった。熊本県南阿蘇村などで行方不明者の捜索や救出活動に当たっていた。
 送検容疑は4月20日午前10時10分ごろ、加賀市大聖寺三ツ町の北陸自動車道下り線で、運転していた機動隊のバスを横転させ、同乗の警部補(34)と巡査長(24)に頸椎(けいつい)捻挫などの軽傷を負わせたとしている。
 石川県警交通指導課によると、現場は片側2車線で緩やかな右カーブの下り坂。走行車線の大型トラックと接触しそうになり、避けようとバランスを崩して横転したとみられる。調べに「正面を見ていて、左前方を注意していなかった」と話しているという。
【出典】新潟県警巡査を書類送検、熊本地震救援の帰路で横転事故 石川県警 産経WEST 2016.7.15 10:56


■7月14日 福岡県警宗像署の男性巡査部長、うその報告

 福岡県宗像市で6月、パトカーと出合い頭に衝突した乗用車の男性(32)が軽傷を負った事故で、同県警は14日、パトカーはサイレンを鳴らしながら緊急走行していたとする当時の説明は誤りだったと訂正した。運転していた宗像署の男性巡査部長(38)がうそをついていた。
【出典】福岡県警宗像署の男性巡査部長、うその報告 福岡・パトカー衝突事故 - 西日本新聞 7月14日


■7月14日 あきれた警官たち「捜査煩わしく…」示し合わせて書類に虚偽記載容疑 宇治署員5人を書類送検

京都府警宇治署(写真)KishujiRapid
 あきれた警官たち…「捜査、煩わしい」と事件を放置。示し合わせて書類に虚偽記載した京都府警の宇治署
 酒気帯び運転事件に関する捜査書類に虚偽の記載をしたとして、京都府警は14日、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で、宇治署に所属していた男性警部補(45)や男性巡査部長(54)ら5人を書類送検した。うち男性巡査(28)は偽証容疑でも書類送検した。「捜査が煩わしかった」などとし、いずれも容疑を認めているという。府警は警部補らを停職1カ月の懲戒処分にするなどした。
 府警によると、宇治署は平成25年8月10日、「男が居酒屋から出て車に乗った」という110番を端緒に、京都府宇治市で軽乗用車を運転していた50代男性を飲酒検知し、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発した。
 しかしその後、捜査を指揮すべき警部補や巡査部長が、「裏付け捜査が煩わしい」などとして事件を放置。約3カ月後、2人で相談したうえで、検問で偶然摘発したとする虚偽の報告書を作成することに決め、現場で事件処理をした巡査ら3人は2人に従ったという。警部補は110番通報者の供述調書を紛失していた。
 書類送検容疑は25年10月~27年3月、共謀し、虚偽の捜査報告書を作成したなどとしている。巡査は、27年9月、公判で虚偽の陳述をした偽証の疑いも持たれている。
 府警は「警察業務の公正性を害する行為で、関係者や府民に心よりおわびする。今後、適正な捜査と厳正な業務管理を徹底し、信頼回復に努める」としている。
【出典】あきれた警官たち「捜査煩わしく…」示し合わせて書類に虚偽記載容疑 宇治署員5人を書類送検 産経WEST 2016.7.14 19:46


■7月14日 警察OBに情報漏えい容疑、巡査長書類送検 富山県警

 警察OBに事故車両の所有者の個人情報を漏らしたとして、富山県警は14日、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで、交通捜査を担当する富山中央署の巡査長を書類送検する方針を固めた。同日中に県公安委員会に諮り、懲戒処分にする。
 捜査関係者によると、2014年ごろ、富山県内でレッカー会社を経営する佐伯昌信被告(46)=詐欺罪で公判中=に、事故車両の所有者の住所などを数回漏らした疑いが持たれている。
 県警によると、佐伯被告も情報漏えいを唆したとして同法違反(唆し)の疑いで書類送検する。
 県警によると、巡査長は交通捜査に従事。佐伯被告も富山県警の交通部門に警部補として在籍していた。2人は同期採用で親しかったという。
【出典】警察OBに情報漏えい容疑、巡査長書類送検 富山県警 産経WEST 2016.7.14 11:20


■7月13日 奈良県警男性巡査部長、窃盗容疑で書類送検

 奈良県警は11日、奈良署内で同僚の財布から現金を盗んだとして、交番勤務の男性巡査部長(36)を窃盗容疑で書類送検。部下へのパワハラ行為などもあったとして、同日付で停職3か月の懲戒処分にした。巡査部長は依願退職した。
【出典】奈良県警男性巡査部長、窃盗容疑で書類送検 読売新聞(YOMIURI ONLINE)7月13日


■7月9日 警察官が54キロ速度違反「後続車にあおられて…」 三重県警が戒告処分

 乗用車を運転し54キロ速度超過したとして、三重県警が警察署に勤務する20代の男性巡査を戒告処分としていたことが8日、県警への情報公開請求で分かった。処分は6月17日付。
 県警監察課によると、巡査は休暇中の4月1日午後9時ごろ、三重県鈴鹿市内の国道23号で法定速度60キロを54キロオーバーの114キロで走行した。自動速度違反取締装置が反応したため、鈴鹿署に出頭した。男性巡査は内部調査に「後続車にあおられて速度を上げた」と説明したという。
 監察課は取材に「再発防止の徹底を図る」とした。県警は巡査が勤務する警察署を明らかにしていない。
【出典】警察官が54キロ速度違反「後続車にあおられて…」 三重県警が戒告処分 産経WEST 2016.7.9 08:45


■7月9日 12歳女児のスカートにカメラ入れ…警部補逮捕 徳島

 徳島県警は8日、ビジネスバッグに入れた「ウエアラブルカメラ」で小学生の女児(12)のスカートの中を盗撮しようとしたとして、県迷惑行為防止条例違反の疑いで、同県警の警部補(36)=同県阿波市=を逮捕した。
 逮捕容疑は8日午後5時10分ごろ、同県藍住町の量販店で、買い物中の女児のスカートの中にウエアラブルカメラを近づけて盗撮しようとした疑い。
 県警によると、警部補は容疑を認め、他にも同様の行為を数件したことをほのめかしている。
【出典】12歳女児のスカートにカメラ入れ…警部補逮捕 徳島 産経WEST 2016.7.9 08:27


■7月9日 「きさまはクズだ」拳銃自殺の警部補2人、同じ上司の名を書き残す 警視庁、6月に訓戒処分

 警視庁田園調布署で昨年10月と今年2月にそれぞれ拳銃自殺した2人の男性警部補が同じ上司の名前を書き残していたことが8日、警視庁への取材で分かった。調査した警視庁は「パワハラはなかった」と結論付けたが、管理職として普段の言動に問題があったとして6月に訓戒処分とし、上司は辞職した。 同署では昨年10月、地域課の警部補=当時(29)=が5階の男性用トイレの個室で拳銃自殺。今年2月にもトイレの同じ個室で地域課の別の警部補=当時(53)=が拳銃自殺した。昨年自殺した警部補は「申し訳ありません。自覚が足りませんでした」「これでしかおわびできません」とノートに記した上で、上司の名前を挙げて「きさまはクズだ」と書いていた。今年自殺した警部補も制服のポケットに残したメモに同じ上司と2人の部下の名前を書き残していた。警視庁は2人の自殺原因を調査した結果、業務上のミスなどはあったが、パワハラはなかったとした。原因については「調査を尽くしたが特定できなかった」という。
【出典】「きさまはクズだ」拳銃自殺の警部補2人、同じ上司の名を書き残す 警視庁、6月に訓戒処分 産経ニュース 2016.7.9 07:40


■7月9日 田園調布署連続自殺 警察官2人、同じ上司の名前を書き残す
FNN NEWS
 警視庁田園調布署で、相次いで拳銃自殺をした警察官2人が、同じ上司の名前を書き残していた。
田園調布署で、2015年10月と2016年2月、トイレで拳銃自殺をした地域課の男性警部補2人は、同じ男性上司の名前をノートやメモに書き残していた。
警視庁は、この上司を訓戒処分し、上司は6月、辞職した。
【出典】田園調布署連続自殺 警察官2人、同じ上司の名前を書き残す フジテレビ系(FNN) 7月9日(土)7時23分配信最終更新:7月9日(土)7時23分Fuji News Network


■7月9日 拳銃自殺の警部補2人 同じ上司の名書き残す…警視庁田園調布署

 警視庁田園調布署で昨年10月と今年2月に、それぞれ拳銃自殺した2人の男性警部補が同じ上司の名前を書き残していたことが8日、警視庁への取材で分かった。調査した警視庁は「パワハラはなかった」と結論付けたが、管理職として普段の言動に問題があったとして6月に訓戒処分とし、上司は辞職した。
 昨年自殺した警部補は「申し訳ありません。自覚が足りませんでした」「これでしかおわびできません」とノートに記した上で、上司の名前を挙げて「きさまはクズだ」と書いていた。
 今年自殺した警部補も制服のポケットに残したメモに同じ上司と2人の部下の名前を書き残していた。
【出典】拳銃自殺の警部補2人 同じ上司の名書き残す…警視庁田園調布署 スポニチ 2016年7月9日 05:30


■7月9日 飲酒運転の2警官懲戒免職 北海道警「言語道断の背信」 地検は起訴 証拠隠滅立件は見送り

飲酒運転撲滅を訴えるのぼりを掲げる帯広署=6月
 【帯広】帯広署員2人が飲酒運転の疑いで逮捕された事件で、釧路地検帯広支部は8日、道交法違反(酒気帯び運転、当て逃げなど)の罪で、帯広署巡査大高一勢(いっせい)容疑者(20)を、同法違反(酒気帯び運転、飲酒運転同乗)の罪で、同友田圭寿馬(かずま)容疑者(20)をそれぞれ起訴した。道警は同日、2人を懲戒免職とした。
 道警監察官室によると、2011~15年に飲酒運転で懲戒処分を受けた道警の警察官と職員8人のうち、懲戒免職は1人だけ。今回の処分について、監察官室は「当て逃げ事故を起こすなど悪質性が高く、社会的反響の大きさも考慮した」としている。大高被告は「大変なことをしてしまった」と話しているという。 起訴状によると、大高被告は6月19日午前4時20分ごろ、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、帯広市内で停車中の車に衝突して逃走。乗用車のナンバープレートが落下したため、大高被告は、同乗していた友田被告も酒を飲んでいると知りながらナンバー回収を依頼、2人はそれぞれ酒気を帯びた状態で自分の乗用車を運転し、ナンバーを捜しに行ったとしている。
 道警によると、2人は前日の18日午後10時ごろから、帯広市内の河原や十勝管内音更町内のカラオケ店で友人らと計5時間ほど飲酒。友田被告の車内からは回収したナンバープレートが見つかっており、帯広署は証拠隠滅容疑も視野に捜査したが、立件は見送った。
 道警監察官室の白井弘光室長は「道民に深くおわびする。言語道断の背信行為であり、組織を挙げて信頼回復に努める」とのコメントを出した。
【出典】飲酒運転の2警官懲戒免職 北海道警「言語道断の背信」 地検は起訴 北海道新聞 7月9日(土)7時10分配信


■7月9日 覚醒剤事件で尿の取り扱い「不適切」 警視庁、警部補を処分

 覚せい剤取締法違反事件で容疑者から採取した尿の取り扱いなどが不適切だったとして警視庁は8日、町田署組織犯罪対策課の警部補(43)を戒告処分とした。また採取をめぐって実際に関与していないにも関わらず調書を作成したとして、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで、巡査部長(34)を書類送検し、警務部長訓戒処分とした。
 警視庁によると、警部補は昨年3月、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕した男性(47)の尿が入った容器に容疑者の氏名を記載しなかったほか、容器を専用冷蔵庫内に20日間放置するなど適正な捜査を怠ったとしている。
 覚醒剤事件では警察が採取した尿の容器は通常、容疑者の署名と指印がされたシールを貼って保管されるが、男性の場合、シールは白紙だった。この事件をめぐっては東京地裁立川支部が今年3月、「警察が採取した尿を誤って廃棄し、これを取り繕うために尿をすり替えた疑いがある」として男性に無罪判決を言い渡した。
 警視庁はすり替えについて「同時期に他に冷蔵庫に入った尿はない。すり替えはない」としている。
【出典】覚醒剤事件で尿の取り扱い「不適切」 警視庁、警部補を処分 産経新聞 7月9日(土)0時13分配信


■7月9日 飲酒運転の帯広2警官懲戒免職 「言語道断の背信」 地検は起訴

 【帯広】帯広署員2人が飲酒運転の疑いで逮捕された事件で、釧路地検帯広支部は8日、道交法違反(酒気帯び運転、当て逃げなど)の罪で、帯広署巡査大高一勢(いっせい)容疑者(20)を、同法違反(酒気帯び運転、飲酒運転同乗)の罪で、同友田圭寿馬(かずま)容疑者(20)をそれぞれ起訴した。道警は同日、2人を懲戒免職とした。
 道警監察官室によると、2011~15年に飲酒運転で懲戒処分を受けた道警の警察官と職員8人のうち、懲戒免職は1人だけ。今回の処分について、監察官室は「当て逃げ事故を起こすなど悪質性が高く、社会的反響の大きさも考慮した」としている。大高被告は「大変なことをしてしまった」と話しているという。
 起訴状によると、大高被告は6月19日午前4時20分ごろ、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、帯広市内で停車中の車に衝突して逃走。乗用車のナンバープレートが落下したため、大高被告は、同乗していた友田被告も酒を飲んでいると知りながらナンバー回収を依頼、2人はそれぞれ酒気を帯びた状態で自分の乗用車を運転し、ナンバーを捜しに行ったとしている。
 道警によると、2人は前日の18日午後10時ごろから、帯広市内の河原や十勝管内音更町内のカラオケ店で友人らと計5時間ほど飲酒。友田被告の車内からは回収したナンバーが見つかっており、帯広署は証拠隠滅容疑も視野に捜査したが、立件は見送った。
【出典】飲酒運転の帯広2警官懲戒免職 「言語道断の背信」 地検は起訴 北海道新聞 07/09 07:00


■7月8日 <覚醒剤無罪判決> 「不適正な捜査手続き」警部補を戒告処分

 東京都町田市の男性が今年3月に無罪判決を受けた覚せい剤取締法違反事件を巡り、警視庁は8日、不適正な捜査手続きがあったとして、捜査の現場責任者だった町田署組織犯罪対策課の警部補(43)を戒告の懲戒処分にした。また、うその調書を作成したとして部下の巡査部長(34)を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検した。
 無罪判決は、尿の保管容器を封かんするシールに同庁のマニュアルで決められた容疑者の署名がなかったため、証拠捏造(ねつぞう)の可能性を指摘した。同庁が調査したところ、警部補がマニュアルを十分に理解せずに署名のないシールを貼っていたことが判明した。同庁は「捏造は確認されなかった」としている。【古関俊樹】
【出典】<覚醒剤無罪判決> 「不適正な捜査手続き」警部補を戒告処分 毎日新聞 7月8日(金)20時59分配信


■7月8日 証拠品保管などに問題 警視庁、町田署員2人を処分

 覚醒剤事件の捜査で証拠品の保管や調書の作成に問題があったとして、警視庁は8日、町田署組織犯罪対策課に所属する男性警部補(43)を戒告、男性巡査部長(34)を警務部長訓戒の処分とし、発表した。巡査部長については事実と異なる調書を作成したとして、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで書類送検した。
 この事件では、男性が覚醒剤取締法違反(使用)の罪に問われたが、東京地裁立川支部が今年3月、無罪判決を出した。
 人事1課によると、警部補は男性から強制採尿した昨年3月、尿の保管容器の封に、本来は必要な男性の署名を入れなかったほか、鑑定に出すのを忘れて20日間放置していたという。
 警部補は同年5月、部下の巡査部長に、この尿の差し押さえの経緯を記録する調書の作成を指示。巡査部長は採尿時に別部署にいたのに、採尿に立ち会わなければ作成できない調書を作成した疑いがある。
 この調書を逮捕状請求の資料の一部として、町田署は同年5月に男性を逮捕。しかし地裁支部は、容器の封に署名がないことなどから、覚醒剤の陽性反応が出た尿の鑑定書を証拠採用せず、男性を無罪とした。
 判決は、採取した尿について「すり替えられた疑いを否定できない」と指摘していたが、警視庁はこの日の発表で、「調査の結果、すり替えや取り違えはなかった」とした。
【出典】証拠品保管などに問題 警視庁、町田署員2人を処分 朝日新聞デジタル 7月8日(金)21時21分配信


■7月8日 警察官、54キロ速度違反で戒告 20代の男性巡査、三重

 乗用車を運転し54キロ速度超過したとして、三重県警が警察署に勤務する20代の男性巡査を戒告処分としていたことが8日、県警への情報公開請求で分かった。処分は6月17日付。
 県警監察課によると、巡査は休暇中の4月1日午後9時ごろ、三重県鈴鹿市内の国道23号で法定速度60キロを54キロオーバーの114キロで走行した。自動速度違反取締装置が反応したため、鈴鹿署に出頭した。男性巡査は内部調査に「後続車にあおられて速度を上げた」と説明したという。
 監察課は取材に「再発防止の徹底を図る」とした。県警は巡査が勤務する警察署を明らかにしていない。
【出典】警察官、54キロ速度違反で戒告 20代の男性巡査、三重 北海道新聞 07/08 20:15


■7月8日 逮捕書類に虚偽記載=警察官送検、上司も処分―覚せい剤無罪事件・警視庁

 覚せい剤取締法違反(使用)罪に問われた東京都町田市の男性(47)が無罪となったことを受け、警視庁は8日、逮捕に必要な書類に虚偽の日付を記載したなどとして、町田署組織犯罪対策課の巡査部長(34)を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検し、訓戒処分とした。
 また、捜査を主導した同課の警部補(43)を戒告の懲戒処分に、上司の課長ら2人を訓戒と注意の処分とした。
 男性は昨年3月、手続きを経て強制採尿され、同5月に逮捕された。しかし東京地裁立川支部は今年3月、尿が入った容器の封かんシールに男性の氏名がないことなどを問題視。判決で「極めてずさんな捜査」と指摘し、別人の尿とすり替えた可能性に言及した。 
【出典】逮捕書類に虚偽記載=警察官送検、上司も処分―覚せい剤無罪事件・警視庁 時事通信 7月8日(金)19時47分配信


■7月8日 署員の前で怒鳴りつけ…警察官2人自殺 上司を処分

ANN テレ朝 news
 同じ警察署で警察官2人が拳銃自殺した問題で、上司が処分されました。
 警視庁田園調布警察署で去年10月と今年2月、地域課の男性警部補2人が同じトイレで相次いで拳銃自殺しました。その後の警視庁への取材で、2人は自殺する前にそれぞれ、同じ上司の男性警部から署員の前で「お前、ちゃんと確認したのか」などと怒鳴りつけられていたことが分かりました。2人はそれぞれ、この男性警部を名指ししたメモを残していました。警視庁は男性警部の言動をパワハラだと判断していませんが、品性に欠けるとして先月、訓戒処分としました。男性警部は依願退職しています。
最終更新:7月8日(金)17時6分テレ朝 news
【出典】署員の前で怒鳴りつけ…警察官2人自殺 上司を処分 テレビ朝日系(ANN) 7月8日(金)17時6分配信


■7月8日 自殺2警官の上司を訓戒…「品性に欠ける言動」

 昨年10月と今年2月に相次いで拳銃自殺した警視庁田園調布署地域課の警察官2人の上司にあたる50歳代の元警部について、同庁が6月、「品性に欠ける言動があった」として訓戒処分にしていたことが、同庁幹部への取材でわかった。
 元警部は6月、辞職した。
 同署では昨年10月に29歳の警部補、今年2月に53歳の警部補がいずれも署内のトイレで拳銃自殺した。2人が書き残したノートなどに元警部の名前が書かれていたが、内部調査の結果、「パワハラはなかった」と結論付けていた。
【出典】自殺2警官の上司を訓戒…「品性に欠ける言動」 読売新聞 7月8日(金)13時3分配信


■7月8日 <2警官自殺> 上司を訓戒処分 書き置きに同じ名前 警視庁

 警視庁田園調布署で昨年10月と今年2月に地域課の警部補2人が相次いで拳銃で自殺した問題で、2人の書き置きに同じ上司の名前が書かれ、同庁がこの上司を6月に訓戒処分にしていたことが関係者への取材で分かった。パワハラはなかったが、品性に欠ける言動があったとした。上司は処分後に辞職したという。
 同庁によると、2人はともに署5階のトイレの個室で拳銃を使って自殺しているのを発見された。制服のポケットに入っていたメモなどに同じ上司の名前が書いてあった。
 同庁は上司や同僚から話を聴くなどして調査してきた。仕事上のトラブルについて上司が厳しく注意したことなどは確認できたが、パワハラはないと判断し、自殺の原因は不明という。
 10月に死亡した警部補の遺族は同庁から調査結果の説明を受け、東京都公安委員会に再調査を依頼したが、同様の結論だったという。
 同庁幹部は「職員が連続で自殺をした事実は重く受け止めている」と話している。【古関俊樹】
【出典】<2警官自殺> 上司を訓戒処分 書き置きに同じ名前 警視庁 毎日新聞 7月8日(金)11時36分配信


■7月8日 <公然わいせつ> 20代警官を書類送検 愛知県警

 愛知県警は8日、路上で下半身を露出したとして県警名東署の20代の男性巡査を、公然わいせつ容疑で書類送検した。容疑を認めているという。同日、県警は巡査を減給の懲戒処分にし、巡査は依願退職した。
 県警監察官室によると、巡査は今年6月中旬の日中、名古屋市内の路上で下半身を露出して見せたとされる。勤務中ではなかった。【山衛守剛】
【出典】<公然わいせつ> 20代警官を書類送検 愛知県警 毎日新聞 7月8日(金)11時34分配信


■7月8日 自殺2警官、上司批判のメモ 警視庁「パワハラない」

昨年10月に自殺した男性警部補が書き置きをしたノート。
端には血痕が残っていた。

 自殺2警官、上司批判のメモ 警視庁「パワハラない」
昨年10月に自殺した警部補が書き置きをしたノート。端には血痕が残っていた
 警視庁田園調布署(東京都大田区)で昨年10月と今年2月、地域課の警察官が署内で拳銃自殺をした問題で、2人の書き置きに同じ上司の名が記されていたことが捜査関係者への取材で分かった。同庁は調査の結果、いずれもパワハラはなかったと判断したが、管理職として問題があったとして上司を訓戒処分とした。上司は6月に辞職した。
【写真】昨年10月に自殺した男性警部補が書き置きをしたノート。端には血痕が残っていた
 同庁によると、昨年10月5日午後9時過ぎ、地域課の男性警部補(当時29)が署の5階トイレ個室で拳銃を使って自殺しているのが見つかった。持っていたノートには上司の名前と批判する文言が残されていた。だが、署は昨年末、遺族に対し「自殺の原因は不明で、30人ほどの署員に聞き取りをしたがパワハラはなかった」と説明した。
 約4カ月後の2月21日午後10時半ごろ、地域課の別の男性警部補(当時53)が同じトイレ個室で、拳銃を使って自殺しているのが見つかった。制服のポケットにメモがあり、1件目と同じ上司を含む男女3人の署員の名字が書かれていた。
 同庁は、両方のケースについて自殺の原因を調査。2人とも仕事上のミスやトラブルはあったが、この上司によるパワハラはなく、原因は不明と結論付けた。
【出典】自殺2警官、上司批判のメモ 警視庁「パワハラない」 朝日新聞デジタル 7月8日(金)5時0分配信


■7月8日 飲酒事故、当て逃げで起訴=警官2人を懲戒免職―北海道警

 北海道警帯広署の巡査2人が酒気帯び状態で乗用車を運転し、当て逃げ事故を起こした事件で、釧路地検は8日、道交法違反(当て逃げ、酒気帯び運転)などの罪で大高一勢容疑者(20)を、同法違反(酒気帯び運転)などの罪で友田圭寿馬容疑者(20)を起訴した。
 道警監察官室は同日付で2人を懲戒免職処分とした。監察官室によると、大高容疑者は「大変なことをしてしまった」と話しているという。
 起訴状によると、大高容疑者は6月19日午前4時20分ごろ、帯広市内で酒気帯び状態で車を運転し、対向車と衝突事故を起こして逃走するなどした疑い。友田容疑者は同4時半ごろ、同市内で酒気帯び運転した疑い。 
【出典】飲酒事故、当て逃げで起訴=警官2人を懲戒免職―北海道警 時事通信 7月8日(金)19時56分配信


■7月8日 警官、以前も飲酒運転か 容疑者供述、同乗も 帯広署事件

 【帯広】帯広署の男性署員2人が6月、道交法違反(酒気帯び運転など)容疑で逮捕された事件で、帯広署地域課巡査の大高一勢(いっせい)容疑者(20)が、過去にも飲酒後に運転したとの趣旨の供述をしていることが7日、捜査関係者への取材で分かった。共に逮捕された同署地域課巡査の友田圭寿馬(かずま)容疑者(20)も、その際に同乗していたという。同署は、飲酒運転を繰り返していた疑いもあるとみて調べている。
 釧路地検帯広支部は大高容疑者を道交法違反(酒気帯び運転、当て逃げ)などの罪で、友田容疑者を同法違反(酒気帯び運転)などの罪で8日にも起訴する。
【出典】警官、以前も飲酒運転か 容疑者供述、同乗も 帯広署事件 北海道新聞 07/08 06:50


■7月8日 巡査、日中の路上で下半身露出か 愛知県警が書類送検へ

 路上で下半身を露出したとして、愛知県警は8日にも、名東署の20代の男性巡査を公然わいせつの疑いで書類送検する方針を固めた。同日付で、懲戒処分を出す方針。調べに対し、容疑を認めているという。
 県警によると、巡査は6月中旬の日中、名古屋市内の路上で、下半身を見せた疑いがある。巡査は勤務中ではなかったという。
 県警の警察官を巡っては今年2月にも、20代の男性巡査が深夜に女性の住宅に侵入し、わいせつ行為をするなどした疑いで逮捕される事件が発生。この巡査は、懲戒免職処分を受けている。
【出典】巡査、日中の路上で下半身露出か 愛知県警が書類送検へ 朝日新聞デジタル 7月8日(金)1時32分配信


■7月7日 警官がひき逃げ、女性に重傷負わせる…書類送検

 マイカーを運転中、バイクに接触して大けがを負わせて逃げたとして、奈良県警は6日、県警警備1課の男性巡査部長(32)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)容疑で書類送検し、停職1か月の懲戒処分にした。
 発表では、巡査部長は4月26日、仕事先からマイカーで帰宅中、同県田原本町の町道で、女子大学生(18)が運転する2人乗りのミニバイクに接触、転倒させ、後ろに座っていた会社員女性(18)に尻の骨を折るなどの重傷を負わせて逃げた疑い。巡査部長は約8分後、現場に戻り、すでに到着していた警察官に事故の件を告げた。「頭が真っ白になり、逃げてしまった」と話しているという。
 太田哲示・首席監察官は「警察職員にあるまじき行為。被害者におわびし、今後一層、指導を徹底する」とのコメントを出した。
【出典】警官がひき逃げ、女性に重傷負わせる…書類送検 読売新聞 7月7日(木)12時46分配信


■7月6日 ひき逃げ容疑の警官、停職1カ月の懲戒処分に 奈良県警

 奈良県警警備部の男性巡査部長(32)が帰宅途中に人身事故を起こし、現場から立ち去ったとして、県警は6日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで巡査部長を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
 監察課によると、巡査部長は今年4月26日夕、勤務後に乗用車で帰宅途中、同県田原本町の町道で、大学生の女性(18)が運転する2人乗りの原付きバイクを追い越そうとして接触。バイクは転倒し、後ろに乗っていた会社員の女性(18)は座骨骨折など約3カ月の重傷を負ったが、巡査部長はそのまま立ち去った疑いがある。巡査部長は約8分後に現場に戻ったが、調べに対し、「頭が真っ白になって逃げてしまった」と供述しているという。
【出典】ひき逃げ容疑の警官、停職1カ月の懲戒処分に 奈良県警 朝日新聞デジタル 7月6日(水)18時55分配信


■7月6日 「頭が真っ白になって…」ひき逃げ容疑の巡査部長を書類送検 奈良県警

 2人乗りのミニバイクに車で接触し、転倒させながら逃走したとして、奈良県警は6日、道交法違反(ひき逃げ)などの容疑で、県警警備1課の男性巡査部長(32)を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。巡査部長は「頭が真っ白になり逃げてしまった」と容疑を認めているという。
 書類送検容疑は4月26日午後6時35分ごろ、奈良県田原本町の町道を車で帰宅中、2人乗りのミニバイクを追い越す際に接触、転倒させ、後部に座っていた同町の女性会社員(18)に座骨骨折など全治3カ月の重傷を負わせながら逃走したとしている。
 県警によると、巡査部長は追い越しざまに異音に気づき、転倒を認識したが逃走。約8分後に現場に戻り、駆けつけた天理署員に事故を申告していた。
 県警は逮捕しなかった理由を「いったん逃走したが自らの意思で証拠物とともに現場に戻っており、逃走と証拠隠滅の恐れがない」としている。
【出典】「頭が真っ白になって…」ひき逃げ容疑の巡査部長を書類送検 奈良県警 産経新聞 7月6日(水)18時9分配信


■7月5日 少女に”強制わいせつ未遂”巡査長逮捕

少女に”強制わいせつ未遂”巡査長逮捕
 福岡県警の巡査長が、今年4月、久留米市の路上で、歩いていた17歳の少女の服を無理やり脱がせようとしたとして逮捕されました。
逮捕されたのは、久留米警察署地域第1課に所属する巡査長・北嶋潤容疑者です。
 北嶋容疑者は、今年4月、久留米市の路上で、歩いていた17歳の少女に背後から近づき、無理やりズボンや上着を脱がそうとした疑いが持たれています。 久留米市内で先月、女性がスカートの中にスマートフォンを差し入れられる事件が発生し、目撃情報などから北嶋容疑者が浮上したため、警察が任意で事情を聞いたところ、4月の事件への関与を認めたということです。
 北嶋容疑者は、「他にも複数件やった」と供述しているということで、警察は、さらに余罪があるとみて調べています。
【出典】少女に”強制わいせつ未遂”巡査長逮捕 RKB News 7月5日(火) 12時55分


■7月4日 少女にわいせつ行為をしようとした疑い、巡査長逮捕

 路上で少女(17)にわいせつな行為をしようとしたとして、福岡県警は4日、久留米署地域1課の巡査長、北嶋潤容疑者(25)=久留米市旭町=を強制わいせつ未遂の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め「他にも複数の性犯罪をした」と供述しているという。
 監察官室によると、逮捕容疑は4月4日午後9時半ごろ、久留米市内の路上で、歩いていた少女に後ろから近づき、上着やズボンを脱がそうとしたというもの。少女が抵抗したため逃げたという。
 6月28日未明には市内の路上で、20代の女性のスカート内にスマートフォンが差し入れられる事件があり、逃げた車のナンバーから所有者の北嶋容疑者が浮上。6月28日のうちに県迷惑防止条例違反の疑いで事情を聴いたところ、未明の事件や4月の事件への関与を認めたという。いずれも当日は休みだった。
【出典】少女にわいせつ行為をしようとした疑い、巡査長逮捕 朝日新聞デジタル 2016年7月4日23時49分


■7月1日 沖縄県警警部補が飲酒運転容疑 書類送検し懲戒 駐車中の車にぶつける

 沖縄県警は1日、昨年9月に飲酒運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の容疑で県警本部監察課の男性警部補(52)を書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にした。警部補は同日、依願退職した。
 県警によると、警部補は同県南風原町の居酒屋で知人とビールをジョッキ8~10杯飲み、知人の家族が運転する車で那覇市の宿舎に帰宅。宿舎の駐車場にあった自分の車を別の場所に移そうとした際、駐車中の車にぶつかった。警部補の車は市道に出たが、すぐに戻った。
 近くにいた男性が110番。駆けつけた警察官が警部補の呼気を調べると、基準値の約5倍のアルコールが検出された。
 書類送検容疑は昨年9月20日午後11時20分ごろ、那覇市の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。
【出典】沖縄県警警部補が飲酒運転容疑 書類送検し懲戒 駐車中の車にぶつける 産経WEST 2016.7.1 18:10

■6月30日 高知県警が実弾入りの拳銃持ち帰りで巡査部長を処分


 高知県内の警察署の地域課に勤務する巡査部長が4月に拳銃を自宅に持ち帰っていたとして、本部長注意処分を受けていたことが30日までに分かった。処分は6月16日付。
 高知県警監察課によると、巡査部長は4月18日の勤務が終わった後、携帯していた拳銃を署内の格納庫に保管せず自宅に持ち帰った。拳銃には実弾5発が入っていたが、巡査部長以外の人物が触れるなどの状況は確認されていない。
 巡査部長は拳銃を入れるサック付きのベルトを身に着けたまま帰宅しており、手錠や警棒も持ち帰っていた。翌4月19日朝、署の当直員が格納庫を確認して発覚したという。
 巡査部長は「気付かずに持ち帰ってしまった」と話しているという。
【出典】高知県警が実弾入りの拳銃持ち帰りで巡査部長を処分 高知新聞 2016.06.30 14:30


