脱・北海道電力大作戦 自家発電十ヶ年計画 No.3
Home Generation 2015.9.17
Back Number No.1 No.2
自家発電計画
その3
我が家のソーラーパネル全景
車庫の上に取り付けたソーラーパネル1
車庫の上に取り付けたソーラーパネル2
屋根の上に取り付けたソーラーパネル1
屋根の上に取り付けたソーラーパネル1裏
屋根の上に取り付けたソーラーパネル2
屋根の上に取り付けたソーラーパネル2
自宅南側
自宅東側
自家発電計画3年目、ネット通販で多結晶ソーラーパネル230Wを18枚購入。価格は送料込みで256,000円。
1枚あたり、14,200円程度ですから破格です。現在はその倍以上すると思います。
取り付けの際、一番苦労したのが、1枚16 Kgもあるパネルを屋根の上に上げることでした。
最初は、背中に背負って上げたのですが、屋根(タラップ)の上に着いた途端、ロープがほどけて下に落ちてしまいました。危なく、手伝ってくれた妻の頭にぶつかるところでした。
そこで、電動ウィンチを購入することになったわけです。

購入した電動ウィンチ
【特徴】・家庭用100V電力でどこでも作業可能!
・緊急停止スイッチ付きのリモートコントローラー
・誤操作を防止するための回転式ノブを採用した安全装置付き電源ボタン

この電動ウィンチは非常に便利な物で、ソーラーパネルにワイヤーを引っ掛けて、リモコンのボタンを押すだけで、スルスルスルと屋根の上に上がってきます。当然と言えば当然ですが。

実際はこのようにオプションフレームが必要です。
約、1ヶ月くらいかかって、ソーラーパネル18枚の取り付けが完了し、前回までの分と合計し、全36枚になりました。
これで、全発電量は最大約7920W(7.92Kw)になったわけです。
しかし、これは昼間の晴天時の発電量であり、またパネルの角度が積雪を考慮して「ほぼ垂直」であるため、効率の低下は避けられません。
そこで、今後は、夏場の角度を最適になるよう調整しなければならないと考えております。
更に、高電力のインバーターと、充電用のリチウム電池の採用など、多くの課題が残されています。
年金生活者としては、相当きつい対策になりそうです。

1年で壊れた安物のインバーター(上)
現在使用しているCOTEK コーテック のインバーター
【正弦波インバーター/DC-ACインバーター24V)
詳細は下の資料を参照
【資料】 COTEK コーテック [正弦波インバーター/DC-ACインバーター]  S1500-124 (出力1500W/電圧24V)
脱・北海道電力大作戦 自家発電十ヶ年計画 No.2
Home Generation  2012.11.14
Back Number  No.1
自家発電計画
その2
 自宅全景(築35年)
ソーラーパネルを15枚追加して、合計18枚にしました。現在の発電電力は最大で3.6KWになりました。※2012年11月現在
自宅南東側1
 自宅南東側2
自宅南東側3
 
 自宅南西側4
自宅東南側1
◆ボイジャー・ディープサイクルバッテリー
追加用(5個)
 配電盤(表)
ただ今、配線準備中です。
 今年は、節電と電力節約のためか、石油ストーブが飛ぶように売れているとのことです。
北海道は、高橋知事を先頭に「日本の食糧基地」を目指しておりますが、ちょっと昔は、石炭産業が盛んで、「日本のエネルギー基地」でもありました。
 その後、我が国のエネルギーは、石炭から石油へ、そして原子力へと移り変わり、石炭産業は壊滅しました。炭坑があった夕張市や羽幌町などに行きますと、その名残が見られます。
 3.11の原発事故で、原子力村の連中は当然として、石炭産業に携わってきた人たちも、まさか日本が、このような事態になるとは、予想もしなかったことでしょう。
 東北や関東、そして日本中の至る所で、放射線量が上がり、土壌や水源が汚染され、太平洋までも危機的状態が続いています。
 仮に福島県全体を除染するには、数十兆円~数百兆円かかると言われています。しかし、福島県の約70%は山林ですので、除染は不可能です。
 また市街地や農地をいくら除染しても、山林から花粉のように放射能が降ってきて、元の木阿弥になってしまいます。更に、福島第一原発の破壊された原子炉から、現在も放射性物質が飛散しております。
 結局、事故を起こした原子炉を完全に収束させ、廃炉にしなければ、福島県の市町村を、いくら除染しても無駄と言うことになります。
 それにしましても、原発事故の原因を作った、歴代政権、マスコミ、キャスター、評論家、原子力学者や広告文化人らは、いまだに何の責任も取らずに、のうのうとのさばっています。こういう連中のことを、私は「厚顔無恥」と言っています。
 さて、北海道では、冬場7%の節電を要請されています。夏場も7%で、冬場もまた7%というこの数値の根拠は分かりませんが、まず、停電対策をすべきと考えます。
そこで、私も乏しい知恵を絞りました。

