NHKの不祥事



 放送法
第一章 総則
第一条  この法律は、左に掲げる原則に従つて、放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ることを目的とする。
 放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること。
 放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること。
 放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること。
 放送法違反のマスメディアを弾劾しよう。
 


 連日のように、BSを利用して反共・反社会主義プロパガンダを展開しているNHKですが、その目的は、「言論の自由を守る」という名目と耳障りの良さで「自分たちの既得権を守る」ためと言わざるをえません。
 彼らがよく使う「市民道民のため」とか「国民の立場に立って」の市民道民、国民と は、いったい誰を指すのでしょうか。 市民道民、国民には貧困層(道民の年収は300 万円以下が多数)から富裕層(年収1000万円以上の資産家や上級公務員、報道関係 者など)まで様々であります。
 更に「支配者と被支配者、使用者と被使用者の利害を一緒くた」にされたのでは、た まったものではありません。
 人類の歴史は階級闘争の歴史であり、有史以来、奴隷制度、封建制度、植民地制度(帝国主義)、全体主義、軍国主義、修正(社会共産)主義、資本主義、全て 被支配層が支配層に対して反抗」してきたという歴史であります。
 地球上に国家や軍隊が存在する限り、100年、1000年経っても、この戦いは永遠と続き、全ての国家から国境と軍隊が消滅し地球連合体になって、初めて平和と自由が訪れるのです。 石川 栄一
 
■ 概説
[NHK民営化」も参照]
NHKはテレビを所持している国民から貰う受信料で運営されており、特定の団体や人物に偏 った報道は禁止されている上、営利活動は制限されているにも関わらず、民間企業から金品を受け取ったりするなどのケースが多々見られる。

NHKの不祥事
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
NHKの不祥事(エヌエイチケイのふしょうじ)では、日本放送協会(NHK)で起きた問題のある出来事を取り上げる。
一覧
■ 2000年以前
  • 1969年(昭和44年)、当時の前田義徳会長が「長い髪の毛のグループサウンズは出演させない」と発言し、国会で参考人招致される。
  • 1976年(昭和51年)8月24日、当時の小野吉郎会長がロッキード事件で逮捕された田中角栄元首相を見舞ったことが問題となる。小野は日本放送労働組合の運動などにより辞任に追い込まれた。
  • 1981年(昭和56年)2月4日、ニュースセンター9時で「ロッキード事件5年の真実」で三木武夫元首相の発言がカットされ、国民から批判される。
  • 1989年(平成元年)4月、当時の池田芳蔵会長がNHK幹部から言語不明瞭と批判されて辞任。
  • 1991年(平成3年)7月、当時の島桂次会長が野中広務から国会虚偽答弁の責任を追及され、引責辞任。同時に海老沢勝二専務理事も解任された(後に復帰し副会長に就任)。
  • 1992年(平成4年)に放送されたNHKスペシャル『禁断の王国・ムスタン』にやらせがあった。同番組の制作にあたって、日産自動車の協賛(自動車2台と1000万円以上と言われる資金)を受けていたことが発覚。

■ 2002年

  • 4月28日に放送されたNHKスペシャル『奇跡の詩人』の内容が国会等でも問題となる。放送で、取り上げられた治療法に科学的根拠がほとんど無いことがインターネットを中心に指摘[1]され、子供との文字盤での指さしの会話が文字盤がゆれ動き子供が寝ているときにも進行するなど、母親の自作自演と思われるにもかかわらず、NHK側は「我々が見たから正しい」とのスタンスであった。裏付けの欠如した釈明に終始し説明責任を放棄し大きな問題となる。放送終了直後関連書籍を発行した講談社とのタイアップ疑惑も指摘された。
■ 2004年
NHK紅白歌合戦の担当プロデューサーによる制作費の不正支出が発覚したことがきっかけとなり、さまざまな問題や不祥事が明るみに出た。NHKは激しい批判にさらされ、受信料の不払いが続発した。この時、職務が変わらないにもかかわらず、年功的に昇給する「わたり」や昇給短縮が給与慣行として行われてきた現状が指摘されている。[2]