■6月30日 女子高生17人盗撮 巡査長「拝命後は欲望を抑えていたが…」 千葉県警が減給処分

 女子高生のスカート内をスマートフォンで動画撮影したとして、千葉県警監察官室は29日、習志野署に県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで現行犯逮捕されていた、市川市大和田5、千葉中央署地域課、福田竹人巡査長(26)を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分としたと発表した。福田巡査長は「大学時代から盗撮に興味があった」などと供述、県警の調べでこれまでに17人の女子高生が被害に遭っていたことが判明した。福田巡査長は同日付で依願退職した。
 福田巡査長は今月6日午後4時35分ごろ、JR総武線津田沼駅北口デッキとつながる商業ビルの階段などで、いずれも船橋市内に住む高校3年生の17歳と18歳の女子生徒に後ろから近づき、スカート内をスマホで動画撮影した疑いで逮捕されていた。警戒中の鉄道警察隊員が、犯行を目撃し取り押さえていた。
 監察官室によると、逮捕される約30分前の同日午後4時10分ごろにも、新鎌ケ谷駅ホーム上で女子高生(17)の背後からスカート内を隠し撮りしていた。福田巡査長の供述やスマホの解析を進めた結果、5月2日と11日にも盗撮をしていたことが判明。計17人の女子高生がスカート内を動画撮影される被害に遭っていたという。
 福田巡査長は「警察官拝命後は欲望を抑えていたが、仕事や人間関係、家庭でストレスがたまり、どうにでもなれという思いで盗撮に走った」などと供述しているという。
 県警は23日、福田巡査長の同容疑の捜査を終結し、千葉地検に書類送検した。
 古川等・首席監察官は「治安を守るべき警察官がこのような事案を起こし、被害者、県民に心からおわびする。職員に対する職務倫理の徹底を図るとともに、県民の信頼回復に努める」とコメントした。
【出典】女子高生17人盗撮 巡査長「拝命後は欲望を抑えていたが…」 千葉県警が減給処分 千葉日報オンライン 6月30日(木)11時8分配信


■6月30日 女子高生盗撮で逮捕 巡査長を減給処分 千葉

 県警監察官室は29日、女子高生2人のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、県迷惑防止条例違反容疑で今月現行犯逮捕された千葉中央署地域課の福田竹人巡査長(26)=市川市大和田=を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分とした。福田容疑者は同日付で依願退職した。
 同課によると、福田容疑者は「仕事の不満や人間関係、家庭のストレスがたまり、どうにでもなれと思った。大学生の頃から盗撮に興味があったが、警察官になるために欲望を抑えていた」などと話している。
 スマホには他にも女子高生15人のスカート内の盗撮動画が残っていたという。
【出典】女子高生盗撮で逮捕 巡査長を減給処分 千葉 産経新聞 6月30日(木)7時55分配信


■6月29日 「女性と交際したかった」警察管理データ悪用 1年以上女性につきまとった長崎県警巡査を処分

 長崎県警は28日、県警がデータ管理する自動車所有者情報から不正に知人女性の住所を割り出し、1年以上つきまとったとして、県警本部に勤務する20代の男性巡査を所属長訓戒の処分にしたと明らかにした。処分は3日付。
 県警監察課によると、巡査は県警情報管理課に電話し、捜査目的と偽って女性の情報を入手。2014年12月から今年3月まで、女性の車に自分の連絡先を記した紙を残すなどの行為を繰り返した。女性が県警に相談、発覚した。県警の事情聴取に対し、巡査は事実を認め「女性と交際したかった」と話したという。
 監察課は「ストーカー規制法に触れる可能性もあったが、女性が軽い処分を望んだため立件しなかった」と説明している。
【出典】「女性と交際したかった」警察管理データ悪用 1年以上女性につきまとった長崎県警巡査を処分 西日本新聞 6月29日(水)11時50分配信


■6月29日 元道警巡査長に有罪判決 虚偽点数切符作成の罪

 交通違反をでっち上げて点数切符を作成したとして、虚偽有印公文書作成・同行使などの罪に問われた札幌市北区、元北海道警巡査長斉藤正樹被告(29)=懲戒免職=に、函館地裁は29日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
 判決理由で橋本健裁判長は「犯行が発覚しないよう違反歴がある人や高齢者を違反者に選ぶなど巧妙、悪質で、点数切符の社会的信用を害した。職務の実績を上げるためという身勝手な動機に酌量の余地はない」と述べた。一方、犯行を認めて反省し、懲戒免職で社会的制裁を受けたことを執行猶予の理由に挙げた。
【出典】元道警巡査長に有罪判決 虚偽点数切符作成の罪 京都新聞 【 2016年06月29日 16時35分 】


■6月27日 東京高裁裁判官 ツイッターに半裸写真掲載

 実名の個人ツイッターに半裸写真などを掲載し、裁判官の品位を傷付けたとして、東京高裁民事部の岡口基一裁判官(50)が戸倉三郎・同高裁長官から口頭で厳重注意を受けていたことが分かった。
 問題となったのは2014年4月?今年3月に個人ツイッターに投稿された3件。「俺が実験台になって縛ってもらいました」として上半身裸の写真を掲載したり、「エロエロツイートとか頑張るね」「自分の裸写真とか、どんどんアップしますね」と投稿したりした。今月21日のツイートで注意を受けたと明かし、「国民の皆様に深くおわび申し上げる。このようなつぶやきは二度としない」と謝罪した。
 東京高裁の渡部勇次事務局長は「現職裁判官が裁判官の品位と裁判所に対する国民の信頼を傷つける行為をしたことは誠に遺憾だ」とコメントした。
 岡口裁判官は水戸地裁、大阪高裁などを経て昨年4月から現職。「要件事実マニュアル」などの法律家向けの著書がある。【伊藤直孝】
【出典】東京高裁裁判官 ツイッターに半裸写真掲載 毎日新聞2016年6月27日 19時30分(最終更新 6月27日 20時58分)


■6月27日 「府警OB」肩書き前面に、脅し文句で交渉も… 診療報酬不正受給疑い

診療報酬事件の舞台となった疑いがある歯科医院=27日、
大阪市浪速区(宮沢宗士郎撮影)

 大阪府警で暴力団捜査などを担当し、経営コンサルタントに転じた今野作治容疑者は、「府警OB」との経歴を前面に押し出し、顧問先企業のトラブル処理などを請け負っていたとされる。
 現職時代の今野容疑者について、元府警幹部は「民間業者との不適切な関係など、疑惑や噂がつきまとっていた人物だった」と明かす。府警や登記簿などによると、今野容疑者は知り合いの業者から飲食接待を受けるなどして減給処分となり、平成14年7月に依願退職。23年4月に大阪市内でコンサルティング会社を設立し、不動産売買の仲介などを手がけていた。
 金銭トラブルの処理問題で今野容疑者と付き合いのあった男性は、「『府警OB』であることを口にし、脅しとも受け取れる言葉でトラブル交渉に臨んでいた。(今野容疑者の)意向に従わなければ、府警からにらまれてしまうのではないかと不安を抱くこともあった」と振り返った。
 「退職後にOBの肩書を悪用して不正に手を染めるなど言語道断。府警の信用を落とすことにもつながりかねず、徹底した捜査を望みたい」。府警元幹部はそう話し、語気を強めた。
【出典】「府警OB」肩書き前面に、脅し文句で交渉も… 診療報酬不正受給疑い 産経WEST 2016.6.27 12:03


■6月25日 飲酒運転問題、問われる意識改革 知事・道警本部長・教育長が陳謝


 道警の警察官や道職員らが道交法違反(酒気帯び運転)容疑で相次いで逮捕、摘発された問題で、高橋はるみ知事、北村博文道警本部長、柴田達夫教育長は24日、定例道議会一般質問の答弁で陳謝をした。知事らは、飲酒運転の根絶に向けて、再発防止策に力を入れる考えを示した。ただ、道職員や警察官らの意識改革を実現できるかは不透明だ。
 高橋知事は「誠に遺憾で申し訳ない。心からおわびする」と頭を下げた。北村本部長は「警察に対する信頼を著しく損ねたことは痛恨の極み。深くおわびする」と陳謝をした。柴田教育長は「保護者や地域の信頼を損なうもので、大変申し訳ない」と述べた。
 高橋知事は、条例で「飲酒運転根絶の日」に定めた7月13日までに、職員の意識改革を徹底する取り組みを含む再発防止策を策定すると表明。北村本部長は「車両を持つ若手警察官には法令の順守や安全運転に関する指導、訓練を行う」と述べた。柴田教育長も「抑止の観点から処分のあり方を検討する」と答弁した。
 帯広署員2人が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で19日に逮捕された。釧路総合振興局に勤務する主査(係長)級職員は10日に同容疑で道警に摘発された。江別市立小学校の教諭は6日に同容疑で道警から事情聴取を受けた。
【出典】飲酒運転問題、問われる意識改革 知事・道警本部長・教育長が陳謝 北海道新聞 06/25 07:10


■6月25日 男性にセクハラで警視停職6カ月=酒飲みキス、体触る-鹿児島県警

 酒を飲んで男性にセクハラやわいせつ行為をしたとして、鹿児島県警は24日、前指宿署長の男性警視(52)=警務部警務課付=を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。警視は「不適切な行為をして申し訳ない。弁解の余地ない」と話しており、同日付で依願退職した。
 県警監察課によると、警視は昨年7月中旬、勤務時間外に飲酒した際、一緒にいた男性に無理やりキスし、体を触った。県警は被害男性の職業などについて、「被害者の特定につながる」として、明らかにしていない。
 県警の有馬晋作・首席監察官の話 誠に遺憾。一層の綱紀粛正を図り、再発防止に努める。
【出典】男性にセクハラで警視停職6カ月=酒飲みキス、体触る-鹿児島県警 時事ドットコムニュース (2016/06/25-01:26)


■6月24日 道警でまた不祥事 元最高幹部「『事件でっち上げ』体質変わっていない」

[写真]北海道警察本部(Wikimedia Commonsより)

 覚せい剤や拳銃に絡む北海道警察の違法捜査を題材にした映画「日本で一番悪い奴ら」の公開(6月25日)が迫る中、道警として最悪のタイミングで薬物捜査に関連した現職警察官の不祥事が発覚した。覚せい剤密売の仲介者と共謀して虚偽の調書をねつ造したとして、道警本部に勤務する警部補が22日に逮捕されたのだ。元道警釧路方面本部長の原田宏二氏は「実績を挙げるためには事件をでっちあげてでも――という体質は何も変わっていない」と指弾した。(フリー記者・本間誠也)

逮捕の警部補「過去にも証拠偽造」
 証拠隠滅(証拠偽造、偽造証拠使用)と地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕されたのは、道警本部薬物銃器対策課警部補の早坂洋平容疑者(38)。 報道などによると、早坂容疑者は昨年4月、自らのS(スパイ)である覚せい剤の密売仲介人の男と共謀し、別の50代の男が「覚せい剤を所持しているのを目撃した」という虚偽の供述調書を作成したほか、50代男に対する捜査情報をSの密売仲介人に漏らした疑い。捜査情報を漏らすことでSを守ろうとしたとされる。
この虚偽の供述調書によって50代男は家宅捜索を受けた際、覚せい剤所持容疑で現行犯逮捕されている。早坂容疑者は「過去にも密売仲介人の男と証拠を偽造したことがある」と余罪についても供述しているという。

全国で虚偽供述書「公文書への甘い認識」
「警察官の供述調書に対するコンプライアンスの欠如が浮き彫りになった事件」――。
 原田氏は今回の事件をそう批判した上で、「信じられないでしょうが、Sと協力し合えば事件なんてでっちあげられるんです。多少の違法行為に及んでも実績を挙げれば認められる、許されるという誤った考えがまだまだ組織内に巣くっているのでしょう」と嘆いた。
 早坂容疑者が約10年にわたって薬物捜査を手掛けてきたことにも着目し、「とりわけ仕事が覚せい剤の摘発に特化される対策課の捜査員になれば、他の事件を挙げても評価はされません。Sと共謀し調書をねつ造してでも薬物で実績をつくらねば、との思いが強まっていったのでは」と推測する。

「今回の事件は早坂容疑者の逮捕で終わらない」と原田氏は話す。
「早坂容疑者のSの虚偽の供述調書をもとに過去に逮捕された人たちは、違法手続きで収集された証拠で逮捕されたのだから、証拠能力なしとみなされて全員無罪になる可能性もある」と指摘した。
 供述調書の偽造に絡んで、道警では昨年10月にも銃器捜査の関連で札幌市内署の警部補が懲戒処分を受けた。こうした公文書偽造(虚偽供述書)などで懲戒処分を受けた警察官は全国でも相次いでいる。
 原田氏は「氷山の一角」としながらも、警察庁の公表データでは昨年までの過去3年間で計104人に上る。「背景にあるのは公文書に対してのずさんとも言える極めて甘い認識です」と強調した。
【出典】道警でまた不祥事 元最高幹部「『事件でっち上げ』体質変わっていない」 THE PAGE 6月24日(金)19時10分配信


■6月24日 知人男性にわいせつ行為の男性警視停職 鹿児島県警

 鹿児島県警は24日、酒を飲んで、知人の男性にわいせつな行為をしたとして、男性警視(52)を停職6カ月の懲戒処分にした。警視は同日付で依願退職した。
 監察課によると、警視は昨年7月中旬、酒を飲んで、知人にキスをしたり、体に触ったりした。
【出典】知人男性にわいせつ行為の男性警視停職 鹿児島県警 産経WEST 2016.6.24 23:17


■6月24日 わいせつ行為の警視停職 署長在任中に男性にキス

 鹿児島県警は24日、警察署長在任中、酒を飲んで知人の男性にわいせつな行為をしたとして、男性警視(52)を停職6カ月の懲戒処分とした。警視は「間違いない」と認め、同日付で依願退職した。
 監察課によると、警視は昨年7月中旬、勤務時間外に十数人で飲酒した後で男性と2人になり、キスをしたり、体を触ったりした。
 監察課は被害者に告訴の意思がないとして立件しない方針で、警察庁が定める懲戒処分の指針と階級を考慮して処分したと説明している。
 今年5月、監察課に情報が寄せられ、調査。警視は今月22日付で署長から本部の警務課付に異動となっていた。
 有馬晋作首席監察官は「幹部職員による行為で遺憾。再発防止に努める」とのコメントを出した。
【出典】わいせつ行為の警視停職 署長在任中に男性にキス スポニチ [ 2016年6月24日 21:27 ]


■6月24日 地検庁舎女子トイレを盗撮か 事務官の男を略式起訴

 地検庁舎の女子トイレに小型カメラを設置したとして、神奈川県警は24日、県迷惑行為防止条例違反の疑いで、横浜地検の男性検察事務官(23)を書類送検し、横浜区検は同罪で略式起訴した。男性は同日付で停職3カ月の懲戒処分を受け、辞職したという。
 起訴状によると、男性は5月23日、横浜市中区の横浜地検庁舎の女子トイレの便器内に、盗撮目的で動画撮影状態にした小型カメラを設置した、とされる。横浜簡裁は6月24日、罰金30万円の略式命令を出し、男性は即日で納付した。
 地検によると、男性は刑事部の捜査担当だった。事件当日の朝にカメラを設置し、約30分後に清掃員が発見。地検から通報を受けた県警が捜査したところ、翌24日に自ら上司に名乗り出た。カメラには女性が写った動画が残っていた。
 横浜地検の林秀行次席検事は「極めて遺憾で、国民の皆さまに深くおわび申し上げます」とコメントした。
【出典】地検庁舎女子トイレを盗撮か 事務官の男を略式起訴 カナロコ by 神奈川新聞 6月24日(金)16時1分配信


■6月24日 元警官から「これを公開して大丈夫なのか?」の声…
映画『日本で一番悪い奴ら』が描く警察の違法捜査の実態


 北海道警察では、捜査情報の漏えいに関する不祥事が相次いでいる。22日には、証拠偽造や地方公務員法(守秘義務)違反容疑などで道警の早坂洋平容疑者が逮捕された。過去にも、覚醒剤密売の仲介者の男と協力して証拠を偽造し捜査情報を漏らしたとして、薬物銃器対策課の警部補が逮捕された事件がある。
 この「日本警察史上、最大の不祥事」を描いた映画『日本で一番悪い奴ら』が、綾野剛主演、『凶悪』の白石和彌監督タッグで6月25日に全国公開される。そして、試写会に来場したその筋の元警官からは映画のリアルすぎる内容に、公開を心配する声が寄せられている。

 本作は、“日本警察史上、最大の不祥事”といわれる驚愕の事件「稲葉事件」を題材に、一人の刑事の歪んだ正義が暴走するエンターテインメント映画。原作のノンフィクション作品が映画化されることになり、一番ざわついているのは不祥事を丹念に描かれた「警察」であることは間違いない。
 しかし、白石和彌監督は「警察組織を糾弾するつもりで作ったわけではない。この作品で描かれる出来事は、警察だけでなくどの組織にも起こりうる普遍的なもので、それが映画化へ舵を切った理由のひとつ」と語る。
 いったい本作で描かれる不祥事の内容とは、どれだけリアルなものなのだろうか? SPA!では、かつて大阪府警巡査部長を務めた経験のある元警官に、独占取材することができた。
 まず、物語の舞台となった「稲葉事件」は2002年7月、北海道で現職警察官が逮捕された事件だ。階級は警部で、逮捕容疑は覚醒剤使用というもの。その後、覚醒剤密売とヤクザとの癒着、そして拳銃の不法所持まで発覚した「警察」による事件であり、これこそ“日本警察史上、最大の不祥事”といわれる所以である。
 本作はフィクションと謳っていながらも、なぜ「黒い警部」が醜い欲望に溺れたのか、そのスキャンダラスな事件の真相と核心、道警の闇を暴く「ノンフィクション」として成立していると話題になっている。その実態はいかほどか?
 元大阪府警巡査部長を務め、銃器対策課で潜入捜査を担当した高橋功一氏は「見事に裏切られました。よくここまで映像化できたものだと感心します。当時の警察内部を知る生き証人として言えるのは、これは北海道警だけの特異な事例ではなく、全国の県警本部で繰り広げられていた実話であること」と語る。
 綾野剛演じる北海道警察の新米刑事は署内の敏腕刑事から、刑事として認められる唯一の方法として「点数」を稼ぐことを教えられる。あらゆる罪状が点数別に分類され、熾烈な点数稼ぎに勝利した者だけが組織に生き残る世界だ。 続けて、高橋氏は「北海道警が異常な捜査をしていたのではなく、これは僕が所属した大阪府警も同じでした。玄人から見ると、描写がリアル過ぎる。この映画を観て、ずっと喉の奥に刺さったままの小骨がとれたような思いがしました。にわかには信じがたいことかも知れませんが、私たち現場の捜査員は、潜入捜査は違法捜査であり、絵空事だと、上層部の構想を相手にしていなかったんです。
 しかし、銃刀法を改正することで、警察官による密売人からの拳銃の買い取りを合法化する法案が、国会で通過しました。銃器対策課の専従捜査員は、密売人から拳銃を買い取り捜査せよという指示命令が出され、現場担当はこれを真面目にやっていた。このことが明るみに出てくると、現場担当の個人責任として担当のみを切り離し、警察組織を守るための『組織防衛』として、幕引きを計りました。どの県警本部でも同じことが行われていました」と当時の状況を伝える。
 「点数稼ぎ」のためには裏社会に飛び込み、捜査に協力するスパイ=S(エス)を仲間にし、有利な情報を手に入れる――。こうして、その教えに従った刑事と、彼のもとに集まった3人のSたちとの狂喜と波乱に満ちた生活が幕を開ける。自身は「正義の味方であり、悪を絶つ」との信念を持ちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、北海道警察の刑事はありとあらゆる悪事に手を汚していく。

 そして、高橋氏は「まさか、あの当時の銃器捜査の実態が実写映像化されるなんて思わなかった。冒頭に流れた『これはフィクションです』のテロップを信じてしまったが、これは見事なまでにノンフィクション。ラストの綾野剛の危機に迫る好演には息を呑むが、はたしてこれを公開して大丈夫なのか」と舌を巻きつつも、封切りを心配する。
 元警官への取材を進めるに従って、リアル過ぎる描写は確かなものだとわかる。「何故、警察史上最悪の不祥事が発生したのかが如実に描かれている。組織が腐敗しない体質となるには何が必要で何が不要かを訴えており、組織人必見の作品である」と組織論で語るのは、元千葉県警の刑事課長・田野重徳だ。 そして、“ミスターぶっちゃけ”としてテレビ番組でも活躍する元兵庫県警の刑事・飛松五男氏も「拳銃摘発が社会正義の実現と命を懸ける諸星刑事の手段を選ばずの想像を絶するおとり捜査。それを、見事に演じきった綾野剛! リアリティのあるエンターテイメント映画であり、警察捜査のバイブルとなる作品」と太鼓判を押す。また、ジャーナリストで銃器評論家の津田哲也氏は「警察組織の“悪”をこれほど鋭く抉った映画は過去にない。日本中が“正義”と欺かれていた『平成の刀狩り』の“巨悪”を取材した私は、ラストシーンのカタルシスに震えた」と話す。
 綾野剛と白石和彌監督タッグは金字塔を打ち建てるのか、心待ちにしたい。

『日本で一番悪い奴ら』2016年6月25日[土]全国ロードショー/配給:日活
c2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会 <取材・文/北村篤裕>
【出典】元警官から「これを公開して大丈夫なのか?」の声…映画『日本で一番悪い奴ら』が描く警察の違法捜査の実態 (日刊SPA!)週刊SPA! 6月24日(金)9時10分配信


■6月24日 外れたナンバー回収 帯広署員当て逃げ 酒気帯び容疑の同乗者

 【帯広】帯広署の男性署員2人が19日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された事件で、大高一勢(いっせい)容疑者(20)が当て逃げ事故を起こして落下させたナンバープレートを、同乗していた友田圭寿馬(かずま)容疑者(20)が直後に自分の車で現場に戻り、回収したとみられることが23日、捜査関係者への取材で分かった。道警は証拠隠滅容疑での立件も視野に捜査している。
 道警は22日、友田容疑者を立ち会わせ、逮捕時に運転していた車を捜索。後部座席から大高容疑者の車から外れたナンバープレート付きのバンパーが見つかり、証拠品として押収した。
 道警によると、大高容疑者が運転し、友田容疑者が同乗した乗用車は19日午前4時20分ごろ、帯広市内の国道交差点で、信号待ちの車に衝突し逃走。両容疑者はいったん道警の寮に帰宅した後、それぞれ自分の車を運転し、事故で落下したナンバープレートを捜していた。
【出典】外れたナンバー回収 帯広署員当て逃げ 酒気帯び容疑の同乗者 北海道新聞 06/24 07:00


■6月24日 道警の違法捜査 悪弊が続いていたとは

 道警薬物銃器対策課の警部補が、証拠隠滅などの容疑で逮捕された。薬物捜査に関連して供述調書を偽造したうえ、内部情報を捜査協力者に漏らしていたという。
 捜査は法と適正な証拠に基づかねばならない。その大原則にもとる行為だ。到底認められない。
 道警はこれまでも、違法・不適切な捜査を繰り返してきた。不祥事が発覚するたびに再発防止を約束したが、悪弊がなお続いていたことになる。
 こんなことでは、道民の理解や協力は得られまい。今度こそ組織全体の意識改革、捜査手法の見直しに全力を挙げねばならない。
 道警監察官室によると、警部補は捜査協力者だった覚醒剤密売の仲介者と共謀し、覚醒剤を注文した50代の男について「(その人物が)覚醒剤を持っているのを見た」とする虚偽の調書を作成した。
 さらに、50代の男に対する家宅捜索などの捜査情報を仲介者に漏らした疑いが持たれている。
 50代の男は、実際に仲介者の「客」だったとされる。そうだとしても、調書の偽造は事件をでっち上げ、冤罪(えんざい)を生むことにもつながっていく。
 たとえ市民生活を脅かす銃器や薬物などの事件を立件するためだったにせよ、許されない。
 取り調べの録音・録画(可視化)を一部事件で義務付ける改正刑事訴訟法が成立している。今回のような事件を抑止するには、容疑者だけでなく、参考人聴取なども可視化の対象に含めるべきだ。
 逮捕された警部補は、長く薬物捜査に携わってきたという。銃器や薬物事件などを担当する捜査員は、その世界に通じる人脈をどれだけ持つかが、「能力」を測る目安にもされるようだ。
 「蛇の道は蛇」で、犯罪のことを一番知っているのが内部や周辺の人物であるのは確かだろう。だが、過度に捜査協力者と関われば癒着を生み、捜査をゆがめる。
 ミイラ取りがミイラになりかねない危うさがある。
 道警では近年、札幌の捜査員が暴力団構成員に強制捜査の予定などを漏らしたり、組織犯罪対策担当の捜査員が虚偽の供述調書を作成しようとした不祥事などが、たびたび起きている。
 背景として、事件の解決数を重視する件数主義、成果主義の根強さも指摘される。
 犯罪の摘発は無論大事だが、捜査には踏み越えてはならない一線がある。
 それを忘れてはならない。
【出典】道警の違法捜査 悪弊が続いていたとは 北海道新聞 06/24 08:50


■6月23日 覚醒剤密売把握も記載せず 容疑の道警警部補、協力者隠す意図か

 覚醒剤密売の仲介者の男と共謀し、この仲介者の虚偽の供述調書を捏造(ねつぞう)したとして、証拠隠滅(証拠偽造、偽造証拠使用)などの容疑で逮捕された道警薬物銃器対策課警部補の早坂洋平容疑者(38)が、仲介者について、密売に関わっていることを把握しながら調書に記載していなかったことが23日、道警への取材で分かった。道警は同容疑者が、捜査協力者である仲介者に捜査の手が及ばないよう意図的に省いたとみて、癒着の経緯など詳しく調べている。
 道警監察官室によると、早坂容疑者は2015年4月、覚醒剤密売の仲介者の男と共謀し、50代の男について「(その人物が)覚醒剤を持っているのを見た」とする虚偽の調書を作成し、証拠を偽造した疑い。また、50代の男に対する家宅捜索などの捜査情報を仲介者に漏えいした疑いが持たれている。
 早坂容疑者は、仲介者の男がこの50代の男から覚醒剤の発注を受け、売買を仲介したことを認識していたが、同容疑者が作成した調書にはその事実が記載されていなかったという。
 道警は23日、証拠隠滅(証拠偽造、偽造証拠使用)と、地方公務員法(守秘義務)違反の容疑で、早坂容疑者を送検した。
【出典】覚醒剤密売把握も記載せず 容疑の道警警部補、協力者隠す意図か 北海道新聞 06/23 16:00、06/24 07:15 更新


■6月23日 LINEで情報漏えい 逮捕の道警警部補 密売人、捜査把握か

 覚醒剤密売の仲介者の男と共謀し、虚偽の供述調書を捏造(ねつぞう)したとして、22日に証拠隠滅(証拠偽造、偽造証拠使用)と地方公務員法(守秘義務)違反の容疑で逮捕された道警薬物銃器対策課警部補の早坂洋平容疑者(38)=札幌市西区発寒6の9=が、無料通信アプリ「LINE」を通じて捜査情報をこの仲介者に漏えいしていたことが、道警への取材で分かった。道警は仲介者が情報を利用して捜査の動きを把握していたとみて調べている。
LINEで捜索の日など伝える
 道警監察官室によると、早坂容疑者は昨年4月9日、仲介者と共謀し、ある50代男について「(その人物が)覚醒剤を持っているのを見た」とする虚偽の調書を捏造したとされる。
 道警はこの虚偽調書を基に、50代男宅を家宅捜索。覚醒剤0・046グラムを発見し、男を覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕していた。監察官室は「虚偽の調書がなければ、今回、家宅捜索や逮捕はできていなかった可能性がある」としている。
 50代男宅への家宅捜索は昨年5月に計2回行われた。早坂容疑者は2回とも、前日に仲介者の男にLINEで捜索の日などを伝えていたという。仲介者は50代男と覚醒剤取引をしており、こうした情報を得ることで、自分に捜査の手が及んでいないことを確認していたとみられる。
 早坂容疑者は「このようなことが過去に何回かあった」と供述しており、道警は同容疑者が過去にも証拠を偽造した疑いがあるとみて、捜査を進めている。
【出典】LINEで情報漏えい 逮捕の道警警部補 密売人、捜査把握か 北海道新聞 6月23日(木)7時0分配信


■6月23日 <道警調書捏造> 実績求め、密売人と癒着か

 道警の一線の警察官による不祥事がまた発覚した。道警が22日、証拠隠滅と地方公務員法(守秘義務)違反の容疑で逮捕した、道警薬物銃器対策課警部補の早坂洋平容疑者(38)は薬物捜査の経験が長く、道警内部では以前から「覚醒剤密売の仲介者と不適切な関係にあるのでは」などの指摘があったという。道警は同容疑者が仲介者と癒着し、摘発実績を上げようとしたとみて全容解明を進めている。
 「長く薬物捜査をやっていると、(結果だけ求めようと)勘違いするやつも出てくる」。発覚直後、道警幹部はつぶやいた。
 道警監察官室によると、早坂容疑者は約10年前から薬物捜査に携わり、2014年4月から同課で勤務していた。覚醒剤密売の仲介者の男は、同容疑者に密売情報などを提供する「捜査協力者」だったとみられ、道警は同容疑者が捜査情報を漏らすことで、仲介者を守ろうとしたとみている。
 薬物や銃器、暴力団犯罪などの捜査担当者は、事情に詳しい外部の捜査協力者をつくり情報収集に当たることが多い。ある捜査員は「協力者なくして捜査は成り立たない」と明かす。一方で「ミイラ取りがミイラになる」(捜査関係者)危険性もある。
 道警幹部は「特定の犯罪関係者と仲良くなれば、事件を捏造できないことはない。犯罪者に弱みを握られているくせに、自分の実績と錯覚してしまう。そういう警察官も中にはいる」と認めた上で、「徹底的に捜査して結果を出してこそ、本当の実績だ」と強調する。
【出典】<道警調書捏造> 実績求め、密売人と癒着か 北海道新聞 06/23 06:45


■6月23日 勾留男性に向精神薬=譲渡容疑、警官3人書類送検-兵庫県警

 兵庫県警明石署に勾留されていた30代の男性に、医師の処方箋なしで向精神薬を渡したとして、県警は23日、同署留置管理課の36歳と32歳の巡査長、28歳の巡査の男性3人を麻薬取締法違反(譲渡)容疑で書類送検した。県警は同日付で3人を本部長訓戒とし、上司ら6人を警務部長訓戒などの処分にした。
 県警監察官室によると、男性は留置場で大声を出すなどしていたといい、巡査長らは「おとなしくしてほしかった」と容疑を認めている。
 送検容疑は1月9~22日、処方箋のない向精神薬の睡眠導入剤「ロヒプノール」13錠を男性に渡した疑い。
【出典】勾留男性に向精神薬=譲渡容疑、警官3人書類送検-兵庫県警 時事ドットコムニュース (2016/06/23-17:28)


■6月23日 睡眠導入剤 未処方で勾留中容疑者に飲ませる 兵庫

 処方されていない睡眠導入剤を勾留中の容疑者に飲ませたとして、兵庫県警は23日、明石署留置管理課(当時)の男性巡査長2人(いずれも30代)と男性巡査(28)を麻薬取締法違反(譲り渡し)の疑いで神戸地検に書類送検した。捜査関係者が明らかにした。向精神薬の保管がずさんだったとして、県警は上司を含む10人を訓戒などの処分にする方針。
 捜査関係者によると、3人は今年1月9?22日、署内の留置場で、処方されていない睡眠導入剤計13錠を勾留中の男性(30代)に飲ませたとされる。男性が処方されていた薬を飲むのを嫌がったため、他の容疑者が残して余っていた薬で、男性が過去に処方されたものと同じ種類を飲ませていた。健康に問題はなかったという。
 県警は余分な薬品は廃棄するよう内規で定めているが、3人は過去にも余った薬を保管し、足りない場合に使っていたとみられる。
 いずれも容疑を認め、「前に飲んでいた薬なので問題ないと思った。容疑者をおとなしくさせたかった」などと話しているという。【茶谷亮】
【出典】睡眠導入剤 未処方で勾留中容疑者に飲ませる 兵庫 毎日新聞2016年6月23日 17時11分(最終更新 6月23日 17時11分)


■6月23日 滋賀県警巡査部長後輩にパワハラ

 滋賀県警は、50代の男性巡査部長が後輩の男性職員にパワーハラスメントを繰り返したとして減給処分としました。
 パワハラのきっかけは、職場の掃除やゴミ出しへの不満でした。
【出典】巡査部長がパワハラ 職場の掃除やゴミ出しへの不満 |MBS 関西のニュース 6月23日


■6月23日 留置人に向精神薬渡す「おとなしくしてほしかった」巡査長ら3人を書類送検 兵庫県警

 留置されていた30代男性に向精神薬を渡したとして、兵庫県警は23日、麻薬取締法違反(譲渡)容疑で、県警明石署留置管理課に勤務していた男性巡査長(36)ら3人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。県警は同日付で同僚6人を含む計9人を本部長訓戒などの処分にした。巡査長らは「男性におとなしくしてもらいたかった」と話しているという。
 ほかに書類送検されたのは男性巡査長(32)と男性巡査(28)。書類送検容疑は今年1月9~22日、医師から処方されていない向精神薬「ロヒプノール」13錠を男性に渡したとしている。
 県警によると、男性が医師に処方された精神安定剤を拒み、向精神薬を繰り返し求めたため、過去に他の留置人が処方された錠剤を渡したという。
【出典】留置人に向精神薬渡す「おとなしくしてほしかった」巡査長ら3人を書類送検 兵庫県警 産経WEST 2016.6.23 13:50


■6月23日 頭殴り「ボケ」と叱責 滋賀県警、パワハラで50代巡査部長処分

 滋賀県警監察官室は23日、職場の後輩に対し人格を否定する言葉で叱責したり叩いたりするなどのパワーハラスメントを繰り返したとして、県警本部所属の50代の男性巡査部長を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分、監督責任として当時の所属長を口頭注意したと発表した。県警はプライバシーを理由に巡査部長の所属を公表していない。
 同室によると、巡査部長は2月下旬ごろ~3月下旬に、同じ職場の一般職の30代男性の頭を拳で叩いたり、「なんでそんなことも分からんのやボケ」などと言いながら叱責を繰り返していたという。被害者が所属長に申告し発覚した。
 伊藤豊晴首席監察官は「誠に遺憾。引き続き職員に対する指導に取り組み、再発防止に努めたい」とのコメントを出した。
【出典】頭殴り「ボケ」と叱責 滋賀県警、パワハラで50代巡査部長処分 京都新聞 【 2016年06月23日 23時26分 】