★北海道の停電対策について★
 北海道の暖房は灯油が主流ですが、石油暖房器機は、50~100ワット程度の小電力がなければ動作しません。
 その対策として、停電の際、マイカーの「シガーライターソケット」に、市販されている小型のDC/ACインバーター(交流100V)を取り付け、室内に引き込めば解決できます。特に医療器機を使っている家庭では必需品です。動作させる場合は、マイカーをアイドリング状態にします。停電は数分から長くても1時間程度ですので、燃料(ガソリンや軽油)の消費については大きな問題はありません。
■「インバーター」例>http://amzn.to/QBkwW1

★停電対策 インバーターとは★
 インバータ(Inverter)とは、直流電力から交流電力を電気的に生成する(逆変換する)電源回路、またはその回路を持つ電力変換装置のことです。
インバーターとは
「ウィキペディア」>http://bit.ly/TuB5A9

また、省エネには、まず家屋の断熱でしょうね。
 昔、父親は、ビールを飲みながら石炭ストーブが真っ赤になるまでガンガン焚いて、部屋が暑ければ、真冬でも窓を開けました。いまは省エネで、FFストーブをエコモードで焚いています。
 次に、節電対策ですが、いま、北電から完全独立するため、自家発電計画(左のコラム参照)の進行中です。
これからのエネルギーは、自前で調達する時代が来ると思います。では。
秋の風景2012

 自宅の屋根の上(アマチュア無線のアンテナ)

自宅裏山の紅葉(自宅前から撮影)
脱・北海道電力大作戦 自家発電十ヶ年計画 No.1
Home Generation  2012.8.30
自家発電計画
ネット価格12,500円(1枚)
年々、ソーラーパネルなどのパーツの価格が下降傾向ですので、一気にやるよりも、毎年増設した方が安上がりです。ちなみに今回購入したソーラーパネル(190W)は1枚12,500円でした。
自宅の屋根に仮止めしたソーラーパネル
写真は2枚ですが、今月1枚追加しました。
ソーラーパネルの出力電圧
(DC41V/開放状態)
 ◆ Xantrex C35 チャージコントローラー
 実勢価格11,980円
 ◆ ボイジャー ディープサイクルバッテリー M31MF
実勢価格11,896円
◆大自工業 正弦波サインウェーブ インバーター  定格300W 瞬間500W  SXCD-300
実勢価格14,800
毎年、発電容量を500Wづつ増設する
予定です。
◆ソーラーチャージコントローラー
「ディープサイクルバッテリー」のチャージと街灯などの夜間照明時間コントロール
(実売価格10,000円前後)
◆夜間電源用インバータ (300W)
 街灯など、交流100V300W電源
(実売価格5,000円前後)
◆商用電源自動切換機
『動作の概要』
ソーラーパネルにより発電され、インバーターを通して供給される交流100Vは、コントローラーの保護回路が作動したり、バッテリーから供給される電力が低下した場合、インバーターの交流出力電圧が遮断されてしまいます。
商用電源自動切換機は、インバーターからの電源供給が停止すると自動的に商用電源に切り替わり、また、インバーターからの供給が可能になると、自動的に自家発電の供給に戻す働きをする装置です。

(実売価格12,000円前後)
 
今年からは、自家発電で「脱・北電」を考えています。
屋内配線を変更するため、北海道電力に問い合わせたところ、「電力メーターの出力側は、契約者がどのように扱っても良い」との返答でした。そこで私は、ソーラー自家発電から始めることにしました。
発電の最終目標は、合計5キロワット程度(190Wのソーラーパネル26枚)のソーラーパネルを屋根に設置。
蓄電は、12V120アンペア程度のバッテリーを10~20台。そして、充放電コントローラーとDC-ACインバータによる自家発電を計画しました。
問題は経費なんですが、年金生活ではキツイですね。
そこで、一度では無理ですので、10年くらいかけて段階的に太陽光に切り替えると、家計にもそれほど負担がかからないと考えました。
1年に0.5キロワットの自家発電で、10年後には、なんとか目的を達成できますね。一般家庭が自家発電に切り替えることで、脱原発の一環にもなると思います。

ところで、北電がテレビなどで「今夏7%以上の節電」のお願い(指示)をしておりますが、我が家の場合、昨年同月比で、何と30%以上(「約200KW/月」の節電)を達成しました。この分では、三~四年で脱北電を達成できそうです。
節電効果が大きいのは、やはり、保温式電気ポットや炊飯ジャー、そしてウォッシュレットなどの電熱家電ですね。
エアコンは、電気を爆食いするので三年前に外しました。
残るは冷蔵庫(二台)の省エネ化です。
来年は1キロワット、できれば2キロワットまで発電容量を増やす計画です。今後は、「風力発電」や水道を利用した「水力発電」そして家庭用の「蒸気タービン発電」も検討したいと思っています。
自家発電改良型基本図
作成日2012/08/28
石炭ストーブの話し
 