不祥事を受けて、2004年9月9日に衆議院総務委員会では海老沢勝二会長の参考人招致を行ったが、普段は国会を中継するNHKがこの日だけは「編集権の問題」として中継せず、TOKYO MXとテレビ神奈川が京浜地区で生中継を行った。

2004年9月11日に総合テレビとラジオ第一放送で1時間の謝罪番組が放送され、総務委員会の様子の一部が放送された他、海老沢も出演し謝罪した。又、同年12月4日放送の『NHKニュース7』でも一連の制作費不正支出事件に関してのお詫び放送に出演した。

同年12月19日には『NHKに言いたい』というタイトルで視聴者からの声を海老沢と外部の有識者の出演で放送。海老沢は9月9日に国会の参考人招致を生中継しなかった事を判断ミスだったと陳謝し、NHK再建に向けて取り組んでいくと表明した。しかし、相次いだ不祥事で視聴者の信頼を回復できず、2005年1月25日に会長を辞任したが、顧問に就任。週刊紙等で多額の退職金及び顧問料が支払われると報じられ、批判を浴びた。

■ 2005年
  • 5月10日に放送された『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』において、放送内容に事実と異なる点が多数見受けられた。同回は書籍版への掲載が見送られ公式サイトからも削除された。また、以前からの視聴率低迷ややらせに加えてこの事件がきっかけとなり、視聴率がさらに低下したことなどから同年12月28日に同番組は終了した。
■ 2007年
  • 2月16日、NHK情報ネットワークの社員の私用パソコンがファイル共有ソフトWinnyを通じて暴露ウィルスに感染、「およそ130人分の外部の方の個人情報」(名前やメールアドレス、電話番号など)を含む取材情報が外部流出。[3]
  • 9月12日、NHK関連33団体の2005年度末の余剰金が計886億8800万円に上ることが会計検査院の調査で判明し、改善を求められた。[4]
  • 9月16日放送の『NHK海外ネットワーク』において、インドの経済発展について特集した際、番組中で自動車を購入したとして紹介された農家の男性が実際には購入していなかったことが発覚した。購入後に車で移動するシーンまで紹介されていたが、実際には販売店の指示で購入したように振舞っていただけだった。NHKは、2010年5月29日放送の同番組内で「確認が不十分だった」として、視聴者に謝罪した。[5]
■ 2008年 
  • 4月、NHKがニュース番組で、企業による風力発電のファンドが設立されたとの内容のニュースを放送するに当たり、札幌市在住の写真家が撮影した風車の写真を使用し放映したが、この写真使用に当たり、写真家が「写真を無断使用された」として、NHKや取材担当の記者を相手取り、札幌地方裁判所に訴訟を起こした。NHKは「事件報道では、出所表示の慣例や義務はない」と主張したが、2010年11月10日に同地裁は、「写真はファンド設立とは無関係」などとして著作権・著作者人格侵害を認定、NHKなどに対し約40万円の支払いを命じた[6]
  • 1月17日、複数の職員によるインサイダー取引が発覚[7][8]。関係した3名のスタッフは同年4月10日付で懲戒免職となった(詳細はNHK職員によるインサイダー取引事件を参照)。
  • 1月30日、NHK経営委員会の菅原明子委員が社長を務める会社が所得隠しを指摘され[9]、辞意を表明。
  • 3月28日、「ラジオ名人寄席」(NHKラジオ第1放送)で、音源の無断使用を指摘されたパーソナリティの玉置宏が降板し、番組が打ち切りとなった。[10]
■ 2009年 
  • 3月5日、『クローズアップ現代』取材中に外部プロダクションのカメラマンらが線路からほとんど離れていない場所に三脚を立て、列車の運行を妨害。[11]
■ 2010年
  • 7月2日、NHKの関連団体・NHKサービスセンターで、派遣従業員として勤務していた女性について、名目は専門業務派遣だったにもかかわらず、実際は庶務的な一般の職務に就かされていたとして、東京労働局が同サービスセンターに対し「偽装派遣である」として指導を行い、同センターが直接雇用に切り替えていたことが判明した。[12]