■6月23日 「親に怒られたことないんか?」「ボケ」 パワハラで巡査部長減給 滋賀県警

 滋賀県警は23日、同僚にパワハラをしたとして、県警本部に勤務する50代の男性巡査部長を、減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
 県警監察官室によると、巡査部長は2~3月、職場で清掃などの雑用中、30代の一般職員の男性に対し、「親に怒られたことないんやろ」「そんなことも分からんのか、ボケ」と叱責を繰り返し、頭を小突くなどした。
 一般職員の男性が上司に相談し発覚した。巡査部長は「自分の指導が間違っていた」と反省しているという。
【出典】「親に怒られたことないんか?」「ボケ」 パワハラで巡査部長減給 滋賀県警 産経WEST 2016.6.23 21:20


■6月22日 帯広署に抗議電話相次ぐ 2署員酒気帯び容疑、2日間で100件

 【帯広】帯広署の男性署員2人が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕、送検された事件を受け、同署に苦情や抗議などの電話が相次いでいる。電話は20日までに約100件に上り、全国に報道されたこともあって道外からのものもある。
 同署には地域課巡査の大高一勢(いっせい)容疑者(20)と友田圭寿馬(かずま)容疑者(20)が逮捕された19日から電話が鳴り続き、19日に約60件、20日は約40件あった。21日も続いている。
 同署幹部によると、電話の内容は「何をやっているんだ」「教育はどうなっているんだ」など。ただ、わずかだが激励もあるという。署員の1人は「対応に追われて必要な電話が受けられない」と嘆く。
 一方、同署の対外的な説明には疑問も残る。北海道新聞などが加盟する帯広司法記者クラブは、長野利和署長に事件に関する記者会見の開催を申し入れたが、同署は21日、「今回の事案についての報道対応は道警本部監察官室が一元的に行っており、関係する方面本部、警察署では対応致しません」として拒否した。
 同署と飲酒運転撲滅などに取り組んできた帯広地方交通安全協会にも、経緯説明などはないという。(池田大地)
【出典】帯広署に抗議電話相次ぐ 2署員酒気帯び容疑、2日間で100件 北海道新聞 06/22 07:00、06/22 11:39 更新


■6月22日 証拠捏造に情報漏洩容疑 北海道警の警部補を逮捕 覚醒剤密売人と共謀

物銃器対策課の警部補が逮捕された道警本部

虚偽調書を基に家宅捜索
 薬物捜査に関連し虚偽の供述調書を捏造したとして、道警は22日、証拠隠滅(証拠偽造、偽造証拠使用)と地方公務員法(守秘義務)違反の容疑で、道警薬物銃器対策課警部補の早坂洋平容疑者(38)=札幌市西区発寒6の9=を逮捕した。道警はこの虚偽調書を基に、50代男宅を家宅捜索し、男を覚せい剤取締法違反容疑で逮捕していた。
過去にもあった
 早坂容疑者は「このようなことが過去に何回かあった」と供述しており、道警は同容疑者が過去にも証拠を偽造した疑いがあるとみて、捜査を進めている。
 逮捕容疑は、2015年4月9日、覚醒剤密売の仲介者の男と共謀し、50代男について「(その人物が)覚醒剤を持っているのを見た」とする虚偽の調書を作成し、証拠を偽造した疑い。また、50代男に対する家宅捜索などの捜査情報を仲介者の男に漏えいした疑い。
 道警監察官室によると、道警が虚偽調書を基に50代男宅を家宅捜索したところ、覚醒剤0・046グラムを発見し、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕した。50代男の取り調べを進める過程で、捜査の端緒となった仲介者の調書が虚偽だと発覚した。
昨年10月には銃器捜査でも
 監察官室は「虚偽の調書がなければ、家宅捜索や逮捕はできなかった可能性がある」としている。
 早坂容疑者は01年採用。14年4月から同課に勤務し、薬物捜査に携わっていた。同容疑者は「家族や同僚に迷惑をかけた」などと供述しているという。
 道警の白井弘光監察官室長は「道民に深くおわびする。厳正に対処するとともに、原因、業務内容の検証を行い、再発防止に努める」とコメントした。
 道警では、昨年10月にも、札幌白石署の50代の男性警部補=辞職=が銃器捜査に関連し供述調書を捏造しようとしたとして、停職3カ月の懲戒処分を受けている。
【出典】証拠捏造に情報漏洩容疑 北海道警の警部補を逮捕 覚醒剤密売人と共謀 北海道新聞 6月22日(水)11時37分配信


■6月22日 調書捏造容疑で警部補逮捕=覚せい剤捜査、情報漏えいも-北海道警

 北海道警本部の警察官が薬物捜査に関連して供述調書を捏造(ねつぞう)し、捜査情報を漏らしたとして、道警監察官室は22日、証拠隠滅と地方公務員法(守秘義務)違反の容疑で、薬物銃器対策課の警部補早坂洋平容疑者(38)=札幌市西区発寒=を逮捕したと発表した。容疑を認め、「家族や同僚に迷惑をかけ申し訳ない」などと供述しているという。
 逮捕容疑は2015年4月9日ごろ、覚せい剤密売を仲介していた男と共謀し、供述調書を捏造した上、仲介者に捜査情報を漏えいした疑い。
 監察官室によると、早坂容疑者は、仲介者が第三者を介して覚せい剤を譲り渡した50代の男について、仲介者から情報提供を受けた。その際、「(男が)覚せい剤を所持しているのを見た」とする仲介者の虚偽の調書を作成した。 この調書を基に道警が男の自宅などを捜索したところ覚せい剤を発見し、男を逮捕した。早坂容疑者は、捜索の着手日や逮捕後の男の供述などの捜査情報を、仲介者に漏らしていたという。
 早坂容疑者は仲介者について、「捜査協力者だった」と説明。道警は「2人の間に金品の授受は確認されていない」と説明している。
 白井弘光・道警監察官室長の話 深くおわび申し上げる。厳正に対処し、再発防止に努める。
【出典】調書捏造容疑で警部補逮捕=覚せい剤捜査、情報漏えいも-北海道警 時事ドットコムニュース (2016/06/22-18:38)


■6月21日 <帯広2警官逮捕> 揺らぐ信頼「あきれた」 憤慨の市民


 飲酒運転根絶を訴えるはずの帯広署の警察官2人が、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕、送検され、市民からは厳しい声が噴出した。署員が酒気帯び運転容疑で摘発されるのは3年連続で、当て逃げや証拠隠滅の疑いもある。「あきれた」「何回もやっていたのでは」。警察への信頼が大きく揺らいでいる。
 「びっくりした。取り締まる側が飲酒して、当て逃げとは…」。帯広市交通安全推進委員連絡協議会の塚田茂男会長は、驚きを隠さない。道条例で「飲酒運転根絶の日」と定める7月13日には総決起大会を予定しており、「関係団体に参加を呼び掛けたばかりだったのに」と戸惑う。
 道警によると、地域課巡査の大高一勢(いっせい)(20)、友田圭寿馬(かずま)(20)の両容疑者は18日午後10時ごろから、市内の河原と音更町内のカラオケ店で計5時間ほど飲酒。大高容疑者が運転し、友田容疑者が同乗した乗用車は19日午前4時20分ごろ、市内の国道交差点で停車中の車に衝突、逃走した。両容疑者はその後、それぞれ乗用車を運転していたところを署員に発見された。
 同署では酒気帯び運転容疑で2014年に警部補(当時)が逮捕、15年にも巡査長(同)が書類送検されている。市内の無職竹田正男さん(78)は「見本になる警察官がこれでは市民に示しがつかない」。会社員坂下直也さん(29)も「なんでこんな人が警察官になるのか。自覚が足りない」と憤る。
 同署が管轄する音更町内でも、5月下旬に飲酒運転による死亡ひき逃げ事故が起きたばかりだ。帯広市内の会社員岩田卓也さん(34)は「飲酒後の運転がどれだけ危険か、誰よりも分かっている立場のはず」。習字教室主宰の中村竹男さん(82)は「帯広にとって恥ずかしいこと。自家用車で宴席に行くのがそもそも常識外れだ」と突き放す。
 主婦小池しがさん(74)は若い警官の逮捕に「衝突したのに立ち去っており、悪質。一生を台無しにしてしまい、家族や兄弟にも相当の迷惑がかかるだろう」と表情を曇らせた。
 市は3月にまとめた第10次交通安全計画で、市民の「飲酒運転根絶に向けた規範意識の確立」を掲げている。市安心安全推進課は「7月13日の総決起大会に向けて準備をしていたさなかでの事件。あってはならないことで、大変遺憾だ」と話した。(稲塚寛子、米田真梨子)
【出典】<帯広2警官逮捕> 揺らぐ信頼「あきれた」 憤慨の市民 北海道新聞 06/21 06:00


■6月21日 逮捕の帯広2巡査、パンクの車で逃走 証拠隠滅急ぐ?

当て逃げ事故直後、防犯カメラに映った前部が破損した乗用車。
大高容疑者が運転していたとみられる。

 当て逃げ事故直後、防犯カメラに映った前部が破損した乗用車。大高容疑者が運転していたとみられる
 【帯広】帯広署の男性署員2人が19日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された事件で、帯広署地域課巡査大高一勢(いっせい)容疑者(20)の乗用車が、当て逃げ事故を起こした直後、衝撃でタイヤがパンクした状態で、ナンバープレート回収のために事故現場に向かっていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。同容疑者の車は逮捕直前、右側のホイールが地面にすれて火花を上げていたといい、道警は証拠隠滅を急いでいたとみて調べている。
 道警によると、大高容疑者が運転し、同署地域課巡査友田圭寿馬(かずま)容疑者(20)が同乗した乗用車は19日午前4時20分ごろ、帯広市内の国道交差点で、信号待ちの車に衝突し逃走。両容疑者はいったん道警の寮に帰宅した後、それぞれ自分の乗用車を運転し、事故で落下したナンバープレートを捜していたところを帯広署員に発見された。
 現場近くにある複数の防犯カメラには、当て逃げ事故の約1分後に道警の寮方向に走り去り、その数分後に再び現場に戻る大高容疑者の車が映っていた。捜査関係者によると、両容疑者は当て逃げ事故について「飲酒運転がばれると思って逃げた」などと供述。ナンバープレートを車で回収しに行ったことについても「事故を隠そうと思った」と説明しているという。
 道警などによると、両容疑者は18日午後10時ごろから、帯広市内の河原で、大高容疑者の高校時代の友人ら男女7人とバーベキューをした際に缶ビールや缶酎ハイを飲んだ。十勝管内音更町内のカラオケ店でもカクテルなどを飲み、19日午前4時ごろまで計5時間ほど飲酒したという。
【出典】逮捕の帯広2巡査、パンクの車で逃走 証拠隠滅急ぐ? 北海道新聞 06/21 07:00、06/21 11:45 更新


■6月20日 <帯広2警官逮捕> 車で酒席へ「確信犯」 飲酒、河原で2時間/カラオケ3時間

大高一勢容疑者(20)と友田圭寿馬容疑者(20)の足取り

 道内で飲酒運転撲滅が叫ばれる中、取り締まる側の警察官2人が19日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された。飲酒運転だけでなく、当て逃げや発覚を免れようとする行為もあり、道警幹部は「極めて悪質」と頭を抱える。重大事故後、飲酒運転者の通報制度や一斉検問など摘発を強化してきた道警。だが、身内の違反は止まらず、発覚のたびに繰り返して来た「綱紀粛正」や「再発防止」の言葉がむなしく響く。
 道警監察官室などによると、大高一勢(いっせい)容疑者(20)は乗用車に友田圭寿馬(かずま)容疑者(20)を乗せ、河原に出かけバーベキューをしながら約2時間にわたり缶ビールなどを飲んだ。道警幹部は「飲酒することが分かっているのに車で行くこと自体、飲酒運転の確信犯だ」。
 その後、車で約7キロ離れたカラオケ店に移動。店によると10人程度のグループで、店員は「踊るなどノリノリだった」と話す。2人は店で3時間ほど飲酒した後、再び大高容疑者の車で約2・6キロ離れた寮に帰宅する途中で事故を起こした。
 寮に着いた後、事故の衝撃でナンバープレートがバンパーごと外れていることに気付き、「それぞれ自分の車で捜しに出た」という。別の幹部は「(ナンバーを回収し)証拠隠滅を図ろうとしたとみられても仕方がない」と漏らす。 飲酒運転撲滅のため、道警は昨年8月、常習者らの情報提供を電子メールで受け付ける通報制度を開始。今年5月からは、休日も含め24時間体制に強化していた。
 一方、身内への指導が行き届いていたとは言い難い。道警は各部署への通達などで再発防止の徹底を指示してきたが、監察官室によると、2011~15年に飲酒運転で懲戒処分を受けた警察官や道警職員は計8人に上る。
 監察官室の白井弘光室長は19日、「警察職員による酒気帯び運転という重大な事案を発生させたことについて深くおわび申し上げます。(中略)再発防止に努めて参ります」とのコメントを出した。文面は、昨年11月に酒気帯び運転容疑で砂川署の巡査部長を書類送検した際に発表したものと、ほぼ同じだった。
【出典】<帯広2警官逮捕> 車で酒席へ「確信犯」 飲酒、河原で2時間/カラオケ3時間 北海道新聞 06/20 07:00、06/20 08:44 更新


■6月20日 酒気帯び運転容疑で巡査逮捕…道警幹部が議会で陳謝

 北海道警帯広署の巡査2人が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕、送検され、道警の半田新一朗総務部長は20日、道議会総務委員会で「飲酒運転の根絶に向け道民一丸となって取り組んでいる中、重大な事案を発生させたことを深くおわび申し上げる」と陳謝した。
 半田総務部長は「捜査結果を踏まえ、厳正に対処する。再発防止に全力で取り組み、信頼回復に努める」と述べた。
 また、19日未明に衝突事故を起こしたとされる巡査が事故前、飲酒しているためタクシーで帰るよう友人から言われ「分かった」と答えながら、車を運転していたとみられることも、道警への取材で分かった。
 北海道砂川市では昨年6月、軽ワゴン車が飲酒運転とされる乗用車に衝突され、一家5人が死傷する事故が発生。道警が飲酒運転の取り締まりを強化する一方、昨年11月にも砂川署の巡査部長が酒気帯び運転で摘発されていた。
【出典】酒気帯び運転容疑で巡査逮捕…道警幹部が議会で陳謝 サンケイスポーツ 2016.6.20 18:48


■6月16日 免許更新時の診断書を放置 京都・東山署警部補、訓戒

 運転免許証更新などの際に提出された医師の診断書を放置したとして、京都府警監察官室が、東山署交通課の50代の男性警部補を所属長訓戒の処分としていたことが16日、府警への取材で分かった。処分は5月26日付。
 府警によると、警部補は木津署勤務だった2015年4月から16年3月、特定の病気がある患者11人から受け取った診断書を運転免許試験課に届けず、必要な手続きを怠った。警部補は「報告書の作成が面倒だった」などと話したという。
 14年の道交法改正で、車の免許を取得、更新する際、運転に支障を及ぼす可能性がある病状の申告がドライバーに義務付けられた。
 府警監察官室は「指導を徹底し、再発防止に努める」としている。
【出典】免許更新時の診断書を放置 京都・東山署警部補、訓戒 京都新聞 6月16日(木)12時43分配信


■6月16日 「書類の作成面倒だった」京都府警の男性警部補 免許更新で提出された診断書を放置


 京都府警木津署交通課に所属していた50代の男性警部補が、運転免許の更新手続きなどの際に提出された医師の診断書を放置していたことが16日分かった。府警は不適切な対応として5月26日付で警部補を所属長訓戒の処分とした。警部補は「書類の作成が面倒だった」と話しているという。
 道交法は、運転に支障を来す恐れがある病状の申告を義務付けている。警察は診断書や症状の記録を保管することになっている。
 府警によると、警部補は平成27年4月~今年3月、発作などの持病があるドライバー11人が免許更新などの際に提出した診断書を担当部署に渡さず、自分の机に放置した。聴き取った病状を書類に記入しないなど必要な手続きも怠った。
 府警監察官室は「指導を徹底して再発防止に努めたい」としている。
【出典】「書類の作成面倒だった」京都府警の男性警部補 免許更新で提出された診断書を放置 産経新聞 6月16日(木)11時51分配信


■6月16日 <運転免許> 病歴処理怠った警部補処分 京都府警

 発作症状がある人が運転免許更新などの際に提出した医師の診断書を適切に処理せず放置したとして、京都府警東山署交通課の50代の男性警部補が所属長訓戒処分を受けていたことが、府警への取材でわかった。処分は5月26日付。
 府警監察官室によると、警部補は府警木津署交通課で勤務していた昨年4月~今年3月、発作症状などを伴う持病がある11人から医師の診断書を受け取ったのに、担当者に渡さずにそのまま放置し、症状を聞き取った相談記録も作成していなかったという。調べに対し、「書類作成が面倒だった」などと話しているという。
 2014年6月に施行された改正道路交通法では、安全な運転に支障を及ぼす恐れがある病気について、免許更新などの際に診断書の提出を義務付けている。監察官室は「指導を徹底し、再発防止に努める」としている。【鈴木理之】
【出典】<運転免許> 病歴処理怠った警部補処分 京都府警 毎日新聞 6月16日(木)11時38分配信


■6月15日 巡査長がひき逃げ…休日、署の行事に向かう途中


 三重県警亀山署地域課の40歳代の男性巡査長が、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで先月25日に書類送検されていたことが、県警への取材でわかった。
 県警は同日付で本部長訓戒処分としたが、「過去の発表基準に照らした」として事実を公表していなかった。巡査長は同日、依願退職した。
 県警監察課によると、巡査長は5月2日午後4時半頃、津市大里窪田町の県道で自家用車を運転中、信号待ちをしていた女性会社員の軽乗用車に追突し、そのまま走り去った。女性はむちうちの軽傷という。巡査長は休日だったが、署の行事に参加するため自宅から向かう途中だった。女性が110番して発覚し、「事故を申告すれば、叱責を受けると思った」とひき逃げの事実を認めているという。
 県警監察課の山路清美次長は「県民を守るべき立場の警察官としてあるまじき行為で深くおわび申し上げる」としている。
2016年06月15日 13時13分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
【出典】巡査長がひき逃げ…休日、署の行事に向かう途中 読売新聞 2016年06月15日 13時13分


■6月15日 速度超過容疑で巡査逮捕、京都

 京都府警田辺署は15日、道交法違反(速度超過)の疑いで、宇治署警務課の巡査(21)を現行犯逮捕した。速度違反の取り締まりを振り切り、約200メートル逃走し、信号待ちをしていた車に衝突した。けが人はいないという。
 逮捕容疑は15日午前8時ごろ、京都府京田辺市興戸宮ノ前の府道で制限速度を15キロ超える65キロで自家用車を運転した疑い。
 府警によると、巡査は研修中の警察学校に向かう途中だったという。
【出典】速度超過容疑で巡査逮捕、京都 ロイター 2016年 06月 15日 00:38 JST


■6月11日 岐阜県警警部、捜査費横領疑い 交際女性と飲食か

-岐阜県警察 
 岐阜県警捜査二課で勤務していた40代の男性警部が、公費である捜査費を私的な飲食などに流用していた疑いのあることが、県警関係者への取材で分かった。県警は業務上横領の疑いがあるとみて、使った金額や時期を調べており、処分も検討する。警部は5月に警務部付に異動している。
 関係者によると、捜査費は、捜査協力者と面会した際の飲食代や手土産代、謝礼などに充てる目的で支給されるが、使い道はある程度捜査員に任されている。使った後は領収書とともに内容を上司に報告しなければならない。警部は、交際女性との飲食などの費用を、捜査協力者との間で使ったように装って報告していたとみられる。
 警部は、中部管区警察学校や機動捜査隊などを経て2014年3月に捜査二課に配属され、公務員の贈収賄事件などを調べる特捜班長として勤務していた。監察課の斧田利明次席は、取材に対し「調査中のことはコメントできない」と話した。
【出典】岐阜県警警部、捜査費横領疑い 交際女性と飲食か 中日新聞 2016年6月11日 09時00分


■6月11日 宮城県警、酒酔い運転の警部補を免職

 宮城県警は10日、酒酔い運転の罪で起訴された県警大河原署刑事課係長の警部補、桂島秀男被告(54)=白石市柳川原=を懲戒免職とした。
 県警などによると、桂島被告は5月11日午後11時15分ごろ、白石市福岡深谷の東北自動車道白石インターチェンジ(IC)下り線の接続道路で、酒に酔った状態で軽乗用車を運転したとされる。縁石に接触する自損事故を起こし、現行犯逮捕された。
 桂島被告は同月11日の日勤終了後、宮城県大河原町内の飲食店で同僚と飲酒し、少なくともビールをジョッキで7~8杯飲んだ。「当時のことは断片的にしか覚えていない。心から反省している」と話しているという。
 県警の遠藤浩幸首席監察官は「県民の信頼を著しく失墜させ、誠に遺憾。職員の指導を徹底する」と述べた。
 県警では昨年6月にも機動警ら隊の巡査長が酒気帯び運転と当て逃げの罪で罰金刑を受け、懲戒免職となっている。
【出典】宮城県警、酒酔い運転の警部補を免職 河北新報 6月11日(土)11時22分配信


■6月10日 違反もみ消しの疑い 取締りの警察官から事情聴く

 6月10日、長野県警察本部の上田警察署に所属する複数の警察官が、交通違反の取締り中に、別の警察官のスピード違反をもみ消した疑い
長野県警察本部の上田警察署に所属する複数の警察官が、交通違反の取締り中に、別の警察官のスピード違反をもみ消した疑いがあることが分かり、警察本部は取締りに関わった10数人の警察官から事情を聴いて、いきさつを調べています。
【出典】違反もみ消しの疑い 取締りの警察官から事情聴く NHKニュース 6月10日


■6月10日 洋服採寸中、女性店員の胸触る 巡査部長に罰金40万円 佐賀簡裁

長崎県警察音楽隊 長崎県警マスコット・キャッチ君
(出典)高倉桃次郎が行く!! オリジナル

 佐賀区検は10日、衣料品店で女性店員の胸を触ったとして、県迷惑防止条例違反の罪で、長崎県警の男性巡査部長(50)を略式起訴した。佐賀簡裁は同日、罰金40万円の略式命令を出した。
 区検によると、巡査部長は3月9日、佐賀県内の二つの衣料品店で、採寸を受けている際に女性店員の胸を触ったとしている。
【出典】洋服採寸中、女性店員の胸触る 巡査部長に罰金40万円 佐賀簡裁 産経ニュース 2016.6.10 21:11


■6月10日 機動隊の部下を平手打ち、正座…警部と警部補を処分

 徳島県警機動隊の40代男性警部と30代男性警部補が3~4月、部下を殴るなどしていたことが10日、県警監察課への取材で分かった。県警は5月、警部を本部長注意、警部補を所属長注意とし、警察署勤務に異動させた。
 監察課によると、警部は3月、部隊活動の準備不足を理由に、部下の男性隊員の顔を平手打ちした。このほか熊本地震の被災地支援に出動した際などに別の男性隊員を罵倒したり、正座させたりした。警部補は4月、部隊活動中に隊列が乱れたことに立腹し、男性隊員を蹴ったり殴ったりした。
 いずれも被害届は出ておらず事件化はしないが、監察課は「あってはならない行為。職務管理を徹底・指導し再発防止に努める」とのコメントを出した。【出典】機動隊の部下を平手打ち、正座…警部と警部補を処分 産経WEST 2016.6.10 14:36


■6月9日 異動で出た古米などのごみ不法投棄、巡査に罰金

 島根県警江津署地域課の男性巡査(23)が引っ越しで出たごみを段ボール箱に入れて不法投棄した事件で、廃棄物処理法違反に問われた巡査に対し、浜田簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。
 命令は2日付。
 巡査が罰金を納付したかどうかについて、県警広報県民課の伊藤益彦広報官と江津署の広江信男次長は、ともに「把握していないので何ともいえない」と話した。
 巡査は3月26日頃、浜田市生湯うぶゆ町の生湯海水浴場付近に、浜田署からの異動に伴う引っ越しで出た古米などのごみ約48キロを段ボール箱4個に入れて不法投棄した。地元住民が発見して同署に通報し、内容物から巡査が特定された。
 同署は4月28日、巡査を同法違反容疑で浜田区検に書類送検し、県警は同日、巡査を懲戒処分より軽い所属長訓戒の処分にした。浜田区検は5月30日、同法違反で浜田簡裁に略式起訴した。
 県警は事件や処分を公表しなかった。米村猛本部長が今月2日の県議会本会議で質問され、初めて事件の存在を認めたが、県民への謝罪はなかった。
2016年06月09日 17時41分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
【出典】異動で出た古米などのごみ不法投棄、巡査に罰金 読売新聞 2016年06月09日 17時41分


■6月8日 家宅捜索先から女性のわいせつ写真盗む…兵庫県警、灘署警部補を懲戒免職 神戸地検は窃盗罪などで起訴


 兵庫県警灘署組織犯罪対策課の警部補が家宅捜索で訪れた住宅に侵入し、女性のわいせつ写真1枚を盗んだとされる事件で、県警は8日、窃盗容疑で逮捕した福井孝弘容疑者(55)=同県猪名川町=を懲戒免職処分。神戸地検が同日、住居侵入と窃盗の罪で福井容疑者を起訴した。
 県警によると、福井被告は調べに対し、ほかにも住宅からわいせつ写真4、5枚とわいせつ動画が記録されるなどしたCD-Rを4枚盗み、神戸市内のパチンコ店のごみ箱に捨てたと供述。この写真とCDーRはすでに処分されていて発見できなかったが、県警は防犯カメラ映像の捜査などから窃盗容疑などで送致。これについては、起訴は見送られた。
 起訴状などによると、福井被告は5月14日午後8時10分ごろ、同日午後に捜索に訪れていた市内の男性(52)宅に無施錠の玄関から侵入。2階居間にあった男性所有のポラロイド写真1枚を盗んだとしている。
【出典】家宅捜索先から女性のわいせつ写真盗む…兵庫県警、灘署警部補を懲戒免職 神戸地検は窃盗罪などで起訴 産経新聞 6月8日(水)21時21分配信


■6月8日 スカート内盗撮の疑い、大阪府警の30代巡査部長を書類送検…本人は依願退職

 大阪府警は8日、女性のスカート内を盗撮したとして、府迷惑防止条例違反容疑で、高槻署刑事課に所属する30代の男性巡査部長を書類送検し、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。巡査部長は同日、依願退職した。
 送検容疑は5月6日夜、同府高槻市内の書店で立ち読みしていた20代の女性のスカート内にスマートフォンを差し入れて隠し撮りしたとしている。巡査部長は容疑を認めている。
【出典】スカート内盗撮の疑い、大阪府警の30代巡査部長を書類送検…本人は依願退職 産経新聞 6月8日(水)21時20分配信


■6月8日 捜索先から女性写真盗む 警部補を懲戒免職 兵庫

 兵庫県警は8日、覚せい剤事件の関係先として家宅捜索した民家から女性が写った写真を盗んだとして、窃盗容疑で逮捕した灘署組織犯罪対策課の警部補、福井孝弘容疑者(55)=兵庫県猪名川町白金=を懲戒免職処分にした。
 県警によると、福井容疑者は5月14日夜、昼間に捜索した神戸市灘区の男性宅に無施錠の玄関から入り、写真6枚程度と、女性の動画が入ったCD型の記録媒体などを盗んだ疑いがある。調べに対し「捜索時に見つけた女性の写真に興味があり、勤務終了後に戻って盗んだ」と供述したという。
 同容疑者は写真1枚を残して廃棄しており、神戸地検は8日、この1枚について窃盗罪で起訴した。
【出典】捜索先から女性写真盗む 警部補を懲戒免職 兵庫 神戸新聞NEXT 6月8日(水)18時58分配信


■6月7日 女子高生のスカート内盗撮 容疑の千葉県警巡査長を逮捕

千葉県警本部

 女子高生2人のスカート内を盗撮したとして千葉県警習志野署は6日、県迷惑防止条例違反(盗撮)の現行犯で、県警千葉中央署巡査長、福田竹人容疑者(25)=市川市大和田=を逮捕した。同署によると、容疑を認めている。
 逮捕容疑は6日午後4時40分ごろ、JR津田沼駅の駅前デッキ(習志野市津田沼)の上りエスカレーターで、前にいた船橋市に住む17、18歳の高校3年の女子生徒2人のスカート内を、スマートフォンで盗撮したとしている。 警戒中の県警鉄道警察隊員が犯行を目撃し、その場で逮捕した。福田容疑者は地域課の警ら係に所属していた。
【出典】女子高生のスカート内盗撮 容疑の千葉県警巡査長を逮捕 産経ニュース 2016.6.7 06:10


■6月6日 逮捕の警部補を懲戒免職=女性触りけが、起訴猶予―警視庁

 路上で女性の体を触りけがをさせたとして埼玉県警に逮捕された警視庁田無署の警部補(47)=同県川越市霞ケ関東=について、同庁は6日、懲戒免職処分とした。
 同庁によると、「被害者に深くおわびする。組織や同僚にも大変申し訳ないことをしてしまった」と話しているという。
 さいたま地検は同日、起訴猶予処分とした。
 警部補は4月8日午後9時15分ごろ、埼玉県狭山市の路上で、帰宅途中の20代女性に「おしゃべりをしよう」と声を掛け、近くの駐車場で体を触るなどし、14日間のけがをさせたとして5月18日に強制わいせつ致傷容疑で逮捕された。
【出典】逮捕の警部補を懲戒免職=女性触りけが、起訴猶予―警視庁 時事通信 6月6日(月)18時4分配信


■6月2日 捜査費をだまし取った警部補を懲戒免職処分「仕事ができると思われたかった」

 架空の捜査を名目にして捜査費をだまし取ったとして、福岡県警は2日、小倉南署の男性警部補(53)を虚偽有印公文書作成、同行使、詐欺の疑いで書類送検し、同日付で懲戒免職処分とした。
 送検容疑は、南署の薬物銃器係に勤務していた2013年4月から15年5月の間に4回、捜査協力者と飲食したなどと虚偽の申告をし、計3万6135円をだまし取った疑い。警部補は「捜査費を使える捜査員は(捜査協力者がいて)優秀との認識があり、仕事ができると思われたかった」などと供述し、容疑を認めているという。
 県警によると、警部補は県警本部の薬物銃器対策課時代の10年4月~12年3月にも同様の流用を行っており、その回数と金額は県警本部当時が38件で10万808円、南署では115件、38万5861円にも上るという。手口はいずれも同様で、捜査費の名目で支払い伝票を提出し、手にした金を妻や係員との飲食代や、他所属の手みやげ代としていた。
 さらに、警部補は部下にも同様の手口での私的流用を指示。両所属時で計6人が関与しており、それぞれ戒告などの処分を受けた。また、当時の上司計8人も監督責任を問われ、本部長注意などとされた。近藤康徳首席監察官は「言語道断の行為で、心からおわびする」と話した。
【出典】捜査費をだまし取った警部補を懲戒免職処分「仕事ができると思われたかった」 スポーツ報知 6月2日(木)21時49分配信


■6月2日 捜査費54万円を私的流用 警部補を懲戒免職処分に 福岡県警


 福岡県警は2日、「捜査協力者との飲食代」名目で、虚偽の支払い伝票などを作成、提出し、捜査費を私的に流用したとして、現在小倉南署に所属している警部補(53)を懲戒免職処分にしたと発表した。警部補は、捜査費を、妻や係員との飲食代に使ったり、他所属への手土産代に使っていた容疑。
 また、この警部補に主導されて、同様の行為をした警官6人についても、戒告や本部長訓戒処分とした。
 流用事件は、免職になった警部補が薬物銃器対策課に所属していた平成22年4月から同24年3月までの39件と、小倉南署所属の同24年6月から同27年8月までの間に発生。流用した捜査費は、全体で合計176件53万9080円。このうち7件、合計3万6135円分について、県警は虚偽有印公文書作成、同行使、詐欺容疑で福岡地検に書類送検した。また、監督責任を問い、警視正を含む8人の県警幹部を、本部長注意などの処分とした。
【出典】捜査費54万円を私的流用 警部補を懲戒免職処分に 福岡県警 西日本新聞 6月2日(木)17時51分配信


■5月31日 「県警への信用を失墜」 酒気帯び事故、巡査部長に停職6月 山梨

 県警は30日、酒気帯び運転によって物件交通事故を起こしたとして、組織犯罪対策課の若林光巡査部長(31)を停職6月とする懲戒処分を決定した。若林巡査部長は同日付で依願退職した。
 県警監察課は処分理由について、若林巡査部長が4月27日午後11時57分ごろ、甲斐市万才の県道を酒気帯び状態で軽ワゴン車を運転。フェンスや信号柱に衝突する事故を起こし、「県民の県警に対する信用を著しく失墜させた」としている。
 韮崎署が若林巡査部長を道交法違反(酒気帯び)の疑いで現行犯逮捕し、今月13日に甲府地検が同法違反の罪で起訴している。
 若林巡査部長は事故前、甲府市内の飲食店で職場の同僚と食事をした際に飲酒していた。県警は同僚の2人を口頭で厳重注意した。
 県警では昨年7月にも、鰍沢署巡査による飲酒・当て逃げ事故が発生。事態を重くみて、飲酒が予定されている日に車で出勤することを原則禁止とするなど、ルール厳格化を全所属長に指示した。
 さらに、全ての所属で飲酒運転防止に関する小グループの検討会を行うなど、再発防止策も示した。
 前田尚久警務部長は「県民に深くおわび申し上げます。今後は職員個々の特性を踏まえたきめ細かい指導や飲酒する者と車両の分離の厳格化など再発防止策を徹底します」などとしたコメントを発表した。
【出典】「県警への信用を失墜」 酒気帯び事故、巡査部長に停職6月 山梨 産経新聞 5月31日(火)7時55分配信