カマダ貯炭式ストーブ
札幌は、もうそろそろ9月だというのに、ここ数日、暑い日が続いております。この時期、私がまだ20代の頃、北大生協でストーブの展示即売会がありました。私も何回か購入して、自宅で試運転をした経験があります。当然の事ながら暑かったですね。
昔の少年時代は、石炭ストーブが全盛でした。
石炭を運んできたトラックが、道路に山積みしたので、その石炭を炭小屋に何時間もかけて運搬した記憶があります。石炭の量は3トンくらいですが、子供の私にとって辛い作業でした。貯炭は冬が到来する前の年中行事であり、また兄弟で遊びながら運んだものです。
当時、我が家のストーブは、キングストーブやカマダストーブをよく使いました。石炭の全盛時代が終わる頃、最後に使ったのは、改良型のルンペンストーブでした。
この改良型とは、ストーブに詰めた石炭が燃え尽きたとき、従来のルンペンストーブのようにストーブごと取り替えるのではなく、内釜の燃焼部分だけ取り替えられるため、煙突からストーブ本体を外す必要がないので便利で清潔でした。
何れにしても、石炭の着火が難しかったですね。着火するには、新聞紙と木材を細かく切った「焚き付け(木っ端)」を使用するのですが、なかなかうまく着火できません。一度着火できれば、石炭が燃え尽きない限り一日中燃焼しますが、とにかく難しかったです。
その後、「文化たきつけ」という便利な物が出現しました。
どういう物かと言いますと、オガ屑を圧縮して油(灯油)をしみこませたもので、マッチで火をつけるだけです。これを使えば、新聞紙や細かく切った木っ端などは必要ありません。この「文化たきつけ」は、現在でもキャンプ等で、木炭の着火用に使われているようです。
また、石炭ストーブの場合、燃料である塊炭が燃焼しやすいように、細かく砕かなければなりません。当時、炭小屋で弟と『俺ら炭坑夫』の歌を歌いながら、大きな塊炭を極大の金槌で割ったのを思い出します。

俺ら炭坑夫(昭和32年)
作詞:横井 弘 作曲:鎌多俊与 歌:三橋美智也

1.おいらはナァ 生まれながらの 炭坑夫(たんこうふう) 
身上(しんしょう)はつるはし 一本さ でっかいこの世の 
炭坑を 掘(ほ)って掘って また掘って いつになったら 
幸せを エー 掘り当てるネ エンヤコラショ エンヤコラショ

石炭ストーブで、一番大きな問題は煙突掃除でした。煙突が詰まると、ストーブが不完全燃焼してうまく燃焼しません。多いときには1週間に一度は、煙突掃除をしたものです。
これには相当手間がかかりました。それは、「煙突掃除用のブラシを煙突に通すだけ」という、いとも簡単な作業なんですが、そのブラシを煙突に差し込んだだけで、黒いススがドバーと出てくるのです。その出てきたススを、大きな袋に入れるのですが、四方八方に飛び散るので、顔や手がススだらけになることもありました。当時「煙突掃除屋」という職業があったくらいです。
その後、日本のエネルギーが石炭から石油の時代になり、その切り替わる頃、ポータブルの石油ストーブが売れ始めました。
今思えば、大型の石炭ストーブに比べて、石油ストーブは火力が弱かったように思います。まあ、石炭ストーブの時代は、ストーブが真っ赤になるまで焚きました。私の父親は、厳冬期でもステテコ姿でビールを飲んでいたくらいです。また暑すぎると、真冬でも窓を開けて過ごしました。
現在、我が家の暖房は、石油ストーブと温水セントラル暖房を使用しております。
年間の灯油消費量は約2000リッターです。
「消費量が多すぎる」と言われそうですが、4人世帯ですので、北海道では標準と思います。
 
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将軍:「人の世の生き血を啜り、不埒な悪行三昧、悪代官!いさぎよく腹を切れ!」

代官:「まことの将軍様がこのような場所に来られるはずがない。
将軍様の名を騙る狼藉者だ!。
出合え、出合えっ~!」
歴史的な背景
 多くの現代人が抱くイメージに反し、「悪代官」と言われるような代官は全くいなかったわけでもないが、実際には問題が発生すれば多くの場合はすぐに罷免され、時には切腹も有り得るなど、江戸時代の代官は厳しく管理されていた。
また、代官の仕事は非常に多忙で、ほとんどの代官は時代劇で取り上げられているような悪事を企んでいる暇さえもなかったのが実情らしい。
(ウィキペディア「悪代官」より)
桃太郎侍 鬼退治
 
・ひとつ、
 人の世の生き血を啜り
・ふたつ、
 不埒な悪行三昧
・みっつ、
 醜い浮き世の鬼を退治てくれよう、桃太郎
 
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世界も驚く名言集
 
北電 原発の 危険性を認める
北海道電力泊原発は、耐震性が不十分などとして、北海道民ら612人が北電を相手取り、同原発1~3号機全ての廃炉などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、札幌地裁(千葉和則裁判長)で開かれた。
北電は提出した答弁書で原発に絶対的な安全性を求めることは不可能などと表明した。
弁護団によると、全国の原発をめぐる同種訴訟で、電力事業者など被告側が原発について絶対安全との主張を自ら否定する答弁書を提出したのは初めて。
(時事ドットコム)
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恐らくは,無理なことを言うなという意味で原発に絶対的な安全性を求めることは不可能と言ったんだと思いますが,実に面白い。

事故が起きたら死んでくださいと言っているのと同じだということに気付いているのでしょうか?
 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)より