■ 2011年

  • 10月17日、情報番組「あさイチ」内で、東日本大震災による福島第一原子力発電所事故の影響で発生した放射性物質に関して、食事に含まれるセシウムの放射線量について、誤った数値を放送していた。[13]

■ 2012年

  • 2月16日、松山放送局が放送した『おはようえひめ』で、実際には発生していない事件の速報テロップが約2秒間流れた。職員の操作ミスによって、放送試験用の字幕が誤って流れたとされている[14]。また、この事故の原因調査の過程で、同局の原稿閲覧システムを、アクセス権限のないアルバイトが日常的に操作してきた疑いが出ている。[15]

NHK広報局が昨夜のエイプリルフールジョークについて「一部の方に非常に不快な思いをさせてしまいました」と謝罪し、ツイートを削除したことをTwitterにて報告している。(ツイログにはまだ残してあるという)

  • 4月1日

 エイプリルフールまとめ記事でも紹介していたが、削除されたつぶやきは以下のようなものだった。

“【お知らせ】本日、NHKと全ての民放が合併して国営放送になりました。今後は日本放送会社木履連盟(NHKPR)として、着物を着たアナウンサーが青い背景の前で、やや絶叫気味にニュースをお伝えする予定です。今後ともNHKPRの活動にご理解をよろしくお願いいたします。 #エイプリルフール”

 「不快にさせた」というのはおそらく、中ごろにある「着物を着たアナウンサーが青い背景の前で、やや絶叫気味にニュースをお伝えする」という部分が、北朝鮮のニュース番組を連想させるためだろう。実際に苦情などが寄せられたかどうかについては不明だが、その後のツイートで「タイムラインを拝見していて、不快に思われていらっしゃる方がいたようですので、削除いたしました。」とフォロワーには説明している。

  • 4月23日

 NHKによると、番組は「晴れ、ときどきファーム!」で、3月4日に放送された。同26日の再放送後に視聴者から数件問い合わせがあったため、同署に届け出たという。撮影は2月6日に行われ、女性グループ「MAX」の3人が軽乗用車の運転席と後部座席に乗った。東京都内から千葉県内のロケ地へ向かう車内の様子を、助手席から撮影。運転席と助手席のヘッドレストが邪魔になると番組ディレクターが判断し、外して走行したという。

 ヘッドレストは頭部を保護するために装着が義務づけられている。NHKは「法に触れることに気づかず放送した責任を重く受けとめる」とコメントした。


■ 脚注
  1. ^ 滝本弁護士サイト
  2. ^ 第160回国会 総務委員会 第3号
  3. ^ 報道発表。
  4. ^ NHK関連団体の剰余金886億円、検査院が改善求める 読売新聞、2007年9月12日
  5. ^ 「自動車購入農家、実は買ってなかった」NHK謝罪 3年前のインド特集で 産経新聞 2010年5月29日
  6. ^ NHKに40万円支払い命じる…写真無断使用で 読売新聞 2010年11月10日
  7. ^ NHK広報局 「職員の株取引を巡る証券取引等監視委員会の調査について」日本放送協会、2008年1月17日。
  8. ^ 「 取材先の企業、事前にNHK側に警告」TBS 2008年1月18日。
  9. ^ 「NHK経営委員経営の会社が所得隠し・東京国税局指摘」日経ネット 2008年1月30日。
  10. ^ 「 NHKが音源無断使用「ラジオ名人寄席」を打ち切り」産経新聞 2008年3月28日。
  11. ^ NHK番組撮影中、電車止める 線路から2.5メートルに三脚 産経新聞2009年3月7日
  12. ^ 偽装専門職:NHK関連法人に派遣、労働局指導受け直接雇用 毎日新聞 2010年7月3日
  13. ^ NHK:情報番組でも謝罪…セシウム測定ミス 毎日新聞 2011年11月25日
  14. ^ NHK:松山放送局、字幕で誤報 毎日新聞 2012年2月16日
  15. ^ NHK:権限のないバイト、原稿端末を操作…松山放送局 毎日新聞 2012年2月25日
■ 関連項目

■ 日本放送協会

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