■5月30日 “立ち読み”の20代女性スカート内を動画撮影 大阪府警巡査部長を盗撮容疑で書類送検へ


 大阪府警高槻署刑事課の30代の男性巡査部長が女性のスカート内を盗撮したとして、府警が府迷惑防止条例違反容疑で近く書類送検する方針を固めたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。府警は懲戒処分を検討している。
 府警監察室によると、巡査部長は今月6日夜、大阪府高槻市のJR高槻駅近くの書店で、立ち読みしていた20代の女性のスカート内にスマートフォンを差し入れて動画を撮影した疑いが持たれている。
 巡査部長は店員に声を掛けられたがそのまま逃走。防犯カメラの画像などから関与が浮上したという。
 巡査部長はこの日、仕事を終えて帰宅途中だった。容疑を認め、「過去数年間でほかに4回ほど盗撮した」と話しており、辞職する意向を示している。府警の高木久監察室長は「警察官としてあるまじき行為。事実関係を調査し厳正に処分する」とコメントした。
【出典】“立ち読み”の20代女性スカート内を動画撮影 大阪府警巡査部長を盗撮容疑で書類送検へ 産経新聞 5月30日(月)14時1分配信


■5月30日 大阪府警巡査部長、スマホで盗撮容疑 書類送検へ

 大阪府高槻市の書店で20代女性のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、大阪府警が近く、高槻署刑事課の30代の男の巡査部長を府迷惑防止条例違反(ひわいな言動)の疑いで書類送検することが、府警への取材でわかった。「盗撮に興味があった」と容疑を認めているという。府警は懲戒処分にする方針。
 監察室によると巡査部長は6日午後7時ごろ、JR高槻駅近くの書店で女性のスカート内を撮影した疑いがある。店員に声をかけられ逃走したが、書店が相談し、府警が防犯カメラを調べ、巡査部長と判明した。
【出典】大阪府警巡査部長、スマホで盗撮容疑 書類送検へ 朝日新聞デジタル 5月30日(月)13時31分配信


■5月30日 <北海道警>  訓戒書保存せず 懲戒処分の理由追跡不能

 ◇開示請求受け、保存を決定
北海道警察本部
 懲戒処分に至らない訓戒や注意を巡り、北海道警が処分理由を記録した公文書を保存していなかったことが29日、道警への取材で分かった。警察庁などによると、同文書の保存義務はないものの、一部県警は「被処分者の異議申し立てなどに備えて保存している」などとしており、道警も4月から保存を始めた。識者からは「処分過程を知るためにも、文書を保存しておくべきだった」と指摘する声も出ている。
 地方公務員法に定められた懲戒処分(免職▽停職▽減給▽戒告)に至らない規律違反などについて、道警は内規で「監督上の措置」として訓戒と注意の処分を行っている。
 3月に行った毎日新聞の情報公開請求では、2011~15年の5年間で計594件の処分が判明。15年には「ひき逃げ行為をし、相手に傷を負わせた」「部外の異性に付きまといなどをした」と法令違反の疑われる不祥事も訓戒にとどまっていることが分かった。
 このため、処分理由を記録した「訓戒書」「注意書」の写しを開示するよう4月に情報公開請求をしようとしたところ、道警は「写しは保存していない」と回答。道警監察官室によると、写しの保存を定めた規定がなく、処分した警察官らに原本を渡し、写しは保存していないという。同室は「開示請求に対応するため、今年4月以降は5年間保存することにした」と説明している。
 警察庁によると、「監督上の措置」は各都道府県警がそれぞれの内部規定で運用しており、警察として統一的なルールは定めていない。ただし、毎日新聞の取材によると、福岡、和歌山両県警は規定を設け、5年間保存しているほか、埼玉県警も規定に基づき1年間保存している。規定のない青森県警が最長3年間にわたって保存しているケースもあった。
 同文書がなければ、処分が適正だったか検証することも不可能。行政の情報公開に詳しいNPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「処分を受けた警察官が異議を申し立て、裁判になった場合、同文書が必要になる。なぜ保存していなかったのか理解できない」と指摘している。
 懲戒処分については、処分理由を記した「処分説明書」などがある。警察庁によると、保存に関する統一的なルールはなく、各都道府県警がそれぞれの内部規定で運用している。道警は規定に基づき、処分説明書を5年間保存している。【袴田貴行、安達恒太郎、澤俊太郎】
【出典】<北海道警> 訓戒書保存せず 懲戒処分の理由追跡不能 毎日新聞 5月30日(月)7時55分配信


■5月27日 他店でも店員の胸触った疑い、県警巡査部長を再逮捕

 佐賀県警白石署は27日、3月に衣料品店で女性店員の胸を触ったとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、長崎県警巡査部長の伊藤裕基容疑者(50)を再逮捕した。容疑を否認し「ふらついて手が当たっただけ」と話しているという。
 伊藤容疑者は、同じ日に別の衣料品店で女性店員の胸を触った疑いで、今月16日に逮捕されていた。
 再逮捕容疑は3月9日午後5時45分ごろ、佐賀市内の衣料品店で、上半身を採寸してもらっている際に40代女性店員の胸を触った疑い。(共同)
【出典】他店でも店員の胸触った疑い、県警巡査部長を再逮捕 日刊スポーツ [2016年5月27日22時39分]


■5月27日 強制わいせつ容疑の警察庁技官を停職処分

TBS系(JNN)ニュース
 警察庁は、先月、強制わいせつ容疑で逮捕され、その後、不起訴処分となった男性職員を、停職6か月の懲戒処分をしたと発表しました。
 懲戒処分を受けたのは、警察庁の技官で、情報技術解析課の33歳の男性職員です。この職員は先月18日、東京都内を走行中のつくばエクスプレスの電車内で女子高校生(16)の下着の中に手を入れたとして、強制わいせつの疑いで逮捕され、その後、示談が成立し、不起訴処分となりました。この職員は、同じ女子高校生にこれまでにも2回、体を触るなどの痴漢行為を行っていたということです。
 この職員は、27日付けで依願退職しました。(27日17:05)
【出典】強制わいせつ容疑の警察庁技官を停職処分 TBS系(JNN) 5月27日(金)22時15分配信


■5月27日 警察庁技官、電車内で女子高生に痴漢 停職6カ月

 電車内で女子高校生にわいせつな行為をしたとして、警察庁は27日、同庁情報技術解析課主任の男性技官(33)を停職6カ月の懲戒処分とし、発表した。技官は同日付で辞職した。
 警察庁によると、技官は4月18日朝、通勤中に都内を走っていた電車内で高校生の体を触ったとして、強制わいせつの疑いで緊急逮捕され、その後、示談が成立して不起訴となった。今年1、3月にも同じ高校生に痴漢をしていたという。
 技官は警察庁の調査に対し、「好みの女性だった」と説明。「1、2年前からほかに2、3人にも痴漢をしていた」とも話しているという。
【出典】警察庁技官、電車内で女子高生に痴漢 停職6カ月 朝日新聞デジタル 5月27日(金)12時27分配信


■5月25日 一時不停止容疑で会社員を誤認逮捕 群馬

 県警交通指導課は24日、太田署が16日に道路交通法違反(一時不停止)で現行犯逮捕した太田市の男性会社員(41)が誤認逮捕だったと発表、前橋地検太田支部は男性を釈放した。
 同課によると、同署交通の警部補(40)と巡査長(32)が無免許運転車両を発見し追跡、職務質問をしたが応じなかったためT字路での一時不停止容疑で現行犯逮捕、18日に男性を一時不停止と無免許運転で同支部に送致した。
 24日に同警部補らが現場を確認し、一時停止の標識や表示がないことが分かった。同課は「思い込みで確認を怠った」とし、太田署は男性に謝罪した。 同課の生方博課長は「誠に申し訳ない。再発防止を図る」とコメントした。【出典】一時不停止容疑で会社員を誤認逮捕 群馬 産経新聞 5月25日(水)7時55分配信


■5月22日 <長野県警> 「車を修理」うそで100万借金 巡査部長処分

駒ケ根署
 うそをついて知人らから金を借りたとして、長野県警が、警察署で勤務する男性巡査部長(39)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分としていたことが分かった。
 監察課によると、巡査部長は昨年3月から今年1月ごろまでの間、職務で知り合った十数人に「交通事故で車の修理が必要になった」とうそを言い、現金計100万円を借りたとされる。不審に思った知人が警察に相談して発覚した。処分は4月28日付。巡査部長は同日、依願退職した。県警は詐欺容疑で捜査したが、知人らに被害を申告する意思がなかったため立件しなかったという。巡査部長は「金は全て返した。パチンコで遊ぶための金が欲しかった」などと話したという。
 同課は「関係する皆様と県民に申し訳ない。再発防止に向け、職員の指導教養を徹底する」とコメントした。【川辺和将】
最終更新:5月22日(日)12時39分
【出典】<長野県警> 「車を修理」うそで100万借金 巡査部長処分 毎日新聞 5月22日(日)12時39分配信


■5月22日 駒ケ根署警察官がうそで借金 県警処分発表せず

 駒ケ根署地域課の男性巡査部長(39)が、「車が壊れて修理代が必要」とうそを言って複数の住民から計約百万円を借りたとして、減給十分の一(六カ月)の懲戒処分を受けていたことが二十一日、県警への取材で分かった。処分は四月二十八日付。巡査部長は同日、依願退職したが県警は処分を公表していなかった。
 県警監察課によると、巡査部長は昨年三月ごろから今年一月にかけて、「事故を起こして車が壊れた。修理代の一部を貸してほしい」とうそを言って、駒ケ根市の住民十数人から計約百万円を借りたという。調べに対し、「借りた金はパチンコなどの遊興費に充てた。住民や警察組織に大変な迷惑をかけて申し訳ない」と話しているという。
 不審に思った住民が駒ケ根署に相談して発覚。署は詐欺容疑で捜査したが、住民が被害届を出さなかったため、立件しなかった。
 同課の田中浩一課長は「関係する住民の方々、県民の皆さまにおわび申し上げる。再発防止に向け、あらためて職員の指導を徹底する」と話した。
【出典】駒ケ根署警察官がうそで借金 県警処分発表せず 05月22日 05:00中日新聞プラス


■5月22日 住民から借金100万、遊興費に…巡査部長減給

 職務上知り合った複数の住民にうその理由をいい、現金計約100万円を借り受けたとして、長野県警が、県内警察署に所属する男性巡査部長(39)を減給10分の1(6か月)の懲戒処分としていたことが21日、わかった。
 処分は4月28日付で、巡査部長は同日、依願退職した。
 県警は、処分を公表していなかった。警察庁の指針では「私的行為に関する懲戒処分は停職以上を発表する」としている。
 県警監察課によると、巡査部長は昨年3月頃から今年1月までの間、所属する署管内の住民ら十数人に「交通事故を起こしたので車の修理費を貸してほしい」などと虚偽の説明をし、借金を重ねたとされる。借りた金はパチンコなどの遊興費にあてていたという。住民からの相談で発覚した。
 県警は、巡査部長を詐欺容疑に当たる可能性があるとして捜査したが、借金が返済されていたことなどから、刑事責任の追及を見送った。
 同課は「関係する住民と県民におわびする。再発防止に向け、改めて職員の指導を徹底する」としている。
【出典】住民から借金100万、遊興費に…巡査部長減給 Yomiuri Shimbun 2016年05月22日 13時16分


■5月22日 セクハラで滋賀県警巡査長減給…泥酔して同僚女性に


 同僚の20代女性にセクハラ行為をしたとして、滋賀県警の警察署に勤務する20代の男性巡査長が、減給100分の10(6カ月)の懲戒処分を受けていたことが20日、県警への取材で分かった。処分は4月14日付。
 県警監察官室によると、巡査長は2月20日ごろ、勤務する警察署の懇親会で飲酒後、同僚3人と一緒に県内のカラオケ店に行き、泥酔した上、20代女性の同僚と2人きりになった際に肩を抱くなどのセクハラをした。
 女性が上司に相談して発覚した。巡査長は「心に深い傷を負わせてしまい、心よりおわびする」と話しているという。
 監察官室の上内保室長は「このような事案が発生し、誠に遺憾。職務倫理を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。
【出典】セクハラで滋賀県警巡査長減給…泥酔して同僚女性に 産経WEST 2016.5.20 20:41


■5月21日 セクハラで巡査長減給=女性同僚の肩抱く―滋賀県警

 同僚の20代女性の肩を抱くなどのセクハラ行為をしたとして、滋賀県警の20代男性巡査長が減給100分の10(6カ月)の懲戒処分を受けたことが21日、県警への取材で分かった。
 処分は4月14日付。
 県警監察官室によると、巡査長は2月20日ごろ、同じ職場の懇親会で飲酒。その後同僚3人と県内のカラオケ店に行き、20代女性の同僚と二人きりになった際に肩を抱くなどのセクハラ行為をしたという。
 女性が上司に報告して発覚。巡査長は行為を認め、「心からおわびする」と話しているという。
 上内保監察官室長の話 このような事案が発生し、誠に遺憾。職務倫理を徹底し、再発防止に努める。
【出典】セクハラで巡査長減給=女性同僚の肩抱く―滋賀県警 時事通信 5月21日(土)12時42分配信


■5月21日 女性宅ベランダに侵入 香川県警巡査長を逮捕

 女性宅のベランダに侵入したとして、香川県警は20日、住居侵入の疑いで、琴平署地域課の巡査長、村地良介容疑者(35)=高松市=を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。
 逮捕容疑は19日午後10時40分ごろ、高松市内のアパート2階に住む女性会社員(26)の部屋のベランダに侵入した疑い。
 県警によると、現場周辺では今月、1人暮らしの女性宅で室内のものが盗まれるなどの事件が3件あり、関連を調べる。
 今回の被害女性は物音に気付いて逃走者を目撃し、近くを警戒中の警察官に連絡。村地容疑者は19日は非番で、捜査の過程で浮上したという。
 竹林栄一首席監察官は「捜査で明らかになった事実に即して厳正に対処する」とのコメントを出した。
【出典】女性宅ベランダに侵入 香川県警巡査長を逮捕 産経WEST 2016.5.21 07:05


■5月18日 巡査部長が万引き容疑=「財布忘れた」書類送検-奈良県警

 奈良県警は18日、スーパーで食品を万引きしたとして、県警本部地域課の男性巡査部長(34)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とし、窃盗容疑で書類送検した。巡査部長は容疑を認め、同日付で依願退職した。
 送検容疑は5日午後6時20分ごろ、同県大和郡山市内のスーパーで、缶詰やスポーツ飲料など12点、約3000円相当をエコバッグに詰め万引きした疑い。
 スーパーの保安員が見つけ、通報した。県警監察課によると、巡査部長は「車に財布を忘れた。取りに行くのは面倒だし、お金を使わずに済むので万引きしようと思った」と話しているという。
 太田哲示首席監察官の話 県民に深くおわび申し上げる。倫理意識の高揚を図り、再発防止を徹底する。(2016/05/18-16:48)
【出典】巡査部長が万引き容疑=「財布忘れた」書類送検-奈良県警 時事ドットコムニュース 05/18


■5月16日 万引き容疑、奈良県警巡査部長を懲戒免職へ  奈良県警生活安全部地域課の30代男性巡査部長が万引きをした疑いで書類送検

 奈良県警生活安全部地域課に所属する30歳代の男性巡査部長が大型連休中に万引きをしたとして、県警が近く窃盗容疑で書類送検し、懲戒免職処分にすることがわかった。捜査関係者が取材に明らかにした。
【出典】万引き容疑、奈良県警巡査部長を懲戒免職へ  奈良県警生活安全部地域課の30代男性巡査部長が万引きをした疑いで書類送検 読売新聞(YOMIURI ONLINE)5月16日


■5月13日 寮費90万円着服した疑い、巡査を書類送検 愛知県警

愛知県警港署(写真:Gnsin)
 警察官向けの独身寮の寮費約90万円を着服したとして、愛知県警は13日、県警港署地域課所属の20代の男性巡査を業務上横領の疑いで書類送検し、懲戒処分を出した。巡査は同日付で依願退職した。
 県警によると、寮費の管理担当だった巡査は、入寮する警察官から集めた寮費のうち、食費などを差し引いた光熱費などを銀行口座へ振り込んでいたが、昨年9月下旬~今年1月下旬、この口座から約90万円を引き出して着服した疑いがある。
 口座が残金不足となり、自動引き落としの光熱費や水道代が支払われなかったことから発覚した。巡査はすでに、全額を弁済しているという。
【出典】寮費90万円着服した疑い、巡査を書類送検 愛知県警 朝日新聞デジタル 5月13日(金)14時33分配信


■5月13日 <愛知県警> 20代巡査を書類送検 寮費90万円着服の疑い

 愛知県警港署地域課に所属する20代の男性巡査が、独身寮の寮費約90万円を着服した疑いを持たれていることが県警への取材で分かった。県警は13日にも業務上横領の疑いで書類送検し、懲戒処分にする方針だ。
 県警によると、男性巡査は昨年9月~今年1月ごろ、自ら入居していた港署の男性単身者用の寮で、光熱費や水道代などの名目で入居者から徴収した寮費約90万円を着服した疑いが持たれている。男性巡査は寮費を管理する会計担当だったという。銀行口座から自動引き落としされるはずの光熱費などが残金不足で未払いとなっていたことから発覚した。
 県警の調査に、男性巡査は横領を認め、着服した金は遊興費に使ったと説明。すでに全額を弁済しているという。【山衛守剛】
【出典】<愛知県警> 20代巡査を書類送検 寮費90万円着服の疑い 毎日新聞 5月13日(金)12時11分配信


■5月13日 巡査が寮費90万円を着服容疑 愛知県警、書類送検へ

 警察官向けの独身寮の寮費約90万円を着服したとして、愛知県警は13日にも、県警港署地域課所属の20代の男性巡査を業務上横領の疑いで書類送検する方針を固めた。同日付で懲戒処分も出す方針。巡査はすでに全額を弁済し、退職する意向を示しているという。
 県警によると、巡査は寮費の管理担当で、入寮する警察官から集めた寮費のうち、食費などを差し引いた光熱費などを銀行口座へ振り込んでいたが、昨年9月下旬~今年1月下旬、この口座から約90万円を引き出して着服した疑いがある。
【出典】巡査が寮費90万円を着服容疑 愛知県警、書類送検へ 朝日新聞デジタル 5月13日(金)7時49分配信


■5月11日 検視作業の民家で窃盗容疑、県警警部補を懲戒免


 兵庫県警は11日、変死体を調べる検視作業で訪れた民家から現金200万円を盗んだとして、窃盗容疑で逮捕した県警警部補の山下洋司容疑者(49)を懲戒免職処分とした。神戸地検は同日、窃盗罪で起訴した。
 起訴状などによると、山下容疑者は3月27日、同県播磨町の民家で自殺した高齢男性の検視の補助作業中、室内にあったカバンから封筒に入った200万円を盗んだ、とされる。
 県警によると、山下容疑者は検視作業をした民家を出た際、ガレージに現金を封筒ごと置いて返却したという。調べに対し、「とっさに盗んでしまった。自動車ローンなどを早く返したかった」と話している。
【出典】検視作業の民家で窃盗容疑、県警警部補を懲戒免 読売新聞 5月11日(水)21時40分配信


■5月11日 現場で200万円盗む 兵庫県警警部補を懲戒免職

 兵庫県警は11日、検視で訪れた民家から現金200万円を盗んだとして、窃盗容疑で逮捕した県警捜査1課の警部補山下洋司容疑者(49)=加古川市平岡町二俣=を懲戒免職処分にした。同容疑者は動機について「競馬やパチンコが好きで、複数のローンもあり、早く返済したかった」と話したという。
 神戸地検は同日、山下容疑者を窃盗罪で起訴した。起訴状などによると、山下被告は3月27日朝、変死事案のあった同県播磨町の民家で、遺体の状況などを調べる捜査の途中に、遺族のかばんから現金200万円を盗んだとされる。
 県警によると、山下被告は「すぐに発覚する」と思い、民家のガレージに現金を置いてから現場を離れたという。同被告は「県民の信頼を裏切り、大変申し訳ない」と謝罪したという。
【出典】現場で200万円盗む 兵庫県警警部補を懲戒免職 神戸新聞NEXT 5月11日(水)19時15分配信


■5月11日 「早くローンを返したかった」被害者宅で200万円盗んだ検視官の警部補を懲戒免職 兵庫県警

 兵庫県警は11日、検視に行った民家から現金200万円を盗んだとして窃盗容疑で逮捕した県警捜査1課検視官室の警部補、山下洋司容疑者(49)=同県加古川市=を懲戒免職処分にした。「早くローンを返済したかった」と容疑を認めているという。神戸地検は同日、同罪で山下容疑者を起訴した。
 県警によると、山下被告は競馬やパチンコなどのギャンブルに給料をつぎ込む一方、住宅や教育、自動車の各種ローン(残高約1500万円)を抱えていた。検視官室で勤務した平成25年3月以降、1379件の検視に関わったが、ほかに同様の犯行は確認されていないという。
 起訴状などによると、山下被告は、夫が自殺した同県播磨町の女性(71)宅で検視作業をしていた3月27日午前6時10分~7時10分までの間、居間にあったかばんの中から200万円を盗んだとしている。
 県警によると、山下被告は発覚を恐れ、検視を終えて女性宅を離れる直前にガレージの棚に現金を返却したが、女性は返却に気づかなかった。
 女性が被害届を提出した後の4月中旬には、架空の業者などを名乗り、「旦那さんから預かった現金をガレージに返した」などとする電話を2回かけていた。
【出典】「早くローンを返したかった」被害者宅で200万円盗んだ検視官の警部補を懲戒免職 兵庫県警 産経新聞 5月11日(水)16時48分配信


■5月8日 同僚の階級章盗んだ巡査「自分の紛失隠すため」


 警察署内で同僚警察官の階級章を盗んだとして、長野県警が県内の署所属の男性巡査(20)を窃盗容疑で書類送検し、戒告の懲戒処分としていたことが、県警幹部への取材でわかった。
 いずれも4月14日付。巡査は同日付で依願退職した。県警は処分を公表していなかった。
 県警幹部によると、巡査は2月13日午前2時頃、同僚署員の耐刃防護衣に付いていた階級章や識別章を取り外して盗んだ疑い。被害に遭った署員が「階級章などを紛失した」と届け出て、調査中に発覚した。巡査は「自分のものを紛失し、それを隠すために盗んだ」と容疑を認めているという。
 県警監察課は「職員の指導を徹底する」としている。
【出典】同僚の階級章盗んだ巡査「自分の紛失隠すため」 読売新聞(YOMIURI ONLINE)2016年05月08日 12時00分


■5月2日 ひき逃げの捜査放置=巡査長を書類送検―兵庫県警

兵庫県警察本部庁舎 神戸市
 ひき逃げ事件の捜査を放置したとして、兵庫県警は2日、犯人隠避などの疑いで飾磨署交通1課の男性巡査長(30)を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にした。
 巡査長は容疑を認め、「手持ちの事件が多く、捜査したくなかった」と話しているという。
 送検容疑は昨年9月、姫路市で横断歩道を渡っていた男性に乗用車が接触し逃走した事件で、必要な捜査をせず犯人を隠避するなどした疑い。
 県警によると、巡査長は容疑者の車を特定したが、上司に「43台の該当車がある」と虚偽の報告書を提出し、捜査は困難と装った。被害者の男性にも「該当する車はなかった」と偽ったが、男性が12月に車を発見し同署に報告。別の署員が捜査した。
 巡査長は他に、昨年5~9月に起きた人身事故8件の捜査も放置していた。
 河本博幸・県警監察官室長の話 厳正に処分した。再発防止に努める。 
【出典】ひき逃げの捜査放置=巡査長を書類送検―兵庫県警 時事通信 5月2日(月)19時17分配信


■5月2日 <兵庫県警> 「仕事たまり」ひき逃げ放置で巡査長を書類送検

◇虚偽有印公文書作成・同行使と犯人隠避容疑
 ひき逃げ事件の車両を特定したのに捜査を放置したとして、兵庫県警は2日、飾磨署交通1課の男性巡査長(30)を虚偽有印公文書作成・同行使と犯人隠避の疑いで神戸地検に書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にした。巡査長は「仕事がたまり、事件を増やしたくなかった」と容疑を認めている。
 県警監察官室によると、巡査長は昨年9月、同県姫路市内で発生した軽傷ひき逃げ事件を捜査。被害者の男性が目撃したナンバーと車種から、逃げた乗用車を1台に絞り込んだのに、「該当車が43台あった」とする虚偽の報告書を上司に提出したとされる。
 同12月、被害者が自ら乗用車を発見し、県警に連絡して発覚した。乗用車の運転手は、道交法違反(横断歩行者妨害)容疑で反則切符を交付された。
 巡査長は別の交通事故8件も最大8カ月放置しており、県警は上司2人も所属長注意にした。監察官室は「指導を徹底して再発防止に努める」としている。【茶谷亮】
【出典】<兵庫県警> 「仕事たまり」ひき逃げ放置で巡査長を書類送検 毎日新聞 5月2日(月)18時28分配信


■5月2日 ひき逃げ事件「捜査したくなかった」と放置 犯人隠避容疑などで巡査長を書類送検、兵庫県警

 ひき逃げ事件の捜査書類に嘘を記載し捜査を怠ったとして、兵庫県警は2日、犯人隠避と虚偽有印公文書作成・同行使の容疑で県警飾磨署交通1課の男性巡査長(30)を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にした。巡査長は「手持ちの事件が多く、捜査をしたくなかった」と容疑を認めている。
 書類送検容疑は昨年9月に同県姫路市内で車が歩行者の男性(47)をはねたひき逃げ事件で、逃走車両の車種とナンバーの一部の照会結果が1台しか該当しなかったのに、「43台該当あり」とする嘘の書類を作成して上司に提出したとしている。同年12月、被害男性が自ら逃走車両を発見し、同署に「捜査をしたのか」と苦情を申し立てて発覚。事件は結果的に立件が見送られ、同署は今年4月、車の50代女性に道交法違反(横断歩行者妨害)容疑で反則切符を交付した。
 一方、県警の捜査で、巡査長が昨年5~9月に計8件の交通事故の処理を放置していたことも判明した。
【出典】ひき逃げ事件「捜査したくなかった」と放置 犯人隠避容疑などで巡査長を書類送検、兵庫県警 産経新聞 5月2日(月)13時40分配信


■5月2日 ひき逃げ捜査を放置容疑 兵庫県警、巡査長を書類送検

 ひき逃げ被害の通報を受け、ナンバーの目撃情報から関係車両を特定したのに、それ以上の捜査を怠ったとして、兵庫県警は2日、飾磨署交通1課の男性巡査長(30)を犯人隠避と虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にした。捜査関係者への取材でわかった。
 巡査長はほかにも人身事故8件の捜査を放置。「処理が追いつかなかった。捜査に嫌気がさし、手持ちの事件を増やしたくなかった」と話しているという。
 捜査関係者によると、巡査長は昨年9月、40代の男性から兵庫県姫路市の交差点を歩いて横断中に乗用車と接触した、とする通報を受け、現場で被害状況を聴いた。乗用車は現場から立ち去っており、男性が覚えていた車種とナンバーの一部から車両照会で所有者を特定しながら、巡査長は捜査記録には「43台該当」と状況を偽って記載。捜査が難しいように装い、事件処理を放置した疑いがある。
 「目撃の車はなかった」と伝えられていた男性が昨年12月、姫路市内でこの車を見かけ、署に指摘して発覚。別の捜査員が事件処理を引き継ぎ、車を運転していた50代女性に道路交通法違反(横断歩行者妨害)容疑で青切符を交付したという。
【出典】ひき逃げ捜査を放置容疑 兵庫県警、巡査長を書類送検 朝日新聞デジタル 5月2日(月)12時28分配信


■5月2日 仕事増えるのイヤ…兵庫県警、捜査放置容疑で処分

 軽傷ひき逃げ事故の捜査を放置したとして、兵庫県警は2日、犯人隠避などの疑いで、飾磨署交通1課の男性巡査長(30)を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にした。捜査関係者への取材で分かった。巡査長は容疑を認め「受け持ちの事件を増やしたくなかった」と話したという。
 捜査関係者によると、送検容疑は昨年9月、姫路市内の交差点で乗用車が横断中の男性に接触した事故の捜査を怠った疑い。巡査長は現場で男性から相手の車種やナンバーを聞き取り、車両照会で該当する車が同市内に1台しかないことを確認したが、上司には「43台が該当」とうそを報告。捜査が極めて困難であるかのように装っていたという。
 巡査長は男性にも「該当する車はない」と虚偽の説明をしていたが、昨年12月、男性自身が同市内で車両を発見。苦情を受けた飾磨署があらためて捜査し、車を運転していた女性に横断妨害の疑いで交通切符を交付した。
 その後の調べで、巡査長が昨年5~9月、人身事故8件を、処理手続きが簡単な「物損」扱いにしていたことも判明。既に別の署員が処理したという。
【出典】仕事増えるのイヤ…兵庫県警、捜査放置容疑で処分 神戸新聞NEXT 5月2日(月)12時28分配信


■5月2日 兵庫県警巡査長、捜査書類にうその内容記載で書類送検

 兵庫県姫路市の飾磨警察署の巡査長が、ひき逃げ事件の捜査書類にうその内容を記載したなどとして、虚偽有印公文書作成などの疑いで書類送検されました。逃走した車が絞り込める状態だったのに偽っていたということで、調べに対し「担当の事件を増やしたくなかった」と供述しているということです。
【出典】兵庫県警巡査長、捜査書類にうその内容記載で書類送検 NHKニュース 5月2日


■4月29日 神奈川県警巡査部長、強制わいせつ容疑で逮捕

 神奈川県警・三崎警察署
 神奈川県横須賀市の路上で帰宅途中の女性に抱きつき、わいせつな行為をしたとして、神奈川県警の36歳の巡査長が逮捕されました。
 強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、神奈川県警・三崎警察署地域課の巡査長、渡邉一世容疑者(36)です。
 渡邉容疑者は、今月22日午後10時ごろ、横須賀市の路上で大学生の女性(20)の後ろから近づき、上半身を触るなど、わいせつな行為をした疑いが持たれています。警察の取り調べに対し、渡邉容疑者は容疑を認めているということです。
【出典】神奈川県警巡査部長、強制わいせつ容疑で逮捕 TBSの動画ニュースサイト 4月29日


■4月29日 巡査部長を酒気帯び事故で現行犯逮捕 同僚と飲酒、帰宅途中 山梨

 韮崎署は28日、飲酒後に車を運転したとして、県警刑事部組織犯罪対策課の巡査部長、若林光容疑者(31)=甲斐市西八幡=を道交法違反(酒気帯び)容疑で現行犯逮捕した。昨年7月、鰍沢署の巡査が摘発されて以来、1年を経ずに現職警察官の飲酒運転が発覚した。飯利雄彦本部長は同日の定例会見で「非常に残念だ。われわれに何が足りないか、原因を究明したい。重く受け止め、しっかり頑張っていきたい」と沈痛な表情で述べた。
 県警交通指導課によると、若林容疑者は28日午前0時ごろ、甲斐市万才の県道で軽ワゴン車を運転中に、道路左側のフェンスや電柱に衝突した。近くに住む男性が110番通報。署員の飲酒検知で酒気帯び運転が判明、若林容疑者を現行犯逮捕した。同容疑者は容疑を認めている。けが人や同乗者はなかった。
 調べに対し、若林容疑者は27日の勤務後、同僚数人と県警本部に近い甲府市丸の内の飲食店で酒を飲み、車で帰宅する途中だったと供述しているという。県警は同席者に事情を聴くなど飲酒の経緯を調べる。
 若林容疑者は平成19年4月に巡査拝命し、今年3月末の異動で、暴力団の取り締まりなどを担当する組織犯罪対策課に異動したばかりだった。
 若林容疑者の処分について、小林仁志首席監察官は「明らかになった事実に則って厳正に処分する」とコメントした。県警では昨年7月、鰍沢署の男性巡査(22)=当時=が酒気帯び運転で当て逃げ事故を起こし、同8月に懲戒免職の処分を受けている。
                ◇
 28日は県議会総務委員会と県警定例会見が重なり、飯利本部長ら幹部は謝罪の一日となった。
 飯利本部長は同委員会で「交通事故防止を推進するべき警察官が飲酒で事故を起こし、県民の警察への信頼を著しく失墜させた。弁明の余地はありません」と事案を報告した。
 「県警察職員一同、深くおわび申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」と陳謝し、出席した幹部とともに頭を下げた。
 同日の定例会見でも、飯利本部長は「再発防止の対策をできる限り打ってきた…。申し訳ありません」と唇をかみしめた。
【出典】巡査部長を酒気帯び事故で現行犯逮捕 同僚と飲酒、帰宅途中 山梨 産経ニュース 2016.4.29 07:08


■4月27日 捜査資料を自宅に7年放置、滋賀 巡査長を所属長訓戒

 内規に反して捜査資料を自宅に持ち帰り、最長7年間にわたって放置したとして、滋賀県警が30代の男性巡査長を所属長訓戒としていたことが27日、県警への取材で分かった。処分は3月3日付。
 県警監察官室によると、巡査長は警察署勤務だった2008年~15年12月、署内で保管すべき捜査資料や被害届のコピーなどを無断で持ち出し、寮の個人用倉庫や自室に置いていた。
 昨年12月、巡査長が以前住んでいた寮の倉庫に書類があるのを、新しく入居した警察官が見つけて発覚。巡査長が移り住んだ寮の自室にも置いていたことが分かった。
 巡査長は「ご迷惑をお掛けした」と反省しているという。
【出典】捜査資料を自宅に7年放置、滋賀 巡査長を所属長訓戒 西日本新聞 2016年04月27日 11時02分


■4月26日 危篤の知らせにあわてて… 巡査が個人ロッカーに拳銃 滋賀県警、所属長注意


 実弾の入った拳銃を警察署内の保管庫に戻さず、個人ロッカーに置いていたとして、滋賀県警が20代の男性巡査を所属長注意としていたことが26日、県警への取材で分かった。処分は3月4日付。
 県警監察官室によると、巡査は2月4日午後1時~5日午前10時ごろ、実弾5発入りの拳銃1丁を署内の個人用ロッカーに入れた。5日朝、担当者が巡査の拳銃が保管庫に戻っていないことに気付いた。
 巡査は親族の危篤の連絡を受けて早退する際に、ベルトに付けたままロッカーに入れたと説明しており「親族の身を案じる余り、冷静さを欠いた。未熟さを痛感し、反省している」と話しているという。
【出典】危篤の知らせにあわてて… 巡査が個人ロッカーに拳銃 滋賀県警、所属長注意 産経WEST 2016.4.26 16:08


■4月23日 盗撮の巡査部長を懲戒処分、県警、本人は依願退職

 女子高生のスカート内を盗撮したとして、県警監察官室は22日、捜査2課の男性巡査部長(37)を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。巡査部長は同日、依願退職した。
 同室によると、巡査部長は3月16日午後9時55分ごろ、小田急線相模大野駅のエスカレーターで、県立高校1年の女子生徒の下半身をスマートフォンで撮影したとして現行犯逮捕された。
 巡査部長は「昨年12月ごろから数十回盗撮した」と供述。県警は家宅捜索し、別のスマホ1台を押収したが画像が確認できなかったため、捜査を打ち切った。
 同室の花家憲也室長は「捜査結果を踏まえて厳正に処分した。改めて被害者や家族におわびする」などとコメントした。
【出典】盗撮の巡査部長を懲戒処分、県警、本人は依願退職 カナロコ by 神奈川新聞 4月23日(土)7時3分配信


■4月22日 「自分の裸を見せたい」警察官が部下に撮らせる


毎日放送

 奈良県警の男性巡査部長が部下に自分の裸などを十数回にわたり撮影させていたとして懲戒処分を受けました。
 巡査部長は、「裸を見せたかった」と話しているということです。
 戒告の懲戒処分を受けたのは奈良県警五條署に勤務する50代の男性巡査部長です。
 奈良県警によりますと巡査部長はおととし夏ごろから去年2月までの間に交番で勤務中に「写真撮影の練習」などといって20代の男性警察官に自分の全裸姿や下半身などを数十回デジタルカメラで撮影させたということです。
 巡査部長は動機についてこう話したということです。
「自分の裸を見せたかった。嫌がる素振りを見せなかったのでやらせた」
 巡査部長は10年前にも別の警察官に対して下半身を見せたとして上司から注意を受けていました。


毎日放送

 一方、兵庫県警捜査一課の警部補、山下洋司容疑者(49)は、先月、兵庫県播磨町にある住宅を捜査のために訪れた際に住人のカバンから現金200万円を盗んだ疑いがもたれています。
 山下容疑者は警察から求められた報告書に「住宅で金は見ていない」と記入していたということです。
 今月18日になって住人に「金を返した」と電話があり、住宅の駐車場から200万円が見つかっていて、警察が詳しい経緯について調べています。
【出典】「自分の裸を見せたい」警察官が部下に撮らせる 毎日放送 4月22日(金)19時10分配信


■4月22日 警官、部下に自分の「全裸写真」撮らせ懲戒処分…「写真撮影の練習」

 奈良県警五條署の50歳代の男性巡査部長が、部下の20歳代の男性警察官に自分の全裸写真を撮影させるセクハラ行為をしたとして、県警が戒告の懲戒処分にしていたことが22日、分かった。処分は3月31日付。
 県警によると、巡査部長は平成26年3月から男性警察官と2人で当直勤務になり、同年夏頃~27年2月の当直勤務の際に数十回、交番の休憩室で「写真撮影の練習」などとして、デジタルカメラを渡し、自分の全裸写真などを撮影させた。
 今年2月から再び同じ職場での勤務が決まった男性警察官が1月末、上司に相談して発覚。県警によると、巡査部長は18年にも部下の男性警察官に下半身を見せるなどのセクハラ行為をしたとして、本部長訓戒の処分となっていた。
 県警監察課は処分を公表しなかった理由について、「男性警察官のプライバシー保護のため」とし、「規律保持の徹底に努める」としている。
【出典】警官、部下に自分の「全裸写真」撮らせ懲戒処分…「写真撮影の練習」 産経新聞 4月22日(金)12時37分配信


■4月22日 <奈良県警> 男性巡査部長が全裸写真 部下に撮らせる

 奈良県警五條署の50代の男性巡査部長が部下の20代の男性警察官に自身の全裸写真を撮らせたとして、県警が戒告の懲戒処分にしていたことが22日、分かった。処分は3月31日付。
 県警によると、巡査部長は2014年夏~15年2月ごろ、当直勤務中に休憩室で全裸になり、「写真撮影の練習」などと言ってデジタルカメラで十数回にわたって全身や下半身などを撮影させた。男性警察官は、今年2月から巡査部長と再び同じ職場で勤務することになったため、1月末に上司に相談して発覚した。
 県警は処分を公表しておらず、監察課は「若い警察官のプライバシー保護のため」と説明している。【塩路佳子】
【出典】<奈良県警> 男性巡査部長が全裸写真 部下に撮らせる 毎日新聞 4月22日(金)11時53分配信


■4月22日 「写真撮影の練習」部下に裸体撮らせる 奈良県警巡査部長


毎日放送

 奈良県警五條署の男性巡査部長が、部下の警察官に「写真撮影の練習」などと自分の裸などを数十回にわたり撮らせていたとして、戒告の懲戒処分を受けました。
 懲戒処分を受けたのは、五條署に勤務する50代の男性巡査部長です。
 奈良県警によりますと、巡査部長は2014年夏ごろから去年2月にかけ、交番での当直勤務中に20代の男性警察官に対し「写真撮影の練習」などと言って、自分の全裸の写真や下半身などを数十回デジタルカメラで撮影させたということです。
 20代の男性警察官が上司に相談して発覚、奈良県警は3月31日付で巡査部長を戒告の懲戒処分としました。
 男性警察官は「いやだと思っていたが上司なので断れなかった」と話しているということです。
 奈良県警は、プライバシーを理由に処分を公表していませんでした。
【出典】「写真撮影の練習」部下に裸体撮らせる 奈良県警巡査部長 毎日放送 4月22日(金)11時48分配信


■4月22日 部下に自分の全裸を撮影させた疑い 奈良の50代警官

 奈良県警五條署の50代の男性巡査部長が自身の全裸姿などを、20代の男性巡査に撮影させたとして、県警が巡査部長を戒告の懲戒処分にしていたことがわかった。処分は3月31日付。
 県警監察課によると、巡査部長は2014年夏から15年2月下旬にかけて、当直勤務などの際、「写真撮影の練習」と称して、休憩室で自身の全裸姿や下半身をデジタルカメラで十数回にわたって巡査に撮影させたという。巡査が今年1月末、上司に相談して発覚した。
【出典】部下に自分の全裸を撮影させた疑い 奈良の50代警官 朝日新聞デジタル 4月22日(金)10時44分配信


■4月18日 <窃盗容疑> 「つい」財布置き引き 前生駒署長を書類送検

 ◇奈良県警 一緒にいた女性も窃盗容疑で書類送検
 スーパーマーケットで客の財布を置き引きしたとして、奈良県警は18日、砥石秀夫・前生駒署長(60)=退職=を窃盗容疑で書類送検した。県警によると、前署長は「つい盗んでしまった」と容疑を認めているという。
 送検容疑は、3月26日午後3時15分ごろ、自宅近くの奈良市内のスーパーマーケットで、買い物カートに男性客が置き忘れた財布を盗んだとされる。財布には現金3万円などが入っていた。
 前署長は同月31日に減給6カ月(10分の1)の懲戒処分を受けたが、同日に定年退職しており減給は適用されない。条例に基づいて現在支払いが全額差し止められている退職金は、禁錮以上の刑にならない限り支払われる。
 県警は同日、事件時に前署長と一緒にいた女性についても置き引きに関わったとする窃盗容疑で書類送検した。【日向梓】
【出典】<窃盗容疑> 「つい」財布置き引き 前生駒署長を書類送検 毎日新聞 4月18日(月)19時45分配信


■4月18日 スーパーで財布を置き引き 前生駒署長を書類送検


毎日放送

 生駒警察署の前署長が財布を置き引きしたとして窃盗の疑いで書類送検されました。
 奈良県警生駒署の60歳の前署長(60)は先月26日、奈良市内のスーパーマーケットで男性客(80)が買い物カートに置き忘れていた現金3万円などが入った財布を置き引きした疑いがもたれています。
 前署長は先月31日に減給6ヶ月の懲戒処分を受けましたが同日付けで定年退職したため給与の減額は行われず、退職金についても禁錮以上の刑にならない限り通常通り支払われます。
【出典】スーパーで財布を置き引き 前生駒署長を書類送検 毎日放送 4月18日(月)19時7分配信


■4月18日 茨城県警の23歳巡査、交番トイレで拳銃自殺か

 17日午前9時35分頃、茨城県結城市結城の同県警結城署大町交番で、同交番勤務の男性巡査(23)が1階トイレの個室内で頭から血を流して倒れているのを同僚の警察官が見つけ、119番した。
 巡査は搬送先の病院で死亡した。
 トイレの床に巡査が貸与されていた拳銃が落ちていたことから、同署は巡査が拳銃で頭部を撃って自殺を図ったとみて動機などを調べている。
 発表によると、遺書は見つかっていない。巡査は昨年4月に拝命し、9月から同交番で勤務していた。
 小川寛之署長は「署員が拳銃自殺を図ったことは誠に残念。今後は十分な管理を行い、再発防止に努めたい」とのコメントを発表した。
【出典】茨城県警の23歳巡査、交番トイレで拳銃自殺か YOMIURI ONLINE 2016年04月18日 07時50分


■4月16日 巡査部長を窃盗未遂容疑で書類送検 県警は処分

 県警の巡査部長が昨年8月、酒田市内にある給油所の釣り銭6千円を盗もうとしたとして、窃盗未遂容疑で書類送検されていたことが15日、山形新聞が行った情報公開請求で分かった。巡査部長は所属長訓戒の処分を受けている。県警は処分した巡査部長の性別や年齢、当時所属していた署を明らかにしていない。
 県警監察課によると、巡査部長の送検容疑は昨年8月13日、酒田市内にあるセルフ式のガソリンスタンドで、先に給油した人が取り忘れたおつり(6千円)を盗もうとした疑い。巡査部長は、おつりが出る場所に残っていた紙幣を「持っていこう」と手に取ったが、その場で思い直し、元の場所に戻したという。
 送検日は昨年12月18日。県警は同日、拾得物であるおつりを給油所の管理者に届けるなど警察官として正規の手続きをしなかったことに対し、所属長訓戒の処分をした。
 県警監察課は「職員一人一人の倫理観を確立させる教養指導を徹底していきたい」とコメントした。
【出典】巡査部長を窃盗未遂容疑で書類送検 県警は処分 山形新聞 4月16日(土)9時45分配信


■4月15日 自転車利用多く、バス通勤手当不適切と判断 佐賀県警が警視を訓戒処分、差額1万6千円は返還

 佐賀県警は14日までに、50代の男性警視が通勤手当を不適切に受給したとして本部長訓戒処分にした。バス通勤を申請していたが、自転車の利用が多かった。
 県警監察課によると、警視は佐賀市の県警本部に勤務。交通手段をバスにして通勤届を出し、昨年8月から3カ月間、月額7350円を受給した。関係者の情報で調査したところ、勤務日の半数以上を自転車で通勤しており、届け出と異なると監察課が判断した。
 他の期間はバスで通勤していた。警視は「天気がいい日は健康も兼ね、自転車で来た。迷惑を掛けて申し訳ない」と話しているという。自転車の通勤手当は月額2千円で、3カ月間の差額に相当する約1万6千円を今年1月に返還した。
 訓戒は懲戒に次ぐ処分。別の職員で同様のケースは確認されていないという。監察課は「組織の中核で部下を指導する立場にあることも考慮した。再発防止に努めたい」と話す。
【出典】自転車利用多く、バス通勤手当不適切と判断 佐賀県警が警視を訓戒処分、差額1万6千円は返還 佐賀新聞 4月15日(金)11時1分配信


■4月9日 神奈川県警の巡査部長 元妻と長女に暴行で逮捕

 神奈川県警の巡査部長の男が元妻と長女に殴る蹴るなどの暴行を加え、けがをさせたとして現行犯逮捕されました。
 神奈川県警港北警察署の巡査部長・丸子健容疑者(44)は9日午前11時ごろ、神奈川県相模原市の自宅で長女の顔面を平手打ちするなどしたうえ、それを止めに入った元妻(41)に対しても髪を引っ張ったり、顔面を殴るなどしてけがをさせた傷害の疑いが持たれています。
【出典】神奈川県警の巡査部長 元妻と長女に暴行で逮捕 テレ朝NEWS 4月9日


■4月8日 少女にみだらな行為容疑、茨城県警警部補を逮捕


 茨城県警の警部補が、職務を通じて知り合った少女にみだらな行為をしたとして逮捕されました。
 児童福祉法違反の疑いで逮捕されたのは、間中健一容疑者(45)です。警察によりますと、間中容疑者は去年11月、茨城県土浦市内のホテルで、当時15歳だった少女にみだらな行為をした疑いが持たれています。
 間中容疑者は、子どもの立ち直りを支援する職務を通じてこの少女と知り合いましたが、少女が警察に被害を相談し、発覚しました。調べに対し間中容疑者は、容疑を認めているということです。(08日17:18)
【出典】少女にみだらな行為容疑、茨城県警警部補を逮捕 TBS 4月8日(金)19時55分


■4月8日 少年立ち直り担当の警部補逮捕 少女にわいせつ行為か

 非行を繰り返すなどした少年の立ち直りの支援を担当していた茨城県警察本部の警部補が去年11月、支援対象の当時15歳の少女とホテルでわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、つくば中央警察署の生活安全課少年係の係長で警部補の間中健一容疑者(45)です。
警察によりますと、間中警部補は去年11月、土浦市内のホテルで当時15歳の少女にわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反の疑いが持たれています。
間中警部補は当時、非行を繰り返すなどした少年の立ち直りを支援する業務を担当していて、少女とはこの業務を通じて知り合い、相談に応じるなどの支援にあたっていたということです。
警察は去年12月に少女から「間中警部補からメールや電話が頻繁に来て困っている」と相談があったことから、間中警部補を少女の担当から外していましたが、先月になって別の警察官が少女から相談を受けて、今回の件が発覚したということです。
調べに対し、間中警部補は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
県警察本部の荒瀬伸郎警務部長は「被害者をはじめ、県民の皆さんに深くおわび申し上げます。今後の捜査を踏まえ、厳正に対処します」とコメントしています。
【出典】少年立ち直り担当の警部補逮捕 少女にわいせつ行為か NHKニュース 4月8日 20時37分


■4月5日 不祥事防止、意識高揚を 静岡県監査委員が初の白書

 県監査委員は知事部局、県教委、県警本部を対象とした「コンプライアンス(法令順守)監査白書」を初めてまとめ、概要版を公表した。「コンプライアンス強化年度」と定めた2015年度の定期監査で確認した不祥事の分析と、12~14年度の3年間分の監査結果を基にした傾向と対策を記した。
 情報管理や文書管理など公務上の不適切処理に加え、公務外の不祥事も目立ち、白書は「引き続き、コンプライアンス意識高揚のための取り組みが必要」と指摘した。
 15年度定期監査の分析をみると、情報管理については各組織とも個人情報漏えい防止策を講じていながら、依然として発生している状況を示した。白書はマイナンバー制度の導入を踏まえ、「県民の行政の情報管理への関心が高まっており、引き続き発生防止策が必要」と記した。
 会計処理の誤りについては、会計制度の周知徹底・チェック体制の強化の必要性を指摘し、「出納局の指導検査などの結果を組織的に活用する体制が求められる」と対策を示した。
 公務外の不祥事は、県職員の窃盗未遂事件や教員の盗撮事件、警察官の大麻所持事件が発生したことを挙げて「依然として多発している。職員の意識を高める取り組みが必要」と求めた。
【出典】不祥事防止、意識高揚を 静岡県監査委員が初の白書 @S[アットエス] by 静岡新聞 4月5日(火)8時14分配信


■4月2日 虚偽調書で有罪確定へ=「警察官と共同作成」―最高裁

 兵庫県警の警察官らと共謀して虚偽の内容の供述調書を作成したなどとして、証拠隠滅などの罪に問われた韓国籍の洪幸大被告(45)について、懲役3年6月とした一、二審判決が確定する。
 最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)が3月31日付で被告側の上告を棄却する決定をした。
 裁判では証拠隠滅罪が成立するかが争われた。第1小法廷は「参考人が取り調べで虚偽の供述をして調書が作成されただけでは罪に当たらないが、今回は警察官らと共同して虚偽の内容の証拠を作り出したため成立する」と判断した。 
【出典】虚偽調書で有罪確定へ=「警察官と共同作成」―最高裁 時事通信 4月2日(土)17時26分配信


■4月1日 <北海道警> 身内に甘い処分…ひき逃げや横領、懲戒せず

約1万2000人の道警職員の中枢を担う北海道警本部
札幌市中央区で10日、袴田貴行撮影
 北海道警が2015年、ひき逃げや横領、傷害など法令違反が疑われる警察官の不祥事案を訓戒処分にとどめていたことが31日、毎日新聞の情報公開請求で分かった。道警はこれらの不祥事を公表せず、毎日新聞の取材にも詳しい内容や刑事処分の有無について説明しなかった。有識者から「処分は甘すぎる」と批判の声が出ている。【袴田貴行、安達恒太郎】
 道警によると、地方公務員法に定められた懲戒処分(免職▽停職▽減給▽戒告)に至らない監督責任や規律違反などについて、内規で「監督上の措置」と位置付け、計6種類の訓戒と注意処分を規定している。
 毎日新聞は3月、15年の「監督上の措置」について道警に情報公開請求をし、計141件の処分日、処分内容、階級などが公開された。内訳は処分の重い順に▽警察本部長訓戒15件▽方面本部長訓戒27件▽所属長訓戒52件▽警察本部長注意1件▽所属長注意46件。処分された警察官らの氏名や所属は非公表だった。
 警察本部長訓戒の中には▽ひき逃げ行為をし、相手に傷を負わさせた=巡査▽私的管理金を横領するなどした=巡査▽同僚職員に傷害を負わせた=巡査長--などがあった。方面本部長訓戒にも、職務上知り得た個人情報を利用し、部外異性に不安を与えるメールを送信するなどした=巡査部長--などの事案があった。
 道警監察官室は毎日新聞の取材に「プライバシー保護の観点から訓戒処分は原則として公表していない」として詳しい内容や刑事処分をしたかどうかについて説明を拒否した。処分の軽重の判断理由については「内部指針に照らして判断した。悪質性の高い事案を訓戒や注意で済ませていることはない」としている。
 道警の処分をめぐって15年12月、毎日新聞による情報公開請求などで同年1~10月の懲戒処分17件中13件が公表されていなかったことが判明。このうち8件は、強制わいせつや住居侵入など法令違反が疑われる内容だったが道警は「公表基準に合致していない」とし刑事処分の有無などを明らかにしなかった。
 ◇許されない行為…ジャーナリストの大谷昭宏さんの話
 ひき逃げや横領、傷害などはれっきとした犯罪。訓戒処分にとどめて市民の目に触れないようにすることは許されない。身内に甘い処分を続ければ、いつまでも道警から不祥事はなくならない。
【出典】 <北海道警> 身内に甘い処分…ひき逃げや横領、懲戒せず 毎日新聞 4月1日(金)7時30分配信


記者の目

不祥事続き 北海道警=袴田貴行(北海道報道部)
毎日新聞2015年12月15日 東京朝刊


■徹底公表し信頼回復を
 ほんの一握りの不祥事が、組織全体の信頼を失わせてしまう。北海道警は今年、警察官が暴力団幹部に捜査情報を漏らしたり、交通違反切符を捏造(ねつぞう)したりするなど悪質な不祥事が相次いでいる。毎日新聞が行った情報公開請求では、法令違反が疑われるケースを公表していなかったことも判明。組織の信頼性を維持するためには全ての不祥事を公開し、説明責任を果たすしかない。それが現場で奮闘する大半の警察官たちの苦労に報いることにもなるはずだ。
 今春、道警担当になった私は、長期間未解決のままになっている殺人事件を取材し、北海道紙面で連載した。未解決事件を追う捜査1課特命係「コールドケース(英語で迷宮入りした凶悪犯罪の意)班」の捜査員とともに事件の現場も歩いた。私はわずか1日だったが、捜査員たちは何度も同じ現場へ出向き、関係者らと接触。信頼を得て大小さまざまな情報を入手している。班を率いる石山範雄警視(59)は「当初は気付けなかった新たな証拠を見つけることができるかもしれない。地道に続けていくしかない」と強調。捜査員の熱意と地道な努力で事件が解決し、治安が維持されている??。取材を通してそんな思いを強くした。


■強制わいせつも秘匿の対象に
 道警職員は約1万2000人。多くの警察官らが時に家庭も顧みず職務に打ち込む一方、中にはミスをしたり、犯罪に手を染めたりする警察官もいる。特に今年は暴力団幹部への情報漏えいや拾得物の詐取など、常識では考えられない事件が続発。6月に一家5人が死傷する飲酒交通事故のあった砂川市で、管轄する砂川署員が道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで書類送検された時、地元からは「市を挙げて飲酒運転撲滅に取り組んでいるのに、手本となるべき警察官が酒気帯び運転とは……」などと倫理観の低さを嘆く声が相次いだ。
 情報公開請求に基づき、道警が開示した今年1?10月の懲戒処分一覧によると、免職1▽停職2▽減給10▽戒告4と計17人が処分を受けた。このうち報道発表されたのは計4人の処分だけだが、非公表の減給処分の対象には「道警外の異性への強制わいせつがあった」や「携帯電話を使用し卑わいな行為をした」、「(交通事故で)救護措置を講じることなく逃走した」など刑法や北海道迷惑行為防止条例、道交法に違反しているとみられるケースも複数あった。
 警察庁の「懲戒処分の発表の指針」では(1)職務に関する行為(2)私的行為のうち停職以上の行為(3)内外に及ぼす影響などを勘案し、国民の信頼を確保するため、発表が適当と認められる懲戒処分??を公表するよう定めている。
 法令違反が疑われるケースを公表しなかったことについて、道警監察官室は「指針に基づいて検討した結果、発表する事案ではないと判断した」と説明。逮捕すべき悪質な案件はなかったことを明かした上で、書類送検の有無や行為の詳細については「捜査の結果、事件として立件すべきものはきちんと立件しているが、個別の案件については回答を差し控える」と述べるにとどまる。


■一般市民以上に必要な順法性
 同じ公の組織でも、北海道教育委員会と札幌市は全ての懲戒処分を報道発表し、公式ホームページでも公開している。道警は逮捕しない限り、免職の場合も氏名などは非公表だが、道教委や札幌市は公表している。同志社大の太田肇教授(組織論)は「警察には強制捜査権があり、その職務は市民との信頼関係の上に成り立っている。強制捜査権の持ち主は一般の市民以上に高い順法性が求められ、処分の公表基準もほかの組織よりオープンにする必要がある」と指摘。現役の道警警察官からも「強制わいせつやひき逃げ、盗撮行為などは一般人なら間違いなく逮捕されており、そうした行為を犯した人物に警察官の資格はない。不祥事を隠すより積極的に公表した方が、組織内部の抑止力にもなる」との批判が漏れる。
 札幌地検などで検事を務めた日浦力(つとむ)弁護士(71)=札幌弁護士会=は、辺り一面が血の海の凄絶(せいぜつ)な殺人事件の現場で必死に証拠を集めたり、黙秘を貫く容疑者に粘り強く取り調べを続けたりする道警警察官らの姿が深く心に残っているという。日浦弁護士は「多くの警察官は高い正義感と使命感の下、汗水垂らして働いている。ほんの一握りの不祥事が現場の苦労を台無しにしてしまう」と懸念する。
 道警に今、必要なものは何か。信頼を失わせるしゃくし定規な公表基準ではなく、事実を明らかにして謝罪する真摯(しんし)な姿勢だ。上層部はそのことに思いを巡らせてほしい。


■3月31日 <置き引き> 容疑で生駒署前署長を事情聴取 奈良県警


 スーパーマーケットで今月26日に客の財布を置き引きしたとして、奈良県警生駒署の前署長(60)=警視、警務部付=が県警から窃盗容疑で事情聴取を受けていることが分かった。前署長は「カートの上に忘れ物の財布があり、つい盗んでしまった」と容疑を認めているという。前署長は31日付で定年退職予定で、県警は同日午後にも減給の懲戒処分を発表し、近く書類送検する。 県警によると、前署長は26日午後3時15分ごろ、自宅近くの奈良市内のスーパーマーケットを訪れた際、買い物カートに男性客(80)が置き忘れていた現金約3万円やクレジットカードなどが入った財布を盗んだ疑いが持たれている。
 男性が同日、奈良署に被害届を出し、防犯カメラの映像などから前署長が浮上した。当日は土曜日。署長退任後で、勤務はしていなかったという。
 前署長は高速隊長を経て昨年2月~今年2月、生駒署長を務めた。【塩路佳子】
【出典】 <置き引き> 容疑で生駒署前署長を事情聴取 奈良県警 毎日新聞 3月31日(木)15時0分配信


■3月29日 前警察署長の警視、ひき逃げ容疑で書類送検


自転車と衝突してタイヤがパンクし、前部がへこんだ車体
(29日正午、福岡市南区の県警南署で)by 読売新聞

 自転車と衝突してタイヤがパンクし、前部がへこんだ車体(29日正午、福岡市南区の県警南署で)
 乗用車で自転車の高校生と人身事故を起こしながら、通報せずに立ち去ったとして、福岡県警は29日、前粕屋署長で警視の天本栄一容疑者(60)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の両容疑で福岡地検に書類送検し、戒告の懲戒処分にした。
 県警によると、天本容疑者は22日午後5時50分頃、福岡市南区向野2の市道交差点で乗用車を1人で運転中、対向車線側から右折してきた自転車の男子高校生(18)と衝突。負傷させたのに、救護措置や警察への通報をせずに立ち去った疑い。高校生は手に1週間の擦り傷を負った。
 事故当時は車を降り、路上に倒れていた高校生に「大丈夫ですか」と声をかけて「大丈夫です」と返答されたために安心し、連絡先の交換もせずに立ち去っていたという。自転車は前輪やハンドルが変形し、乗用車も右前のタイヤがパンクして車体の前部がへこむなど破損した。
【出典】前警察署長の警視、ひき逃げ容疑で書類送検 読売新聞 3月29日(火)13時26分配信


■3月29日 福岡県警、ひき逃げ容疑の警視を戒告の懲戒処分に


 福岡県警は29日、粕屋警察署の前の署長・天本栄一警視(60)をひき逃げなどの疑いで書類送検し、戒告の懲戒処分としたと発表しました。
 警視は右折してきた自転車の高校生と衝突し、転倒させましたが救護などをすることなくそのまま走り去ったということです。
 天本警視は今月22日、福岡市南区で自転車の男子高校生を車ではね、軽傷を負わせたにもかかわらず、そのまま走り去った疑いが持たれています。
 「(自転車の)かごがグシャってなってて、タイヤも変形してましたね。救急車の中で座ってたのが被害者じゃないかと思うんですけど。(Q.高校生ぐらいの?)はい」(近くにいた人)
 交通部門の幹部職を歴任した天本警視は高速道路交通警察隊長として出席したイベントでは、交通指導にかける決意を述べていました。
 「後部座席のシートベルトに対する指導、取り締まりを全力を挙げて取り組んでおります」(福岡県警高速道路交通警察隊・天本栄一隊長〔2008年当時〕)
 取り調べに対し「気が動転してしまった。大きなけがもなく、届け出るまでもないと思った」などと話しているということです。天本警視は31日、定年退職する予定となっています。(29日17:35)
【出典】福岡県警、ひき逃げ容疑の警視を戒告の懲戒処分に TBS系(JNN) 3月29日(火)12時50分配信


■3月29日 福岡県警の前署長、ひき逃げ容疑 書類送検し戒告


 福岡県警の天本栄一・前粕屋署長がひき逃げ事故を起こしたとされる乗用車=29日午前、福岡市南区の南署、比留間陽介撮影
 福岡県警の天本栄一・前粕屋署長(60)=警視=が今月、福岡市内で乗用車を運転中にひき逃げ事件を起こしていたことが分かった。県警は29日、道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで前署長を書類送検し、戒告の懲戒処分にした。
 「突然の事故で気が動転してしまった」と供述しているという。県警は「私的な事案」などとして前署長の氏名を公表しなかった。
 前署長は高速隊長など交通部門の幹部を歴任。2月まで粕屋署長だった。今月末で定年退職予定で、辞職は申し出ていない。
 監察官室によると、前署長は3月22日午後5時50分ごろ、福岡市南区向野2丁目の市道交差点で乗用車を運転し、自転車と接触。自転車の男子高校生(18)を転倒させ、手に1週間のけがを負わせたのに、救護や通報をせずに逃げた疑いがある。この日は休暇で、私用で外出していた。
 前署長はいったん帰宅したが、タイヤがパンクしていたことなどから「重大な事故ではないか」と思い、事故の約20分後に自転車で現場に戻った。その後、目撃者の110番通報で到着した警察官に事故の当事者だと伝えたという。
 県警の調べに「高校生が『大丈夫です』と言ったので安心し、届け出るまでもないと思った」と供述。道交法は、事故を起こした時は、けがの有無にかかわらず警察に報告しなければならないと定めている。県警は「逃走や証拠隠滅の意図はない」として逮捕はしていない。
【出典】福岡県警の前署長、ひき逃げ容疑 書類送検し戒告 朝日新聞デジタル 3月29日(火)12時35分配信


■3月29日 前警察署長が高校生をひき逃げ 容疑で書類送検し戒告処分 福岡県警


 福岡県警は29日、今月下旬に高校生の自転車と接触事故を起こしたのに救護や届け出をしなかったとして、元警察署長で、現在は警務部付となっている同県警警視(60)を、道交法違反(ひき逃げ)容疑で福岡地検に書類送検した。また同日付で戒告の懲戒処分をおこなった。
 県警によると、警視は今月22日午後5時50分ごろ、福岡市南区向野2丁目で乗用車を運転中、男子高校生(18)の自転車と接触し、高校生に1週間のけがを負わせる人身事故を起こしたのに、救護措置を取らず、警察への届け出もしなかった疑い。
【出典】前警察署長が高校生をひき逃げ 容疑で書類送検し戒告処分 福岡県警 西日本新聞 3月29日(火)10時37分配信


■3月28日 無理心中事件、鹿児島県警が7年放置 男が母殺害の疑い

 鹿児島市で2008年、無理心中を図り母親を殺害した疑いがある60代の息子について、鹿児島県警が昨年までの7年間、捜査をせずに放置していたことが分かった。県警は28日、当時鹿児島中央署刑事1課長だった警視(52)や捜査員ら4人を本部長訓戒などの処分にし、発表した。
 監察課などによると、08年11月8日、鹿児島市内の集合住宅に住んでいた80代の女性がロープで首を絞められ、病院に運ばれたが3日後に死亡。当時50代だった同居の息子が包丁で自分の胸を刺し、入院した。
 当時の調べに息子が「無理心中するつもりで母親の首を絞めた」との趣旨の話をしたことから、署は回復を待って殺人容疑で捜査する方針だった。しかし、警視らは約7カ月間の入院中に他の事件の捜査で多忙になり、放置。書類の作成や引き継ぎを怠ったという。
 昨年10月、県警が未解決事件の捜査状況を調べたところ、この事件を捜査していなかったことが判明。捜査を再開し、今月28日に息子を殺人の疑いで書類送検した。「病気の母の介護に疲れた」と供述しているという。
 県警は、捜査を担当した刑事1課の課長だった警視を本部長訓戒、直接担当した警部補を本部長注意、捜査に関わった別の警部補と巡査部長を所属長注意の処分にした。有馬晋作・首席監察官は「捜査が遅れたことは誠に遺憾。申し訳なく思っている。再発防止に努めたい」とコメントした。県警は警視らの氏名や現在の所属を公表しなかった。県警は「警察内部の問題であり、名前を公表すれば個人のプライバシーの侵害にあたる」と説明している。
【出典】無理心中事件、鹿児島県警が7年放置 男が母殺害の疑い 朝日新聞デジタル 3月28日(月)13時33分配信


■3月28日 <鹿児島県警> 母殺害容疑、7年間捜査放置 引き継ぎ怠る

 鹿児島県警は28日、2008年に鹿児島市で無理心中しようと母親を殺害した疑いがある60代の息子について捜査せず、昨年まで約7年間事件を放置していたことを明らかにした。県警は事件の引き継ぎを怠り捜査を遅延させたとして、同日付で捜査担当課長だった警視(52)ら当時の鹿児島中央署の担当者4人を本部長訓戒などの処分にした。同署は同日、息子を殺人容疑で鹿児島地検に書類送検した。
 県警によると、放置された事件は08年11月8日、鹿児島市内の集合住宅で発生。当時80代の女性が首を絞められて3日後に死亡し、同署の調べに、同居していた当時50代の次男は「無理心中するつもりで母親の首を絞めた」などと話していた。同署はけがで入院した次男の回復を待って殺人容疑で捜査する方針だったが、約7カ月後に退院した後も捜査しなかった。
 県警が昨年10月、未解決事件の捜査状況の内部調査をして放置が発覚。捜査を再開したという。県警の有馬晋作首席監察官は「事件捜査が遅延したことは誠に遺憾で大変申し訳なく思っている。指導・教養を徹底し、同種事案の再発防止に努めたい」と話した。【杣谷健太】
【出典】<鹿児島県警> 母殺害容疑、7年間捜査放置 引き継ぎ怠る 毎日新聞 3月28日(月)12時32分配信


■3月28日 富津署巡査長、焼身自殺か 56歳南房総で

  南房総市千倉町大貫の市道脇の空き地で26日午後9時40分ごろ、体に火が付いたまま倒れている男性を、警戒中の館山署員が発見した。男性は富津署地域課の巡査長(56)で、全身にやけどを負い、間もなく死亡が確認された。近くに灯油が入ったポリタンクとライターが残されており、館山署は男性が焼身自殺した可能性が高いとみて、詳しい状況を調べている。
 同署によると、男性は私服姿で、靴は遺体の近くで発見。同日仕事は休みだった。空き地には男性のものとみられる乗用車が止められており、遺書は見つかっていないという。男性は病気を抱えていたとみられ、富津署は「詳細は確認中」としている。
 現場はJR内房線九重駅から南に約4キロの山林。周囲に民家はなく、人や車の通行もほとんどないという。
【出典】富津署巡査長、焼身自殺か 56歳南房総で 千葉日報 2016年03月28日 10:35


■3月25日 熊本県警の男性巡査 飲酒運転で懲戒免職


 熊本県警の天草警察署に勤務する24歳の男性巡査が、約7時間にわたり酒を飲んで車を運転したなどとして、県警はこの巡査を書類送検し懲戒免職とした。
 懲戒免職処分を受けたのは、天草署地域課に勤務する24歳の男性巡査。警察によると、男性巡査は、今月10日午後10時半ごろから熊本市のバーで、約7時間にわたって、ビール中ジョッキ2杯、焼酎の水割り10杯を飲んでいた。その後、自分の車を運転して帰宅中、宇土市の国道57号のガードレールに衝突する事故を起こしたにもかかわらず放置し、出勤したという。同僚の警察官が、男性巡査の車に傷などがあるのを不審に思い、飲酒運転が発覚した。 男性巡査は「何度も酒が残った状態で運転したことがある」と話し、これまでにも飲酒運転を繰り返していたという。
 警察は25日、男性巡査を酒気帯び運転などの疑いで熊本地検に書類送検した。県警の松岡範俊首席監察官は「県民の信頼を裏切る結果となり、深くおわび申し上げます」とコメントしている。
【出典】熊本県警の男性巡査 飲酒運転で懲戒免職 日本テレビ系(NNN) 3月25日(金)22時25分配信 最終更新:3月25日(金)22時25分日テレNEWS24


■3月20日 女子トイレ盗撮、女性宅のぞき 2巡査長懲戒処分 千葉県警


 千葉県警監察官室は18日、成田空港の職員用女子トイレに侵入し盗撮したなどとして、成田空港署警備課の男性巡査長(29)=建造物侵入容疑で逮捕=を停職1カ月、女性のアパート敷地内に侵入し室内をのぞいたなどとして、第3機動隊庶務係の男性巡査長(31)=住居侵入容疑で逮捕=を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分とした。いずれも同日付で依願退職した。
 同室によると、成田空港署の巡査長は先月8日、成田空港第2ターミナル内の職員エリアにある女子トイレにのぞき目的で侵入し携帯電話で盗撮。同月16日にも別の階の女子トイレに侵入した。巡査長は8日は勤務中だったという。巡査長は「性的好奇心が抑えられなかった」と話している。
 県警は先月16日、巡査長を建造物侵入容疑で逮捕。巡査長は今月4日に千葉簡裁から罰金20万円の略式命令を受け即日納付した。
 第3機動隊の巡査長は昨年9月3日~10月10日、4回にわたり女性の住む酒々井町のアパートにのぞき目的で侵入。同年11月18日未明にも同町内のアパートに侵入した。女性と同居する男性が巡査長の気配に気付き110番通報。駆け付けた佐倉署員が付近にいた巡査長を逮捕した。巡査長はこの日、早朝から出動予定で、柏市内の職場に向かう途中だったという。
 県警が巡査長のスマートフォンなどを調べたところ、同年8月10日~10月28日の間に被害者9人10件の生活を録画した動画を確認。うち被害者の協力が得られた3人4件分を住居侵入容疑で立件し、今月11日、千葉地検に追送検した。 巡査長は動機について「女性の私生活をのぞき見たい衝動が抑えられなかった」と話している。
 古川等首席監察官は「治安を守る警察官がこのような事案を起こし、被害者と県民の皆さまに心からおわびする。職務倫理の徹底を図り信頼回復に努めたい」とコメントした。
【出典】女子トイレ盗撮、女性宅のぞき 2巡査長懲戒処分 千葉県警 千葉日報オンライン 3月20日(日)0時24分配信


■3月19日 のぞきの2職員、千葉県警が懲戒処分

 県警監察官室は18日、のぞき目的で女子トイレやアパートの敷地に侵入したとして、成田国際空港署警備課の巡査長の男(29)=建造物侵入罪で略式起訴、罰金20万円の略式命令を出され、即日納付=と第3機動隊巡査長、橘亮造容疑者(31)=住居侵入容疑で逮捕、送検=をそれぞれ停職1カ月と減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。いずれも同日付で依願退職した。 同室によると、巡査長の男は2月、成田空港の女子トイレにのぞき目的で2度にわたり侵入。2度目の侵入の際に利用者に気付かれ、建造物侵入容疑で現行犯逮捕された。1度目は勤務中の犯行で、携帯電話で盗撮もしていた。
 橘容疑者は昨年8~11月、酒々井町で複数回、アパート敷地などに侵入し室内をのぞいたとされる。監察官室の調べに、「女性がいる部屋の中が見たかった」と話したという。
【出典】のぞきの2職員、千葉県警が懲戒処分 産経新聞 3月19日(土)7時55分配信


■3月18日 県警事務員が窃盗容疑 拾得物の電子マネー使う 静岡


 静岡県中部の警察署会計課に勤務する30代の女性臨時事務員が、拾得物として署内に保管されていた電子マネーカードを盗み、約1万3900円を使い込んだとして、県警は17日、窃盗容疑で事務員を静岡地検に書類送致し、停職3カ月の懲戒処分とした。事務員は同日辞職した。
 県警監察課によると、事務員は昨年10月26日と今年1月27日の2回、会計課の倉庫に保管されていたスーパーマーケットの電子マネーカード2枚を持ち出し、複数回にわたって食品や雑貨の買い物に使った疑いが持たれている。
 カードは2枚とも無記名で、昨年10月に拾得者が同署に届けた。持ち主が見つからないまま3カ月の保管期限を過ぎ、所有権を得た拾得者が受け取りに来た際、計1万3964円あった残高が約60円に減っているのに気付いた。事務員は容疑を認め、「生活費に使った。申し訳ないことをした」と供述している。
 事務員は昨年10月初めに遺失拾得の担当職員として、1年間の任期で採用された。県警は「逃走や証拠隠滅の恐れがない」として逮捕せず、氏名や詳しい所属を明らかにしていない。山口睦首席監察官は「県民に深くおわび申し上げる。再発防止に努める」とのコメントを出した。
【出典】県警事務員が窃盗容疑 拾得物の電子マネー使う 静岡 @S[アットエス] by 静岡新聞 3月18日(金)8時22分配信


■3月17日 拾得物の電子マネーカードを窃盗、静岡県警臨時事務員を懲戒処分

 静岡県内の警察署会計課に勤務する30代の臨時事務員の女性が、拾得物の電子マネーカードを盗んでいたとして、静岡県警監察課は17日、女性を停職3月とする懲戒処分にしたと発表した。女性は窃盗容疑で静岡地検に書類送検されており、同日付で辞職した。
 同課によると、女性は昨年10月に採用され、会計課で遺失物拾得係の窓口業務を担当。昨年10月26日と今年1月27日の前後2回にわたり、警察署内に保管されていた拾得物の電子マネーカード2枚(合計残高1万3964円)を盗み、カードを使ってスーパーなどで食料や雑貨を購入していた。
 今年1月末に拾得者が保管期限の過ぎたカードを受け取り、残高が減っていることに気づいて発覚したという。
【出典】拾得物の電子マネーカードを窃盗、静岡県警臨時事務員を懲戒処分 産経新聞 3月17日(木)17時19分配信


■3月17日 制圧時死亡で北海道警が警官書類送検 「なぜ命まで」遺族、消えぬ怒り



男性土木作業員が死亡した経緯


 【北見】北見市で2013年2月、男性土木作業員=当時(40)=が道交法違反(一時不停止)容疑で現行犯逮捕された直後に死亡したのは、警察官による制圧行為が原因だったとして、道警は16日、業務上過失致死容疑で、男性巡査部長(51)と男性巡査長(29)を書類送検した。道警は「死亡との因果関係は認められるが、制圧行為自体は適正だった」として2人を処分しなかった。また、逮捕の際に作業員の額を蹴るなどしたとして、特別公務員暴行陵虐=社会面のことば=容疑で男性警部補(54)を書類送検し、減給10%1カ月の懲戒処分とした。道警は3人とも起訴を求めていない。
 事件発生から3年以上を経て、道警の警察官3人が書類送検され、事件は一つの区切りを迎えた。道警は男性作業員の額を蹴るなどした警部補について「行きすぎた行為」としたものの、背後から押さえつけ、窒息死させた巡査部長ら2人については「必要最小限の実力行使を逸脱していない」との説明に終始。

「なぜ、こんな悲劇が起きたのか」
―。

 長く苦しんできた遺族はなお、やり切れない思いを抱えている。
 「3年という月日は長かったが、事件のことを一日も忘れたことはない」。亡くなった作業員の姉(46)は、書類送検の一報を聞いた16日午後、十勝管内士幌町の自宅でこう漏らした。
 事件直後に見た作業員の遺体は、胸一面が内出血で紫色になり、腕には、車外に引きずり出された際にできたとみられる傷も複数あった。鼻はまがり、顔面も腫れ上がっていたという。「逮捕するにしても、もっと別のやり方があったはず」。こみ上げた悔しさと怒りは今も消えない。
 道警監察官室は16日、巡査部長ら2人が膝や腹部、両手などで、作業員の背中や頭部を約4分間にわたり押さえつけた行為について、「1人の方が亡くなったという結果の重大性はあるものの、行きすぎた制圧行為ではなかった」と強調した。道警幹部は「暴れる容疑者の制圧方法としては、逮捕術訓練で必ず教える基本のやり方。制圧時間も短く、違法とはいえない」と話す。
 押さえ込まれた作業員の額を蹴ったり踏みつけたりした警部補については、道警監察官室は「警察官としてあってはならない行為」としながら、「死因とは直接関係はない」と強調。特別公務員暴行陵虐容疑で書類送検した際には、起訴を求める「厳重処分」ではなく、地検に判断を委ねる「相当処分」の意見を付けるにとどまった。
【出典】制圧時死亡で北海道警が警官書類送検 「なぜ命まで」遺族、消えぬ怒り 北海道新聞 3月17日(木)11時0分配信


■3月17日 逮捕時制圧で男性死亡 北海道警が容疑の3警官書類送検 起訴求めず


男性土木作業員が死亡した経緯 窒息死「因果関係あるが制圧は適正」


【北見】 北見市で2013年2月、男性土木作業員=当時(40)=が道交法違反(一時不停止)容疑で現行犯逮捕された直後に死亡したのは、警察官による制圧行為が原因だったとして、道警は16日、業務上過失致死容疑で、男性巡査部長(51)と男性巡査長(29)を書類送検した。道警は「死亡との因果関係は認められるが、制圧行為自体は適正だった」として2人を処分せず、起訴も求めないという。また、逮捕の際に作業員の額を蹴るなどしたとして、特別公務員暴行陵虐容疑で男性警部補(54)を書類送検し、減給10%1カ月の懲戒処分とした。
 巡査部長と巡査長の送検容疑は、13年2月24日午後、作業員を逮捕する際、うつぶせにした作業員に覆いかぶさったり、右膝で背中を押さえつけたりする制圧行為を約4分間続け、窒息死させた疑い。

頭蹴った警部補は特別公務員暴行陵虐容疑

 警部補の送検容疑は、作業員の額を数回蹴り、踏みつけた疑い。警部補は「相手が暴れたので感情的になった」と供述しているという。
 道警監察官室によると、作業員は窒息死で、頭部には外傷が複数あり、くも膜下出血もあった。
 作業員は逮捕前、十勝管内足寄町でワゴン車を運転中、本別署のパトカーに停止を求められたが、一時停止の標識を無視するなどしながら、北見市留辺蘂町まで約80キロにわたり逃走。雪山に衝突し停止した後も、車内で抵抗したため、現場にいた警察官らが引きずり出し制圧、現行犯逮捕した。作業員はその際に意識を失い、死亡した。
 書類送検された3人は当時、北見方面本部地域課や北見署などに所属。現場には3人を含めて計13人の警察官がいた。
【出典】逮捕時制圧で男性死亡 北海道警が容疑の3警官書類送検 起訴求めず 北海道新聞 3月17日(木)3時0分配信


■3月14日 のぞき見の疑い、巡査部長を書類送検 本人は依願退職 警視庁


 民家の敷地内に入って入浴中の女性をのぞき見したとして、警視庁は14日、武蔵野署刑事組織犯罪対策課の男性巡査部長(31)を住居侵入と軽犯罪法違反(のぞき)の容疑で書類送検し、他の盗撮行為も含めて停職3カ月の懲戒処分とし、発表した。巡査部長は同日付で依願退職した。
 人事1課によると、巡査部長は昨年11月下旬、東京都練馬区で、帰宅中に他人の住宅敷地内に侵入し、風呂場の窓から入浴中の女性をのぞいた疑いがある。入浴の様子はスマートフォンで動画撮影していた。この家の別の住人が見つけ、110番通報した。容疑を認めているという。
 また、このとき所持していたデジタルカメラから、駅構内や電車内で女性の衣服の中を撮影した動画が十数本見つかった。本人は盗撮を認めたが、多くは公訴時効(3年)より前の撮影で、その他の動画も場所や被害者が特定できなかったため、立件を見送ったという。
 滝沢幹滋・警務部参事官は「警察官としてあるまじき行為で、厳正に処分した。職員に対する指導、教養を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。
【出典】のぞき見の疑い、巡査部長を書類送検 本人は依願退職 朝日新聞デジタル 3月14日(月)18時9分配信


■3月14日 風呂場のぞき盗撮=巡査部長を停職3カ月―警視庁

 住宅の敷地に入って風呂場をのぞき見し、盗撮したとして、警視庁は14日、武蔵野署刑事組織犯罪対策課の巡査部長(31)を停職3カ月の懲戒処分にし、住居侵入と軽犯罪法違反容疑で書類送検した。
 「被害者や組織に大変迷惑を掛けた」と話し、同日付で退職したという。
 警視庁によると、巡査部長は昨年11月下旬の深夜、帰宅途中に東京都練馬区の住宅敷地に侵入。風呂場をのぞき見し、入浴中の女性をスマートフォンで動画撮影した。 
【出典】風呂場のぞき盗撮=巡査部長を停職3カ月―警視庁 時事通信 3月14日(月)16時21分配信


■3月12日 不倫関係の女性に手錠 巡査部長「別れ話で腹が立った」 岡山県警、暴行容疑で追送検

 岡山県警は12日までに、不倫関係にあった女性の手首に手錠をかけたとして暴行容疑で、岡山西署刑事2課の男性巡査部長(34)=強要罪で起訴=を追送検した。追送検は今月1日付。県警は12日、停職6カ月の懲戒処分とし、同日付で辞職した。
 追送検容疑は1月下旬、勤務後に私有車内で女性の右手首に業務で使う手錠をかけたとしている。県警監察課に「別れ話をしていて女性に腹が立った」と説明しているという。
 元巡査部長は1月20日から21日にかけ、自分からの電話に出ない女性を脅して電話をかけさせたとして起訴されている。
【出典】不倫関係の女性に手錠 巡査部長「別れ話で腹が立った」 岡山県警、暴行容疑で追送検 産経WEST 2016.3.12 12:57


■3月12日 神奈川県警泉署、25歳の男性巡査が拳銃自殺

12日朝、神奈川県警・泉警察署の男子トイレで、25歳の男性巡査が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。近くには拳銃が落ちていたことなどから警察は、拳銃で自殺したものとみて調べています。
【出典】「神奈川県警泉署で25歳の男性巡査が拳銃自殺」 TBS動画ニュースサイト


■3月11日 部下に銃向け「手上げろ」=警部補を書類送検―山口県警

 実弾入りの拳銃を部下に向けたとして、山口県警は11日、高速道路交通警察隊の50代男性警部補を銃刀法違反(加重所持)容疑で書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。容疑を認めているという。
 送検容疑は昨年6月、高速隊庁舎の格納室内で、部下の30代巡査長に実弾が入った拳銃を向けた疑い。
 県警監察官室によると、警部補は銃口を向けた際、「手を上げろ」と言ったといい、「冗談のつもりだった」と話しているという。 
【出典】部下に銃向け「手上げろ」=警部補を書類送検―山口県警 時事通信 3月11日(金)19時3分配信


■3月11日 娘殴った警部補を逮捕=減給処分に―兵庫県警

 兵庫県警の男性警部補(57)が、娘の顔を殴りけがをさせたとして、傷害容疑で2月に逮捕され、減給6カ月(10分の1)の懲戒処分を受けていたことが11日、県警への取材で分かった。
 県警は娘のプライバシーを理由に公表していなかった。
 逮捕容疑は、2月1日午後6時半ごろ、中学校を無断欠席した娘(14)に腹を立て、同県明石市の自宅で顔面を数回殴り、顎の骨を折るなどした疑い。 
【出典】娘殴った警部補を逮捕=減給処分に―兵庫県警 時事通信 3月11日(金)16時49分配信


■3月11日 警部補が娘の顔殴る 傷害容疑で処分 兵庫県警

 兵庫県警の男性警部補(57)=明石市=が10代の娘の顔を殴ってけがをさせたとして、傷害容疑で逮捕され、県警が減給6カ月(10分の1)の懲戒処分にしたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。娘はあごの骨を折るなどのけが。神戸地検は今月3日付で起訴猶予処分とした。
 捜査関係者によると、警部補は2月上旬、娘の態度に立腹し、自宅で顔面を数回殴った疑いで逮捕された。警部補は否認したが、県警は地検の捜査結果も含め、傷害行為があったと判断した。
 県警は「被害者の心情やプライバシーに配慮が必要」として逮捕時の発表を見送っていた。
【出典】警部補が娘の顔殴る 傷害容疑で処分 兵庫県警 神戸新聞NEXT 3月11日(金)14時0分配信


■3月8日 警官のバイクにはねられ男性重体、広島の繁華街交差点、横断禁止

 7日午後10時10分ごろ、広島市中区紙屋町の国道54号で、広島西署の男性巡査(21)=同区八丁堀=のオートバイが交差点を歩いて渡っていた男性をはねた。男性は頭を強く打って意識不明の重体。巡査も胸部打撲などの軽いけがを負った。
 広島中央署によると、市内の60代男性とみて身元を確認している。巡査は出勤途中だった。現場は市中心部の繁華街で、歩行者用信号や横断歩道はなく、横断が禁止されている。
【出典】警官のバイクにはねられ男性重体、広島の繁華街交差点、横断禁止 産経WEST 2016.3.8 09:53


■3月7日 旅券不携帯容疑で少年を誤認逮捕 埼玉県警、釈放・謝罪

 埼玉県警は6日、外国籍で東京都板橋区に住む10代の少年を出入国管理法違反(旅券不携帯)の疑いで逮捕後、旅券を携帯する義務のない16歳未満であることが判明したため釈放した、と発表した。釈放されたのは逮捕から約6時間後。県警は少年と父親に謝罪した。
 外事課によると、5日午後3時5分ごろ、川口市の家電量販店から「(前日)偽造クレジットカードを使用した男が店に来ている」と110番通報があった。武南署地域課の巡査部長(57)が約400メートル離れた路上で、男と一緒にいた少年を発見。外見が20代に見えたなどの理由で署に任意同行し、旅券などを持っていないとして、同日午後4時20分ごろ現行犯逮捕した。
 その後、少年の父親が旅券などを持ってきて、少年が16歳未満だと確認。午後10時20分ごろ釈放した。同課によると、少年は任意の調べに対し、自分の正しい年齢を話していたが、身元確認を怠ったという。
 出入国管理法は外国人に旅券や在留カードを常時携帯するよう義務づけているが、16歳未満は免除されている。小川実・外事課次席は誤認逮捕について「誠に遺憾。再発防止に向け、指導を徹底する」と述べた。
【出典】旅券不携帯容疑で少年を誤認逮捕 埼玉県警、釈放・謝罪 朝日新聞デジタル 3月7日(月)6時40分配信


■3月6日 旅券不携帯の疑い、少年を誤認逮捕 携帯義務ない16歳未満/武南署

 県警は6日、武南署が5日に入管難民法違反(旅券不携帯)の疑いで現行犯逮捕した東京都板橋区に住む外国籍の少年について、旅券携帯の義務のない16歳未満と分かり、誤って逮捕したと発表した。県警は少年に謝罪し、約6時間後に釈放した。
 外事課によると、5日午後3時5分ごろ、川口市内の家電量販店から「偽造クレジットカードを使っている男がいる」と110番があった。武南署員が駆け付け、店舗近くにいた男性2人を発見。1人は逃げたが、もう1人の少年を武南署に任意同行した。少年が旅券など身元の分かるものを所持していなかったため、午後4時22分、同法違反容疑で現行犯逮捕した。
 逮捕後、父親が署を訪れ、少年は東南アジア系の国籍を持つ16歳未満と分かった。入管難民法は、旅券などの携帯を16歳未満の少年に義務付けておらず、同署は誤認逮捕だったとして、約6時間後の午後10時18分に少年を釈放した。
 逮捕前、複数の署員が少年の取り調べに関わり、16歳未満に旅券携帯の義務がないことを認識していた。少年は当初から自分の年齢を話していたが、署員は見た目や身なりなどから20歳以上と判断したという。
 同課は「慎重に身元を確認する必要があった。誤逮捕は誠に遺憾。関係者に深くおわび申し上げる。同種事案の再発防止に向け指導を徹底する」としている。
【出典】旅券不携帯の疑い、少年を誤認逮捕 携帯義務ない16歳未満/武南署 埼玉新聞 3月6日(日)22時49分配信


■3月6日 旅券不携帯で誤認逮捕…所持必要ない16歳未満

 埼玉県警は6日、東京都板橋区の東南アジア系外国人の少年を、入管難民法違反(旅券不携帯)容疑で誤認逮捕したと発表した。
 逮捕後に少年が16歳未満で、旅券などを携帯する必要がないことが分かり、少年と親族に謝罪した。
 発表によると、5日午後3時過ぎ、同県川口市の家電量販店から「4日に偽造クレジットカードを使った男が来ている」と110番があった。武南署員が、近くで通報の特徴に似た男を見つけ、職務質問しようとしたところ逃げたという。
 一緒にいた少年を署に任意同行。少年は片言の日本語しか話せず、身分証を持っていなかった。同署地域課の男性巡査部長(57)らが「20歳くらいの外国人」と判断して同4時20分頃、現行犯逮捕した。
 少年の父親が旅券を持参し年齢が判明、少年は同10時20分頃に釈放された。県警外事課の小川実次席は「誠に遺憾で深くおわびする。再発防止に向け、指導を徹底する」としている。
【出典】旅券不携帯で誤認逮捕…所持必要ない16歳未満 読売新聞 3月6日(日)21時31分配信


■3月6日 出入国管理法違反で10代少年を誤認逮捕 埼玉・武南署

 埼玉県警は6日、年齢の確認ミスにより東南アジア系の10代の少年=東京都板橋区=を出入国管理法違反(旅券不携帯)の現行犯で誤認逮捕したと発表した。
 県警外事課によると5日午後3時5分ごろ、同県川口市の家電量販店から「4日に偽造クレジットカードを使った男らが来ている」と110番通報があり、県警武南署員が付近を捜索したところ、路上で男と少年を発見。男は逃走したが、同署地域課の男性巡査部長(57)らが少年を同署に任意同行し、同4時20分ごろに同法違反容疑の現行犯で逮捕した。
 しかし、逮捕後に少年の父親が少年のパスポートを持参し、少年が旅券などを携帯する必要のない16歳未満であることが判明した。少年は自分の年齢を伝えていたが、外見などから20歳前後と判断していたという。同署は少年と父親に謝罪し、同10時20分ごろに釈放した。
 同課の小川実次席は「誠に遺憾で関係者に対し深くおわびする。再発防止に向け、より一層指導を徹底する」とコメントした。
【出典】出入国管理法違反で10代少年を誤認逮捕 埼玉・武南署 産経新聞 3月6日(日)18時36分配信


■3月6日 「見た目が20代」外国人少年を誤認逮捕


 埼玉県警・武南警察署が5日、パスポートの携帯義務がない16歳未満の外国人少年をパスポート不携帯の疑いで誤認逮捕していたことが分かった。「見た目が20代」だったとして、確認が不十分だったという。
 埼玉県警によると、5日午後、埼玉・川口市の電気店から不審者の通報があり、駆けつけた警察官が、店の近くで、外国人風の2人を発見した。うち1人は逃走したが、警察官は、1人を武南警察署に任意同行し、事情を聞いたところ、パスポートを携帯していなかったため、入管法違反の疑いで現行犯逮捕した。
 しかし、その後の捜査で、パスポートの携帯義務がない16歳未満の外国人少年と判明し、武南署は、誤認逮捕だったとして6時間後に釈放したという。逮捕した警察官は、「20代に見えた」と話しているという。
 埼玉県警は「確認が不十分だった」としていて「誤認逮捕は誠に遺憾であり、関係者に深くおわび申し上げます」とコメントしている。
【出典】「見た目が20代」外国人少年を誤認逮捕 日本テレビ系(NNN) 3月6日(日)15時35分配信


■3月6日 旅券不携帯、少年を誤認逮捕=16歳未満は義務なし―埼玉県警

 埼玉県警は6日、旅券を携帯していなかった東南アジア出身の16歳未満の少年を入管難民法(旅券不携帯)違反容疑で5日に誤認逮捕し、約6時間後に釈放したと発表した。
 同法は外国人に旅券携帯を原則義務付けているが、16歳未満の場合は必要がないとしている。
 県警外事課によると、少年は16歳未満と主張していたが、武南署は身元確認を怠り、20代と判断して逮捕した。 
【出典】旅券不携帯、少年を誤認逮捕=16歳未満は義務なし―埼玉県警 時事通信 3月6日(日)14時17分配信


■3月3日 「警視庁巡査部長を強盗容疑で逮捕、タクシーの乗車代金踏み倒す」

 警視庁の38歳の巡査部長がタクシー強盗をしたとして逮捕されました。
 強盗の疑いで逮捕されたのは、警視庁蒲田警察署地域課の巡査部長・小玉健治容疑者(38)です。
 小玉容疑者は3日午前5時すぎ、川崎市宮前区の自宅近くの路上でタクシーの乗車代金およそ4700円の支払いを拒否して、運転手の男性の胸を突き飛ばすなどして、転ばせた疑いが持たれています。運転手の男性にけがはありませんでした。
【出典】「警視庁巡査部長を強盗容疑で逮捕、タクシーの乗車代金踏み倒す」 TBSの動画ニュース


■2月29日 強制わいせつ容疑で告訴の大阪府警警部、嫌疑不十分で不起訴に


 大阪地検は29日、無理やり女性の体を触ったとして強制わいせつ容疑で書類送検されていた大阪府警の男性警部(51)を同日付で嫌疑不十分の不起訴処分とした。
 警部は、天王寺署生活安全課で勤務していた平成22年5月、大阪市内の当時20代の女性宅に上がり込むなどの不適切行為を繰り返したとして、昨年8月に減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けていた。
 女性は「体を触られた」などとして警部を告訴、府警は受理して捜査を進めたが、事実認定に至らず、地検に書類を送付していた。
【出典】強制わいせつ容疑で告訴の大阪府警警部、嫌疑不十分で不起訴に 産経WEST 2016.2.29 20:50


■2月26日 <光熱費横領容疑> 愛知県警の女性職員を書類送検

 愛知県警は26日、県警の独身寮の光熱費などを横領したとして、県警厚生課の女性職員(60)を業務上横領容疑で書類送検した。横領額は約560万円に上るとみられ、県警は同日、女性を停職6カ月の懲戒処分とした。女性は依願退職した。
 送検容疑は2011年9月26日~15年6月14日、計16回にわたって勤めていた独身寮の光熱費など計127万円を着服したとしている。「パチンコに使った」と容疑を認めている。
 県警によると、08年8月~15年6月に、計73回にわたって寮生の食費など計431万円を着服したことも認めているという。
 女性は1994年から寮母として勤務し、08年4月から寮生の光熱費や食費の預金を1人で管理していた。県警厚生課の別の職員が使途不明の預金の引き落としに気付き、女性にただしたところ横領を認めたという。
 一方、名古屋地検は26日、1月に愛知県尾張地方の住宅に侵入して女性の体を触るなどしたとして、強制わいせつ致傷と住居侵入の疑いで逮捕された県警北署地域課巡査、小川裕気容疑者(23)を起訴した。県警は小川被告を同日付で懲戒免職処分にした。【山衛守剛】
【出典】<光熱費横領容疑> 愛知県警の女性職員を書類送検 毎日新聞 2月26日(金)22時26分配信


■2月26日 滋賀県警、懲戒処分が大幅増 昨年、パワハラ要因

 滋賀県警で昨年、懲戒処分を受けた警察官と職員は計12人と前年の3人から大幅に増加した。職場のいじめやセクシャルハラスメント(性的嫌がらせ)が多発したためで、県警は相談窓口を増やす対策を取ったが、識者からは「組織の体質そのものを変えないと根絶できない」という指摘が出ている。
 昨年の処分の内訳は減給10人、戒告2人。免職や停職はいなかった。理由別ではパワハラ4人、捜査書類の虚偽作成3人、窃盗3人、セクハラ1人、盗撮1人。
 昨年7月、1年以上にわたり複数の部下を殴ったりしたとして、大津北署員の40代警部ら3人が減給と戒告の処分を受けた。
 同10月には、部下の巡査長を同3~6月にかけて何度も怒鳴りつけたりしたとして、高島署の50代警部補が減給処分になった。巡査長は6月に自殺したが、県警は「パワハラの因果関係は不明」としている。
 また、同11月には、交通違反取り締まりで虚偽の捜査書類を作成した警察署勤務の3人が処分を受け、書類送検された。
 県警の処分者数はここ数年2~6人で推移していた。昨年秋、各部署に相談員を配置し、今後は警察官の自覚を促す倫理教養も徹底する。
 県警監察官室は「これまではセクハラの相談員しか置いておらず、パワハラなどを把握するのが難しかった。今後は不祥事に厳しく対処するとともに、相談しやすい職場づくりを進める」としている。
 警察庁のまとめでは、警察職員の懲戒処分者は昨年全国で293人。警視庁が39人と最多で、兵庫県警25人、大阪府警21人と続いた。
■相談窓口、逆効果も
 警察問題に詳しいジャーナリスト大谷昭宏さんの話 警察は階級社会で上下関係によるハラスメントが全国的に多い。相談窓口を作っても、職員が本当に相談できるのか疑問だ。相談態勢を整えることで、相談に行けない人の被害が表面化しないという逆効果もあり得る。不祥事を積極的に情報公開するなど、組織全体で意識を変えるべきだ。
【出典】滋賀県警、懲戒処分が大幅増 昨年、パワハラ要因 京都新聞 2月26日(金)17時33分配信


■2月26日 「パチンコに」550万円着服=独身寮の寮母を停職処分―愛知県警
 警察官が住む独身寮の口座から558万円を着服したとして、愛知県警は26日、寮母だった女性職員(60)を停職6カ月とし、裏付けの取れた127万円分について業務上横領容疑で書類送検した。
 職員は「大半をパチンコに使った」と話しているといい、同日辞職した。
 県警監察官室によると、職員は1994年に採用され、同県春日井市の独身寮に住み込みで勤務。光熱費や食費の口座を1人で管理するようになった2008年から昨年6月まで、89回にわたり1万~30万円を引き出していた。発覚後に全額を返済した。
 また、県警は26日、就寝中の20代女性を襲ったとして逮捕した北署巡査、小川裕気容疑者(23)を懲戒免職とした。「風呂場ののぞきを繰り返すうち、直接触りたくなった」と供述しているという。名古屋地検は同日、強制わいせつ致傷と住居侵入の罪で起訴した。
 県警の根本純史警務部長は「被害者はもとより、県民の皆さまに深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。 
【出典】「パチンコに」550万円着服=独身寮の寮母を停職処分―愛知県警 時事通信 2月26日(金)17時13分配信


■2月26日 同居する元ヨメの生活保護不正受給を黙認…大阪府警の警部補、減給処分

 同居する元妻が生活保護費を不正受給しているのを黙認していたとして、大阪府警が曽根崎署刑事課の40代の警部補を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分としていたことが25日、分かった。処分は24日付。不正受給の総額は数百万円に上るとみられ、警部補は同日付で依願退職した。
 府警によると、警部補と元妻は十数年前に離婚。元妻は7~8年前から生活が立ちゆかなくなり、大阪市から生活保護を受給していたが、3~4年前に復縁して同居を再開。警部補の収入で受給資格を失ったが、市に届け出ずに受給を続けていた。
 昨年、市の調査で不正受給が発覚。府警が警部補に事情を聴いたところ、「家のローン返済などもあり、経済的なゆとりが欲しかった」と不正受給の認識があったことを認めた。
 警部補は、不正に受け取った数百万円を返還する意向を示しているという。【出典】同居する元ヨメの生活保護不正受給を黙認…大阪府警の警部補、減給処分 産経WEST 2016.2.29 20:50


■2月25日 <生活保護費不正> 元妻の受給黙認、警部補を処分 大阪府警


 同居する元妻の生活保護費の不正受給を黙認していたとして、大阪府警が24日付で曽根崎署刑事課の40代の男性警部補を減給(10分の1)3カ月の懲戒処分にしていたことが分かった。警部補は同日、依願退職した。
 府警監察室によると、警部補は40代の元妻と約10年前に離婚。元妻はその後、大阪市から生活保護を受給していたが、約3年前から警部補と再び同居を始めた。
 元妻は警部補の収入で受給資格を失う可能性が高かったにもかかわらず、世帯の構成や収入の変更を市に届けなかった。不正受給額は数百万円に上っていたが、警部補は黙認していたという。「経済的なゆとりが欲しかった」という趣旨の説明をしている。
 府警は昨年12月、市から通報を受けて調べていた。警部補は「迷惑をかけて大変申し訳ない」と話し、不正受給の全額を市に返還する意向を示しているという。【服部陽】
【出典】<生活保護費不正> 元妻の受給黙認、警部補を処分 大阪府警 毎日新聞 2月25日(木)11時54分配信


■2月25日 元妻の不正受給黙認=生活保護、警部補を処分―大阪府警

 同居する元妻が生活保護費を不正受給しているのを知りながら黙認したとして、大阪府警は25日までに、曽根崎署刑事課の40代の男性警部補を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。
 処分は24日付で、警部補は同日、依願退職した。
 監察室によると、警部補は十数年前に離婚し、その後元妻は生活保護費を受給するようになった。2人は3、4年前から同居を再開したが、警部補は元妻が保護費を受給しているのを知りながら、大阪市に世帯収入の変更を届け出なかった。 
【出典】元妻の不正受給黙認=生活保護、警部補を処分―大阪府警 時事通信 2月25日(木)11時43分配信


■2月20日 上司恐れて「捜査済み」と報告 容疑で警部補書類送検 千葉

 ひき逃げ事件の捜査の遅れを上司に指摘されることを恐れて捜査報告書を隠したなどとして、千葉県警監察官室は19日、香取署交通課係長の男性警部補(54)を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分とし、公用文書毀棄、虚偽公文書作成・同行使容疑で千葉地検に書類送検した。
 警部補は同日付で依願退職した。
 同室によると、警部補は昨年1月14日に香取市本郷地先で乗用車と普通トラックが衝突したひき逃げ事件を捜査。トラックの男性が逃げた乗用車の車種とナンバーの一部を目撃し、同署地域課員がその情報を警部補に報告していたが、警部補は犯人の車両が特定できなかったことから、上司の交通課長から捜査の遅れを指摘されることを恐れてその報告書を自分の机の中に隠した。
 同年5月29日付で「全ての対象車両は捜査済み」などと捜査を尽くしたかのような虚偽の報告書を作成して上司に提出。さらに同年6月29日付で捜査対象車両数を1台減らした虚偽の訂正報告書を作成し提出したとされる。
 警部補は動機について「事件発生後半年が経過しても犯人未検挙のままでは、自分の評価を下げると思った」と話しているという。
 古川等首席監察官は「警察の信頼を著しく損ねる行為で、被害者、県民の皆さまに心からおわびする。指導と教養を再徹底し再発防止に努めたい」とコメントした。
【出典】上司恐れて「捜査済み」と報告 容疑で警部補書類送検 千葉県警 千葉日報オンライン 2月20日(土)13時27分配信


■2月20日 虚偽の書類作成の警部補を減給処分 千葉

 県警監察官室は19日、事件の報告書を隠したり、虚偽の書類を作成したりしたとして、香取署交通課の警部補の男(54)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。警部補は公用文書等毀棄と虚偽公文書作成・同行使の疑いで書類送検され、同日付で依願退職した。
 同室によると、警部補は昨年1月、香取市内で起きたひき逃げ事件で、容疑車両に関する目撃情報などが書かれた報告書を隠すとともに、この情報を省いた虚偽の報告書を提出した。情報があるのに車を発見できないため、「自分の評価が下がる」と恐れたとみられる。
 同10月に同室に匿名の投書があり発覚。同署が改めて捜査したところ、ひき逃げの容疑車両が見つかり、容疑者の男らは摘発されたという。
【出典】虚偽の書類作成の警部補を減給処分 千葉 産経新聞 2月20日(土)7時55分配信


■2月20日 59歳警部補が万引 窃盗容疑で書類送検 長野

 県警は19日、警察署に勤務する男性警部補(59)を県内の店で万引したとして、窃盗の疑いで書類送検していたことを明らかにした。県警は減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とし、男性警部補は依願退職した。
 県警監察課によると、男性警部補は昨年12月上旬、県内の店で缶ビールと菓子(計約2200円相当)をポケットに入れて店外に出た。犯行の様子を目撃した店関係者が通報した。男性警部補は「手持ちの現金を減らしたくなかった」と話したという。
 同課は「大変申し訳ない。再発防止と信頼回復に努めたい」としている。
【出典】59歳警部補が万引 窃盗容疑で書類送検 長野 産経新聞 2月20日(土)7時55分配信


■2月19日 ひき逃げ捜査の報告書捏造=男性警部補を書類送検―千葉県警

 千葉県警は19日、ひき逃げ事件の捜査報告書を捏造(ねつぞう)したとして、虚偽公文書作成などの容疑で、県警香取署交通課の男性警部補(54)を書類送検し、減給3カ月の懲戒処分としたと発表した。
 県警によると、警部補は「犯人に結び付く情報がありながら未検挙で、評価が下がるのを避けたかった」と話しており、同日付で依願退職した。
 送検容疑は昨年5~11月、同県香取市内で発生したひき逃げ事件の捜査で、容疑者の車両ナンバーの一部など目撃情報が書かれた書類を、署内の机の中に隠匿。捜査した車の台数を偽るなどした報告書を作成、提出した疑い。 
【出典】ひき逃げ捜査の報告書捏造=男性警部補を書類送検―千葉県警 時事通信 2月19日(金)19時23分配信


■2月19日 警察署で当直中、女性トイレにスマホ仕掛けた疑い

 当直勤務中の警察署の女性トイレや長野県松本市の飲食店のトイレに盗撮目的でスマートフォンを仕掛けたなどとして、警視庁は19日、東大和署交通課所属の男性巡査部長(28)を建造物侵入や東京都迷惑防止違反容疑などで東京地検に書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。巡査部長は同日、依願退職した。
 人事1課によると、巡査部長は昨年11月中旬、東大和署4階の女性トイレに侵入。上部の棚に録画状態にしたスマートフォンを置いた疑いがある。同じ当直勤務中だった30代の女性職員が気づいて上司に報告し、上司に事情を聴かれて認めた。
 また昨年8月下旬に長野県松本市内の飲食店のトイレで大学の同窓生を盗撮した疑いもある。「知人女性の普段見られない姿を見たかった」と話したという。
 このほかにも、スマホには2010年に警視庁に採用される以前の盗撮映像が残っていたという。滝沢幹滋・警務部参事官は「警察官としてあるまじき行為であり、厳正に処分した」との談話を出した。
【出典】警察署で当直中、女性トイレにスマホ仕掛けた疑い 朝日新聞デジタル 2月19日(金)17時33分配信


■2月19日 警察署トイレで盗撮=巡査部長を停職6カ月―警視庁

 警視庁東大和署交通課の男性巡査部長(28)=東京都杉並区=が同署と長野県松本市のトイレで同僚や同窓生の女性を盗撮したとして、同庁は19日、巡査部長を停職6カ月の懲戒処分にするとともに、建造物侵入と両都県の迷惑防止条例違反容疑で書類送検した。
 巡査部長は「知人女性の普段見られない姿を見たかった」と容疑を認め、同日付で退職したという。 
【出典】警察署トイレで盗撮=巡査部長を停職6カ月―警視庁 時事通信 2月19日(金)14時7分配信


■2月17日 交通事故の加害者と誤認、罰金刑 熊本県警、女性に謝罪

 架空の交通事故をでっち上げて保険金をだまし取ったとして、熊本県警は16日、熊本市中央区神水本町の自動車整備業村上優一(39)=詐欺罪で起訴=と、同県宇土市松原町の自称自動車整備業西山徹(39)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕し、発表した。
 この事故をめぐり、県警は加害者と誤認し、同県玉名市の30代女性を書類送検していた。女性は罰金刑が確定しており、取り消しには再審が必要になる。
 発表によると、両容疑者は2012年11月3日、玉名市の国道208号交差点で「(車に)接触されて逃げられた」などとうその通報をし、治療費名目などで保険会社から約170万円を詐取した疑いがある。村上容疑者はあいまいな供述をし、西山容疑者は「事故はあった」と容疑を否認しているという。【出典】交通事故の加害者と誤認、罰金刑 熊本県警、女性に謝罪 朝日新聞デジタル 2月17日(水)8時27分配信


■2月15日 男性巡査長、署内で自殺=当直勤務中に-警視庁

 15日午前2時20分ごろ、東京都中央区の警視庁久松署で、当直勤務中だった同署に所属する40代の男性巡査長が首をつった状態で見つかり、死亡が確認された。近くには自殺をほのめかすような内容のメモがあったという。同署は自殺とみているが、人間関係のトラブルなどは把握されておらず、原因を調べている。
 捜査関係者によると、巡査長は同署敷地内にある別館の踊り場で、首をつっていた。巡査長の勤務態度に問題はなく、病気なども確認されていない。
【出典】男性巡査長、署内で自殺=当直勤務中に-警視庁 時事通信 2016年02月15日 00時00分


■2月12日 人身事故を「物損」=「捜査面倒」警官を書類送検―福岡県警

 データベースの人身事故を物損事故に不正に変更したなどとして、福岡県警は12日、公電磁的記録不正作出などの疑いで、八幡西署地域課の男性巡査部長(48)を書類送検し、減給3カ月の懲戒処分とした。
 巡査部長は容疑を認め「捜査が面倒になった」と供述、同日付で退職した。 送検容疑は、若松署交通課に勤務していた2011年10月に発生した車同士の人身事故について、交通事故管理システムに12年11月、「物件事故に変更」と入力し、事故報告書を処理した疑い。また、10年3月に若松署に異動する際、捜査報告書などの公用文書39点を自宅に持ち帰り放置した疑い。
【出典】人身事故を「物損」=「捜査面倒」警官を書類送検―福岡県警 時事通信 2月12日(金)18時13分配信


■2月12日 人身事故を物件事故にデータ改ざん 巡査部長を書類送検し、減給処分 福岡県警

 福岡県警警務部監察官室は12日、交通事故を「人身事故」から「物件事故」にデータ改ざんしたなどとして、八幡西署所属の巡査部長(48)を、公電磁的記録不正作出・同供用、虚偽有印公文書作成・同行使、公用文書等毀棄容疑で福岡地検に書類送検するとともに、減給(100分の10)3カ月の懲戒処分にしたことを発表した。
 それによると、巡査部長は、若松署交通課事故捜査係だった平成23年10月5日に発生した「人身事故」を、同24年11月5日に、貸与パソコンを使って交通事故管理システム上のデータベースサーバーに「物件事故」と変更する虚偽の情報を送信し、電磁的記録を不正に作出。11月8日に「物件事故」の内容になった報告書を印刷して、決済を受けて行使した疑い。また、戸畑署交通課事故捜査係だった平成22年3月には、同署から若松署に配置換えとなる人事異動の際に、机に保管していた捜査報告書などの公用文書を自宅に持ち帰り、廃棄した疑い。
【出典】人身事故を物件事故にデータ改ざん 巡査部長を書類送検し、減給処分 福岡県警 西日本新聞 2月12日(金)17時50分配信


■2月11日 事故調書を虚偽記載 容疑の25歳巡査、書類送検 宮城

 県警監察課は10日、石巻署管内で発生した人身交通事故の調書に嘘の記載をしたとして、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で同署交通課の男性巡査(25)を仙台地検に書類送検した。県警は同日、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にし、巡査は依願退職した。
 県警によると、巡査は平成27年9月に発生した2件の人身交通事故について、10月下旬に被害者の事情聴取をした際、被害者が「けががまだ完治していない」と話したにもかかわらず、「けがは完治した」と供述調書に虚偽の記載をした。また、整合性を保つために車両の損傷の程度も実際より小さく記した。
 11月に調書の提出を受けた上司が事故発生日の記入ミスを発見し、被害者に確認したところ、虚偽記載が発覚した。巡査は「けがが長引くことで、必要な書類が増えるのを避けたかった」と話しているという。
 巡査は21年に採用され、昨年4月に石巻署交通課に配属。9月までに約50件の事故書類を提出したが、他の書類に虚偽記載はなかったという。
【出典】事故調書を虚偽記載 容疑の25歳巡査、書類送検 宮城 産経新聞 2月11日(木)7時55分配信


■2月10日 虚偽の事故書類作成容疑=巡査を書類送検―宮城県警

 虚偽の交通事故書類を作成したとして、宮城県警は10日、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で県警石巻署交通課の男性巡査(25)を書類送検し、減給1カ月の懲戒処分とした。
 県警によると、巡査は容疑を認め、同日付で依願退職した。
 送検容疑は、2015年9月に発生した2件の人身事故について、被害者が通院中なのに、完治したとする内容の供述調書を作成した疑い。
【出典】虚偽の事故書類作成容疑=巡査を書類送検―宮城県警 時事通信 2月10日(水)18時29分配信


■2月10日 巡査、勤務中にノーヘルでバイク走行 ネットに動画…交通違反切符 大阪府警松原署

 大阪府警松原署地域課の20代の男性巡査が、勤務中にヘルメットをかぶらず公道をバイクで走行していたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。
 巡査がノーヘルで走る様子を撮影したとみられる動画がインターネット上に投稿されており、府警は9日付で巡査に交通違反切符(白切符)を交付した。 捜査関係者によると、巡査は8日午後2時40分ごろ、管轄する交番に向かう途中に松原市内の同署前の道路をヘルメットをかぶらずバイクで西へ数十メートル走行した。巡査は信号付きの交差点を通過した直後にバイクを止め、ヘルメットを着用したという。
 巡査は活動帽と呼ばれる職務用の帽子をかぶっており、府警に対し「帽子をかぶっていてヘルメットを着用していると勘違いした」と説明したという。ノーヘルで走る様子を目撃した男性が署に通報し発覚した。
【出典】巡査、勤務中にノーヘルでバイク走行 ネットに動画…交通違反切符 大阪府警松原署 産経WEST 2016.2.10 10:38


■2月6日 千葉県警、ミス隠し2人処分 酒気帯び事故の巡査長は懲免


 酒を飲んで車を運転したとして、県警監察官室は5日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で茂原署留置管理課の男性巡査長(58)を書類送検し、懲戒免職処分とした。また、ミスを隠すため共謀して虚偽の書類を作るなどした君津署地域課の男性警部補(35)を戒告、男性巡査部長(60)を所属長訓戒=いずれも証拠隠滅、虚偽有印公文書作成・同行使、犯人隠避容疑で書類送検=の処分とした。
 監察官室によると、巡査長は昨年11月、一宮町綱田の県道で同期生と飲酒した帰りに酒気帯び状態で乗用車を運転。民家の塀に衝突して現行犯逮捕された。「翌日車を取りに行くのが面倒に感じた」と説明しているという。
 また、警部補と巡査部長は同年6月、君津市久留里市場で、盗まれた自転車に乗る男を任意同行したが、男が逃走。
 2人は上司に逃走されたことを報告しないまま、現場に残された自転車を被害者に返却。自転車のカゴに残された男の私物を拾得物として扱う虚偽の書類を作成するなどした。
 監察官室の斎藤憲一首席監察官は「今後、職員に対する指導・教養を再徹底する」とコメントした。
【出典】千葉県警、ミス隠し2人処分 酒気帯び事故の巡査長は懲免 ちばとぴ by 千葉日報 2月6日(土)9時14分配信


■2月6日 愛知県警巡査、就寝中の女性にわいせつ行為

 就寝中の女性にわいせつな行為をしてけがを負わせたとして、愛知県警は6日、北署地域課巡査・小川裕気容疑者(22)(名古屋市西区)を強制わいせつ致傷、住居侵入の疑いで逮捕した。容疑を認めており、「ほかにも、路上でわいせつ行為をしたり、警察官になる前から風呂場ののぞきもした」と供述しているという。
【出典】愛知県警巡査、就寝中の女性にわいせつ行為…容疑で逮捕 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


■2月6日 証拠隠滅や酒気帯び運転 千葉県警、3人を処分

 県警監察官室は5日、自転車盗の容疑者に逃げられたことを隠そうとした、当時君津署地域課の警部補の男(35)と、同課の巡査部長の男(60)を同日付でそれぞれ戒告と所属長訓戒の処分にしたと発表。証拠隠滅容疑などで2人を書類送検した。
 同室によると、2人は昨年6月17日夜、君津市久留里市場をパトカーで巡回中、盗んだ自転車に乗っている同市の無職の30代の男=占有離脱物横領などの疑いで書類送検=を発見。パトカーで任意同行した交番の前で逃走された。2人は上司に報告せず、自転車を正規の手続きを経ずに被害者に返還。自転車の籠に容疑者の男が入れていたズボンなど7点を拾得物として処理した。
 容疑者の男が2日後に出頭したことで不正が発覚。
 警部補は「上司に叱責され立場がなくなってしまうと思い、隠蔽(いんぺい)を提案した」と話しているという。
 また同室は5日、飲酒して乗用車を運転し民家の塀に衝突したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で昨年11月に県警に逮捕された、茂原署留置管理課巡査長の鈴木博容疑者(58)=同容疑で書類送検=を懲戒免職にした。
【出典】証拠隠滅や酒気帯び運転 千葉県警、3人を処分 産経新聞 2月6日(土)7時55分配信


■2月6日 容疑者逃走を隠した疑い 2警官を書類送検 千葉

 自転車盗の男に逃走されたことを隠すため虚偽の書類を作るなどしたとして、千葉県警は5日、証拠隠滅、虚偽有印公文書作成・同行使、犯人隠避の疑いで君津署地域課の男性警部補(35)と男性巡査部長(60)の2人を書類送検し、警部補を戒告、巡査部長を所属長訓戒とした。
 県警によると、2人は昨年6月、君津市内で、盗まれた自転車に乗る男を任意同行したが、男が逃走。2人は上司に逃走されたことを報告しないまま、現場に残された自転車を被害者に返却。自転車のカゴに残された男の私物を拾得物として扱う虚偽の書類を作成するなどした。
【出典】容疑者逃走を隠した疑い 2警官を書類送検 千葉 ちばとぴ by 千葉日報 2月6日(土)7時30分配信


■2月5日 痴漢で起訴、警部を停職=部下から660万円借金も―警視庁

 電車内で痴漢したほか、部下から約660万円を借りていたとして、警視庁は5日、元滝野川署刑事組織犯罪対策課長の堀康彦警部(52)=埼玉県川越市=を停職3カ月の懲戒処分にした。
 「痴漢は一切やっていない」と否定したが、同日付で辞職。さいたま地検は同日、県迷惑防止条例違反罪で起訴した。
 警視庁によると、堀警部は昨年9月24日深夜、東武東上線の電車内で女性の腰を触ったり下半身を押し付けたりした疑い。同僚らとはしご酒をし、帰宅途中だった。 
【出典】痴漢で起訴、警部を停職=部下から660万円借金も―警視庁 時事通信 2月5日(金)18時6分配信


■2月5日 宮崎県警、巡査長を懲戒免 拾得金着服疑い

 宮崎県警は4日、宮崎市の交番に勤務中の昨年9月、落とし物の現金を着服したとして業務上横領容疑で逮捕された宮崎北署地域課巡査長の太田康平容疑者(25)=同市本郷北方=を懲戒免職処分にした。8月にも、3回にわたり計約4万5千円を着服していたことが新たに判明。着服額は約12万5千円に上る。
【出典】宮崎県警、巡査長を懲戒免 拾得金着服疑い 宮崎日日新聞 2月5日(金)13時59分配信


■2月2日 「喜んでもらいたくて」自費で伐採した7・7トンの竹を違法焼却…兵庫県警警部補を書類送検

 伐採した竹を違法に野焼きしたとして、兵庫県警が廃棄物処理法違反(焼却禁止)容疑で、淡路署地域課員だった男性警部補(57)を書類送検し、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしていたことが2日、情報公開請求や関係者への取材で分かった。
 書類送検容疑は昨年8月9日、当時勤務していた淡路市内の駐在所の南にある竹やぶ(約760平方メートル)で、竹約7・7トンを違法に野焼きしたとしている。火は燃え広がり、隣の草地を含む約940平方メートルが焼けたが、けが人はなかった。
 関係者によると、警部補は以前に駐在所近くの大木を伐採し、住民に「周囲の見通しが良くなった」と喜ばれたため、同様に竹やぶの整備を実行。地権者の許可を得て、自費で借りたショベルカーや自前のチェーンソーを持ち込み、非番日に約9カ月がかりで約7・7トンの竹を1人で伐採した。
 過去に違法焼却事件を担当した経験があり、「野焼きはだめと分かっていたが、竹を焼却施設に運ぶのがわずらわしかった」と容疑を認めているという。
 近くの住民からの通報で現場に駆けつけた署員が野焼きをしていた警部補を現認。県警は昨年12月4日に厳重処分の意見を付けて警部補を書類送検し、同日付で処分した。
【出典】「喜んでもらいたくて」自費で伐採した7・7トンの竹を違法焼却…兵庫県警警部補を書類送検 産経新聞 2月2日(火)20時44分配信


■2月1日 30年放置の資料も…「ずさんな管理が常態化」と幹部 全国警察でも同様ケース相次ぐ

新たな不祥事が発覚した大阪府警本部(写真:産経新聞)
 大阪府警のほとんどの警察署で計約4300事件が放置され、公訴時効が成立していたことが発覚した。なかには昭和50年代の古い資料もあり、長年にわたる「負の遺産」の存在が明らかになった形だ。府警幹部は「ずさんな管理が常態化していたといわれても仕方がない。膿(うみ)を出し切るしかない」と話す。
 府警が調査するきっかけとなった羽曳野署のケースでは、傷害事件の逮捕状請求書や凶器が段ボール箱に入れられて放置されていた上、被害男性からの問い合わせにも真摯(しんし)に対応せず、時効を迎えていた。
 こうした「怠慢」が蔓延(まんえん)する背景には、日々発生する事件の対応に忙殺され、酔っ払い同士のけんかや、後に示談が成立した告訴事案など「微罪」事件の処理が後回しになっている実態があるとみられる。
 「机の引き出しを開けたら、証拠品のたばこの吸い殻が大量に出てきた。関わると面倒なので、見ないことにしたこともあった」。府内の警察署で刑事課の幹部だった経験がある府警OBは、こう打ち明ける。
 証拠品のずさんな管理は、全国の警察でも相次いでいる。警視庁では平成26年、時効になった約3500事件の証拠品や捜査書類約1万点を送致せずに放置していたことが判明。愛知県警でも同年、約310事件の約2200点が放置されていた上、うち約500点を元警部補が無断で破棄するなどしていた。
 府警では現在、全警察署に証拠品管理の専従係を置いて本格的な実態調査を進めているが、昨年も窃盗事件の捜査書類が入ったかばんを更衣室に放置したまま転勤した30代の巡査長が処分を受けるなど、依然として同種の不祥事が相次いでいる。府警本部の高木久刑事総務課長は「今後も指導を徹底し、より一層の適正捜査に努める」とコメントした。
【出典】30年放置の資料も…「ずさんな管理が常態化」と幹部 全国警察でも同様ケース相次ぐ 産経新聞 2月1日(月)14時45分配信


■2月1日 大阪府警、4300事件を放置・時効に 61署、書類・証拠品1万点超ずさん管理

 大阪府警の全65警察署のうち61署で取り扱った計約5千事件の捜査書類や証拠品などが不適切に保管され、8割を超える約4300事件が放置されたまま公訴時効が成立していたことが1日、府警への取材で分かった。放置された証拠品や書類は少なくとも1万点以上にのぼるとみられ、容疑者がほぼ特定できていたケースも約千件あった。府警では過去に証拠品の扱いをめぐる不祥事が明らかになっており、ずさんな管理が常態化していたことが改めて浮き彫りになった。
◆65署中61署で発覚
 府警では平成26年、羽曳野署で傷害や窃盗、強制わいせつなど複数の事件の関係書類や凶器が未整理のまま段ボール40箱に入れられ放置されていたことが発覚。容疑者が浮上していたのに未解決のまま時効が成立していた事件もあった。
 他に数十署で同様の報告が相次いだため、全捜査部署を対象に調査を進めていた。今年春までに調査結果をまとめる予定で、件数はさらに増える可能性があるという。
 府警によると、今回見つかったのは各署の刑事課などが扱った暴行や傷害、横領といった被害者・関係者の調書や実況見分調書、遺留物などの証拠品。微罪が多く、殺人などの重大事件はなかった。逮捕状を放置するなどのケースは確認されていないという。
 多くが段ボール箱の中に入れられ、普段は署員が立ち入ることのない機械室や車庫、使われていないロッカーなどに無造作に放置されていた。30年以上前の昭和50年代の資料もあった。
 時効を迎えた事件の中には、書類に加害者の名前などが記載されているのに、その後に捜査した形跡がないものもあった。担当者が異動する際の引き継ぎなどに不備があり、手続きが行われなかったとみられる。
 刑事訴訟法では、証拠品や資料を検察官に送致するよう定められており、府警はすでに時効が成立した約4300事件のうち、約1700事件の証拠品約6300点を送致した。今後も順次、送致する方針。
【出典】大阪府警、4300事件を放置・時効に 61署、書類・証拠品1万点超ずさん管理 産経新聞 2月1日(月)14時41分配信


■2月1日 京都・宇治市の山中、男性巡査が拳銃自殺か

 京都府宇治市の山中で、警察官が頭から血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。拳銃による自殺とみられます。
 警察によりますと、死亡したのは、京都府警宇治署の東宇治交番に勤務する24歳の男性巡査です。30日午後4時半ごろ、宇治市炭山で「警察のバイクが路上に止められている」と通報があり、付近の山中を捜索したところ、頭から血を流して倒れている男性巡査を発見、搬送先の病院で死亡が確認されました。
 額に拳銃で撃った痕があり、警察は拳銃による自殺とみて調べています。巡査は当番勤務中で、午後1時ごろ、交番を出た際には変わった様子はなかったということです。
 宇治警察署は、「勤務中の警察官が拳銃を使って、このようなことになったのは誠に遺憾」だとコメントしています。
【出典】京都・宇治市の山中、男性巡査が拳銃自殺か TBS News (1月31日06:48)


■1月28日 <免許証情報> 芸能人や同僚ら650人分閲覧の警部補を訓戒

 警察署の端末で芸能人や同僚ら約650人分の運転免許証の個人情報を閲覧したとして、大阪府警淀川署の男性警部補(60)が昨年5月13日付で警務部長訓戒の内部処分を受けていたことが府警への取材で分かった。住所の盗み見を約5年間繰り返していたという。「興味本位で誰がどこに住んでいるか知りたかった」と話している。
 府警によると、警部補は主に当直勤務中、署内の専用端末を操作し、芸能人約100人を含む約650人の住所を調べていた。実際に訪ねるなど、悪用は確認されていない。閲覧履歴を点検中の上司が不正に気付いた。
 また、西署の男性警部補(59)は容疑者の取り調べ中に内規で禁じられたタブレット端末を持ち込み、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」をしたとして、本部長注意を受けていた。
 警部補は昨年10月の3日間、部下の補助として取調室に入り、ゲームをしていた。容疑者が気付き発覚した。警部補は「取り調べが順調で、自分の出番がなく暇だった」と説明している。【服部陽】
【出典】<免許証情報> 芸能人や同僚ら650人分閲覧の警部補を訓戒 毎日新聞 1月28日(木)22時49分配信


■1月28日 <警察職員> セクハラや盗撮…処分で一番多い「異性関係」

 ◇警察庁発表の15年1年間
 警察庁は28日、2015年1年間に全国で懲戒処分を受けた警察官ら警察職員が293人だったと発表した。前年比7人減。処分理由別ではセクハラや盗撮など「異性関係」が最多の113人(前年比33人増)に上った。
 処分の内訳は、免職35人(前年同数)▽停職44人(前年比24人減)▽減給148人(同14人増)▽戒告66人(同3人増)。逮捕されたのは殺人事件の2人を含めて計72人だった。
 業務に絡んだ処分が69人(同33人減)、「プライベート上」の理由が224人(同26人増)。異性関係の処分のうち、セクハラは26人(同12人増)、盗撮は28人(同9人増)だった。
 処分者の年齢層別では30歳未満が最多の104人。警察庁の担当者は「若手への指導を強化したい」と話している。【長谷川豊】
【出典】<警察職員> セクハラや盗撮…処分で一番多い「異性関係」 毎日新聞 1月28日(木)11時16分配信


■1月28日 懲戒処分の警察官・職員、昨年293人 異性関係が最多

 昨年1年間に不祥事で懲戒処分を受けた警察官と警察職員は計293人で、前年より7人少なかった。3年連続の減少で、過去5年間では最少だった。逮捕された警察官・職員は前年比1人増の72人で、うち2人は殺人容疑だった。警察庁が28日に発表した。
 処分別では、免職が前年と同じ35人。停職44人(前年比24人減)、減給148人(同14人増)、戒告66人(同3人増)。理由別では不倫などの「異性関係」が113人(同33人増)と最多で、「窃盗・詐欺・横領など」65人(同2人減)、「交通事故・違反」44人(同3人減)、「公文書偽造・毀棄(きき)、証拠隠滅など」20人(同17人減)が続いた。セクハラは26人(同12人増)、パワハラは5人(同8人減)だった。
 1千人あたりの処分者数は、滋賀がワーストの4・70人で、高知2・09人、兵庫1・95人、北海道1・86人が続いた。山形、福井、香川、愛媛、佐賀は処分者がいなかった。
 逮捕された警察官・職員72人の罪種別の内訳は「わいせつ関係」が最多の36人、窃盗や詐欺などの「財産関係」と酒気帯び運転などの「交通関係」が各10人だった。
 殺人を含む「暴力関係」は9人。大阪府警の元巡査長は、交際相手の女性への殺人容疑で逮捕され、埼玉県警の元巡査部長は、殺人と住居侵入の容疑で逮捕され、強盗殺人などの罪で起訴された。警察庁に記録が残る1978年以降で、警察官による殺人は8件になった。
 警察庁の担当者は「職員の身上把握や指導に引き続きしっかり取り組んでいく」と話している。(八木拓郎)
【出典】懲戒処分の警察官・職員、昨年293人 異性関係が最多 朝日新聞デジタル 1月28日(木)11時5分配信


■1月28日 警察の懲戒293人=昨年、文書偽造減る

 2015年に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は前年比7人減の293人と、3年連続で減少したことが28日、警察庁の集計で分かった。
 統計の残る00年以降で3番目の少なさ。公文書偽造が減っており、警察庁の担当者は「ミスを取り繕うのではなく、適切なリカバリー方法の徹底に取り組んだ成果」としている。
 業務上の不祥事による処分は69人(33人減)で、データが残る09年以降で最少を記録。処分の理由別で「公文書偽造・毀棄(きき)や証拠隠滅」は37人から20人に減り、現行基準で分類を始めた12年の3分の1になった。一方、セクハラや盗撮を含む「異性関係」が113人で、33人増えた。
 処分の内訳は、免職が前年と同じ35人。減給(148人)と戒告(66人)は増えたが、停職(44人)が24人減った。各都道府県警の1000人当たりの処分者数は、滋賀が4.70人と突出。高知の2.09人、兵庫の1.95人、北海道の1.86人が続いた。
 逮捕者は1人増え72人。大阪府警と埼玉県警、群馬県警の3人がそれぞれ殺人罪や強盗殺人罪、わいせつ目的誘拐未遂罪に問われ、現職警察官による重大犯罪が相次いだ。 
【出典】警察の懲戒293人=昨年、文書偽造減る 時事通信 1月28日(木)10時11分配信


■1月27日 <大阪府警> 同僚に実弾入り拳銃向けた警部補を書類送検

 同僚らに実弾入りの拳銃を向けたとして、大阪府警は27日、平野署刑事課の男性警部補(54)を銃刀法違反(加重所持)の疑いで書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にした。警部補は依願退職した。
 府警によると、警部補は2014年2月と5月、刑事課の室内で、30代の巡査部長と40代の警部補の腹や胸に拳銃の銃口を突き付けたとされる。「怖がる顔が見たかった」と話しているという。他にも、この巡査部長の顔のにきびを無理やりつぶしたり、別の同僚に「仕事ができないなら病院へ行け」と暴言を吐いたりするなど不適切な行為を繰り返していた。
 また府警は、タクシー運転手に暴行して重傷を負わせ、料金を踏み倒したとして昨年10月に現行犯逮捕された吹田署地域課の男性巡査長(26)=釈放=を戒告の懲戒処分にした。巡査長は27日、傷害容疑で書類送検された。被害者と示談が成立し、職場復帰している。
 安井正英・監察室長は「職員への指導を徹底する」とコメントした。【服部陽】
【出典】<大阪府警> 同僚に実弾入り拳銃向けた警部補を書類送検 毎日新聞 1月27日(水)22時32分配信


■1月27日 <北海道警> 巡査部長に恐喝容疑、警部補に暴行容疑

 北海道警は27日、部下からゲーム用プリペイドカードを脅し取ったとして、札幌白石署の30代の男性巡査部長を恐喝容疑で、帯広署の40代の男性警部補を部下への暴行容疑でそれぞれ書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。
 巡査部長の容疑は昨年11月30日、20代の巡査に対し「おれに金を払わなければクビにできる」などと脅し、翌日、5万5000円相当のプリペイドカードを脅し取ったとしている。道警監察官室によると、巡査部長は昨年10月から十数回にわたって、巡査に金を払わずに食事を買いに行かせるなどしていた。巡査部長は退職の意向を示しているという。
 警部補の容疑は昨年8月、30代の男性巡査長の胸ぐらをつかんで後頭部を壁に打ち付けたほか、同9月、20代の男性巡査を蹴飛ばしたとしている。警部補は「指導してもできないことにいらだった」と説明しているという。
 道警の白井弘光監察官室長は「道民の信頼を損ねたことをおわびします。業務管理などを徹底し、再発防止に努めたい」とのコメントを出した。【袴田貴行】
【出典】<北海道警> 巡査部長に恐喝容疑、警部補に暴行容疑 毎日新聞 1月27日(水)21時31分配信


■1月27日 後輩に拳銃向けた警部補を書類送検 大阪府警、タクシー料金踏み倒し巡査長らも処分

 大阪府警は27日、署内で後輩や同僚に実弾入りの拳銃の銃口を向けたとして、銃刀法違反(加重所持)容疑で、平野署刑事課の男性警部補(54)を書類送検し、同日付で停職3カ月の懲戒処分とした。警部補は同日、依願退職した。
 府警監察室によると、警部補は平成26年2月と5月、拳銃や手錠などの装備品を確認する通常点検の際に、30代の男性巡査部長と40代の男性警部補の腹や顔に拳銃を突きつけた。理由について「悪ふざけでやった。びっくりして怖がる顔が見たかった」と話したという。
 警部補はこのほか、同僚に「仕事がでけへんなら病院行けや」などと繰り返し暴言を吐いたり、にきびが顔にできた後輩に「つぶしたら治るがな」と言って無理やりつぶすなどの不適切な行為をしていたという。
 また府警は、タクシー料金を踏み倒し運転手に暴行したとして昨年10月、強盗致傷容疑で逮捕された吹田署地域課の男性巡査長(26)=釈放=を傷害容疑で書類送検し、戒告の懲戒処分としたと発表。警察学校で後輩にアイロンを押し当てるなどした20代の男性巡査を本部長訓戒の処分とし、巡査が依願退職したことも明らかにした。
 安井正英監察室長は「いずれも信用失墜行為で、おわび申し上げる。指導を徹底し再発防止に努める」とコメントした。
 府警では1月20日、高槻署地域課の男性巡査部長(30)=依願退職=が部下に拳銃を向けたとしたとして、銃刀法違反容疑で書類送検されたばかり。
【出典】後輩に拳銃向けた警部補を書類送検 大阪府警、タクシー料金踏み倒し巡査長らも処分 産経新聞 1月27日(水)20時8分配信


■1月27日 後輩に拳銃向ける=警部補を書類送検―大阪府警

 実弾入りの拳銃を後輩に向けたなどとして、大阪府警は27日、平野署刑事課の男性警部補(54)を銃刀法違反(加重所持)容疑で書類送検するとともに、停職3カ月の懲戒処分とした。
 警部補は「怖がる顔が見たかった」と認め、同日付で依願退職した。
 府警監察室によると、警部補は2014年2月、平野署内で手帳や拳銃などの装備品の点検が行われる直前、30代の男性巡査(当時)の背後から近づき、腹部に拳銃を向けた。同年5月にも、装備品点検の開始前に40代の男性警部補に銃口を向けた。
【出典】後輩に拳銃向ける=警部補を書類送検―大阪府警 時事通信 1月27日(水)19時43分配信


■1月27日 巡査部長、部下からプリカを脅し取った疑い 北海道

 部下からスマートフォン用ゲームの5万5千円分のプリペイドカードを脅し取ったとして、北海道警は27日、札幌白石署の30代の男性巡査部長を恐喝容疑で札幌地検に書類送検し、発表した。道警は同日、巡査部長を停職3カ月の懲戒処分とした。巡査部長は辞職の意向を示しているという。
 監察官室によると、巡査部長は宿直勤務中の昨年11月30日~12月1日、部下の20代の男性巡査に「金を払わなければクビにできる」などと言い、5万5千円分のプリカを脅し取った疑いがある。巡査部長は、巡査が実況見分調書の作成について上司に写真の使い回しを疑われた際に誤解を解く口添えをしたといい、その弱みにつけ込んだという。
 巡査部長はスマホのゲームで欲しいアイテムを得るために必要なポイント料金を約5万円と試算。「金ではまずい」とプリカで払うよう要求したという。
【出典】巡査部長、部下からプリカを脅し取った疑い 北海道 朝日新聞デジタル 1月27日(水)19時37分配信


■1月26日 茨城県警が誤認逮捕 覚醒剤誤鑑定 女性釈放

 茨城県警は25日、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で緊急逮捕した女性(50)について、誤認逮捕だったと発表した。簡易鑑定で女性の尿から覚醒剤の陽性反応が出たが、県警科学捜査研究所が正式鑑定をした結果、覚醒剤ではなかった。県警は女性を約8時間後に釈放したが、女性は体調が優れず医療機関に入院しているという。
 県警薬物銃器対策課によると、24日午後11時ごろ、同県筑西市乙のアパートから「不審な女が玄関前を徘徊(はいかい)している」と110番通報があった。県警筑西署員が駆けつけると、他人の家のドアを開けようとしている女性がいたため、職務質問を行った。女性の言動などから薬物の使用を疑い、令状を請求して強制採尿して簡易鑑定を実施。陽性反応が出たため、女性を25日午前9時7分に緊急逮捕したという。
 逮捕後、女性は「覚醒剤を2~3日前にやった」などと話していたという。
 薬物銃器対策課の藤崎克久課長は「今後、同種事案がないように捜査を徹底する」としている。
【出典】茨城県警が誤認逮捕 覚醒剤誤鑑定 女性釈放 産経新聞 1月26日(火)1時6分配信


■1月26日 警察学校で10代後輩にアイロン押し当てやけど、暴行…寮内で繰り返し、20代巡査辞職へ 大阪府警

 大阪府警察学校(大阪府田尻町)に入校している20代の男性巡査が、10代の男性巡査2人に対してアイロンを押し当てるなどの暴行を加えたとして、府警が処分を検討していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。20代の巡査は事実を認め、辞職の意向を示しているという。
 府警監察室によると、20代の巡査は昨年10月以降、同じ部屋で寮生活を送っていた10代の巡査2人に対し、平手打ちなどの暴行を10回程度繰り返したほか、今年1月13日夜、うち1人の巡査の左腕に室内の備品のアイロンを押し当て、軽いやけどをさせた。被害を受けた巡査らが教官に相談、発覚した。
 20代の巡査は昨年4月に入校。部屋の室長を務め、1月28日に卒業予定だった。府警の調査に対し、「悪ふざけの延長だった」などと話しているという。
【出典】警察学校で10代後輩にアイロン押し当てやけど、暴行…寮内で繰り返し、20代巡査辞職へ 大阪府警 産経 WEST 2016.1.25 13:09


■1月25日 大阪府警の警察学校で男性巡査が後輩暴行!?平手打ち、殴るける、アイロン押し当て

 大阪府警の警察学校で20代の生徒が後輩2人の腕にアイロンを押し当てるなど暴行を加えていたことがわかり、府警はこの生徒の処分を検討している。
 大阪府警によると、去年4月に警察学校に入校した20代の男性巡査は、同じ部屋で生活していた10代の後輩2人に対し、平手打ちや蹴るなどの暴行を10回程度、加えていたという。
 暴行を加えた男性巡査は7人が暮らす部屋の室長で、後輩2人に対し、「シーツの向きがそろっていない」などと暴行を加えていて、大阪府警の内部調査に対し、「悪ふざけのつもりだった」などと、一連の行為を認めている。
【出典】大阪府警の警察学校で男性巡査が後輩暴行!?平手打ち、殴るける、アイロン押し当て 日テレNEWS24 1月25日


■1月23日 「ギャンブルやめられない」警察官230万円“横領”


ANNニュース
 埼玉県警の男性巡査(22)が独身寮の管理口座から約45万円を横領したとして書類送検されました。ギャンブルに使ったとみられています。
 上尾警察署の男性巡査は去年8月、入居していた独身寮で、寮費が預けられている口座から施設の修繕費と偽り、45万円を引き出したとして書類送検されました。男性巡査は当時、寮の会計担当として口座を管理していましたが、上司から使い道について資料を求められ、「私的に使ってしまった」と話し、発覚しました。「ギャンブルにはまり、一度、手を出したらやめることができなかった」と容疑を認めています。警察は、男性巡査がこれまでに数十回にわたって合わせて230万円を横領したとみて調べています。
【出典】「ギャンブルやめられない」警察官230万円“横領” ANNニュース 2016/01/23


■1月23日 男性巡査を書類送検 独身寮寮費45万円横領疑い 埼玉

 独身寮の会計担当として入居者から集めた寮費を着服したとして、県警は22日、業務上横領の疑いで、上尾署の男性巡査(22)を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。巡査は「ギャンブルにはまり、一度寮費に手をつけたらやめることができなかった」と容疑を認めている。巡査は同日付で依願退職。上司2人も警務部長訓戒などの処分を受けた。
 書類送検容疑は昨年8月、施設修繕費用名目で寮名義の口座から2回にわたり、計45万円を引き出し横領したとしている。県警監察官室によると、巡査は会計担当をしていた平成26年4月~27年8月、計約230万円を私的に流用したとみられている。
 布川賢二首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で極めて遺憾。職員に対する指導、独身寮の運営、管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
【出典】男性巡査を書類送検 独身寮寮費45万円横領疑い 埼玉 産経新聞 1月23日(土)7時55分配信


■1月22日 230万円着服、上尾署の巡査を停職3カ月 横領の疑いで書類送検

 独身寮費約230万円を着服して私的に流用したとして、県警監察官室は22日、上尾署の男性巡査(22)を同日付で停職3カ月の懲戒処分にするとともに、業務上横領の疑いでさいたま地検に書類送検した。また、上司2人を警務部長訓戒、同注意処分とした。
 巡査は「組織に迷惑を掛けて大変申し訳なく思っている」と容疑を認めているという。流用した現金は全額返済し、同日付で依願退職した。
 送検容疑は2015年8月、施設修繕費用名目で、独身寮名義の普通預金口座から2回にわたり現金計45万円を引き出し、パチンコなどに使用した疑い。
 同室によると、巡査は14年4月から独身寮の会計担当者を務めていた。口座から現金を引き出したり、口座に入金すべき現金を入金せず、総額約230万円を私的流用。パチンコなどの遊興費に充てていた。
 寮費引き出しの際は申請が必要だったが、虚偽の報告をしたり、報告を怠っていた。15年8月、上司に定期の決算資料の提出を求められ「私的に使ってしまった」と申告して発覚。「パチンコなどギャンブルにはまり、一度手をつけたら給料では到底生活できず、やめることができなかった」と話しているという。
 布川賢二首席監察官は「警察官としてあるまじき行為であり、極めて遺憾。職員に対する指導、独身寮の運営、管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
【出典】230万円着服、上尾署の巡査を停職3カ月 横領の疑いで書類送検 埼玉新聞 1月22日(金)22時30分配信


■1月21日 激辛カレー・生肉も強要 「部下に拳銃」警官に停職

 大阪府警は20日、飲み会で激辛カレーなどを食べさせたり拳銃を向けたりするなど部下1人に不適切な行為を繰り返したとして、高槻署地域課の男性巡査部長(30)を停職6カ月の懲戒処分とし、銃刀法違反(加重所持)の疑いで書類送検したと発表した。巡査部長は同日、依願退職した。
 監察室によると巡査部長は昨年7月28日、高槻市の交番で、「タックルしろ」という同僚男性(29)=巡査部長=の指示で腰に抱きついてきた部下の20代男性巡査に対し、「なめとんのか」と実弾入りの拳銃を数秒間向けた疑いがある。
 また昨年5~9月の飲み会で計3回、同僚男性と同課の男性巡査長(33)とともに、激辛カレーや生肉、唐辛子入りの酒などの飲食を同じ巡査に強要。巡査の携帯電話で勝手に家族にメールを送るなどした。
 府警は同僚男性と巡査長についても、それぞれ6カ月と1カ月の減給処分(10分の1)とした。3人は「悪ふざけだった」と話しているという。
 巡査が昨年9月、同僚男性から勤務中に丸刈りにしてくるように命じられたと署の幹部に申告し、問題が発覚した。府警は「巡査はかわいがってもらっているという思いもあったようだ」と説明しているが、パワーハラスメントに当たると判断し、処分した。
 安井正英・監察室長は「府民の信頼を損なう極めて不適切な行為であり厳正に処分した」とのコメントを出した。
【出典】激辛カレー・生肉も強要 「部下に拳銃」警官に停職 朝日新聞デジタル 1月21日(木)3時30分配信


■1月20日 激辛カレーや生肉を無理やり飲食…部下に銃口向けた巡査部長を書類送検 大阪府警

 大阪府警は20日、部下の20代の男性巡査に激辛カレーや生肉などを食べさせたり、実弾入りの拳銃(けんじゅう)を向けたとして、銃刀法違反(加重所持)の疑いで、府警高槻署地域課の男性巡査部長(30)を書類送検し、同日付で停職6カ月の懲戒処分とした。巡査部長は依願退職した。
 府警によると、巡査部長は昨年7月、交番勤務中に巡査がふざけたように体をぶつけてきたのに腹を立てて、持っていた拳銃を取り出し、銃口を向けた。
 巡査は同5~9月、職場で携帯電話を勝手に見られたりわざと激辛にしたカレーや生肉を食べさせたり、無理やり酒をのませるなどの不適切行為を受けており、府警は巡査に丸刈りをさせた別の男性巡査部長(29)と、頬に平手打ちをするなどした男性巡査長(33)を、それぞれ減給の懲戒処分とした。
 安井正英監察室長は「極めて不適切な行為で、厳正に処分した。職員に対する指導の徹底を図り、再発防止に努める」とコメントした。
【出典】激辛カレーや生肉を無理やり飲食…部下に銃口向けた巡査部長を書類送検 大阪府警 産経新聞 1月20日(水)22時43分配信


■1月20日 <大阪府警> 部下に拳銃向けた巡査部長処分 

 部下の20代の男性巡査に拳銃を向けたとして、大阪府警は20日、高槻署地域課の男性巡査部長(30)を停職6カ月の懲戒処分とし、銃刀法違反(加重所持)の疑いで書類送検した。巡査部長は同日付で依願退職した。
 府警監察室によると、巡査部長は昨年7月28日深夜、高槻署の交番の休憩室で、ふざけて体をぶつけてきた巡査に対し「なめてるのか」と腹を立て、実弾入りの拳銃を向けたとされる。
 また、この巡査に対して昨年5~9月、飲酒を強要したり坊主頭にさせたりしたとして、地域課の別の巡査部長(29)ら2人を減給の懲戒処分に、巡査長(28)を警務部長訓戒にした。これらの行為の監督責任を問い、警部補(48)ら2人も本部長訓戒などにした。
 安井正英・監察室長は「極めて不適切な行為。今後、指導の徹底を図り、再発防止に努める」とコメントを出した。【服部陽】
【出典】<大阪府警> 部下に拳銃向けた巡査部長処分 毎日新聞 1月20日(水)22時8分配信


■1月15日 「パチンコ代に…」巡査長が共益費着服 岐阜県警が書類送検

 岐阜県警は15日、警察官舎の会計担当として入居者から集めた共益費の一部を着服したとして、業務上横領容疑で、各務原署の男性巡査長(26)を書類送検し、減給100分の10(6カ月)の処分とした。巡査長は同日付で依願退職した。 書類送検容疑は平成26年9月~27年9月の間に、共益費を管理する銀行口座から9回にわたり、計21万1千円を横領した疑い。巡査長は「金はパチンコなどの遊興費に充てた。深く反省している」と容疑を認めている。
 県警監察課は「厳正に処分した。共益費の管理と職員の指導を徹底する」とコメントした。
【出典】「パチンコ代に…」巡査長が共益費着服 岐阜県警が書類送検 産経WEST 2016.1.15 21:31


■1月13日 <公務員漏えい> 組員に情報…元札幌中央署係長に有罪判決

 暴力団組員に捜査情報を漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反に問われた元北海道警札幌中央署組織犯罪対策課係長、細川均被告(55)の初公判が13日、札幌地裁であり、細川被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年を求刑し即日結審。佐伯恒治裁判官は「あるまじき行為で悪質」として懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
 検察側冒頭陳述などによると、細川被告は2014年11月28日、指定暴力団山口組系の暴力団会長らが関与した詐欺事件の捜査会議で情報を入手。「情報提供すれば有力な情報がもらえるかもしれない。事件がつぶれるはずがない」と判断し、捜査協力者の携帯電話を使い、この暴力団の組員に強制捜査の方針などを伝えたという。
 その後、暴力団組織内で口裏合わせが行われ、細川被告は同12月2日、別の組員に「あしたか、あさってくらいしかないでしょう」と強制捜査の日付も漏らしたという。検察側は「口裏合わせなど捜査に悪影響が出ており釈明の余地がない。警察への信頼を失墜させた」と指摘した。
 佐伯裁判官は量刑理由について「懲戒免職など社会的制裁を受けている」などと述べた。【日下部元美】
【出典】<公務員漏えい> 組員に情報…元札幌中央署係長に有罪判決 毎日新聞 1月13日(水)20時31分配信


■1月8日 巡査が知人に相談情報漏らす 高知県警が注意処分

 高知県警の警察署に所属する男性巡査が昨年8月、知人が起こした金銭トラブルについての相談が県警に寄せられていたことを本人に漏らし、本部長注意処分を受けていたことが8日、分かった。処分は昨年12月24日付。
 県警監察課によると、巡査は昨年8月24日、知人からの依頼で県警の相談業務管理システムにアクセスし、金銭トラブルの相談があったことを把握、知人に伝えた。
 県警が知人について捜査する中で発覚した。知人は「県警に相談があったことを知っている」という趣旨のことを相談者に話しており、相談者からも県警に漏洩(ろうえい)の指摘があったという。巡査は調べに「頼みを断り切れなかった」と話している。
【出典】巡査が知人に相談情報漏らす 高知県警が注意処分 産経WEST 2016.1.8 11:02


■1月5日 「前を見ていなかった」警察官のバイクにはねられ、92歳の女性重傷 

5日午前10時20分ごろ、名古屋市中村区太閤1丁目の市道で、愛知県警中村署地域課に所属する男性巡査部長(60)のオートバイが、横断歩道を渡っていた同区の無職女性(92)をはねた。女性は頭の骨を折る重傷を負い、署が自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで調べている。
 中村署によると、巡査部長は署から勤務先の交番に向かう途中で、巡査部長も頭部を負傷した。「前を見ていなかった」と説明しているという。
 同署の後藤安彦副署長は「多大な被害とご心配をおかけして申し訳ない。被害者の早期回復を心より願っている」とコメントを出した。
 現場は片側1車線の直線道路で、信号はなかった。
【出典】「前を見ていなかった」警察官のバイクにはねられ、92歳の女性重傷 産経WEST 2016.1.5 16:32

2015年の警察の犯罪、不祥事

2013年・2014年の警察の犯罪、不祥事

 2013年・2014年と警察の犯罪、不祥事について淡々とまとめてきました。軽微なものから重犯罪まで様々ですが、ほぼ毎日といっていいほど起きる警察官による不祥事については私たちが記憶しておくのは意味があると感じています。今年も警察官の不祥事は早いペースで起こっています。

 住居侵入・・・1件
 殺人・・・1件
 未成年誘拐未遂、強要未遂・・・2件
 強制わいせつ・・・3件
 窃盗・・・3件
 証拠隠滅・虚偽文書・紛失・・・7件
 酒気帯び運転、当て逃げ、道路交通法違反・・・8件
 迷惑防止条例(盗撮、胸をさわる、セクハラ、ストーカー等・・・ 7件
 パワハラ・・・1件
 警察署内での自殺・・・2件
 児童ポルノ違反・・・1件
 着服・・・1件
 住居侵入・・・2件
 買春・・・1件



時事ドットコム
◎懲戒処分、幹部に目立つ=「防止策が弊害」指摘も-通達の在り方見直しへ・警察庁※記事などの内容は2013年1月31日掲載時のものです
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc
_police20130131j-03-w300&rel=y&g=soc

 警察職員の懲戒処分が増えている。中でも「幹部」の警視と警部で比率の高さが目立つ。「不祥事を防ぐための事務作業が膨らんで疲弊し、部下の管理や指導に手が回りきらない」。現場からは悲鳴も漏れる。
 職員1000人当たりの懲戒処分者数を階級別に見ると、昨年は警視の2.6人が最も多く、次いで警部の2.5人、巡査1.7人、警部補1.5人、巡査部長1.5人と続いた。いずれも過去5年間で最多で、警視は2.5倍、警部は5.9倍に増えた。
 警察庁によると、警視と警部の処分理由は犯人隠避や職務放棄が多い。静岡県警磐田署長は詐欺と窃盗、盗撮をした署員3人を立件せず、理由を隠して退職させたとして、昨年4月に免職された。
 また、自転車盗の被害と摘発をでっち上げたり、猟銃所持の許可審査をずさんに行ったりした部下の仕事をチェックせず見逃したとして処分された幹部もいる。
 危機感を強めた同庁は昨夏、34項目に上る施策を通達で指示し、再発防止を図った。だが、不祥事や社会問題が起こるたびに連発される通達が、現場の首を絞めているという指摘は少なくない。
 ある警察署の警部は「通達を部下に分かりやすく説明し、徹底させる事務に忙殺され、本来業務や部下と向き合う余裕がない人もいる」と明かす。体調を崩して休む幹部が出て、しわ寄せが他の幹部にいく悪循環も生じているという。
 「対策を取ったというアリバイに近い通達がある」。疑問の声は警察庁幹部からも上がる。
 米田壮長官は25日の就任会見で、不祥事防止の一環として「円滑な業務運営に支障が生じないよう合理的なものを構築したい」と述べた。同庁は通達の整理や内容の見直しを検討する。


 

「警察=正義」という幻想

 世の中には〝警察嫌い〟の人がけっこういるよね。インターネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」には、警察をボロクソのズタボロにこき下ろす投稿がよくある。他にも警察をクソミソに非難するサイトはある。非難しまくること自体に生きがいを感じているようにも見える。
 いったいどうしたらそこまで警察を憎悪、罵倒できるのか。「たしかに警察も悪いからな」だけではすまない、けっこう奥深いものがあるんじゃないか。そこんとこ、ちょっと考えてみたい。

 まず、「警察=正義」というイメージ、これって広く共有されてるよね。信頼や安心といったものと当たり前に結びついて。
 そういうイメージを固く持っている人に根拠を尋ねると「だって警察が正義じゃなきゃ困るでしょ」
「悪い人を捕まえる立場の人が正義でなくてどうするのよ」 などと返ってくる。原子力施設の近くに住む人が「絶対に安全です。なぜ? だって安全でないと困るから」と答えるのと同じ論理だ。
「A=Bでなければ困る。A=Bであってほしい。ゆえにA=Bである」なんて破綻もいいところ。「警察=正義」は幻想なんだね。

 警察との現実の接点が、交番で道を尋ねるという「正義」がどうこうには関係ないことであったり、自分の利害に直接は関係なかったりするぶんには、幻想は維持される。
 しかし、幻想が否定される場面に出会ってしまうこともある。やたら警察を罵倒したがる人は、たいてい何か体験というかきっかけがあるようだ。

 たとえば毎年1000万件を超えて行われ続ける交通取り締まり。その背景には莫大な警察利権がある。現実の多くの取り締まりは交通安全には関係なくノルマ消化のために行われているといえる。「安全や危険は関係ない」とズバリ豪語しちゃう警察官もいる。

 守るべき合理的理由を見出せない規制により、とくに危険も迷惑もない形式的な違反が日常的にあふれる状態をつくっておき、そのごく一部を取り締まり(元警察官僚・平沢勝栄議員によれば検挙率は0.005%)そこから生じる莫大なカネを天下り先へ流し込む、それが交通行政の実質といえる。
つまり「交通商法」。
 だから、「警察は交通安全(道路交通における正義)のために取り締まるはずじゃないのか」と怒る人が出てくる。違反があふれる状態があるため、マズイ運転をして捕まりながら「みんな違反してるのになぜ俺だけ」と不満を持つ人も出てくる。

しかも、この交通商法は運転者がみなとっととカネを払うことを前提に成り立っており、手間がかかることを嫌う。1件ずつ手間をかけていては毎年1000万件以上も処理できない。それで、運転者がキップへのサインを拒否したりすると、警察官は高圧的になり、ウソでだましたり脅したりすることも少なくない。

 私は昔、地回りのヤクザと顔見知りだったことがある。そのヤクザは、普段はすごく親しげで〝よい人〟に見えた。ところがある日、「よう、ちっとカネ貸せよ」と言い出し、断ると、恐ろしく凶暴な顔をした。
マジでゾッとなった。何もないときは人がよさそうにふるまっていても、思いどおりにならないと凶悪な本性がむき出しになる、それがヤクザなんだなあと実感した。

 なんとなく「警察=正義」と信じていた人にとって、取り締まりは警察の実質に触れる接点、幻想を否定される体験になるだろう。
 また、テレビなどに出てくる正義のヒーローは庶民の心を優しく酌んで人情味のある決着をしてくれるもんだから、そういうのに慣らされた人は
「正義の警察がどうして俺の言い分に耳を傾けてくれないんだ?」となりやすかったりする。

正義の警察は過保護の母親のように隅々までめんどうをみてくれると思い込んでいた人が、家庭や近隣のつまらないトラブルを解決(気にくわない奴を逮捕!)してくれと言ったが相手にされず、
「けしからん。警察は善良な市民を見捨てた!」と怒る、みたいなこともあるようだ。

 なんであれ、根拠のない幻想が否定されるのはいい。理想と現実は違うんだと気づくならいい。
 ところが、それじゃ終わらない。妙な方向へいってしまう人もいる。
 そこのところは精神科医の春日武彦さんの指摘が参考になるように思われる。同氏は『屈折愛 あなたの隣のストーカー』で、「理想化が裏切られたとき、ピュアでプラトニックであったからこそ」「平然と現実離れした残虐さが発揮されることになる」と述べている。

「警察=正義」という幻想、その幻想に基づく信頼は十分に「ピュアでプラトニック」といえる。
 同氏はまた『不幸になりたがる人たち』では、人間にとっていちばんやっかいなのが「被害者意識」であるとして、こう述べている。
「たとえば性格に問題があるがために世渡りがスムースにいかないような人たちが、世を『すねる』のと同義語のレベルで被害者意識を持つようになり、その結果として一見弱々しげな人物がひどく図々しい振る舞いをしてみたり尊大な態度を示すことがよくある。瑣末なことに反応して烈火のごとく怒ったり……」
 春日さんによると「被害を受けている『ワタシ』は正当化され、しかも労られ特別扱いされるべき存在と化す」ため、「被害者意識」は甘美なのだそうだ。
 ※焼糞日記2001年10月5日参照

 なるほど。〝不当な取り締まり〟や〝不適切な扱い〟を受けた者として「被害者意識」をゲットし、日々報道される警察犯罪・不祥事をテキトーにつまみながら「警察=正義」という幻想を後ろ盾に警察を非難するなら、いくらでも非難できる。その人が受けた取り締まりや扱いがほんとうに不当、不適切だったのかはどこかへ隠れてしまう。甘美だ。

 そして大事なのが、どんなにバカげた悪口を浴びせても警察はいちいち反論しないことだろう。事実無根のことで罵倒しても警察から「名誉毀損だ」と訴えられることはない。新聞への投書なんかだと、おかしなものは相手にされないが、インターネットへの(多くは匿名での)発信にはそういう制約がほとんどない。

 制約もなく反論・反撃されることもなく、言いたい放題。罵倒する者はついつい調子にのってしまう。ナニか立派なことを言っている素晴らしい人であるかのように、少なくとも本人自身は思ってしまう。たぶん実生活ではだれからも相手にされない者が、「悪い警察を叩く正義の人」を演じたつもりになって、寂しくちっぽけな自我を満たそうとする……。

 とまあ、大ざっぱだけどもそういうカラクリが、奥のほうに潜んでる場合もあったりするんじゃないかと私は想像するわけ。
 べつに、寂しい人だから悪いってわけじゃない。いちばんマズイのは、やっぱ「警察=正義」という幻想だろう。そんなものがあるから、その裏返しとしての、強い憎悪や被害者感情も生じるんだろうと思う。

 だいたい、正義なんて存在しないのだ。存在するのは、正義が少しでも実現される社会に近づこうとする「不断の努力」(※)だけなのだ。
 努力なんてメンドイ? まあね、世の中の問題ってのは多分野にわたってるから、しかめっ面で努力しまくってた日にゃメシを食うヒマもない。食うカネがなくなる(笑)。

 私は、交通のことについてはこう考えている。自他の安全と交通の円滑を守ることは、警察がどうこうには関係なく運転者に課された当然の責務であり、まずはそこをしっかり守る。そして、それでも取り締まりを受けたら、つまり自分の身にふりかかった行政行為が不適切と思ったら、そのときはちゃんと争う。

 要するに、普通に生活して、たまたま問題に直面したときだけちょっとマジになる。とりあえずはそこが基本だろうと思うのだ。普通が格好悪いと思うのは、自己顕示欲ばかり肥大な弱っちい人じゃないのかな。普通に楽しく生きるのは、ある種の強さが必要かと思うですよ。
 つーことで2004年も普通にいこうっ。


※「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」(日本国憲法第12条前段)


『ドライバー』(八重洲出版)2004年1-5号 より
 
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【信頼出来ない国】
日本の「30km」との違いが、「情報隠蔽」の憶測を広げたが、ある米軍関係者はこう解説する。
「80kmという数字は、米政府が半径30km以上での危険を探知しているという意味ではありません。これは米政府が発令する退避勧告の Phase 1(第1段階)が半径50マイル(80km)と定められていることによるのです」
こうした傾向はヨーロッパも同様。例えば16日付の英ガーディアン紙〔WikiLeaksと協力関係、Rothschild〕には、「日本はもっと広い範囲に避難命令を出すべきだ」(米原子力規制委員会委員)、「最悪の状態を考えないわけにはいかない」(欧州委員会エネルギー担当委員)などのコメントが躍る。
ヘリ放水作戦を伝えるドイツのデア・シュピーゲル(17日付)でも、「ヘリ作戦は失敗、原子炉は安定していないと思う」(ドイツ環境庁・核安全部長)。
在日外国人の大量国外脱出に拍車がかかるのも無理はなかった。
■米ニューヨーク・タイムズ(〔Rothschild〕18日付)は、東電と日本政府の対応が「心配になるほど不透明」で、今回の事態が「日本に信頼出来る指導者がいないことを浮き彫りにした」と指摘した。
 
これで企業不正捜査できるのか!?警視庁幹部続々天下り…現場にプレッシャー
「大物OBに恥かかせるな」 2013/11/21
「みずほ」「東京電力」「住友不動産」「野村證券」「日本マクドナルド」…天下り規制の盲点

 警視庁幹部の最新天下りリストを週刊現代が入手した。平成24年4月1日から25年3月31日までの1年間に、警視庁を退職した幹部の再就職先が記されている。
リストにある企業名は「みずほフィナンシャルグループ 上席審議役」「東京電力 部長」「住友不動産 嘱託」「野村證券 参与」「日本マクドナルド 法務部顧問」など有名企業ばかりである。
 公務員の天下りは規制が強まり、厳しく取り締まられているはずなのに、警視庁では人事課主導型の天下りが罷り通っているという。全国紙社会部記者がこう話す。
「確かに、国家公務員の天下りに関してはずいぶん厳しくなりました。しかし、警視庁は霞ヶ関にありながら、実は東京都の組織。そのため、盲点となってマスコミの批判を受けることもなく、今も天下りし放題なのです」

 ある銀行に天下っている警視庁OBがインタビューにこう答えている。
「一応は、コンプライアンス問題や、反社会的勢力の対応が私の主な任務ということになっています。
ですが、これまで2年間在籍して、仕事はほとんどありませんでした。そもそも社内には専門の担当者がいるので、私の出番はないんです」


 2人の警視庁OBがいる「みずほ」が暴力団への融資問題を起こして追及を受けているのを見れば、天下りは形だけだと思わざるをえない。もっと悪いのは、天下り警視庁OBの存在が捜査の中立性を妨げることもあると、ジャーナリストの大谷昭宏氏は言う。
「ある消費者金融には毎年のように警視庁から天下っていて、ついに元警視総監まで籍を置くようになった。その消費者金融に不祥事を持ち上がった際に、警視庁内から『大物OBに恥をかかせるわけにはいかない』という声が出て、なかなか捜査に着手できなかったということが実際にありました。天下りは、このような不正の温存にもつながりかねない」

 東京電力は警視庁OBを受け入れている理由をこう答えている。
「電気事業を営んでいく上で、当社社員にない警察OBとしての豊富な経験や専門知識を有している者として採用している」

 原発反対運動のデモを取り締まらせるつもりなのだろうか。
しかも、天下警視庁OBの待遇はことの外いいという。公益財団法人・東京タクシーセンターの担当者が明かしている。
「常勤の常務理事として来ていただいています。常勤の場合、週に3日以上の勤務と定めています。報酬は月額65万円でボーナスも出ます。年間の報酬は1100万円です」
先の大谷氏がこう続ける。<「彼らがどこに再就職しようと、能力を買われているなら構いません。問題なのは、警視庁側が事実上『おまえのところは何人引き受けろ』と、企業に採用枠を押しつける形なっている場合です。長年にわたる先輩からの申し送りで、ポストが指定席化しているのに、表向きは『企業側から強い要請があったため』と言ってごまかしている」

 猪瀬直樹都知事はこの天下り問題をどう考えるのか。見解を聞いてみたいものである。(続く)

Jcastテレビウオッチ
2013/11/21 17:21